月と花   作:しらたま_1213

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これから本編が始まります!基本的には原作通りに進めていきます。
そして風太郎と翼は高校で再開し2年の夏休み明けからスタートします。
それではどうぞ。


最悪の出会い

とある高校2年の夏休み明けの日

風太郎と翼は学食で昼食を取ろうとした

 

翼「風太郎、この社会の答えなんだけど...」

風「ああ、この問題はな…」

 

俺と風太郎は授業でやった小テストを見直ししていた。......まぁ風太郎は必要ないと思うが

 

翼「風太郎は相変わらず満点か〜、なんでいつもそんな点数とれるんだ?」

風太郎「特にそれといったことはやっていないぞ?ただ復習して望んでいるだけだからな」

翼「(その復習が異常だと思うんだよな…...)」

 

そして食堂に着きお互いにいつものを頼む。

 

翼「焼肉定食で」風「焼肉定食焼肉抜きで」

 

二人は一緒のようで違う物を頼む。

 

翼「毎回思ったんだけど風太郎って焼肉食べた事あるの?」

風「あんな豪華な食事には勿体ないからな」

「それにこっちの方が1番安いし味噌汁とお新香付だからな!水も飲み放題!」

翼「(やっぱこいつは頭が拗れているな……)」

「(たまには自分のご褒美で頼んでもいいのに…)」

「(しょうがないな…)」

翼「俺の焼肉半分あげるよ」

風「え?いいのか?」

翼「今日の小テストの満点と俺に復習を手伝ってくれたお礼だと思っていいよ」

風「ありがとう!おお!俺の食事が豪華になっていく!!」

翼「(ただ焼肉置いただけなんだけどな......)」

 

そんなやりとりがありながら風太郎達にとってはいつも座っている食堂の席に着こうとした。

その時。

 

風「!!」五月「!!」

 

風太郎と知らない女子生徒が同タイミングで座ろうとしていた。

 

翼「(?あの制服...転校生か?)」

 

五月「あの!」

「私の方が先でした、隣の席が空いてるので移ってください!」

風「は?ここは毎日俺達が座ってる席だ、あんたが移れ」

翼「ちょっおい!俺は別にいいから!」

五月「関係ありません!早い者勝ちです!」

 

風太郎と女子生徒は睨み合いどちらも1歩も引かない状況になっている。

 

翼「(どっちも頑固だな...俺が仲裁に入るか...)」

翼「風太郎、俺はいいから 。俺が隣の席に座る。」

風「翼!?でも!」

翼「そんで風太郎が反対側に座る、君もそれでいいよね?」

五月「そうですね...すみませんご迷惑をおかけてしまって」

翼「いや、大丈夫だよ。それにこれ以上騒ぎになるのは御免だからね」

五月「すみません...」

風「翼、俺は別にお前のことを思って」

翼「だとしてもだ。はぁ...今日はこれで我慢してくれ」

風「ぁ......分かったよ。」

 

翼は風太郎に対し叱りつつも最後は笑顔を見せ「今日はしょうがないよ」と思わせて事を済ませる。

 

風太郎と女子生徒と俺でそれぞれ食事をする中女子生徒から言葉を発する。

 

五月「!行儀が悪いですよ」

 

風「何?「ながら見」してた二宮金次郎は称えられたのに俺は怒られるの?」

五月「状況が違います!」

翼「俺も同感」

 

女子生徒は風太郎を睨み翼はジト目で風太郎に対し言い放つ

 

風「テストの復習をしてるんだ。ほっといてくれ」

五月「へぇ〜?食事中に勉強なんて...余程追い込まれているんですね?」

「何点だったんですか?」

 

女子生徒は今日の授業で行った風太郎の小テストを本人から奪い取る。

 

風「あ、おい!見るな!」

翼「やばっ!」

五月「え〜...上杉風太郎くん、得点は......!?」

「100点!?」

風「あーーめっちゃ恥ずかしい!」

五月「んんん!!!」

翼「あ〜またやっちゃったよ」

 

風太郎はわざとテストを見せ女子生徒に小馬鹿する。風太郎はテストを誰かに見られるとお決まりにこの行動をする。

 

翼「ったく...いい加減それやめろよ...」

五月「わざと見せましたね!?」

風「なんのことだか」

五月「うう...悔しいですが勉強は得意でないので羨ましいです...」

翼「え?そうなの?」

五月「ええ...こればかりは認めざるを得ません...」

翼「そっか.....(俺は風太郎のおかげで苦手な教科もなんとかなってるから運が良かったのかもな)」

五月「そうです!!」「私良いこと思いつきました!!」

翼「?」

五月「せっかく相席になったんです!」「勉強教えてくださいよ!」

翼「確かに!お前勉強得意じゃん!学年トップだしせっかくだから教えてあげたら?」

五月「え!?そうなのですか!?」

翼「そうそう!しかも今まで1位から落ちたこと1回もない」

「俺はこいつにいつも助けられてる」

五月「そうなんですね!是非教えてく」

 

女子生徒は勉強が得意でない事を認めつつ風太郎に提案を求める。......だが

 

風「ごちそうさまでした」

五月「ええっ!?」

翼「ちょっ!おい!?」

 

風太郎は女子生徒の提案を無視するかのように席から立ち上がる

 

五月「食べるの早っ...」

翼「風太郎!いいのかよ?」

風「俺は自分の事で忙しいからな。それに翼以外に勉強を教えるつもりはない」

翼「だからって...」

 

風太郎は理由を言い放ち立ち去ろうとする。

 

五月「ちょっと待ってください!」

風「なんだ?」

五月「あなたが教えてくれないのなら仕方がありません。ただ...」

「...お昼ご飯それっぽっちでいいのですか?よろしければ私の分も少し分けましょうか?」

風「いいや、満腹だね」

「むしろ、あんたが頼みすぎなんだよ」

「太るぞ」

五月「!!ふとっ...」

翼「なっ!(あいつデリカシー無さすぎだろ!?)」

 

風太郎は彼女に対しそう言い放ち食堂から立ち去った。

 

五月「全く!!なんなんですかあの人は!!」

翼「ま、まぁまぁ落ち着いて!あいつめっちゃ弄れてるけど悪いやつじゃないからさ!ね?」

「(ったく...風太郎のやつ言葉の選び方考えろよなぁ...)」

五月「ですが!!...はぁ...」

翼「ごめんね、あいつ俺以外は関わりを持たないからさ」

「代わりと言ってはなんだけど許してやってくれないか?」

五月「いえ!あなたが謝るべきではないですよ...」「それよりもあの人のデリカシーの無さは初めてです!!」

「ふん!!」

 

女子生徒は翼に慰められ少しは冷静になるも風太郎に対しまだ根に持っている。

 

翼「(やべぇどうしよう...なんか別の話題を考えないと...あ、そういえば)」

「ねぇ、その制服うちのとは違うけどもしかして転校生?」

五月「え?あぁそうですけど...」

翼「それにその制服って黒薔薇女子だよね?あのお嬢様学校の」「なんでこの高校に?」

 

翼は彼女の沸点をなるべく抑えるために別の話題を持ち込んでいく。

 

五月「ああ...父の転勤がありましてね!それで仕方なくここに来たんです!」

翼「そうなんだね(なんか一瞬暗い顔した?気のせいか)」

 

翼は一瞬彼女の表情に疑問を持つ。

 

五月「あ!そうです!あなたに教えてもらいたいです!」

翼「え?」

五月「さっきの勉強です!あなたはどうなんですか?」

翼「え、えぇーと...まぁー英語と数学なら」

五月「そうなんですね!是非教えてください!」

翼「ええ!?」

五月「ダメですか?」

翼「き、急に言われても...」

 

翼は急な彼女の要望に戸惑ってしまう。

 

翼「(.........風太郎に強く言えないかもな...俺もあんまり他の奴とは深く関わりたくない...)」

「(......でも)」

翼「まぁ...時間があったらな」「(あんな顔されたらな...)」

 

翼は戸惑いながらも視線を逸らしながら彼女に言う

 

五月「ありがとうございます!」

 

彼女は嬉しそうな顔をした後翼にお礼を言う。

 

五月「そういえば自己紹介がまだでしたね!私は中野五月と言います。」

翼「あ、あぁそういえばそうだったな、如月翼。よろしく」

五月「こちらこそよろしくお願いします(ニコッ)」

 

お互いに自己紹介した後五月は笑顔で振る舞うが翼は少し苦笑いをする。

 

 

風太郎side

 

風「(関わりすぎたかな.........まいっか)」

「(どうせもう話すこともない相手だ)」

「(?...らいはからだ)」

 

食事を済ませた風太郎は自分の携帯がなっていた事にきずいた。そして誰もバレないようにすぐ様トイレに駆け込み電話をくれたらいは宛に折り返す。

すると

 

らいは「お兄ちゃん!!お父さんから聞いた!?」

風「ど…どうしたらいは落ち着いて話してくれ」

らいは「あ、ごめんね」

「うちの借金なくなるかもしれないよ」

 

風「............は?」

 

風太郎は小学生の頃に家族が借金にあったため返済のために風太郎はバイトをやり続けていた。だがついにそのバイト生活が終止符を打つことになると妹のらいはから電話越しにそう伝えられる。

 

らいは「お父さんがいいバイトを見つけてきたんだ。最近引越してきたお金持ちのお家なんだけど、娘さんの家庭教師を探しているんだ」

 

「アットホームで楽しい現場!相場の5倍のお給料が貰えるって!」

 

風「......裏の仕事の匂いしかしないんだけど..」

 

らいは「人の腎臓って片方なくなっても大丈夫らしいよ」

風「俺にやれと!?」

らいは「うそうそ、成績が悪くて困ってるって言ってたよ。でもお兄ちゃんならできるって信じてる!」

風「ちょっと待て!俺はやるなんて一言も」

らいは「これでお腹いっぱい食べれるようになるね!」

風「.........」

 

そんな新しいバイトを聞いた風太郎は妹の幸せの為にも渋々バイトの内容を聞こうとする。

 

風「...その娘ってどんな奴なんだ?」

らいは「高校生の人だよ!しかもお兄ちゃんの高校に転入するって言ってたし」

 

「名前はなんて言ってたっけ......確か」

 

 

 

午後のホームルーム

 

五月「中野五月です。どうぞよろしくお願いします。」

風「なっ!!!」

 

そう風太郎が教える生徒は食堂で出会った女の子であった。

 

生徒A「普通に可愛いじゃん!」

生徒B「あの制服って黒薔薇女子じゃない?」

生徒C「マジかよ!超金持ちじゃん!」

生徒D「おいおい、何者だよ」

 

風「(まさか......あいつが!?転校生でお金持ち...とゆうことは俺はあいつの家庭教師をするのか!?)」

 

自己紹介をした五月は先生に席の案内をされた後空いている席に向かう。そして風太郎と視線が合い、

 

風「ど、どーも」

五月「ふん」

風「っ!(ま、まずい...)」

 

五月は風太郎と目が合うがすぐ様無視し他のクラスの人達と談笑をした。

 

 

 

翼side

 

翼「はぁ〜なんか今日は色々あったな〜」

「風太郎はデリカシー無さすぎ発言するし中野五月と言う女の子も急に勉強教えてくれとか...」

 

「ほんと...色々めんどくせぇな...」

 

翼は今日あった食堂の出来事を思い出し脳を悩ませる。

これからどうしたもんかと考えながら自分の席に座るとクラスの先生が到着しみんなに席を座らせることを促す。

 

先生「はーい座れー、午後のホームルームをする前にみんなから報告があります。」

「今日からこのクラスに転校生が来るからみんなに紹介するぞー」

 

翼「(転校生か。中野さんか?このクラスに来るのか)」

 

翼はそう思い今から入ってくる転校生の視線追うため前を向く。

 

ガラガラガラッ

 

翼「...............え?」

 

翼は戸惑った。何故なら入ってきたのは中野五月ではなく彼女とはまた違った雰囲気を持った女の子が入ってきた。

 

先生「じゃ、自己紹介を」

一花「中野一花です。これからよろしくお願いします(ニコッ)。」

 

彼女、中野一花は自己紹介をした後 笑顔を見せる。

 

翼「(は?あの子じゃないのか?転校生もう1人いるってのか?)」

「(しかも中野って...あの子と顔がなんか似てるし、双子か?)」

 

生徒A「え!めっちゃ可愛いじゃん!」

生徒B「ショートヘアの女の子とか最高!」

生徒C「しかもあの制服って黒薔薇女子かな?」

生徒D「え、まじ?じゃあお金持ちとかかな?」

先生「はーいお前ら静かにろー」「じゃあ〜中野さんはあそこの席、如月の隣の席に座ってくれ」

一花「分かりました」

 

中野一花は先生の言う通りに翼の隣の席に向かう。

 

一花「?」

翼「(やばっ!見てるのばれる!)」

 

翼は凝視したためか中野一花と一瞬目が合う

 

一花「ふふっ、よろしくね?」

翼「あ、あぁ...よろしく」

一花「うん。 ねぇさっき私のこと凄く見てたでしょ?」

翼「いや、見てないけど?」

一花「嘘〜?なーんか視線感じたんだよね〜(ニヤッ)」

翼「俺を見ながら言わないでよ」

一花「あはっ、ごめんごめん。まぁでもこれからよろしくね」「名前は如月...」

翼「あ、そうか」「如月翼だこっちこそよろしく」

一花「おっけ、翼君ね。よろしく(ニコッ)」

翼「(なんか調子狂うな。......)」

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

?「ねぇねぇ!私になんか用?凄い見てたよね?」

翼「は!?見てねぇし?//」

?「そうかな〜?なんか視線感じたんだよね〜((ニヤッ)」

翼「…俺を見ながら言うなよ//」

?「あははっ!ごめんごめん、そういえば名前なんだっけ?」

翼「あ〜そっか、如月翼。あんたは?」

?「私は...」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

翼「(あいつと似てるな......最初はそんな出会いだっけ...)」

一花「?どうしたの?」

翼「いや、何でもない。」

 

 




さあ書いていきましたが、楽しいけど意外と展開どう持っていこうか悩みますね〜w
なるべく良いペースで投稿しようと思うので暖かい目で見守ってください
主人公の過去や一花とどんな関係を持っていくのか自分でも楽しみです。
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