月と花   作:しらたま_1213

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今回は翼と風太郎と五月そして一花の4人がメインとして出てきます!
そして原作にはない展開を今回も出していきます!
それではどうぞ!


それぞれの家族

翼、五月、一花はお眠り中の風太郎を連れて家までタクシーで送り迎えし風太郎の家に着く。

 

運転手「お客さん着きましたよ」

風「!!えっ?」

翼「お、やっと起きたな」

風「翼!?ここはどこだ?」

翼「お前ん家だよ」

風「は!?」

 

風太郎はタクシーの窓越しから辺りを見回す。

 

風「なぜ...」

一花「乗る前からぐーっすり寝てたからね〜」

風「一花!?なんでお前も」

一花「私は君を手伝ってここに来てるの。もう〜結構重かったからね」

翼「お前は対して運んでないからそんな重くなかっただろ」

一花「か弱い女の子は限界だったんだよ〜」

翼「自分で言うな」

 

翼と一花の痴話喧嘩をしている時風太郎はここに行き着くまで必死に遡る。

 

風「運んだ?? そういえばあん時確か……そうだ! あの時水を飲んだら...あの野郎...そこまでするか...」

翼「ほんとだよな〜、ぜってぇ許さねぇ...(イライラ)」

一花「ほらほら、また怖い顔してるよ。」

 

三人でやりとりしてる中タクシーの運転手が割り込んで入る

 

運転手「お客さん、割り込み失礼しますけど、運賃4800円になります。」

風「え!?金!?タ、タクシー高っ!そんな大金...」

 

風太郎は交通費のお金で慌てていると助手席の方から

 

五月「カードで」

風「!」

運転手「まいど」

風「五月!」

 

助手席に乗った五月がカードで支払ってもらうことに

 

風「お前もいたのか...」

五月「私はついでです。あなたが私達の家で寝てもらっては困りますからね。」

一花「おやおや〜?ほんとは迷惑かけちゃったから償わせて〜って言ってなかったっけ?」

五月「き、気のせいです!//」

翼「思いっきり俺に言ったじゃん...」

 

一花と翼は五月に対しからかいやツッコミを入れると五月は話を戻す。

 

五月「コホン、とにかく。あなたに居座られるのは困ります。住所は如月君から聞きました」

風「そっか、そういえばお前は知ってるのか」

翼「まぁね、小学校以来だからうろ覚えだったけど当たってよかったわ」

 

翼と風太郎は小学校の時に知り合い、何かとお互いの家に遊びに来ていた。

 

五月「それにしても、一泡吹かされましたね。これに懲りないのなら私たちの家庭教師は諦めることです。」

風「いや、それは出来ない」

五月「何故そこまで...」

 

すると家からぴょこっとらいはが出てくる。

 

らいは「あれ!お兄ちゃんだ!」

風「ら、らいは!」

らいは「?もしかして翼さん!?お久しぶりです!」

翼「らいはか!久しぶりだね!元気にしてた?」

らいは「うん!」

 

翼はらいはちゃんとは小学校から仲良くしてもらい、風太郎がいない時は一緒に遊んでいた。

そしてらいははその向こう側の五月を見ると

 

らいは「まさか翼さんが来てるなんて!!今日はお兄ちゃんと一緒だったんですか?」

翼「まぁね、ちょっと色々あったけど」

らいは「そうなんだー。あれ?もしかしてその人って!」

風「!!な、なんでもない人だ!帰るぞ!」

らいは「嘘!あの人が生徒さんでしょ!」

五月「?」

 

らいはに見られた五月はキョトンとするがらいはは仲を深めたいのか五月に対して

 

らいは「良かったらウチでご飯食べて行きませんか?」

五月「え!?」

風「いや!それは...ほら!な!?このお姉さん忙しいから!」

らいは「そんな...嫌...ですか?」

五月「ハッ!!!//」

 

五月は少し涙目のらいはに対して断ることができなくなってしまう。

 

らいは「もう1人のお姉さんもどうですか?翼さんも食べますか?」

翼「ごめんな。お母さんが夜ご飯作って待ってくれてるから行けないや」

らいは「そっか〜(シュン)」

一花「私も妹達が待っているから、ごめんね?」

らいは「そうですか〜」

五月「い、一花!私も...」

一花「五月ちゃんは食べに行って大丈夫だよ。それにあんな可愛い女の子が作ったご飯食べてみたいでしょ?」

五月「うっ!!それは......そうですが...」

翼「それはそうなんだ...」

一花「後で二乃達に言っとくから、行ってきな。」

五月「うう...ありがとうございます(ペコリ)」

 

そうして五月は風太郎の家でご飯を食べ、一花と翼はタクシーで帰りに向かう。

 

 

 

勇也「まさか風太郎が女の子を連れてくる日が来るとはな!ガハハハ!!」

 

家では風太郎と五月とらいは、そして風太郎の父、勇也が夕飯をとっていた。

 

勇也「お?この牛乳消費期限が一週間前じゃねぇか。危うく飲めなくなるところだったぜ(ゴクゴク)」

風「親父...」

五月「ぁ......」

 

勇也の行動に風太郎は「やめてくれ」と言わんばかりの顔をし、五月は愕然とする

 

風「(くそ...こいつだけには知られたくなかった...)」

らいは「もうすぐできるからね〜お兄ちゃんが予定よりも早く帰ってきて間に合って良かったよ」

 

らいは「ちゃんと家庭教師できた?」

風 五月「!!」

 

夜ご飯を作ってくれてる中らいはは家庭教師について触れだす

 

五月「その件についてですが...」

風「もちろんバッチグーよ!!」

 

五月は正直に話そうとしたが風太郎に遮られてしまう

 

五月「な!何を」

風「(小声)いいから!らいはが悲しむ!」

らいは「そうなんだ!安心したよー」

 

「これで借金問題も解決だね!」

 

五月「(え?...)」

風「!...らいは、お客さんの前だぞ」

らいは「あ、ごめん...」

 

そしてらいはは上杉家特製の料理を持ってくる

 

らいは「はーい、上杉家特製カレーと卵焼きです!お口に合うといいんだけど」

風「ふん、お嬢様に庶民の味がわかるかね」

らいは「こら(ペシッ)」

 

らいはは風太郎の余計な一言に対しておぼんで頭を引っぱたく

 

風「痛って!!」

らいは「そうゆう嫌味なところ直した方がいいよ」

五月「......」

 

上杉家と五月はご飯を一緒に食べ、五月は帰りの支度をする。

 

五月「今日はご馳走様でした(ペコリ)」

勇也「おう、風太郎、通りまで送っていってやんな」

風「えー...」

らいは「五月さん」

五月「?なんですか?」

らいは「お兄ちゃんはクズで...自己中な最低の人間だけど...」

風「おい」

らいは「でも、良いところもいっぱいあるんだ!」

風「!」

らいは「だから...その...また食べに来てくれる?」

 

その問いに五月は

 

五月「もちろん。頭を使うとお腹が空きますから、またご馳走してください」

 

五月はらいはに対し笑顔でそう答える

そして帰り道で五月はタクシーを待っていて風太郎は送り迎えをしてる時

 

五月「勘違いしないでください。今日二乃が仕出かした事は謝ります。そしてあなたの事情は察しがつきました。それでも協力は出来ません。」

風「そうかよ、別にお前が気にすることじゃない」

五月「勉強はしますが教えはこいません。あなたの手を借りずともやり遂げてみせます。」

風「あっそ......。!!そうか...それでいいのか!条件は卒業だけなんだ!五月サイコー!」

五月「??え?な、なんのつもりですか?」

風「いいアイデアがある。明日同じ時間にまた行く。ほかの四人を集めてくれ」

 

 

 

 

翼side

 

一花「五月ちゃん楽しんでるかな〜」

翼「何呑気な事言ってるんだよ」

 

一方翼と一花は一緒のタクシーでそれぞれの家に向かっている

 

翼「にしても、風太郎の家懐かしいな」

一花「ねぇ、風太郎君の家ってあんな感じなんだね?優等生だからもっと大きい所かと思ったけど、意外とこじんまりしてるっていうか」

翼「ま、人は見かけによらずだしな」

一花「ふーん?なんか知ってる素振りだね?」翼「まぁな、小学校からの付き合いだからな」

「(あいつの家庭事情は俺が一番知ってる)」

 

翼は風太郎の家庭事情を知っているため五つ子にはまだ秘密にしていると一花から

 

 

一花「そういえば翼君ってここら辺に住んでるの?」

翼「?まぁそうだな。」

一花「へぇ〜翼君の家も見てみたいな〜(ニコ)」

翼「別に大した大きさじゃねえよ」

 

そんな会話をしてる時翼の家に到着しタクシーから下りる

 

翼「よし、着いたな」

一花「お!どれどれ〜?翼君の家は〜?お!一般の一軒家だね」

翼「な?対して変わんないだろ?」

一花「まぁ〜風太郎君と比べるとね」

 

そんな会話していると如月家から誰か出てきた

 

如月母「あら?翼おかえり」

翼「あ!母さんただいま。夕ご飯できてる?」

如月母「もう出来てるわよ。帰り遅くなったね?」

翼「まぁ〜色々諸事情ありまして(ハハハ…)」

如月母「もぅ〜バイトだったらあんまり遅くまでやらないでね?」

翼「大丈夫だよ、子供じゃないんだから」

如月母「あら?そちらの女の子は......!」

一花「?」

 

如月母は一花の方を見ると少し驚いた顔をする

 

一花「あの...何か...」

如月母「!いえ、なんでもないわ....翼、その子は?」

翼「ただの知り合い、昨日転校して来てたまたま一緒になった。」

一花「(ムー)なんか失礼な言い方だな〜」

翼「実際合ってるだろ」

 

そう聞くと母は少し落ち着きを取り戻す

 

如月母「そ、そうだったのね...名前はなんて言うの?」

一花「は、はい!中野一花です。よろしくお願いします」

如月母「そう、一花ちゃんね。翼のことこれからよろしくね?」

一花「はい!翼君は私が面倒みます!(フン)」

翼「お前は俺の姉じゃねぇだろ」

一花「え〜?でも実際お姉さんだもん」

 

一花と翼のやりとりを見てると如月のお母さんはいつも通りのにこやかな表情に戻る

 

如月母「フフ(ニコッ)」

翼「?どうしたの?母さん」

如月母「いいえ、翼と一花ちゃん仲良いんだな〜って」

翼「そうか?」

一花「お!これはあれじゃない?おしどり夫婦って奴?」

翼「調子に乗るな(コン)」

 

翼はそう言うと一花の頭にチョップする

 

一花「痛!もうー何するのさー」

如月母「フフ、あなた達面白いわね〜。あ!一花ちゃん、夜遅いし家でご飯食べに行く?」

一花「え!?」

翼「母さん!?」

如月母「せっかくお友達が来たんだもん。夜ご飯もできてるし上がってきな?」

翼「いや!友達じゃなくてただの知り合い...じゃなくて!ほら...一花は忙しいしさ!ね?」

一花「私はいいよ?」

翼「は!?お前何言ってんの?」

一花「私は全然大丈夫だよ。後で四葉達に言っとくよ。それに翼君のお家の中とかすごく気になるからな〜(ニヤッ)」

 

一花はそう言いながら翼にニヤつき顔を見せる

 

翼「こ、こいつ...(イラッ)」

如月母「さぁさぁ上がってきて!」

一花「ありがとうございます!」

如月母 一花「〜♪」

 

如月母と一花はルンルン気分で家に入っていく

 

翼「なんか似てるな......」

 

そして如月母と翼そして一花で夜ご飯を共にとっていた

 

如月母「今日はカレーよ!さぁ食べて食べて!」

一花「ハァーー!いただきます!」

翼「(よりによってコイツが入るのかよ...ハァー)」

 

そしてその後は基本一花とお母さんで会話が盛り上がってた。今日の学校の事や姉妹達の事など。

ただ家庭教師の事は一花は乗り気ではない為話していない。

 

如月母「嘘!五つ子なの!?それでお姉ちゃんなんだ?しっかりしてるわねー」

一花「いえいえ、そんなことないですよ」

翼「そうだぞ。こいつ家では部屋が痛たたた!」

 

一花が翼の腕をつねる

 

一花「(小声)ちょっと!//今何言おうとしたの?」

翼「(小声)何ってお前の部屋の現状を言おうとした所だぞ?」

一花「(小声)だからって今言うタイミングじゃないでしょ!?」

如月母「部屋がどうしたの?」

一花「あ〜、私の部屋がすごい整理整頓されてるって言おうとしたんですよ〜!(アハハ)」

翼「(知られたくないならキレイにしろよ...)」

 

一花は何とか誤魔化していこうとするが

 

如月母「そうだったのね。なるほどなるほど......?てことは翼は一花ちゃんの部屋に入ったって事なのよね?」

翼「ん?まぁそうなるな」

如月母「へぇ〜?翼が女の子の部屋入ったんだ?そんなに仲良くなってるのね?(ニヤッ)」

翼「別にそんなんじゃないって」

如月母「またまた〜、で?部屋で一花ちゃんと何か遊んだの?ゲームとか?」

翼「別になんもして...」

 

 

--------------------

一花「そんなこと言って、せっかくの同級生の女の子の部屋に来たのに、それでいいの?(ニヤッ)」

 

翼「なんだ?お前から誘ってきたんだ。だったらそれに答えなきゃいけないよな?」

--------------------

 

 

翼「っ////」 一花「ん////」

 

 

一花と翼、それぞれ今日の部屋の出来事を思い出す

 

如月母「どうしたの?そんな赤くして。もしかして大人の段階登って何かしたのかな?(ニヤッ)」

 

 

翼「してねぇ!///」一花「してません!///」

 

 

 

なんやかんやあって一花は帰りの支度をし帰宅する所になる

 

一花「今日はありがとうございました!」

如月母「いいのよ、また来てちょうだい」

一花「はい!」

翼「別に来なくて良いって」

如月母「コラ、そんな事言わないの ペシッ」

 

如月のお母さんは翼の頭を引っぱたく

 

翼「痛!」

如月母「ほら、送り迎えしなさい」

翼「えぇ〜」

 

そう言うが半ば無理矢理母に押され翼はタクシー乗りの所まで一花を送り届ける

 

一花「ありがとね。家に招き入れてくれて」

翼「別に、母さんが無理言って入れたようなもんだろ」

一花「確かに」

翼「......こっちこそありがとな」

一花「え?」

翼「あん時、お前が止めなかったら多分二乃に手を出してたかもしんねぇ」

一花「あ〜あの時か、いいよ。冷静になってくれればそれで良かったから。流石の私でも度が超えてたと思ったけど」

翼「...やっぱ家庭教師はいらねぇか?」

一花「だって、勉強するなら他の事もっとやりたいじゃん?ほら、恋とか!」

翼「………」

一花「翼君?」

翼「…恋とか…しない方がいいだろ」

一花「え?」

 

翼の目や表情は明らかに曇っていた

 

翼「お?タクシー来たんじゃね?」

一花「え、あ、ホントだ」

翼「それじゃあな」

一花「う、うん」

 

翼はタクシーが来たと見たらすぐに家に戻った

一花はタクシーに乗るとさっき翼の表情をみて

 

一花「さっきの表情...なんだったんだろう...」

 

 

如月母「おかえり、ちゃんと送り迎えできた?」

翼「大丈夫だよ。さっきタクシーで帰ったから」

如月母「楽しかったね?久しぶりにお友達が家に来て」

翼「......まぁ、な。」

如月母「......やっぱりまだあの子は忘れてないんだね?」

翼「......忘れないよ、絶対に」

 

そう言い翼は自分の部屋に入っていく

その時母は今日の翼と一花のやりとりを振り返り独り言する。

 

如月母「一花ちゃん、あの子に似てるものね...」

「もし...翼があの頃に戻れるなら......一花ちゃんが変えてくれるかもね...」




今回は主人公の家族も出していきました!
一花とお母さんは気が合う感じになったら面白そうと思ったので作ってみました!w
そして次回からは三玖の事も掘り下げていく予定になります!
ではまた!
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