月と花   作:しらたま_1213

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約2年ぶりに投稿します!!
お待ちにしていた方は大変お待たせ致しました!!
正直感覚も空いてたので投稿するのを諦めてたのですがコメントでも続きを待って頂いてる方もいたおかげで投稿ができるので凄くモチベに繋がっていきます!
今後継続的に投稿出来るかどうかも分かりませんが今後も読んでいただけると有難いです!
それではどうぞ!!


大戦前夜

三玖「ずっと言いたかったの」

「す」「す」

 

 

 

 

 

 

 

 

「陶晴賢」

 

 

風「陶晴賢…!!」

三玖「よし、言えた。スッキリ」

風「ちょ、ちょっと待って!!捻った告白…じゃないよな。なんのこと!?」

三玖「うるさいなぁ、問題の答えだけど」

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風「問一

厳島の戦いで毛利元就が破った武将を答えよ」

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風「!今朝五人に出した問題のことか」

三玖「じゃ、私はこれで」

風「待てって!なぜそれを今このタイミングで」

 

風太郎は三玖を呼び止めようとするとその反動で三玖がスマホを落としてしまう

 

風「す、すまん!」

 

その時風太郎は三玖のスマホの画面を見ると【風林火山】という文字が見える

 

風「それ、武田信玄の…」

三玖「…見た?」

風「え…ああ(なにか地雷踏んだか!?)」

 

三玖の恐ろしい表情に一瞬風太郎は内心慌てたが続けて三玖が言う

 

三玖「………だ…誰にも言わないで。」

 

 

「戦国武将…好きなの」

 

それは弱々しい感じにし顔を手で隠す

 

風「あ〜武将が好きって…なるほどね〜なんで好きなの?(言わゆる歴女ってやつか。それでテストも正解できたわけだ)」

三玖「…きっかけは四葉から借りたゲーム。野心溢れる武将たちに惹かれてたくさん本を読んだ」

「でもクラスのみんなが好きな人はイケメン俳優や美人なモデル、それに比べて私は髭のおじさん…変だよ」

風「(確かに変な奴!…と切り捨てるのは簡単だが…ここは)」

 

風太郎は三玖の目の前に立ち

 

三玖「?」

風「変じゃない!自分が好きになったものを信じろよ(これはチャンスだ)」

三玖「!//」

 

三玖は少し驚き目を開かせる

 

風「ま、俺は武将には造詣が深い方だ。そういえば、前回の日本史は満点だったな」

三「そうなの!?」

風「(よし、食いついてきた…!)」

「これが学年1位の実力だ。俺の授業を受ければ三玖の知らない武将の話もしてやれるぜ」

三「!…それって…私より詳しいってこと?」

風「え?」

 

風太郎は自慢げに話すが予想外の返しに戸惑う

 

三「じゃあ問題ね。信長が秀吉を「猿」って呼んでたのは有名な話だよね。でもこの逸話は間違いだって知ってた?本当はなんてあだ名で呼ばれていたか知ってる?」

風「(めっちゃ喋る!)」

三「(ジーーー)」

 

三玖はじっと風太郎を見つめる

 

風「(しまった…秀吉のあだ名か…確か歴史の先生が言ってたような…!)」

「ハゲ…ネズミ…」

三「……正解(ムスー)」

 

三玖は口を尖らすように不満に言う

 

風「(ありがとう先生!)」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後

 

三「信長が女って話もあって」

風「うんうんそれな!」

三「三成は柿を食べなかったんだ感動したなぁ」

風「あ!それな!」

三「信長が頭蓋骨にお酒を入れたとか…」

「そ…それな!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

三玖は風太郎に様々な戦国武将の豆知識をずっと投げかけていた。

 

風「(めっちゃ喋るじゃねえか!)」

「(でも少しずつ三玖のことが分かった気がする。「武将」は勉強から逃げているこいつの「日本史」を繋ぐ唯一の接点。武将に興味はないがこのチャンスを活かしてみせる!)」

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

三「あ、もう次の授業が始まっちゃう」

風「そうだな」

 

 

三玖が戦国武将を話しているうちに昼休みが終わるチャイムが鳴る

そして風太郎はそれを利用し誘い文句としてこう話す

 

 

風「な、なんか話し足りないな。うーんこの話は三玖は聞きたいだろうな〜」

「そうだ。次の家庭教師の内容は日本史にしよう」

「三玖、受けてくれるか?」

三「っ…………」

 

三玖は言葉を詰まるが

 

 

三「……そこまで言うならいいよ」

 

 

風「(っ!…勝った!)」

「(場さえ整えばあとはどうにでもできる。三玖には気の毒だが俺も生活がかかってるんだ。悪く思わないでくれよ)」

 

風太郎が安堵してる中三玖は屋上入口前にある自動販売機にお金を入れ「抹茶ソーダ」を手に取る

 

ピッ

 

三「これ友情の印。飲んでみて」

風「!!(ええー……)」

 

風太郎は先程の抹茶ソーダを再び目にし少し引き気味になってしまう

 

三「気になるって言ってたじゃん大丈夫だって」

 

 

 

 

 

 

「鼻水なんて入ってないよ、なんちゃって」

 

 

 

 

 

 

風太郎は三玖の言葉に戸惑う

 

風「(え?なんて?鼻水?鼻水なんて言った?)」

「(なんちゃって?どうゆうことだ?)」

 

風太郎はいくら頭を働かせてもその言葉に理解が出来なかった

 

三「あれっもしかして、この逸話知らないの?そっか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頭良いって言ってたけどこんなもんなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三玖は風太郎に対し無慈悲な言葉を言い放ち渡そうとした抹茶ソーダは三玖に戻りそして

 

三「やっぱり教わることはなさそう…バイバイ」

 

三玖はその場を立ち去ってしまった

 

 

 

一方その頃放課後にて

 

翼side

 

翼「(三玖のやつまさかほんとに好きな人が…)」

「(いやいや!まさかそんな訳…ないよな?)」

生徒A「うわっ!」

生徒B「なんだあいつ…」

 

廊下で歩きながら考え事をしていると図書室の前で少しざわついてのに気付く

 

翼「?なんかざわついてんな…何事?」

 

翼は図書室のドアから除くと、そこには風太郎が大量の本を受付に持っていき貸出してる所を見つける

 

翼「風太郎…って!?なんだその大量の本は!!」

 

 

風「全部貸し出しで!!」

「(許さねぇ…意地でも俺が勉強教えてやる!!)」




いかがでしたでしょうか?
今回如月くんの登場は少なめになります!
久しぶりに作るとオリ主の小説って意外と違和感なく入れ込んで作るのって難しいなと感じました!
こんな自分ですが引き続き頑張って投稿していきますのでよろしくお願いします!
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