我の進む道こそ王道なり   作:ごーたろんす

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読んで下さる皆さん優しいんだが…

原作キャラをリスペクトしつつここ気をつけて!ってすごい教えてくれる。

圧倒的感謝しかない。


ふははは!流石我が配下よ!愉悦愉悦!

ーーーその程度か。クソガキ。未だに乳離れもできんようでは先が思いやられる。俺のレーア・アムブロシアすら使わす事もできんとは呆れ返ってものが言えん。

 

数で押す事すらままならないとは……

 

貴様らは我々ゼウスファミリア・ヘラファミリアを追放した。それは構わん。時代は移り変わる。

 

だが先達として言わせろ。

 

 

この愚か者共がっ!!!貴様らは我々がオラリオを出てから何をしていた!!レベルの1つも上げず、オラリオの頂点に立ててそれほど嬉しかったか!?

 

レベル5?6?そのレベルなぞ捨てて吐くほど居たぞ?それでも黒竜には勝てなかった。そうさ。俺達は負け犬だ。

 

だがその負け犬以外のガキ共は何をしていた!!人が居なくなってやっと漁夫の利を得て安心したか?

 

 

答えてみろ。ロキファミリアのチビガキ。

 

 

 

 

 

ーーーそう言われると何も言えないさ。でもザルド。君が闇派閥に入ってこのオラリオを暗黒期に落とし入れるならば前時代の英雄と言えど、討たなければならない。

 

 

 

 

 

 

ーーー馬鹿が。だから貴様らはそこまでなんだ。何が勇者(ブレイバー)だ。勇気があるなら言葉では無くさっさと行動しろ。

 

俺への王からの勅命だ。右頬を殴って!!左頬も殴る!!

 

フレイヤファミリアのガキ共は全員殴ってやったからな。勇者も殴って終わった。次は貴様らだ。ロキファミリア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーあー。完全に八つ当たりじゃん。ザルド楽しそうだな。闇派閥闇派閥って言ってるけどちびっ子を利用しようとした主なやつら全員ザルドにぶちのめされて虫の息なんだけどなぁ。

 

それすら気づかないとは……。マジで英雄王と噂のベル君が居ないと下界終わってたぞ。

 

ま、ベル君はまだまだ真っ白だ。今後どんな色に染まるかわからないしどうなるかは未定だな。

 

しっかしザルド……。九魔姫に完全にバレてんじゃねーか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暴喰のザルドを見てやつの口から王と言う言葉が出てきた時点で色々察した。これ、ギルが噛んでいるな。

私と同じピアスをしてたらバレるだろうが!!ギルに迷惑になるのがわからんのかあの馬鹿者は!!

 

 

 

 

周りの冒険者は全員両頬をパンパンに腫らしながら気絶している。フレイヤファミリアのオッタルにおいては地面に埋められて額に(負け猪)と書かれ、何処から持ってきたのか板に「私は大好きな女神様だけを追いかけて冒険者なのに上を追い求めない負け猪です」と書かれて首から吊られていた。

 

 

 

「九魔姫。久しいな。」

 

 

「……ザルド。せめてそのピアスを外してからやれ。ギルが噛んでるのがバレるだろう。

 

それに貴様、闇派閥を間引いたか?」

 

 

 

ザルドは腕を組みながら片眉を上げる。そして頷きながら嬉しそうに破顔した。

 

 

「九魔姫がまだまともで良かった。王様にはしばいてくると言ったが流石に王様の姉をぶん殴るのは気が引けた。

 

闇派閥のアホ共には一般人には手を出すなと言ったんだがな。アホには言葉は通じんらしい。

 

ちびっ子や一般人に火炎石を巻きつけて自爆特攻させようとしたらしくてな。全員ぶちのめしてやった。

 

王様からすれば庇護すべき民だ。ならば配下の俺が守るのは当たり前だ。」

 

 

やはりギルが噛んでいたか。しかしザルドが配下だと?どうなっているのだあの弟は。

 

「ま、おしゃべりもそこそこに我が王からの伝言だ。【姉上。久しいな。雑種共のケツに火をつける為に我が配下をオラリオに送る。存分に闘うと良い。

 

それと聞いたが姉上はオラリオに行って何年になる?未だレベル5だとか?我はそこいらの雑種共と同レベルの姉を持った覚えは無い。

 

ある魔導士からすれば魔法はそこそこ近接は犬の餌だとか。我の買い被りだったか?王が違えたという汚点になるつもりか?

 

我がオラリオに行く時胸を張って会えるのを楽しみにしている。】だとさ。これが王様が書いたメモな。」

 

 

ザルドにギルの書いたメモを渡されて無言で受け取る。確かにギルの文字だ。あの可愛い弟の汚点だと?

 

この私がか……??

 

そうかそうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「終末の前触れよ、白き雪よ。黄昏を前に風を巻け。閉ざされる光、凍てつく大地。吹雪け三度の厳冬--我が名はアールヴ。

 

ウィン・フィンブルヴェトル!!!」

 

 

今までで一番速いと断言できる高速詠唱による吹雪がザルドを襲う。ザルドも速すぎる魔法に驚きつつも大剣を振り下ろして吹雪を跳ね除ける。

 

その間にリヴェリアは後ろに下がりつつ次の詠唱に入っていた。

 

「間もなく、焔は放たれる。忍び寄る戦火、免れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む。至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火。汝は業火の化身なり。ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。焼きつくせ、スルトの剣--我が名はアールヴ。

 

レア・ラーヴァテイン!!!」

 

 

 

ーーーこんな馬鹿げた威力の魔法をぽんぽん撃ち込んでくる時点でやっぱ王様の血筋なんだな。と思うよな。

 

王様よ。やっぱ王様の姉はすごいわ。怒っているとはいえ、この高速詠唱はウチのファミリアにも出来るやつ居なかったと思う。

 

まぁアルフィアの詠唱の方が速いんだけどな。あいつは頭おかしい。いや無詠唱であんな剣やら槍やらをレベル7の全力投擲と同じ速度でぶっ放してくる王様が一番頭おかしいけどな。

 

 

 

「あっっっっつぅ!!」

 

 

考え事をしていたせいで無駄なダメージを食らってしまった。

 

 

「九魔姫。俺は王の勅命を達成せねばならん。ということで一度引かせてもらう。ここのクソガキ共が気絶している間に残ってる闇派閥のアホ共にやられんようにしてくれ。

 

あと王の勅命は内緒にしてくれるとありがたい。」

 

 

ーーーこいつ私に後処理丸投げにする気だ。

 

 

リヴェリアは杖をザルドの顔目掛けてフルスイングした。ドゴンッ!!という周りの空気がビリビリと震える程の威力である。

 

ザルドはふらつきながら鼻血を流す。

 

 

 

あれは怒り狂ったアルフィアと同じ顔をしてる。……よし逃げよう。

 

 

戦略的撤退、後ろに向かって全力前進することにしてレベル8のポテンシャルを遺憾無く発揮してザルドは戦場から消えた。

 

 

 

 

 

 

ーーーアイツだけは許さん。

 

 

 

 

 

九魔姫、ハイエルフ、そして英雄王の姉、リヴェリア・リヨス・アールヴはザルドを確実に仕留める為に今以上に冒険することを心に決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふはははははは!!!良くやった!ザルド!流石我の配下よ。姉上は完全にザルドを狙っておるだろうよ。

 

まぁ姉上は別に良い。あれで相当な負けず嫌いだ。それに我の血を分けた姉なのだ。勝手にこれから強くなる。

 

しかし他の冒険者は本当に嘆かわしい。」

 

 

 

 

ザルドは戦ったフレイヤファミリア、ロキファミリア、アストレアファミリアのメンバーを思い出してため息を吐きたくなる。

 

レベルが文字通り違うといえどやりようは幾らでもある。闇派閥に入ったことになってはいるものの所詮はソロで動いてるのだ。

それもご丁寧に気づくように闇派閥の主力は全員ぶちのめして気絶させていたので挟撃の可能性すらほぼ無い。

 

だがそれに気づかず、ロクな案もなく個人個人で挑み散っていく。両頬が被害に遭っただけで済んでいるのが幸いだと思ってほしい。

 

しまいの挙句にアストレアファミリアは残っていた闇派閥にダンジョンで嵌められて壊滅状態。

 

ザルドが地上でまたしても両頬をしばいている所に大量の人を配置してどうする?闇派閥のアホ共を駆逐するのを先にしろ。

 

命の危険性が非常に少ない戦場に大量の人員を割いて防げた筈の死者を出すな。

 

 

ザルド、ギル、アルフィアは深いため息を吐いていた。

 

「我はオラリオに行く必要があるのか?姉上とアイナには会いたいがザルドの話を聞くと愚物が偉そうにしているイメージしか沸かん。」

 

 

「王様。流石に今回のは酷すぎた。仮に俺とアルフィアが王様に合わず、必要悪となると決めていても被害が拡大しただけで俺達2人は時間で倒れるだけだと思うぞ。

 

オッタルのクソガキもフィンのチビガキも何も進歩してない。オラリオ最強のファミリアに立ったことで踏ん反り返ってるだけだ。」

 

 

「くだらん。雑音なんぞそんなものだ。ベルのあの姿を見れば勇者などと名乗るのが恥ずかしくなるだろうな。」

 

 

「ふはは。だが我が弟はオラリオで英雄になる事を夢見ている。今回の件でベルが行くまでに多少なりともマシにはなるだろうよ。

 

我が配下よ。良くやってくれた。褒美だ。王の酒でも呑むが良い。」

 

 

波紋から金のグラスを3つと酒を取り出す。ザルドもアルフィアも嬉しそうにグラスを手に取る。

 

ゆっくりと胃に流し込みながらオラリオについて話をしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーアストレアファミリアのメンバーに関しては完全に僕のミスだ。ザルドに煽られて頭に血が昇り、最悪の可能性を考慮せずに行動してしまった。

 

せめて疾風の復讐の手助けだけでもしなければ申し訳が立たない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーなんたる生き恥を……。暴喰め。俺が何もできぬ弱者であった事は認めよう。だがこのままでは終わらせん。

 

次会う時は俺が貴様を喰らう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー暴喰のザルド……。やつのピアスはリヴェリア様と同じだった?まさか………

 

やつは何と言っていた?気絶する前に王からの勅命と言っていなかったか??

 

………そういうことか。私達に焦れと、強くなれ、満足するなというメッセージだったのか。おいヘグニ。気づいたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーうう。これ絶対にギル様からのメッセージだよぅ。ヘディンも気づいてるもん。このままだと見放されちゃうよぅ。

 

へ、ヘディン。その、模擬戦と鍛錬……やろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーザルドは絶対に許さん。が、今回の件で良くわかった。我々の慢心と実力不足が。そしてザルドが認めているということはギルは少なくともザルドと同等かそれ以上。

 

確かに王の財宝は無詠唱の上恩恵の無い状態ですらレベル5すらも屠れる威力だ。

 

あれから何年経った?私は弟に見下されるのを良しとする姉だったか?

 

冒険をするしかあるまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アルフィア……何をしている?」

 

 

 

 

 

 

 

「夜這いだ。考えるのは辞めた。私はギルが好きだ。だから夜這いをする。」

 

 

 

 

 

 

 

「このたわけめ。順序がおかしいだろう。……この王にふさわしい女と考えれば世界中のエルフから身を守れ、我の隣に立てる実力を持ち、やはり外見すらも美しくなくてはならん。」

 

 

 

 

 

 

「ギル以外の雑音が束になって来ようと撃退できる。ギル。私との対戦成績はほぼ五分の筈だぞ。外見は問題ない。」

 

 

 

 

 

「ふははは。確かに間違いではない。……まぁアルフィアぐらいしか我も考えれば思いつかんな。

 

よかろう。我のとびきりの宝となることを許可しよう。」

 

 

 

 

 

「…………!?!?ほ、本当か??」

 

 

 

「王は言葉を違えん。だがしばらくはここの家族だけの話にするぞ。下半神が隠居してベルもいるのにエルフがゾロゾロと来られてはたまらん。」

 

 

 

「あ、ああ。それで良い。私も雑音は好かん。じ、じゃあその、よろしくギル。」

 

 

 

「ふははは!!夜這いまでしておいて!愛やつよ。近くにこい。我が宝よ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜遅くまでギルの部屋から光が消える事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーアイツら俺の五感の鋭敏さ忘れてるだろ。でも良かったなアルフィア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも耳栓は作ろう………。




祝!!ヒロインアルフィアさん!!


ベル君オラリオ行く時が14歳だしよ〜く考えるとメーテリアが17歳で産んでるから17+14で原作突入時点で31歳になっちゃうと思ってせめて20代で付き合おうと考えた。

特に意味はない。
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