魔法少女リリカルなのは~異世界からの転生者~ 作:gankon
「・・・・ん?知らないてn「天井なんて有りませんよ~」いひょっ!!」
(だ、誰だよ!人がせっかくネタを言おうとしたのに邪魔したのは)
起き抜けのぼーっとした頭で思いついたとあるセリフを言おうとしたが横合いから突っ込みを入れられ、誰も居ないと思っていただけに情けない声を上げてしまう。
「ぷっ・・・・・コホン!おはようございます」
「お前今笑っただろ!何しれっと挨拶してんだよ!」
「まあまあ、落ち着いてください。そんなに怒っちゃや~ですよ~」
「ぶりっ子超うぜぇー」
「誰がぶりっ子ですか!こんなにプリティな天使ちゃん、なかなか居ないですよ!」
「・・・・あ?天使?」
目の前の少女の言動でイラつきよく見ていなかったが、確かにテレビでも滅多にお目にかかれない美少女である。綺麗な金色の髪に深い青色の大きな目、起伏の激しいからd「どこ見てるんですか!」。だが普通の少女には有るはずのない物が背に有った。白く大きな翼。このような物を持つ存在は・・・。
「コスプレイy「違います!」」
「何でそうなるんですか!」
「だって天使なんている訳無いだろ。お前頭おかしいじねぇの?救急車呼ぶ?」
「いりません!と言うかどっから出したんですかそのスマホ!?」
「え?なんかポケットに入ってたぜ似非天使」
「似非天使って!・・・・はぁ~。なんか疲れました。こんな美少女相手に・・・なんて冷たいんですか!」
「三次元はお呼びじゃねぇんだよ似非天使。やっぱ二次元の女の子だろ!」
男は拳を握り締め熱く語る。やれ三次元の女は化粧が濃いだの、ぺちゃくちゃうるさいだの、腹黒いだの、陰湿だの、金遣いが荒いだの次々と文句を言っていたが似非天使は無視を決め話を進める。
「え~。まあいいですけど。それなら貴方には良い話となりそうですね」
「まだまだあるんだが・・・・・なんだ?良い話って」
「コホン!貴方は100年に一度神界に住む者の娯楽として特典つけて転生させよう!企画に選ばれました!」
「転生だ、と?」
「はい~」
「テ」
「テ?」
「テンプレキタァァーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「わっひょう!!」
男の言葉を聞き返し耳を傾けていた似非天使はいきなりの大声に驚き変な声をあげる。
「マジか!テンプレか!オリ主か!オイオイ、それならそうと早く言ってくれよ。特典は?どこに転生するんだ?ほらさっさと教えろよ!」
男は似非天使の肩を掴みグイグイ揺さぶる。今回、肩は痛くないが頭がガックンガックン揺さぶられ目を回すハメになった。
「ちょ、ちょっと待ってください!目が目がぁぁ~」
「おっと、悪い」
「うえ~。ぎもぢわどぅい」
目を回し吐きそうになっている似非天使が回復するまで待ち、彼女の顔色が元に戻ったところで話の続きを促した。
「で?さっさと説明してくれよ」
「ふう・・・・分かりましたよ。まず転生する世界ですが【魔法少女リリカルなのは】の世界となります。選択肢はありません」
「選べねぇのか・・・ケチくせぇ。まあいいけどなリリなのはかなり好きだし」
「ケチって・・・・。続いて特典についてですがまず始めに転生された皆さんにはランクAAA相当の魔力と管理局で使用される一般的なストレージデバイスをお付けします。それにプラスして限度は有りますが三つまで特典として能力や武具、道具そして生まれや容姿を選べます」
「ほうほう・・・ん?待てよ。お前、今転生された皆さんって言ったよな?俺以外にも転生者が居るのか?」
「はい。転生者は三人で貴方以外の二人は女性です。それ以上詳しいことをお教えするには特典の一つとなりますがどうします?」
(二人共女か・・・・それならまあいいか。男の転生者は俺一人なら俺こそがオリ主だ!)
「いや、そんなものに使うのはもったいない」
「そうですか。それでは一つ目は何にしますか?」
「それはもちろん【
「・・・・・保管されているのは武器限定となりますがよろしいですか?」
(まあ、某AUOの方も所持しているだけで真名開放できないらしいですし、魔力を纏った強い武器的な感じになりますがまあいいでしょう。倉庫には使えますから)
「んー、まあいいか。それでいいいぞ」
「分かりました。二つ目をどうぞ」
「おう、次は【ニコポナデポ】だ。これでヒロイン達は俺の物にしてやるぜ!」
(うわ~。出ましたよ最低発言。まあこんなこと望むような人は自力で人に好かれるなんて無理でしょうけど。先に転生されたお二人がどうなるか面白そうなんであげましょうか)
「い~ですよ。なら最後はどうします?」
「まあ、インテリジェントデバイスだとウザそうだしストレージデバイスでいいから。なら容姿を銀髪、赤と青のオッドアイのイケメンにしてくれ!」
(はっは~。テンプレ乙ぅ~。まいいですけど)
「了解です。そのように手配しておきます。デバイスは3歳の時に届きますが、他に何かありますか?」
「・・・・・・原作キャラや他の転生者には何ヤってもいいのか?」
男のその言葉を聞き似非天使はニヤリと嗤い、親指をグッと立てた。
「面白ければ何でもヤっていいですよ!原作崩壊だろうと原作キャラの心を壊してしまおうとも私は責任を問いません。どうぞご自由に」
「いや心を壊すって・・・・そこまでヤラねえよ。どうせ皆俺の物になるんだからな!可愛がってやるぜ」
「ふむ、それでは貴方を転生させますがよろしいですか?」
「おう、早く頼むぜ!」
「わっかりました!!それでは・・・・よいしょっと!」
似非天使は掛け声と共にどこからか一本のバットを取り出した。そのバットはどこかで見たことがある。そう、たしか某スマッシュな兄弟たちの戦いで出てくるアレ。
「おいおい、それはまさか!ちょ、まっ!」
「それではいってらっしゃ~い!」
カッキーンと甲高い音を立て、男はどこかへ消え去った。それを成した似非天使は汗をかいてもいないのに額を拭い、いい仕事をしたぜ!と言わんばかりのイイ笑顔をしていた。
「ふぃ~。やっと終わりましたよ。女神様が帰ってこられる前に何とか間に合って良かったです。さてさてバレないうちにお仕事に戻りまs「どこへ行くのです?」げぇ~、関羽!!!」
「誰が関羽ですか。私が留守の間に好き勝手やっていたようですね」
「いや~。これには深ぁ~い事情が!」
「深い事情とはなんです?言ってみてください。その事情によっては見逃してあげても良いですよ?」
「じ、実は!上司の方々に転生させなければ羽を毟り取ると脅されまして!」
「・・・・貴女は私の部下の中では一番高い地位にいるのですが。つまり貴女は私に脅された、と言うのですね」
「あっ!しまった!」
能力は高いがやる気の無い似非天使は自らの役職を忘れ、簡単に分かる嘘をついてしまう。その瞬間、彼女の上司である女神は邪神も遭遇しただけでどうぞどうぞと道を譲るほどの怒気を纏う素晴らしい笑顔になった。
「いいでしょう。貴女には天使としての自覚が足りないと常々思っていました。いい機会です。時間はたっぷりあるのですからその頭にみっちりと教え込んであげましょう」
「え、遠慮しまっあ、いだぁ!」
似非天使の頭を鷲掴みにしどこかへ引きずっていく女神と許しを乞う似非天使。それを見た他の天使は今までより割増で仕事に励むようになったとか。
「ぎにゃぁぁーーーー!!」
プロローグについてはここまでですが、原作開始までに書いておきたいことがあるのでまだ原作に入れません。ひらにご容赦を!