黄金律これくしょん   作:満員座・スノー

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防衛戦なんて言っといて大した戦闘描写はありません()


#3 艦娘防衛戦

 

天龍「何の騒ぎかと思ったらよ…」

 

ガルルル…

ガル…!

「……」キンッ

ガウゥ…

 

 

艦娘寮正面にて。

軽巡である天龍とその取り巻き、そしてフードの付いた黒装束を着込んだ侵入者と三匹の狼が対峙している。

 

 

龍田「それで、何なのかしらぁ?凶暴そうなワンちゃん達ねぇ~」

 

響「ワンちゃん…なんてものじゃないな。あれは立派な狼、北方の地に居そう」フムム

 

暁「何味わってるのよ響!鎮守府への侵入者はすぐに排除しなきゃなのよ!暁が手本を見せてあげ「バウッ!!!」ひゃああぁぁぁ!!?」ズザァッ

 

狼の睨み付ける目に負けじと応戦しようとする暁。

しかし狼のうちの一匹に吠えられすぐに後退り尻餅をついてしまった。

 

天龍「おいおい暁…ただ吠えてきただけだぞ?しっかし獰猛そうな狼だな。で、真ん中の黒い奴は飼い主か?」

 

龍田「どうなのかしらねぇ~。黒いし、深海棲艦なんじゃないの?」

 

青葉「適当すぎませんか!?ここは青葉にお任せください!インタビューを仕掛けにいきm」

 

天龍「やめとけバカラッチ。噛まれるぞ、ありゃあ」

 

響「軽口、大口を前には敵わず」

 

青葉「ちょっ、ば、バカラッチって何ですか!響ちゃんもひどい!!」ガーン

 

龍田「でも確かに、下手に刺激しない方がいいわ~?」

 

龍田は寮の方をちらりと見た。

夜中頃、皆の安全を脅かすわけにはいかない。慎重に、かつ早急に排除せねば。

 

 

龍田「皆が心配するし、とっととやっちゃおっか?」シャキンッ

 

天龍「おうよ!この天龍サマに任しときなあっ!!」キィンッ

 

暁「こ、今度こそは見せてあげるわ!」チャキッ

 

響「あのワンちゃん、飼ってみたかったな…」チャキッ

 

青葉「あっ、これもしかして青葉も戦わなきゃですかね?艤装持ってくるの忘れました…」アハハ

 

艦娘陣営(青葉以外)はそれぞれ武器を構えた。

 

 

「…」ヒョオォォ…

 

「「「バウッ…!」」」ザッ…

 

黒フードの侵入者も自身の刀にオーラを滾らせ、狼は今にも飛びかかりそうな勢いで威嚇している。

 

 

天龍「いくぞオラぁッ!!!!」ゴォッ!!

龍田「遊んであげるわ~♪」ザァッ!!

 

「…!」シュッ

 

 

天龍「は、はぁ!?消えた…?」

 

何だ…逃げたのか?と油断する天龍。

 

「…」スゥッ!

 

しかしその一瞬の隙を見計らったか、何と天龍の背後に黒フードは姿を現した。

 

斬りかかるその瞬間…!

 

カァンッ!!!

 

天龍「!?」クルッ

 

龍田「あらあらぁ~背中ががら空きよぉ?天龍ちゃ~ん♪」ウフフ

 

 

 

響「Ураaaaaa!!!」

 

「「ガルルァァァァ!!」」

 

 

暁「ひぃぃぃどっちも怖いよぉ…!」

 

響と狼二匹がお互いに叫ぶ。

そしてそれを恐れ、再び何もできない暁なのであった…。

 

 

───────────────────────

 

電「こっちなのです!」

 

雷「ちょっと!もうドンパチしてるじゃない!!」

 

大淀「あ、あれは天龍組の皆さん…また無茶して!」

 

褪人「まずいな!早く止めねばならん!」

 

電と合流し、事件の場へ。

どうやら、二人ともの姉妹がさらにいるらしくそこで戦っているんだとか。

 

褪人「ん…!?あ、あれは…!!」

 

 

 

─────

 

 

響「ガルゥゥゥ…!!」

 

「ガラアァァ…!!」

 

暁「も、もうどっちも狼じゃないのよ…!」ガタガタ

 

「!? ワォン!」ペシッ

 

片側の狼が何かに気付き、もう一匹を軽く叩く。

 

「! ガルゥ…!?」

 

二匹ともさっきまでのプレッシャーはどこへやら、素頓狂な様子でその者の元へ向かっていった。

 

 

暁「あ、あれ?急にあっち行っちゃった…」

 

 

 

雷「ふ、二人ともお待たせ!!暁、響、大丈夫だった?」

 

電「すっごく怖そうな狼さんだったから心配したのです…!」

 

暁「だ、大丈夫よ!…ま、まあこの暁にかかれば、よ、余裕だったわ!」エッヘン

 

響「…」チョンチョン

 

暁「ふぇ?」フリムキ

 

響「ワンッ!!」

 

暁「ひやぁぁぁぁああっ!!?」ズザー

 

雷「ふふっ、どうやら大丈夫そうね。よかったわ!」

 

電「なのです!」

 

いつもの第六駆逐隊の様子に、思わず笑顔を溢す雷と電なのであった。

 

 

─────

 

 

 

「…ッ!」ギリギリッ

 

天龍「クソッなんて力だよ…!こんな変な刀使いやがって…!!」ギギッ

 

龍田「ふ~ん。私達二人で止めるのがやっとだってところは褒めてあげるわぁ?」ギギギッ

 

 

「…ッッ!!」ヒョオォォォ…!!

 

黒フードは埒のあかない小競合いを終わらせようと全力でその黒いオーラを解き放った。

 

天龍「ぐっ…!?な、何だこりゃ…息、が…!」ギッ

 

龍田「ちょっと~…まずい、かなぁ?」ギギッ

 

 

刃から溢れ出んとするその黒いオーラは、"死のルーンの力"。

刃に込められたその力は命の活力を奪い取るため、切り裂かれでもすればもちろん、油断すれば間接的にも力が抜けてしまうのだ。

 

 

「…ッ!」カァンッ ズァッ!!

 

天龍「クソ、しまっ…!!」

龍田「て、天龍ちゃ、ごめ…!」

 

手の緩んだ二人に黒フードは今だ、と言わんばかりに刃で二刀を弾きそして振り上げる。

 

 

ズザァァァッ!!!

 

 

敗北を悟り、思わず目を瞑る天龍型の二人。

 

天龍「ッ…!?」

龍田「…?」

 

…しかしその瞬間、痛みは無かった。

 

 

 

 

 

「…ッッッ!?」ギギッ

 

褪人「やめにしよう。"ティシー"」ザッ

 

 

褪せ人は大剣で、その攻撃(死の刃)を食い止めたのだ。

 




皆さんは遺灰、何使ってます?
やっぱり王道を往く写し身君、我らが嫁の黒き刃ティシーちゃん、思い出深いクララちゃん、優秀な大盾兵団…色々いて迷いますね。

ボスにびびって召喚しちゃうんですけど、縛ってる方々はすごいなと思います。
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