聖杯戦線記録!@SE.RA.PH   作:いちのさつき

2 / 7
聖杯戦線2日目

 2日目。白いベトナムの伝統衣装アオザイを来たセイバーの姉妹、徴姉妹が先頭に立つ。昨日に引き続き、アサシンの刑部姫も参加。

 

「だから何で!?」

 

「めっちゃ便利だもん」

 

 引き籠りたいのに戦場に呼ばれたので、マスターにクレームを言うのは当然である。でも致し方ない。このルールはマジで刑部姫が活躍する場なのだ。許せ。

 

「ライダー枠がどっちも低レアなんすけど大丈夫すかね?」

 

 そしてライダー枠は低レアのエドワード・ティーチ(黒髭と記載する)とゲオルギウス先生である。ジナコが心配そうに言うのもその辺りだろう。低レアを使っても平気かと。

 

「まあやってみないと分からないよ。ある程度育ててるし、役割もあるわけだし」

 

 マスターである藤丸はライダーの2騎に手を振る。今から始めても問題なさそうだと判断する。

 

「まあそういうのなら始めるっすよー」

 

「うん。よろしく」

 

 ブザーが鳴り響き、2日目の聖杯戦線が始まる。ますは近くにいるランサー3騎(ワルキューレと表記すべきか?)を倒す。

 

「うっわ。おたくらつっよ」

 

 徴姉妹は宝具を使っていなくても、相性の関係上、バフさえあれば普通に相手を倒せる。隣にいる助っ人枠のロビンフッドはただ戦っている様子を眺めるだけだ。

 

「バフもありますし、ここで宝具をうちますか」

 

 毒が相手のサーヴァントに入らないため、火力はいつもより低め。それでも徴姉妹のスキルと宝具のお陰でリカバリーが効いている。

 

「毒がないから、倒せるぐらいの火力出ないだろうなって思ってたら、そういえばバフあったね」

 

「ついでに言いますと、刑部姫の支援もあることですしね。おっと。ここで宝箱を取りましたか。そういえば今回も目標としては」

 

「うん。全部宝箱回収することかな」

 

「ですよねー!」

 

 藤丸とBBはそうやって駄弁る。近くにいるライダーの黒髭とゲオルギウスは動かずに話を聞くだけだ。

 

「よし! 次ぐらいで徴姉妹をゲージブレイク出来る! やっとっすよ!」

 

 そうやって話している内に徴姉妹のHPが3桁になる。とても危険ではあるが、まあどうとでもなる。

 

「そろそろ宝具行けるのか。ここでブレイク出来たらバトルが終わるし……うん! やっちゃっていいよ!」

 

「はーい! 行くよ。弐っちゃん!」

 

 宝具の効果でHPが回復。色々と火力が高くなり、バッサバッサと打ち倒す。

 

「ある程度はどうにかなったかな。ロビン。どうなってる?」

 

「いやーこっちは強敵の巴御前でしたっけ。そいつとやり合ってる最中なんすけど、多分倒せないっす」

 

「あー……確かに無理っぽいね」

 

 徴姉妹が暴れ回っている間にロビンフッドは強敵枠の水着の巴御前と戦っていた。相性は有利なのだが、HPが多く、宝具3ということもあってか倒せない。マップを見て、どうにか全ての宝箱回収しようと考えてみたが、あっさりと諦めた。

 

「いえーい! 弐っちゃん。ハイタッチ!」

 

「うん」

 

 そして最後のガネーシャ(石像)を倒し、ゲームセット。徴姉妹が仲良くハイタッチ。カメラを持ったゲオルギウスが撮影。てえてえと黒髭が涙を流す。良い感じの雰囲気で終わった感じになっているが、

 

「そういえば……ライダーいらなかった気がするんですけど」

 

 そうBBが言った通り、ライダー2騎は必要なかった。位置を変えた程度で、それ以降は一歩も動いていなかったのだ。

 

「結果論でそうなっただけだよ。明日はどうなるか分からないし」

 

「ま。とりあえず7日全部勝利してくださいよね? センパイ?」

 

「分かってるよ」

 

 今回は怪しい部分があるように感じている。ただ情報が少ないため、聖杯戦線をやりながら掴むしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 最後にひとつ。ものすごくメタになるが、プレイヤーとしての本音は……報酬が美味しいのでとりあえず全部やっとこである。呼符と宝箱の報酬と聖杯の雫はウマウマだ。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。