ではどうぞ!楽しんでいただけたら幸いです。
-追記-
後半の燕の口調をすこし修正しました。
side 三人称
パンッ!
「さて、とりあえずお話はここまでにしましょうか。」
朱璃さんは今までの空気から切り替えるように手を叩き、そう言った。
「そうだな、それじゃあ神器については明日から始めようと思うが構わないか?」
「ハイ!よろしくお願いします!」
「ああ。」
話も終え、燕はフゥと一息ついた。―――――――――――――――――すると
「――――――――――――――――燕ちゃん。聞きたいことがあるんだけど・・・・いいかな?」
「ん?どうしたの?」
朱乃は燕に少し不安そうに聞いてきた。
「・・・・・最近、燕ちゃんと前みたいに遊べなくなって燕ちゃんもあんまり話してくれなくなったからなんでかなと思って・・・・・・・もしかして燕ちゃん・・私の事嫌いになったのかな?」
そう言いながら徐々に不安そうな顔は強くなり、少し涙目になりながら燕を見つめた。
「朱乃ちゃん。私が朱乃ちゃんを嫌いになるはずがないよ。だって朱乃ちゃんは私の友達なんだもん。あんまり話さなくなったのは・・・私、変に有名だから朱乃ちゃんに迷惑かけると思って・・・・・」
「迷惑なんて、そんなことないもんッ!!燕ちゃんは私の大切な友達だもん!!私はもっと燕ちゃんと遊びたいもん!!」
「ッ!!・・・・・・そっか。そうだよね。ありがとう朱乃ちゃん。」
自分が余計な気をまわしていたことで彼女を不安にさせていたことに気づき、反省する燕。
これからはもう少し遊びに行くようにしようと考えていると――――――――――――
「―――――――――――――――朱乃」
「ん?」
「朱乃って呼んで!さっき助けてくれた時みたいに!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――えっ?
「いっいや!でも!朱乃ちゃんは年上だし・・・・・・・・・」
「う~~、あ・け・のって呼ぶの~!」
朱乃は燕に頬膨らませて燕を睨むが――――――――――――――――――――
「(・・・・・・・・・なにこれ可愛い)」
彼女は不満に思い、睨んでいるのだがとても可愛らしいのだ。
「・・・・・・わかったよ。朱乃。」
「ッ!うん!!」
彼女はそれを聞くと先ほどの表情から変わり、とても嬉しそうに笑った。
「燕ちゃん。明日からもまた前みたいに遊ぼうね!」
「うん。そうだね。」
二人はこれからも前みたいに遊べるように約束した――――――――――――――――が
「朱乃、済まないがそれは難しいかもしれない。」
「「え?」」
バラキエルは気まずそうな顔をしながら朱乃にそう言い、話を続けた。
「今回の事のように朱璃と朱乃が狙われたようにまた狙われ、同じような状況になる可能性がある。今回は燕君がいたからよかったものの、また同じように駆けつけられるかもわからない。その為安全を考え、身を隠す必要がある。」
「そっそんな!嫌だよぉ!!せっかくまた昔みたいに遊べると思ったのに!」
「朱乃・・・・・・・・」
「わかってくれ、お前たちの安全のためなんだ。」
「そんなぁ・・・・・・・・」
朱乃はバラキエルからの言葉を受け入れられなかった。
また昔みたいに遊べる。
そう思い、明日が来るのをとても楽しみにした次の瞬間、離れなければいけないと言われたのだ無理もない。
父親の言葉に朱乃は意気消沈していると――――――――――――――――――――――
「―――――――――――――――――――――――朱乃。約束しよう。」
「え?」
「いつかきっと逢える。そして逢えたら今度こそ昔みたいに一緒に遊ぼう。」
「ッ!・・・・・・・うんッ!!」
二人はいつかまた逢える。
そんな日が早く来ること願いながら約束を交わした。
――――――――――――――――――――――――そして7年という年月が過ぎ。
「へぇ~、やっぱりお嬢様学校と呼ばれてただけあってやっぱりすごいなぁ~」
駒王学園校門前で他の生徒が登校する中、女性が学園を立ち止まり見つめていた。
「新しい学園生活、どんなことが待っているのやら。」
髪は腰の辺りまで長く、後ろで簡単にゴムで纏めている。
スタイルはとても良く、俗に言うボン キュ ボンと他の女性も羨む体型であり、余計な肉はなくとても締まっている。
顔つきも整っており、とても綺麗で目は少し鋭く、凛々しいと思わせるそんな目つきをしており、美少女と呼ばれてもいいほどである。
タッタッタッタッ
「お~い!燕~!」
「うん?」
名前を呼ばれた少女、天滝燕は声のした方に目を向けると、一人の少年がこちらに走ってきた。
「ああ、イッセーか。おはよう。」
「ハァハァハァ、おはよう。・・ふぅ・・・・何やってんだこんなところで立ち止まって?」
「大したことないよ、ただこれから通う学園を見てただけだよ。」
「ふ~ん。」
「「まてよ~!イッセー!」」
二人でそんな軽い話をしているとイッセーと呼ばれた少年がが走ってきた方向から二人の少年が走ってきた。
「あっ、松田と元浜もか。二人ともおはよう。」
「ああ、おはよう!相変わらずいいおっぱいだな!」
「ハァハァ、おはよう!全くもってその通りだな!」
走ってきた二人の少年、松田と元浜は挨拶を交わし、燕にサムズアップをしながら朝からセクハラまがいの言葉をかけてきた。
「ハァ、会ってそうそうそれか。というか校門の前でいう言葉じゃないでしょ。」
二人の言動に燕は呆れながら言葉を返す。
「何を言うッ!燕!」
「ああ、まったくだ!」
「そこにとても良いおっぱいがあるんだ!」
「「「しっかりと目に焼き付け、それを誉めないでどうするッ!」」」
「そんな義務感はいらないでしょッ!!というかなんだその無駄に息の合っているのはッ!」
上からイッセー、松田、元浜が言い、最後には無駄に力強く息の合った言葉をを話すも内容が内容なだけに酷いものである。
「まったく・・・っと!あんまり話し込んでると遅刻する!三人とも行くよ!」
「おい!待てよ燕!」
「置いてくなよ二人とも!」
「というかまた走るのかい!」
燕の言葉とともに三人も学園に向かった。
これから彼らの高校生活が始まり、そしてもう少し後だが、彼女の新たな物語が始まる。
次回から原作に入る予定です!
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