第四次聖杯戦争
それは四回目の聖杯戦争であり、様々な人間に変化をもたらした聖杯戦争である。
そして本来の歴史であればバーサーカー------ランスロットが召喚されるはずであった。しかしそれはこの話ではあり得ない。
それはグリムロックという存在ゆえかはたまた______
心の中で悪態をつきながらも一人の少女を助けようとした男がいた。その名は間桐雁夜この聖杯戦争のバーサーカーのマスターである。本来ならば自分はこんな所にいるはずではなかった。
ただ、自分の恋焦がれた人のためにいるのだ、あの人の子供とても耐えられないような目にあっている蟲に身体のありとあらゆる場所を犯され、誰にも助けてもらえずにいるのだたとえこの身が滅んでも構わない。その覚悟がその男を奮い立たせた。ギィ とドアが錆びた金具を鳴らしながら開いた。そこから見えた男は雁夜があ・の・男・と同じくらい嫌いな己の父、間桐臓硯の姿があった。
「お前も中々にしぶといのぉ、雁夜。」
そんな事を言いながら杖で自分の足を突いたり捻ったりしてくるのは激痛が走るほどだがそんなので苦しんでもこの外道を喜ばせるだけだと必死に堪える。途中で「ぐぁっ」っと声を出してしまったがなんとしてでもあの子を助けてみせるという思いで耐えていく。そうするとそれに飽きたのかこんな事を言ってきた。
「雁夜よ、お前はこの一年良く耐えた。褒美にサーヴァントの触媒をくれてやろう。親の親切に感謝するが良い。これならばかなり高位のサーヴァントを呼び出せるじゃろうて。」
そう言われて渡された箱の中を覗いてみると、昔図鑑で見つけた、そう、まるでティラノサウルスの牙のようなものがあった。
「それを手に入れるのは中々骨が折れたが可愛い息子のためじゃ惜しくはない。」
絶対嘘だ。こいつは家族だろうが人を追い込みそれを楽しむ外道だ。何か策があるに違いないが俺はこいつに従う他ない。
その日はサーヴァントを呼び出す日だったために雁夜は少女が犯された場所に描かれた魔法陣の中心にその牙を置き、サーヴァントを召喚するための詠唱を始める。
「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公」
「降り立つ壁には風を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉炉は循環せよ。」
「
「-----告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯のよるべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。誓いをここに。
我は常世総ての善となるもの、我は常世総ての悪を敷くもの。」
「されど汝はその眼を混沌に曇らせ待るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者---」
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪よりきたれ、天秤の守り手よ---!」
そう詠唱を終えて魔法陣が光り輝くと煙のようなモヤが現れると同時に屋根や壁が崩壊する音がして、瓦礫が落ちてくるが巨大な手が自分と臓硯がそれを防いだ。そしてこう問いかけてきた。
「サーヴァントバーサーカー召喚に応じて参上したどっちが俺のマスターだ?」
テスト期間のせいでなかなか投稿できず申し訳ありません。短いですが次は1500字超えたいです。