オチのないごく一般的な大学生の一日の話です。

【普通】とはなにか考えながら読むと多少は面白いかもしれません。




※本小説は花森ちと様、ばーとる様による【第4回三日小説企画】のお題、【普通】に沿って書いています。

感想などはTwitterの #三日小説_第4回 へお願いいたします。

1 / 1
主人公に名前はありません。自分に当てはめるもよし、好きなキャラクターを当てはめるのもよし。

【普通】とは何なのかを考えながらお楽しみください。


ごく普通の一般的な大学生の一日

朝七時。この私の輝かしい朝は始まる。一定の周期を刻むスマホの目覚ましを切り、寝ぼけた目を覚ましつつ起床する。とはいえ起きたところでこの狭いアパートには私一人。

 

トイレを済ませ、朝食...とはいっても食パンにお気に入りのブルーベリージャムを塗った物と牛乳だけ。もっと朝から食べた方が良いんだろうけど朝から火を使うのは面倒くさいし片付けが大変だ。朝のニュースを垂れ流しつつ、朝食をとる。相変わらず某ウイルスについての話題が放送されているがこれも最初程騒ぎにはなってないような気がする。当初のウイルスが日本に来た!緊急事態宣言!ってなってたのがいつの間にか緊急事態宣言やってる方が長くなり、人々のワクチンの接種が進むうちに人々の興味は失ってしまったようである。某国の戦争についての話題もやっているが正直あまり興味はないのでこれも聞き流す。

 

 

 

朝八時。服装を整え私は学校へ向かう。学校までは電車でおよそ一時間。郊外から都会への満員電車に身を委ねるうちに、乗換駅に到着する。

 

乗換駅は割と大きい駅なので、次に乗る電車は空席が目立つ。私はスマホを取り出し、ゲームのログインボーナスとデイリーミッションを今のうちに行う。ホーム画面にいる推しのキャラクターを眺めているこの時間が一番楽しいかもしれない。

 

 

 

朝九時。学校に着き最初の講義室へ向かう。1限の授業は催眠電波を発することで有名な教授の授業だ。寝不足な人にとってはこの講義は心地よい睡眠時間になるかもしれない。私は真面目な人なので寝ませんですがね。ぐう。

 

 

 

2限の授業は真面目にノートを取り、真面目に授業を受ける。合間の時間に友人から課題を写させてくれとせがまれたが私は寛大な心を持っているので勿論快く見せてあげる。次回からは自分でやれよと事あるごとに言っている気がするがそろそろ見せるのをやめようかなと心の中では思う。結局見せるんだけどね。

 

 

 

昼12時すぎ、昼休みは友人と一緒に学食で日替わりランチを注文する。勿論私の好きなメニューの日もあるがこの日は生憎そのようなメニューはないようだ。残念。ソシャゲのガチャの更新予告が来るようなので確認。友人一人が先に確認してその反応で予想するという簡単なゲームをして盛り上がる。今回は私が確認する番なので確認をしよう。

 

......おいおい推しのウエディング衣装じゃないかオイオイオイ。今石がないんだよ。明日からもやし生活がオイオイオイオイ。

 

......当然反応的に友人全員から当てられるという結果にはなったがその後も世間話や雑談で盛り上がる。私の学校は対面授業になっているがこういう瞬間の時だけは対面で良かったなと思う。去年は前半がリモート授業で退屈だった上にそれが一年生の時だから友達もできなくて大変だった。

 

 

 

午後の授業も睡魔と戦いつつ受講し、下校の時間となる。

 

帰宅の時間はラッシュの時間とはギリギリ重ならないため満員電車に揺られることは無いが同じ学校の人々が割と多く乗ってくるため乗車率はそこそこである。帰りの時間ではTwitterを見つつソシャゲなどを行う。友人たちとは反対方向だったり途中で下車したりするので乗換駅に着くころには私一人になっている。

 

 

 

帰りの電車に乗る。帰りの電車はラッシュ時間帯に片足を突っ込んでいるためそこそこ人が多い。ただこの駅は割と大きい駅のため皆降りるため、割と座れるスペースはあったりする。私は適当な場所に陣取り、またTwitterを開く。時折流れてくるネットニュースを流しつつゲームの情報などのツイートや神絵師さんのイラストを見る。......この人の描く推しキャラかわいいな。いいねとリツイートしとこ。

 

そうこうしていると最寄り駅に着く。最寄駅から自宅までは近いためすぐに到着する。週末なら寄り道して駅のコンビニでなんか色々買うときもあるが、週末じゃないうえに特にほしい物もないのでスルー。

 

家についてから夜ご飯の時間までは少し時間があるのでYoutubeを開いて動画を見る。

 

 

 

夜七時前。そろそろお腹が減ってきたので夜ご飯を作る。夜ご飯は豚肉切り落とし(グラム98円)を塩コショウで焼いたもの。え?これだけ?と言われるかもしれないが流石に白米と野菜としてトマトが付くから安心してほしい。

これが多い時では週4とかになるので、我ながら自分の面倒くさがりな性格と料理のレパートリーの少なさを恨む。......え?汁物?そんなのは知らないなぁ。

 

夜ご飯を食べつつ夜のバラエティを垂れ流す。最近のテレビは何かつまらない番組が増えたなと感じつつ、まぁテレビ局の職員が若者のテレビ離れだ!と言ってやけくそになった結果なんだろうなぁと思う。30分ぐらいで食べ終わるため、その後は風呂に入り、食器を洗い、パソコンの前に座って明日の課題を行う。最も、課題はすぐに終わるため、速攻でYoutubeを起動するんだが。

 

好きなYoutuber様の動画を一通り見た後今度はゲームを開く。今日は人を撃ちたい気分なのでFPSを起動する。エンジョイ勢としてやる分には十分楽しいからね。......オイオイオイ味方弱すぎだろ!

 

 

 

そうこうしているうちにもう深夜0:15になってしまったようだ。これ以上起きると明日起きれなくなるため、洗濯機をセットして、明日の予定を確認してから寝るとしよう。......おっと明日バイトか。

 

私は棚に置いてある推しのフィギュアやアクリルスタンドにおやすみと軽く声をかけてから布団に潜り込む。ここからスマホを弄るためプラスで20分くらい起きてることもざらにある。今回もその例にもれず15分くらい追加でスマホを弄ってしまった。本当に悪い癖である。

 

それではおやすみ!Good Night!

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

......さて私は寝る前に皆に問おう。普通って何だい?哲学的にね。

 

この学校とバイトを行き来したり、一日中働いたりする生活が普通というのなら、某ウイルスによる生活様式の変化だったり、某国の戦争に限らず災害や等によってその生活が奪われたりするかもしれない。

 

私が言いたいのはこの生活が続く。それこそが一番充実して幸せ、そしてそれこそが普通ってことなんじゃないかなと思う事さ。

 

平日は頑張って働いたりバイトしたり学校に行ったりして、休日はゲームして遊んだり旅行に行ったりする。これだけでも十分幸せだと思わないか?

 

勿論普通の定義は人によって異なると思う。だからその自分の中での普通の定義を大事にしてあげてねって事さ。

 

......まぁあまりここで喋り続けるのも野暮ってものか。それじゃあ今度こそおやすみ。

 

 

 

 

 

 

その数時間後、空に一筋の閃光が流れ、やがて空一面が光り輝くのであった。

文章はここで途切れている。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。