特急「やくも」で乗客が姿を消してから3時間後、そして第2の殺人が起きた。
「あれ、砂がかかっている。」
「どうしたんかね。」
「お、おい、この人死んでるぞ。」
「何、それ本当か。」
「おお、砂に駆けられて死んでいるぞ。」
「何々。」
「それ、本当か。」
「おう。」
と、騒ぎになって大勢の人が集まりました。
暫くして、警察が到着した。
「はい、下がって、下がって。」
そこへ、岡山公安に1本の電話が入った。
「はい、こちら岡山公安室、はい、えっ、行方不明の乗客が死体で発見された。」
「えっ。」
と、梶山と菅原は驚く。
「場所は何処です、ええ、京都の伊根、わかりました、早速伝えます。」
「今、京都府警から連絡ありまして、篠原敏夫らしき男性の死体が発見されたそうです。」
「何ーっ!。」
そして、現場へ行っていると又遺体に砂がかかっていた。
「敏夫さーん、敏夫さーん。」
と、愛子は泣きついていた。
「篠原敏夫さんに間違いないですね。」
「はい、間違いありません。」
「それで、手掛かりになる物は。」
「はい、遺体には砂がかかっていました。」
「えっ、又。」
「はい、兵庫で起きた事件の手口に似ているんです。」
「やはり、砂がかかっているわ。」
「この砂は、どこで手に入れたのでしょうか。」
「調べる必要があるわね。」
菅原と梶山は岡山から戻ってきた後、高杉班長に報告した。
「何、伊根で男性の死体が。」
「はい、やはり城崎で起きた事件も同一でした。」
「やはり、被害者は砂にかかっていたのか。」
「はい。」
「この砂は、どこで手に入れたんだろう。」
「そこなんですよね。」
「とにかく、調べて見ないとね。」
「ええ。」
「よし、高山と鶴岡は篠原の足取りだ、南と小海はこの砂の出どころを調べてくれ。」
「わかりました。」
早速、南と小海は砂の出どころを追ってみた。
「あれ、この砂は。」
「どうした、何か知ってるのか。」
「私、これ知ってるよ。」
「えっ、この砂知ってるのか。」
「うん、これね鳥取県の砂なんだ。」
「場所は何処なんだ。」
「鳥取砂丘よ。」
「そうか、ありがとう。」
そして、南と小海は早速鳥取砂丘へ向かった。
鳥取砂丘
「同じ砂だ。」
「ええ、間違いないみたいだわ。」
「よし、班長に報告しよう。」
「ええ。」
「何、犯行に使われた砂は鳥取の砂か。」
「ええ、使用されたのは恐らく鳥取砂丘の砂と考えられます。」
「そうか、よくやった、すぐに東京へ戻ってきてくれ。」
「はい。」
南と小海は、早速特急と新幹線に乗り次いで特捜班に戻った。
現場にはまた、砂が掛けられていた。