北近畿再婚旅行殺人事件   作:新庄雄太郎

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そして、第二の殺人が起きた。


第5章 第二の殺人

特急「やくも」で乗客が姿を消してから3時間後、そして第2の殺人が起きた。

 

「あれ、砂がかかっている。」

 

「どうしたんかね。」

 

「お、おい、この人死んでるぞ。」

 

「何、それ本当か。」

 

「おお、砂に駆けられて死んでいるぞ。」

 

「何々。」

 

「それ、本当か。」

 

「おう。」

 

と、騒ぎになって大勢の人が集まりました。

 

暫くして、警察が到着した。

 

「はい、下がって、下がって。」

 

そこへ、岡山公安に1本の電話が入った。

 

「はい、こちら岡山公安室、はい、えっ、行方不明の乗客が死体で発見された。」

 

「えっ。」

 

と、梶山と菅原は驚く。

 

「場所は何処です、ええ、京都の伊根、わかりました、早速伝えます。」

 

「今、京都府警から連絡ありまして、篠原敏夫らしき男性の死体が発見されたそうです。」

 

「何ーっ!。」

 

そして、現場へ行っていると又遺体に砂がかかっていた。

 

「敏夫さーん、敏夫さーん。」

 

と、愛子は泣きついていた。

 

「篠原敏夫さんに間違いないですね。」

 

「はい、間違いありません。」

 

「それで、手掛かりになる物は。」

 

「はい、遺体には砂がかかっていました。」

 

「えっ、又。」

 

「はい、兵庫で起きた事件の手口に似ているんです。」

 

「やはり、砂がかかっているわ。」

 

「この砂は、どこで手に入れたのでしょうか。」

 

「調べる必要があるわね。」

 

菅原と梶山は岡山から戻ってきた後、高杉班長に報告した。

 

「何、伊根で男性の死体が。」

 

「はい、やはり城崎で起きた事件も同一でした。」

 

「やはり、被害者は砂にかかっていたのか。」

 

「はい。」

 

「この砂は、どこで手に入れたんだろう。」

 

「そこなんですよね。」

 

「とにかく、調べて見ないとね。」

 

「ええ。」

 

「よし、高山と鶴岡は篠原の足取りだ、南と小海はこの砂の出どころを調べてくれ。」

 

「わかりました。」

 

早速、南と小海は砂の出どころを追ってみた。

 

「あれ、この砂は。」

 

「どうした、何か知ってるのか。」

 

「私、これ知ってるよ。」

 

「えっ、この砂知ってるのか。」

 

「うん、これね鳥取県の砂なんだ。」

 

「場所は何処なんだ。」

 

「鳥取砂丘よ。」

 

「そうか、ありがとう。」

 

そして、南と小海は早速鳥取砂丘へ向かった。

 

鳥取砂丘

 

「同じ砂だ。」

 

「ええ、間違いないみたいだわ。」

 

「よし、班長に報告しよう。」

 

「ええ。」

 

「何、犯行に使われた砂は鳥取の砂か。」

 

「ええ、使用されたのは恐らく鳥取砂丘の砂と考えられます。」

 

「そうか、よくやった、すぐに東京へ戻ってきてくれ。」

 

「はい。」

 

南と小海は、早速特急と新幹線に乗り次いで特捜班に戻った。




現場にはまた、砂が掛けられていた。
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