ジャガーノートになりまして……え?CoDじゃないの? 作:ulo-uno
まぁ、原作の時系列が分かりにくいのも関係してるのかもしれないけど。(←実際筆者も分かっていない
増えてほしいなぁ……。
――――――クソッたれってやつね……。
燃え盛る街、朱く染まる夜空の下、そしてそれを覆い隠すような瓦礫のわずかな隙間の陰ででそう彼女は心の中で吐き捨てた。
声には出せなかった。
何故なら彼女が声を出せばそれを聞きつけ“怪物”が来てしまうから。
今は逃げようにも足に怪我を負ってしまっている……逃げようとしたところで結果は見えているだろう。
だからこそ彼女は願う事しかできなかった。
始まりはなんて事の無い“非日常”からだった。
とある街の近くに隕石が落ちてきた。
決して小さいかと問われればそうでもなく大きいかと聞かれればそうでもないごく普通の街。
そんな街になんて事の無い
その街の住人は当然ながら興味を持つだろう。
それが
その隕石は持って来たのは未知の感染症だった。
それこそどこぞのバイオテロだとかホラーアクションゲームのような質の悪いモノ。
ハッキリ言ってそこからは負の連鎖だった。
“サンプルを回収しに行った仲間が襲われた”“それを助けに行こうと仲間を頼った”“そして、助けに行った仲間も襲われた”
――――――そしてこのザマだ。
救助に向かう途中を襲撃され仲間とはぐれ孤立している。
そもそも、仲間が無事かすら分からない。
暇な時はよく自身の子供の話をしていた彼は無事だろうか、元研究者である彼女は無事に逃げられただろうか……それともあるいは……。
何をどうすればよかったのかは私分からない……でも今はただ願うことくらいしかできなかった。
――――――ガラッ……。
……ッ!!
遂に見つかったか……それとも只偶々近くに居るだけか……。
どちらにせよ私は限界であった。
“部隊”に入った時点で覚悟は決めていたはずだった。
だけどこんな最後になるとはだれが想像できようか?
……怪物に、生きながら食われるのだろうか?それとも只遊びのようになぶり殺しにされるのか……。
我慢してせき止められていた涙が溢れ出す。
だが、足音はどんどん私の方に近づいてきて……。
入口を大きな影が覆う。
隙間から見える景色には明らかに“怪物”とは違う人工製の分厚すぎる装甲、
この時、この瞬間、私は私の今後の運命を大きく変えたであろう
◆◆◆◆
この時この瞬間俺はとても悩んでいた。
……ああ、いきなり何のことだ、と思った者もいるだろう。
大丈夫だその感想は正しい。
まあ、俺が一体何をこんなに悩んでいるかと言うとたった今俺の目の前にあるゲームとゲーム機のセットだ。
一つは最近話題のVRと言うもの。
これについては知識ではあるが知っている……たまにYoutu〇erがやっているあれだ。
そしてもう一つ。
《RAINBOW SIX SIEGE》とか言うゲームだ。
これについてはだが調べてみたがさっぱり分からない……と言うか全く検索にヒットしなかった。
「まぁ、見るからに特殊部隊とかのゲームなんだろうけどさ」
しかし最も気がかりなのはこのゲームがいつの間にか俺の居るアパート……しかも、俺の部屋に置かれていたと言う事だ。
因みにだが晩年低給料の平社員であるだろう俺にこんなものを買う予定はないし、買った覚えもない。
「まぁ、本来ならばどこの誰がこんなものを置いて行ったのか警察に行くのがいいんだろうけどさ……」
――――――やってみたいじゃん、VR。
まあ、一回位くらいならやってからでもいいよね?
そう言って機器とVRを接続する。
それから、その他必要な設定を完了してゲームのスタートボタンを押す。
「お?これがこのゲームで使えるキャラクター……いや、オペレーターか……てか、全部使えないじゃないか」
とそう思ったがふとその横に新規オペレーター作成と言う表示が見えた。
……なるほど、つまりはレベルが上がればこれらの使えないオペレーターが使えるようになるとかか……。
だとしたら先ずは自分のキャラを作ってみるか……。
如何やら装備は豊富なようだ。
様々な種類の武器武装、装備にスキル。
俺は気になる物がないかと装備欄を下に下にスクロールする。
ふと、気になる物があった。
武器はたった一つ圧倒的火力、スキルは装備重量の無制限化、ずんぐりとした超重量の防具。
分厚いバイザーの下のガスマスクから覗く目の周り以外の一切を見せない気密性……流石にこれは……。
でもどうしても気になる……装備名……
俺は
社会人になってからはもうずいぶんとやっていないが一時期大いにはまったものだ。
ジャガーノート……それは《CALL OF DUTY:Modern Warfare》に実装されていた
ハッキリ言ってこの作品ではネタ枠だろう……いくら頑丈だからと言って延々と狙われ続ければ倒されるのだから。
そもそもコレを装備した時点でAGI*2は最低値に強制的にされている。
更には他のオペレーターも性能値が割り振られており当然ながらAGIの高いものも存在する。
……でも、ちょっとだけしかプレイしないんだから……。
散々迷った末にこの装備を選ぶ。
《ジャガーノート》……いかにもしっくりとくる懐かしい名前だ。
もしかすればこの作品はCoDの番外編のような扱いなのかもしれない。
CoDの作品の中にはネームドのオペレーター選ぶものもあったからな。
そう思いながらゲームを開始する。
――――――ブツッ
その瞬間、何かが断たれた音が聞こえた。
この度は、この様な小説を読んで下さり誠にありがとうございます。
ドウモ、筆者デス。
まぁ、R6sと言えば私の中ではかつての愛されキャラ(旧タチャンカ)ばかり使っていた記憶がある。
……まあ、今ではかなり強くなってしまいましたが(当社比)。
次の投稿は今日中になるかな?と思います