あなたは傍観者   作:GM

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アンケートの結果、吟遊詩人に決定しました。
ただし、副職業として、音楽、僧侶、武闘家(宿屋は旅する以上無理でした)を鑑みて、楽器有り、薬学履修、武器なし、ということになりました。
ただ、メインは吟遊詩人なので、戦闘能力は低めです。そもそも体力無いし…。



一人目:家族

あなたたちは協議の結果、メインを吟遊詩人として彼女を育成していくことにした。

他にも、薬や武闘、音楽などに関しても成長させるのだが、あくまで、いわゆるサブスキルとしてだ。

彼女はEDUがBと、比較的高めなので、傍観者の指示に従うことによる成長ボーナスもそこそこ高めなので、歌が上手くなるスキルと合わせて優れた吟遊詩人になれることだろう。

彼女からしてみれば、前世で音楽を聴くことが好きなのも相まって、吟遊詩人という職業に賛成であり、彼女は早速歌の練習を始めた。

 

つい最近できた彼女の妹を勝手ながら練習相手にして、適当にこの世界にある歌、子守歌や勇者のお話などを歌っていた。

彼女の妹、スーザンはどうやらホルンの歌が気に入ってるようで、スーザンが泣いているときにホルンが歌えば泣き止むくらいにはホルンの歌が好きなようであった。

傍観者はそんな幼女たちのほほえましい場面を見て和んでいるようである。

…和むよなぁ?(圧)

 

そんな可愛い妹スーザンの能力値を傍観者たちは見ることにした。

だって気になったんだもん。仕方ないよね。

 

 

名前:スーザン

性別:女

特殊技能:なし

ステータス

STR:A

CON:A

POW:B

DEX:B

APP:D

SIZ:B

INT:A

EDU:B

LUK:C

 

 

…ん?なんだこのチート系主人公みたいなステータスは?

力が強くて体力もあって賢い、けど見た目が残念、それってゴリラかな?

傍観者たちは妹が将来ゴリラになってしまうかもしれないことをホルンには秘密にすることにした。

 

それからホルンは精力的に日々を過ごしていった。

力も普通くらいで体力は低めなことを考えて、ホルンが将来的にどんな戦闘スタイルにしようかと考えた結果、戦わないことに決めた。

つまり、逃げることに特化したビルドということである。

 

考えてほしい。

STRがCというのは一般女性ほどの力、ということだ。

自衛団に混ざって、特訓しているといっても剣や弓の扱いはさっぱりで、旅をするにあたって必要だと考えられる基礎体力を鍛えることしかしていないのである。

そんな一般女性が森で出会った熊さんを拳一発でぶっ飛ばせるわけがないのだ。

それどころか肉弾戦で勝てるかどうかも怪しい、というかほぼ負けるだろう。

なかには熊よりも強い生物、魔物もいるだろう。

なので、高いDEXとやや高いINTに沿って、薬で麻痺させたり煙幕とか使ったりして逃げる、そんなスタイルにしようと考えた。

 

そう考えた結果、今までよりも薬学を学ぶことに集中し、ランニングもしつつ、歌も磨きながら、幼少期を過ごしていった。

彼女が8歳になるころには、スーザンもたどたどしくはあるが喋れるようになるくらいには成長しており、お姉ちゃん大好きなスーザンはホルンのすることなすことほぼすべて真似しようとして、ランニングにもついてくるし、薬学も一緒に学ぶし、歌も一緒に歌った。

その結果、高いステータスが猛威を振り、ホルンが10歳になるころにはスーザンはゴリr…逞しい女性へと成長していった。

もう今ではランニングの時間は同じとはいえ、内容が違う、ホルンが1キロ走る間にスーザンは5キロ走るし、薬学もホルンは回復薬や足止めのための薬を学んでいるが、スーザンは薬を越えて医学、人体の急所とかも含めて学んでいたりする。

というのも、どうやらスーザンはホルンの旅についていく気満々で、両親は最近生まれた弟に宿屋を任せることにしている。

 

子供いすぎじゃね?と傍観者は思うかもしれないが、このヒマワリ村は田舎であり、土地が余ってるといっても過言ではなく、開墾することも魔法パワーで比較的簡単にできるので、食料には困っていないのである。

それどころか観光業でも収入があるため、田舎とはいえヒマワリ村は結構にぎわっているのだ。

だから子供をたくさん作っても食料がなくなったりしないし、逆に人手が足りないこともあってたくさん子供を作ったほうがいいのである。

 

そんなこんなでついていく気満々なシスコンスーザンは非力な姉に変わって道中の危険を取り除こうと考え、天性の才能も相まってゴリ…逞しくなってしまったのであった。

 

そんな中、直向に努力するこの二人の姉妹の姿勢が気に入られ、村中から可愛がられ、同年代からは田舎ながらホルンは歌姫、姫と呼ばれるようになるくらいに中心的存在になり、当然ながら慕う男の子もいたのだが、告白しようとした男の子たちは悉くシスコンもといゴリラにボコボコにされるのであった。

表でのスーザンのあだ名が騎士や番人であるのに対し、裏、彼女やホルンがいないところではゴリラと呼ばれるようになったのは言うまでもない。

 




武闘家を選んでくれた方、すいません、なんか暗殺者スタイルになってもーた。
代わりに妹をゴリr、武闘家にしたんで許して。

スーザンのステータスです↓
https://img.syosetu.org/img/user/386430/97402.png
ホルンのはどっかいった。

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