ストーム1と蒼き航路   作:電子迷宮

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 ここから主人公が入ってきます。


第二話

 

 

「新人ってのは君か? さあ始めよう」

 

こんなに兵器は必要ないだろうと、そう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気にしなくていいよ。軍人ってのはこういう悪ふざけが大好きなんだ」

 

 

あの日までは

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええっ!?うわああ、うわああああああ!助けてえええ!」

 

 

突然の出来事に体が動かなかった。それはそうだ、人間より遥かに大きい怪物が突然先輩を喰ったんだから。

 

 

「大丈夫か。お前は民間人だな。来い、武器をやる」

 

 

 

これが自分を救ってくれた恩人の軍曹との出会いだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「銃を持ったのは初めてか?」

 

「ビビんなよ」

 

「銃口を敵に向ける。引き金を引く。簡単だ」

「手が震えてなければな」

 

生き残るためには戦うしか無かった。幸い軍曹やその部下の人達が教えてくれたからなんとか敵を殺すことが出来た。

 

それでも5、6匹程だ。軍曹達は数えきれない程殺しそして道を切り開いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいぞ民間人。お前には素質がありそうだ」

 

もう何が何だか分かんなくなった時に軍曹が自分に言ってくれた。無我夢中で殺してただけなのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出口だ! 部隊と合流する!」

 

「民間人、もう安全だ」

 

その言葉を聞いた自分は安心した。もうこんなことをしなくていいのかと。もう死ぬ危険性はないと。地上に出るまではそう思っていた。

 

地上に出るとさっきまで戦っていたあの怪物が集団で基地を襲っていた。

 

「おいっ! 空を見てみろ!」

 

「こんなこと、信じられるか……?」

 

「円盤みたいなのが飛んでるぞ……」

 

「空飛ぶ円盤!? そんな馬鹿な!」

 

「地下にいる間に、映画の撮影でも始まったのかよ!」

 

「味方が戦闘中だ! 援護する! 続け!」

 

軍曹の指示を聞いて考えるより先に手が動いていた。もうこの時から自分は察していたんだろう。この先どう足掻いても普通の生活には戻れないと。

 

 

 

 

 

犠牲を出しつつもなんとか怪物を倒し尽くしたその時、空から1本の塔が降ってきた。

 

「空を見ろ!」

 

「何か、落ちてくるぞ!」

 

「退避、退避ー!」

 

「うう、うわあああああああ!」

 

「巨大な、塔だ……」

 

「機械で出来てるぞ……」

 

「怪物だ、塔の周りに怪物が出現してる!」

 

「怪物がどんどん増えてるぞ!」

 

「塔は、怪物を出現させる装置のようです。次から次へと出てきます!」

 

「怪物を攻撃しろ!」

 

もう何が何だか分からなくなっていた。人を喰って酸を出して人を殺す怪物にそれを出現させる塔。これが夢ならと少しの希望を見ていたがあの光景を見てからもうこれは現実だと気付かされた。

 

 

 

「上を見ろ! 塔だ!」

 

「ここに落ちてきやがるぞ!」

 

「数が多すぎる! この基地はもう駄目だ!」

 

「基地を放棄する! ただちに撤退せよ!」

 

「逃げるぞ! 民間人、ついて来い! 安全な場所まで連れて行ってやる!」

 

空から無数の塔が降ってきた。あんなに苦労して破壊した塔が無数に降ってきた時は絶望した。戦力差が大きすぎる、と。あんなに武装していたEDFがここまで追い込まれるのを見ていると、敵の戦力はどれほど大きいのかと、軍曹達について行くときに他人事のように思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これはテロじゃない! 侵略だあああああ!」

 

安全な所に移動している時、突然大きな影が出来ていた。見上げてみると、空には、円盤のような物体があった。

 

そこから出てきた小さい円盤型のドローンを見て敵は地球外生命体の軍団だと気付かされた。......いやもう薄々勘づいてはいた。全長10mもある怪物に空から落ちてくる怪物を呼び出す塔。この時、もう安全な場所などない、もう戦うしかないと、そう......思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの日から数ヶ月が経った。どこに向かっても現れるのは怪物ばかり。戦うことを決意した自分はEDFに入隊した。何回も戦ってきて怪物と戦うことへの恐怖心などなくなっていた。

 

「似合っているぞ、戦友」

 

「馬子にも衣装ってやつだな」

 

「お前になら、背中を預けられる」

 

「新入り、レーションの味には慣れたか?」

 

もう道は一つしかない。怪物を殺し、地球の平和を守ることだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「以後、コードネームを変更する。遊撃部隊ストームだ」

 

「スプリガン、君たちはストーム4。グリムリーパー、ストーム3だ。軍曹、君はストーム2。そしてストーム1は、お前だ。今後はこのコードネームを使う。分かったな!」

 

そして、本部からコードネームを言い渡され、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オペレーション・オメガを発動します!」

 

「そんなまさか!」

 

「本当に、本当なんですか!?」

 

「何をするつもりだ!?」

 

「やめてください! それだけは!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「苦しんでいます! 神が、苦しんでいます!」

 

「やれ! ストーム1!」

 

「ストーム1!」

 

「終わらせてください! この悲劇を!」

 

 

「死ねぇ!侵略者共ォォォォ!」バァン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから何年も経った。戦果を出していく内に気がついたら人類の英雄になっていた。こっちはただの元民間人だってのに。

 

「ストーム1!しっかりしろ!ストーム1!」

 

「あ......ぐん...そう...か...?はは......なんとか...ハァ...ヤツは...殺したぞ......」

 

「そうじゃない!お前は......お前はここで死んでもいいのか!」

 

「別にいいさ......結果はどうであれ...ハァ...ハァ...地球を守るという...目的は果たしたからな......」

 

あぁ......ダメだもう耳が機能しなくなってきている......

 

軍曹......自分は......俺は......誇れますか......?

 

「ストーム1!......クッ......お前は人類の希望でそしてEDFの英雄だ!それを......忘れるな.....」

 

ええ.......いつまでも...忘れませんよ......軍曹......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうこれで戦いは終わりだと思っていたのに

 





最後まで読んでいただきありがとうございます。

文章力のない作者が書ききれなかったところ(サボったとも言う)もまとめてストーリー解説を

①基地にバイトしに行く
②怪物に襲われ軍曹達に助けられる
③安全な場所がないと気づき入隊
④なんやかんやでコードネーム「ストーム1」がつく
⑤人類が残り1割となったところで元凶を倒し英雄になる

こんな感じです。とはいってもこれからアズレン世界に行ってもらうレンジャー君の武器はEDFを知らない人にとってなんだこれ?ってなります。アズレン知っている人からすれば、こいつチートじゃねぇか!ってなります。
あとがきの方に今回使った武器の解説を書く予定ですのでwiki開くのが面倒な人は読んでいただけると作者が喜びます。

最後に、行間空けすぎて申し訳ありませんでしたm(_ _)m
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