どらごんれでぃいらばーず!!!~現代日本で竜娘にTSしたけど同じ超可愛い竜娘(問題児)と支え合ってハーレム生活を満喫します!~ 作:囚人番号虚数番
「なっ!?」
死んでもらうだって?俺は耳を疑った。彼女といる限りいつかは殺されるのではないかとずっと考えていたがいざ宣言されると困惑する。それも馬乗りで一方的になる状況でだ。どうあがいても死刑宣告である。
「やめ、やめて、くれ」
「だーめ、かぷっ」
ニエは俺の首を歯を立てて噛みついた。歯が肌を千切り流血し、溢れ出た血が俺の首元を赤く染める。彼女は愛おしく血を吸い、血が止まるとまた噛んでは吸ってを繰り返す。
「痛ッ!」
俺がニエを引き剥がそうと叩き、殴りつけ、罵倒するがびくともしない。それどころか更に強くなっていく。腰に滴り落ちる粘液も激しく噴出する。俺はその痛みに耐えられず叫ぶしかなかった。
「んもーあんまり痛いと私もやり返しちゃうわよ」
すると彼女は口を大きく開き肩に思い切り齧りつき、肉を食いちぎった。
「グアアアッ!!イダイィイッ!!!」
痛い、肩の肉を千切られて人が平気な訳がない。余りの激痛に泣き叫び暴れるが彼女を振り払えない。俺はただ涙を流して痛みに叫ぶ。一方で彼女は俺の肉を幸せそうに長時間咀嚼し飲み込む。そして優しい顔でお腹を撫でた。まるで、俺の肉が愛おしいかのようだ。
「……ふーっ、ごちそうさま」
「お願いだ!もう止めてぇえ!」
俺は彼女の凶行に怯え恐怖で体が震える。ニエはそんな俺を見てクスリと笑い口を離してくれた。かと思うと彼女は剣を出した。俺はそれを目にして戦慄する。あの武器で俺は何度も殺されたのだ。
「な、何をする気なんだ?」
嫌な予感しかせず、恐る恐る聞くとニエは笑顔のまま答えた。
「あなたの四肢を切り落とすの」
「……は!?」
ニエが剣を振り上げる。手足を切るだと?冗談じゃない。こんな化け物に体を弄ばれるなんて御免だ。俺は必死に抵抗するが、ニエの力が強く振り払う事が出来ない。その間にも彼女は剣を振り上げる。
「や、やめ」
「さよなら」
腕に走る激痛。神経を直接触られるような鋭い感覚。 骨が砕ける音が響き、意識が飛びかけるが不思議と気絶できなかった。太い血管が切れ、血液が噴き出し、地面が朱に染まっていく。
「ぎぃやぁああ!!!」
余りの激痛に意識を失いたかったが許容量を遥かに超えた激痛は気絶すら許さない。もう片方の手を切り落として無理やり覚醒させられる。もう涙は止まらない。
「あっはは!次は足ね!」
「ま、待ってくれ、頼む、何でもするから、もう許してくれ!」
涙ながらに懇願するが、彼女は止まらない。必死に抵抗するも虚しく、足を押さえつけ両足の膝関節部分を切り落とされた。切断された両足首からはおびただしい量の血が溢れ出る。
「ああ……あははっ、これで何にもできなくなっちゃったわね」
俺を見下ろす彼女は狂気的な笑みを浮かべている。駄目だ、絶望的すぎる。もう自分から死ぬ事すらできないのかよ。あまりのショックで何も考えられない。だが一つだけ分かった事がある。そしてニエは俺の事を間違いなく殺すつもりなのだ。
「うーん、でも流石に私だけ楽しんでちゃ不平等だよね」
そして、ニエは俺の顔を掴み自分の胸に押し当てる。
「レイトって胸の大きい人が本当は好きなんだよね。漫画の女の子もみんな巨乳だったし。ほら、だから最後にいっぱい楽しんでね」
柔らかい感触と共に甘い匂いが鼻腔を刺激する。彼女の胸に顔を押し付けられ、豊満で暴力的な極上の乳を貪るように堪能させられた。だがそれ以上に血と得も言われぬ濃い臭いに耐え切れず胃の中の物を全て嘔吐する。
「おえ”えええっ!……はぁはぁ……はぁ……うぼぉえ”えええええ!」
俺の抵抗など気にせずに唾液を流し込み、歯茎を舐め、俺の血を味わうように吸いつく。それから数分後、ようやく彼女は満足したようで口を離す。口周りが俺の液と彼女の血に塗れて酷い有様だ。
「ぷはぁ、レイトの味がするね。もっと奥まで味わえばこの見えない何かもよく分かるのかな?」
「や、やめてくれ」
「ダメ。だってまだ全然足りないもん。だから次は趣向を変えて内側を楽しませてもらうわ」
ニエは俺の耳元へ近づき囁く。その言葉を聞いた俺は全身を強張らせた。彼女はそんな俺の反応を楽しむように笑い俺の腹部に剣を突き刺した。そして、ゆっくりと傷口を広げていく。痛みが全身を駆け巡り、口から泡を吹き出す。
そして、内蔵を露出させるまでに広げてから、腹の中に手を突っ込んだ。腹の内側を掻き回され、内臓が引きずり出される感覚に悶絶し絶叫を上げる。その度に臓器が零れ落ち、辺り一面に飛び散った。
「ひゅー、凄いわねぇ。これならまだまだ壊せそうね」
彼女はそう言って今度は俺の心臓目掛けて突き刺し、引き抜いた。
「あっ……あがっ……やべでぐれぇええ!」
「あははっ楽しい!ねえ、私達相性抜群だよね!今宵は頭が壊れそうだよ!」
やがて彼女は剣を捨て、両手で俺の腹を引き裂いた。ぶちっと音を立てて、大量の臓物が飛び出し地面に散らばる。俺は激痛に泣き叫び、失禁しする。だが彼女はそんなのお構いなしに俺の身体を弄ぶ。
そして、俺はついに限界を迎えた。痛みと出血に視界が点滅し、意識が遠のく。薄れゆく意識の中、彼女は笑いながら言った。
じゃあ最後に一番の私を見せてあげるから最後くらい精一杯に散らせ
意識が途切れる直前、俺は死を悟っ―――
…………そして、俺の意識は途切れた。結局の所、俺は大口を叩いたのにも何も知らず、何もできずに死んだのだ。可憐な何も知らない少女の姿に一抹の希望を見出して哀れにも死ぬ。
俺は竜である前に人である。だがしかしニエは生まれながらにして竜なのだ。人程度が幾ら同情しても真意は分からない。
……でも、そんな彼女でも俺はまだ希望を抱くべきだったのだろうか。
ニエは望んでいた。突如として殺人衝動に目覚めた贊竜と俺が殺される前のあの竜、そして初めてであったニエはどれも彼女であって全て違う彼女な気がした。だって、俺ははっきり見たのだから。血を纏い、小さな四肢で剣を振る、脳を焼かれるあの美しさを。
……あはは!やっぱり赤は綺麗ね!
白い肌に白い服、美しく儚き彼女とその美を根底から覆す数多の返り血に染まる彼女。月夜に舞い、殺戮を繰り返すその姿はまるで天使のようだった。
満月を背に高く高くに飛び上がり、双刃の剣の翼を羽ばたかせて宙に舞う。そして次の瞬間には、地上の全てを焼き尽くす業火に包まれる。片方は刃から尾を引く神秘的な白い炎、もう片方は彼女そのものを現す緋色の血飛沫で出来た大剣。どちらもが禍々しく彼女の魅力を極限まで高めている。
そう思うのはきっと俺自身が死に近づいてるからなのか。それとも既に狂っているせいで感じていないのか。恐らく後者だろう。この美しい世界を目にしてなお恐怖を感じないんだから。炎の渦の中にいるはずの彼女があまりにも美しく見えてしまうのは何故だろう。
俺はただ呆然と立ち尽くしていた。あれほどまでに美しいと思った彼女が今はより恐ろしく美しく見える。ああクソ、してやられた。俺が見惚れていたのは彼女の姿ではなく、この姿こそが真に見出すべきだったのだ。
血塗れで狂乱する彼女の瞳は輝いていて邪念の一つ感情を感じない。だが、今の彼女には血を欲する衝動が確かに感じ取れた。つまり彼女の中で何かが壊れ始めている証拠だ。それが何なのか俺には分からない。俺すらもしや手遅れなのかもしれない。だけどもういい、俺は十分幸せだ。これ以上は望まない。
だって目の前に居る彼女は俺の理想の美しさなんだから。もう既に俺は手遅れなんだ。今更どうこうできない。彼女は剣を向けてくる。その表情はいつものように笑ってはいなかった。
彼女の笑顔は好きだ。だがこんな笑みは見たことが無い。
もういいや、考えるだけ無駄だ。
ならいっそ……
ー--
現在位置
ひいろ自宅 玄関
「緋刃さん、何時になったら帰ってくるのですか?あなたが戻るまで私はいつまでも待ち続けますよ」
タッタッタ……
「あれ、蕾?出かけたのではないのですか?」
「違う、今子機が行動不能になったついでにスペアに移った。ついさっさっき他人の色恋沙汰に手を出したら性交に巻き込まれたのだよ」
「っそれでは緋刃さんが見つかったのですか!?」
「その通りだ。今駅前で落ちてる頭かのらカメラ映像だと彼女は力尽きて倒れている」
「そうですか!緋刃さんはまだ遠くへ逃げていなかったとは。やはり運命とは愛が実現するのですね!」
「ああ。で、人の男には興味なしか。流石に彼に同情するよ」
「それより蕾は早く緋刃さんを連れてきなさい」
「初めからそのつもりだ。だが去る前に一つ聞かせてくれ。君は何時間玄関の前で彼女を待ち続けたんだ?臭いはまだしも……その、服と床のそれは君の糞と屎尿だろう?それに最後に眠ったのは何時だ。酷い隈だ」
「あなたに留まるようにお願いされてからずっと立ったままだったのでつい我慢できず粗相をしてしまいました。眠気も酷いですが愛の前にはこの位は当然です♡」
「……愛とは竜すら狂わせるのだな」
ガチャ
導入終了