フィクションに塗れた
友人を観察した小説
昼過ぎ彼は目覚める
毎夜深夜まで行われるデッドヒート
しかしいつかは燃え尽きるビート
彼は長き眠りからアンデッドの如く生き返る
今日はいつもより長い眠り
時間は恐らく昼
光に強いアンデッドの彼はもはや無敵だ
永続バフがかかっているのだろう
先程恐らくと言ったのはいつも通りに目覚めれば腹に巣食う寄生獣にやられているはずだからだ
目覚めた彼は血の匂いに誘われ部屋に入る
そこに待つはマミー
まずは彼の砂漠をオアシスにすべく
まずは命の水を飲み干し喉を潤す
手を合わせ
円に置かれたブレッド
ビンの塗りたくるブラッド
イエスは皿をパンに変えた
ならば麦をパンに変えたのも同じだろう
そして球より醸しだすはアンデッドの弱点である太陽を表す橙と透明で構成された命になる道もありえたであろう
加熱すればより太陽に近づく白濁から白に橙は橙のまま
眩しさはまさに太陽
しかし彼は光に強いアンデッド
胡椒をふりかけ
ものともせず口に放り込む
固焼きだ
さすが母なる母好みを熟知している
しかし合わせが悪かった
手を合わせ
腹を満たせばやってくる寄生獣
落ち着け今日は休みだ
精神統一一球入魂
プレイボール
…………
ワンストライク…
ツーストライク…
グッ…デッドボール!!!
頭に響く地震
尻に届く雷鳴
死んでいるのにデッドボールとはこれいかに
気分を害され野球場を後にした
苦い思いをした
次からはウォールマリアを建て条約違反を犯すことにした
一見薄い壁でも水害から我らを包み込む
しかし母なる壁は裏に返せば悪魔の顔
先が見えない火事に陥る
資源が無くなり豆腐ハウス建てられない
悔い改めていたら死んでしまう
光に強くとも仏の後光には弱いのだ
本格的に昇天してしまうだろう
マリア様に守られて仏により召される
そんなことしたら宗教のクロスオーバーが起こせる
容易に行える神々の交流
この行為はしてはいけない禁忌にすべきだ
目覚めの大地に戻ろう
気分はポケモンで最初の街に技マシンを取りに行く気分だ
人に叡智を授ける機械を作動させ
見るのは叡智
三代欲求の一つを満たすべく
新たなる大地に旅立つ時が来たのだ
新たなる大地には一歩間違えれば荒波に飲まれ詐欺に遭う
大いなる叡智には大いなる代償が伴う
どれほど時が流れたのだろうか
そこに彼は立っていた
勝ち誇った顔で
恐らく智力は+100になっているだろう
知った叡智を人々に授ける
まさに神なのだ
布教すれば一人ずつ…一人ずつ…
集まりやがては大きな至高となる
そして同志が集まる
やがて彼は亡者から人間性を使い生者となったのであろう
しかしそこに集まった同志が彼を引っ張る
生えた羽をむしりとる
彼らはアンデッド抜け駆けは許さない
甘い言葉
エバもこんな気持ちで唆され実を口にしたのだろう
抗うことのできない激流
またしても彼らは祭を起こす
そして燃え尽きる
この内容は宗教への差別、攻撃する意図は一切ありません