「……暑い……」
今俺は砂漠を歩いている。
旅を始めて途中で気付いた事だったがラグナメイルだけで旅したら直ぐに終わってしまうと考え俺は、必要な時以外は歩くことにした。
そして今俺は、エジプトにまで来ていた。ここに来るまでは、色々とあった。
さすが神代である、幻想種が大量にいてアルゲンテウスで殺し回ったこともあった。素材が嬉しかった。特に竜種はラグナメイル自体がドラゴンを倒すために作られたので龍殺しの概念が着いていて楽であった。
他にも他神話の神々にちょっかいを掛けられたりちょっかい掛けたりしたし、魔術を習ったりもした。充実した旅である。
そして今俺がめざしているエジプトは時代的に第6王朝最後のファラオであるニトクリスの時代あたりである。
しかし砂漠越えはきつい、暑いし歩きにくいしで
因みに俺は、人としての名前をイザーク・マールス・ディーンハイムにして日本以外での神の名前をシェム・ハ・メフォラシュで通している
神の名前のまま旅したら行く先々の人から頭を下げられてたまったもんじゃない。
故に人としての名前もつけた。神としての名前はやっぱり俺の力を本流はこっちだからな、アマテラスに貰った名前は日本限定て事にした。
歩く……歩く……歩く……
「まちな!」
ずっと歩いていると声をかけられる。
相手はラクダに乗っており複数人いる集団のようだ
「殺されたくなかったらあんたの荷物よこしなぁ」
「……ハァ……」
旅をしているとたまに出会う盗賊の類だったか
「おい!聞いてのか!」
この手合いを相手するのは面倒臭いだよなぁ。仮にも神代の人間、みんな化け物だ。具体的に言うと現代人に常に身体強化のバフが掛かっているようなものだ、因みに重ねがけ。100m3秒で走り抜けるぐらいの速さで襲ってくる。
「ムシシテンジャネエョ!!」
怒ったせいかカタコトになりながら相手がケペシュを振るうが…………
ザシュ!!
「がァァァァァァ!?」
それよりも早く腰に着けている30cm程の長方形の物体を両手に2つ取りそこから刃を出して腕を切り落とした。
俺が取りだしたこれは自分の赫子を引きちぎって作ったクインケだ。因みに引きちぎった時はすげぇ痛かったから痛覚遮断の薬を打ちながらする事にした。そして、引きちぎっても〈神の摂理〉で元に戻るので実質無料の無限素材である。どっかのモンスター(な)ハンターに狙われる気がしてきた((;゚Д゚))
それは置いといて、このクインケは俺の様々な赫子を抜き取り繋いだキメラクインケだ、発想はワールドトリガーの小南のトリガーから思いついた。携帯状態は30cmの長方形の形でそこから様々な刃がでるようになっている、小太刀や太刀、サーベル、小斧、鉞、直剣、レイピア、小盾、ハンドガンetc..また、2つを合体させて、大斧、戦斧、薙刀、弓、槍、スナイパーライフル、大盾、鎌、etc..
とにかく詰め込みまくったキメラクインケ
名前は〈アルメヒティヒ〉
万能を意味する言葉だ
今回出したのは相手と同じくエジプトで使われていたケペシュだ。
シミターとどっちにするか一瞬悩んだが相手と同じで良いだろうと思った。
「やりやがった!」
「ぶっ殺しちまえ!」
「ヒャッハー!!血祭りだァ!」
「ヤロウォォオブクラッシャアアァァァア!!」
腕を切り落とした奴の仲間が俺に襲いかかってくる。
俺は、右手のケペシュを相手のケペシュと打ち付けると見せかけ手の力を抜き手首を返し斜めに傾けた刃の上に相手のケペシュを滑らせて行き体勢が崩れると同時に相手の首を刎ねる。
次の相手は武器を振り上げ瞬間に足元に魔術障壁を張りそこに踏み込み魔力放出で加速し左手のケペシュで胴体をふたつに分ける。
次の相手の後ろに魔術障壁を展開し魔力放出で加速して障壁に着地しそのままを相手を後ろから脳天に左手のケペシュを振り下ろし盗//賊にする。
そして最後にアルメヒティヒを連結させ槍に変え相手に投擲し脳天を貫き終わりにする。
「この程度か……」
神代の人間では弱い方だな。
強い奴はそれこそ英霊になるような奴らばかりだからな。
「このラクダや荷物は貰っていくか」
盗賊の持ち物だしな。売れば路銀も手に入る。でも路銀はあっても無くてもあまり困らないだよなぁ。黄金錬成すれば済むし。
まぁ、とにかく行くか
数時間後 ……シタタタッ ヘ(*¨)ノ
「ここが……」
ここが古代エジプト第6王朝の都市……
良い国の様だな、国民が笑顔で活気がある。
暫くはこの国で暮らすか。
楽しい生活が出来そうだ
あと2、3話はエジプトでの出来事を書こうと思います