初投稿はクロスオーバーです。駄文ですがよろしくお願いします。
やあみんな! てぇんさい物理学者の桐生戦兎だ! 俺達が新世界を創造してから数年。現在は2022年だ。平成から令和になっても、俺達は平和な暮らしを守っている。
エボルトを筆頭とするブラッド族の襲撃、テロ組織ダウンフォールによる戦火の危機を乗り越えた俺達は、ラボを家代わりとしている。
クソほどムカつくバカ、万丈龍我と石動美空、そして滝川紗羽こと紗羽さんの四人で暮らしている。おかげで生活はカツカツ。せっかく作った天才道具も一つ売れればいい方だから、毎日の食事がバランスよく取れていない。そのせいで――
「なんかだるいんだけどー」
「戦兎くん~食べ物~」
女性陣が騒ぎ出す始末。 ……ああもう! どうすりゃいいんだよこれ!
「……仕方ない」
外に出よう。
「どこ行くんだよ」
「買い出し」
「おう。 ……なら俺もついて行く」
「…………ん? 今なんて」
「俺も行く。荷物持ちが必要だ~って騒ぐからよ」
なんだとおっ……! おちゃらけた動きで俺の目をごまかせるかと思ったかバカめ。
「じゃあ付いて来い。俺とお前、どっちが早く外出るか勝負だ」
「おう、受けて立つぜ。美空、審判やってくれよ」
万丈が期待した眼差しで美空に審判を頼む。どうせ取り合わないだろうと思っていたが
「いいよ~」
二つ返事!! 嘘だろ!!
「その代わり早く帰って来てね~。よーいドン!」
「あ!」
困惑する俺をよそに前やった事の仕返しとして何かあるようなしぐさをした万丈は、すぐにラボを飛び出した。
「待てよおい!」
続けて俺もラボを飛び出した。後ろから紗羽さんの「いってらっしゃい~」という緩い声が聞こえる。悪い癖なのは承知だが、万丈の事になるとムキになってしまう。 ……どうしたものかな。
「万丈。まだ行ってなかったのか」
周りをキョロキョロする万丈に向かってぶっきらぼうに言う。
「おい。なんか変なのねぇか……?」
「あ? なんだよ」
「あっ! おい、あれ。空がグルグルしてるぞ!」
子供の様な発言だが、異質な雰囲気を感じた俺は万丈の指差す方向を見やる。
「マジかよ……」
万丈の言う通り、空がグルグルしていた。いや、ちょっと深い事を言うと空間がねじ曲がっている……のか。
「最悪だ」
「?」
「絶対巻き込まれるな……厄介ごとに」
俺がそう言った瞬間――
ねじ曲がっている空間がブラックホールのようになり、俺達を吸い込み始めた。
「お、あ、うわああああああっ!!」
「ば、万丈っ!!」
俺は慌てて万丈の手を掴む。
「おま、引っ張られるぞ!!」
「あ」
天才であろう者が、こんな初歩的な事を忘れるなんて――
「最悪だーーーーーーーー!!」
「おおおおおおおおおおっ!!!!」
俺達の声はかき消され、聞こえなくなった。
――俺達はこれから、一つの世界を救う事になる。
それがどんな世界かは、次のお楽しみ。シーユー!
いかがだったでしょうか。
次の話から本番です。まだ書き方を模索していますが、どうか温かい目で見て下さい。
感想お待ちしております。