「今まで何をしていたんだい? まさか、サボっていたわけではないだろう?」
「…………大丈夫だ」
「本当かしら……?」
ひさしぶりby万丈龍我&ケイ&ノワール
※前回から一ヶ月以上更新がストップしていましたが、身の周りの事が落ち着いてきたので再開いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
バーチャフォレスト。そこなら邪魔は入らないらしいのだが、俺にはわからない。
当然だ。俺は地図とかわかんないからな。
「さて」
ケイが俺に振り向いて確認するように言う。
「もう一度言うが、僕に勝ったら、だ。それと、変身はしてもいいが、必殺技は使わないで欲しい。一応大切な場所だからね」
「おう」
「じゃあ、始めよう」
ケイが剣を構える。
続いて俺もドライバーを巻き、ボトルを入れたドラゴンをドライバーにセットする。
『クローズドラゴン!』
レバーを回す。
『Are you ready?』
「変身ッ!」
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』
この感覚……懐かしいな。
「いくぞっ!」
「来い!」
こっちに向かって来たケイ。鋭い突きを避け、ビートクローザーで応戦する。
『ビートクローザー!』
「それは……?」
「俺の、剣だ!」
一旦弾いて距離を取る。俺的には拳の方がやりやすいんだけどな……!
愚痴を言った所でケイは手を緩めてくれそうにない。やるしかねぇか……!
「ふっ!」
再び駆け出したケイ。何する気だ?
「君はちゃんと周りが見えているかい?」
「……?」
一瞬の思考。 ……!
「あっ、クソっ!」
やられた、素手になっちまった!
「ほらね」
「ひでぇな。でもまあ、やりやすくなったぜ」
手を握ったり開いたり。やれる。
「今の俺は……負ける気がしねぇ!」
「その、意気だ!」
今度は俺をどうするつもりだ……!
剣を真横にして斬りかかるケイ。俺は剣を弾こうと考えたが、甘くなかった。
剣を縦に変えて振り下ろしてきた。
「!」
慌てて受け止める。危なかったぜ……!
「……」
「……殴れば痛い目を見るかもね」
「あ?」
「こう見えても僕は女だ」
「そうだったのか、よっ!」
足で払おうとしても無駄。ケイは一瞬で俺の動きを読み、足を絡ませてきた。
「ぐっ」
「これでお互い動けないね。さあ、どうする?」
ああ、わっかんねぇ……。戦兎ならいい考えあんのによ……!
ん? そういえば……。
「(お前、腕の白い部分使えるぞ。何かあったらそこ使え)」
「おらっ!」
戦兎が言ったことを思い出した俺は、腕の白い部分を使って無理矢理脱出した。
「っ、やるね龍我」
「たりめぇだ。どれだけ戦ってきたと思ってる」
「なら、もういいかな」
そう言ってケイは剣をしまった。
「なんだよ。ここからって思ってたのに」
俺も変身を解く。
「正直荒事には慣れていなくてね。疲れた」
「あー……それならしょうがないか」
近くの岩に座り込む。ケイも同じように座った。
「なんか、悪い」
「どうして謝るんだい」
「いや。迷惑だったから、俺の事追い返そうとしてるのかって」
ケイは一瞬悩んだが、すぐに答えを言ってくれた。
「君はラステイションの住人扱いだ。今の所追い返す気はない。ただ」
「ただ?」
「この混乱が終わってもラステイションにいたいのなら、わかっているね?」
やべぇ。そういうことか。
「…………考えとく」
「戻ろう。ノワールも心配しているはずだ」
「おう」
ケイってほんといいやつだな。今の俺にそんな気の利いた言葉は言えなかった。
だから教会に戻るまでの間タイミングを計っていたが、何も言えずに教会に帰って来てしまった。
「ノワール、進展は?」
「特に…………っ! 伏せて!」
突如響く轟音。崩れた屋根の隙間から見えたのは、
「…………」
ロボットのような怪物だった。
一ヶ月以上間が空いてしまい、申し訳ありません。書く時間はあったのですが、少しドタバタしてしまい、結構な期間引き延ばしてしまいました。
今日から少しづつ更新を再開しますので、よろしくお願いいたします。アンケート結果も反映します。それでは。
メーカー擬人化キャラなどを出して欲しいですか?
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