「まずはあいつに追いつく方法だな」
「…………そこから?」
「あ? 当然だろ! どうやって行くんだよ! 俺飛べねぇんだぞ!」
「飛べない!? ……はぁ。しょうがないわね」
ノワールが瓦礫を剣で斬って適当な大きさにしていく。
「これで登れるでしょ」
「すっげえー! やるなあ!!」
「ちょっと、はしゃがないの!」
無理だ無理だ。だってすげーもん!
「…………」
怪物の目が赤く輝いた。
「あ?」
ビュュュュュン! って音がして、教会が更に崩れた。
「のわああああああっ!!」
「くそっ、足場無くなっちまった!」
せっかくノワールが作ってくれた足場が崩れた。怪物も出てきやがった。
「グラアアアアアア!」
「くっ……」
「そこよっ!」
瞬間、俺の足元で爆発が起こった。
「うわあっ!」
的確に怪物を打ち倒していく。ノワール、じゃないのか?
「遅いわよ、ユニ!」
「遅れてごめん、お姉ちゃん!」
お姉ちゃん……? ???
「あー、妹?」
「紹介するわ。私の妹のユニ」
「よろしくお願いします」
「ああ、よろしく」
なんかぶら下げてんな……。おもちゃか?
「ユニ。その袋、なんだ?」
「これ?」
紙袋をあさってメモを取り出す。その後、袋を下にして中身をばらまいた。
「おい! ……って、これ」
スクラッシュドライバーとドラゴンゼリー。マグマナックルとボトルだ。
「無くしたって思ってたのに、あったのか」
「セントさんが届けろって言ってたから」
「戦兎……。あいつ」
話してるうちに怪物が集まって来た。
「これ以上、ラステイションを壊させないわ。行くわよ、バンジョー、ユニ!」
「おう!」
「うん!」
ノワールが前に立ち、俺とユニは後ろに立つ。見下ろす怪物に向けて、俺達を囲む怪物に向けて、奮い立たせるように言い放つ。
「今の俺達は、負ける気がしねぇ!」
真っ先に俺が駆け出す。犬みたいな奴とかをビートクローザーで叩いたり、斬ったりしていく。ドライバーは床に散らばったままだった。
「おらあっ!」
気にしてられねぇ。ビートクローザーを投げ捨て、マグマナックルにボトルを入れる。
『ボトルバーン!』
襲い掛かって来た中くらいの怪物二体を殴る。ノワールとユニを掠めて壁にヒビを入れた。
「グォォォ…………」
「危ないじゃない! って言うか、私の教会なのよここ!」
「うるせぇ! ごちゃごちゃ言ってるとやられるから仕方ねぇんだよ!」
「じゃあケイが言ったこと守りなさいよ! たくさん働いてもらうんだから!」
ノワールと言い合いになっても俺達は攻撃の手を緩めない。どんどん増える怪物にも負けない俺達の圧と一発一発が重い拳や剣、銃弾が群れを少なくしていく。
「ねぇ、お姉ちゃん! このままじゃ!」
「わかってる! ここは変身よ!」
「うん!」
変身……何か変わるのか。疲れた俺はスクラッシュドライバーとゼリーに持ち替えた。
「なら俺も変わるぜ!」
ビルドドライバーを外して、スクラッシュドライバーを腰に巻く。そしてゼリーを入れる。
『ドラゴンゼリー!』
「変身!」
レンチを下す。
『潰れる! 流れる! 溢れ出る!』
『ドラゴンインクローズチャージ!』
『ブラァ!』
変身完了。二人はどうだ……?
「本気を見せてあげるわ!」
おう。 ……何か変わってるのはわかった。
「なによ、その姿」
「なにって、俺も変わったんだ」
「その姿は?」
ノワールとユニの質問に答えるように名前を名乗る。
「仮面ライダークローズチャージ。これが今の俺だ」
「ふーん……いいじゃない」
「ええ、仮面ライダー。噂に聞いていたけど……すごい」
ノワールもユニも納得してくれた。
「まだやれるよな?」
「当然!」
「第二ラウンドよ!」
『ツインブレイカー!』
俺もツインブレイカーを装備して、うじゃうじゃいる怪物どもに目を向けた。
「今のヒーローは……ノワールと、ユニと、俺だ!」
「せっかく俺が書いたメモ書き見ないのかコノヤロー」
「…………? 次回な」
おこぼれかいしゅうby戦兎&龍我
メーカー擬人化キャラなどを出して欲しいですか?
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はい
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いいえ