『ピイイイィィィィィィ!!!』
村に大きな笛の音が鳴り響く。外を警戒していた村人たちが、ゴブリンを発見した合図だ。
「っ、テトちゃん!!」
「うん!」
二人揃って宿を飛び出す。外に出ると、松明や弓、武器の代わりであろう農具などを手にした男たちがせわしなく動いていた。
「さっきの笛!どこから!?」
「こっちです!」
テトラの問いに村人の一人が答える。その方角には、村を囲む柵の外側へと続く道があった。
「ボクが行く!任せたよリーナ!!」
「うん、私は周りの警戒を!」
テトラからぶわっと耳と尻尾が生え、凄まじい勢いで走り出す。
狼の混血たるテトラは、本物の狼にも匹敵する速度で駆ける。他の村人たちをあっという間に追い越し、外柵へと到着する。
「っ!いた!!」
たった今破壊されたであろう柵の近くに、うずくまる人影がいる。近づくと、最初に村の入口で出会った門番だとわかった。
村の警備は二十四時間体制でローテーションを組むと聞いていたから、今は門ではなく外柵の担当になっていたのだろう。
ゴブリンに切られたのか殴られたのか、肩を押さえている。
「門番さん!!」
「あぁ…危険だ……まだ、近くに―――」
突然、周りの草むらが揺れる。
そこから飛び出したのは、緑の肌。五、六歳児ほどの背丈。
まごうことなきゴブリンであった。
数は二匹。飛び出したゴブリンは不意打ちが成功したと確信しているのか、手にした得物をまっすぐに振り下ろすが。
―――二匹の間を縫って、銀色の光が駆ける。
次の瞬間には、ゴブリンたちは首を裂かれて絶命していた。
「っと、あぶないあぶない。」
その下手人であるテトラは、口ぶりとは反対になんてことないという様子だ。
テトラの手に握られているのはカランビットナイフという、内側に大きく湾曲した刃をもつ武器。くるりと手のなかで回るそれは、獣の爪の如く凶悪に煌めいていた。
それを見ていた門番の男は、あまりに素早い一閃に笑うことしか出来なかった。
「は、はは……銅級ってのは本当だったんだな……」
「あっ、門番さん大丈夫!?今……」
そこまで言ったところで。
ガサガサッ!
再び、草むらが揺れる。テトラが咄嵯にナイフを構えると―――
「ギャッ!ギィイッ!!」
現れたのは一匹のゴブリン。だが様子がおかしい。
目は赤く鬼灯のように危険な光を宿し、肌の色も妙に黒く夜闇から這い出してきたかのようだ。更に、背丈こそ変わらないが、体つきが通常のそれに比べて筋肉質。
この特徴に当てはまるのは―――
「ハイ・ゴブリン!!」
テトラはすぐに判断すると、迷うこともなく斬りかかる。
しかしテトラの攻撃は棍棒によって弾かれてしまう。どうやらこのハイ・ゴブリンは戦い慣れた個体らしい。
「っ、なら!!」
テトラはすかさず次の攻撃に移る。
低い姿勢のまま滑るように接近すると、腰を捻り、回転の力を加えて蹴りを放つ。
―――と見せかけて、地面の土を思い切り蹴り上げた。
「グゥウッ!?」
目に土が入ったハイ・ゴブリンが怯んだ隙に、一気に飛び込む。
相手も闇雲に棍棒を振り回しているが、目を潰された状態では当たるべくもない。
(獲った…!)
相手の喉元を切り裂くべく刃が迫る……だが。
――ーギィン!
ナイフの刃は何か硬いものに阻まれてしまった。
必殺の一撃を防いだのは、ハイ・ゴブリンの左手から生えた鋭い鉤爪。それは、奇しくもテトラの持つカランビットナイフと似た形に歪んでいた。
「嘘っ!?」
驚きながらも、すぐさま距離を取る。
ようやく視力が回復したハイ・ゴブリンは、真っ直ぐにテトラを見据える。その瞳には、怒りが滲んでいた。
「グルルルル……」
「……もしかして、怒った?」
「ギャアッ!!」
テトラが挑発的に笑うと、ハイ・ゴブリンは返事をするかのように吠え、突っ込んで来る。
袈裟切りの軌道で振り下ろされる棍棒。テトラはそれを冷静に見極めると、最小限の動きで攻撃をかわす。
すれ違いざまに脇腹を斬る―――が、浅い。ハイ・ゴブリンは止まらず、テトラの後ろへと回り込もうとする。
テトラは体を反転させ、後ろ蹴りを繰り出す。四足獣と同等の速度を生み出す脚力だ、当たればただでは済まない。
―――ガンッ!!
しかしその一撃は、再び鉤爪でガードされたことで不発に終わる。
防がれたことを察したテトラは、蹴りの勢いのまま大きく跳躍し距離をとる。着地と同時に構え直し、再び睨み合いになる。
「その爪堅すぎでしょ……どうしよ」
これでは決定打に欠ける。早く片付けて戻りたいのに……。
そう考えていると、突然ハイ・ゴブリンがピク、と何かに反応する。そして―――
「グルルゥ……!ガァウ!!」
一目散に、村の外へと駆けていった。
「えぇ!?ちょっと待って!!」
テトラも慌てて後を追う。単純な足の速さなら、テトラにかなう筈はない。
だがハイ・ゴブリンは草むらのなかにうまく隠れながら逃げる。夜の闇も手伝って、すぐに見失ってしまった。
「もう!何なのさぁー!!」
ふて腐れたところで、あの門番の男を思い出す。同時に、抜き去った村人たちが追い付いてきた。
「おーい!嬢ちゃん無事か!?」
「あ、うん。ボクなら大丈夫だよ。それより門番さんが怪我を!」
見ると、門番の男は他の村人たちに介抱されているようだ。
「門番さん、無事?」
「あ、ああ……悪いな、助かったよ」
「それで、出たのはそこで転がってる二匹だけか?……うわ、揃って頸動脈だけかよ、すげえな」
先ほどテトラが仕留めたゴブリンを見て、村人が驚愕している。
「ううん、ハイ・ゴブリンが出た。でも逃げられちゃった。」
「ハイ・ゴブリン?」
「あ、ええっと。体が黒くて力もあって。それに何よりすごく頭がいいんだ。群れの指揮も出来て、こいつがいる群れは銀級クエストの魔物並なんだって。」
その言葉に、村人たちは一様に驚いている。
「そ、そんな魔物がここに!?」
「だが、この嬢ちゃんが追い払ってくれたんだろ?ひとまずは……」
ざわめく周りのなか、門番の男が口を開く。
「……あれの、頭が回るというのなら。きっと、あの三匹は陽動……ぐぅっ!俺のことも殺さず、戦っているときも、様子見か時間稼ぎでもしてるみたい、だった……」
男は痛みに悶絶しながらも、必死に言葉を紡いでいく。
「つまり、本命は別方面から……?」
男の言葉に、皆が息を呑む。だが、テトラだけは村の方を見るだけだった。
「おい、どうした嬢ちゃん?このままだと嬢ちゃんの相方もやばくないのか?」
「ん~、逆だったらちょっと焦ったかも。でもあっちにいるのがリーナなら、大丈夫。」
怪訝な顔をする村人に、テトラは堂々と言ってのける。
「だって、リーナ相手なら数の差なんて意味ないもん。」
村の方向。空が、白く輝いた気がした。
◆
時は若干巻き戻り、テトラが外へと駆けていった頃。
村の中心で別方向からの襲撃を警戒していたリーナは、村の前が騒がしくなったのを感じた。
「む、群れだ!ゴブリンの群れが来たぞぉ!」
入口のほうから悲鳴のような叫び声が聴こえてくる。リーナはすぐさま走った。
「っ!これは……」
村の前には、数えきれないほどのゴブリンが集まっていた。
「グルルゥ……!ガァウ!!」
「ガァアアッ!!」
「グギャッ!!」
一塊になって、村へと迫ってきている。正確な数は分からないが、掲げられた松明の数だけで相当な数であることが伺える。
「なんだあの数!あんなのどうすりゃいいんだ……」
近くにいた村人が絶望の声を上げる。
イリーナは咄嗟に前に出ようとして……足が止まった。ゴブリンの群れを恐れたからではない。ただ多いだけの雑魚なら、イリーナには何の障害にもなりはしない。
だが、今戦えば村人たちに確実に見られてしまう。鱗だけでなく、自分にとって忌まわしき竜の力のすべてを。
脳裏に故郷の人間たちの顔が浮かぶ。嫌悪と憎悪に歪んだ表情で罵り、暴力を振るうあいつらが。
この村の人たちはとても優しかった。でも、”これ”を見られたら、きっと私を怖がる。
きっとあいつらと同じ目で、私を見る。それが何よりも恐ろしかった。
(……テトちゃん)
思わず、テトラが駆けて行った方を見る。彼女は今、戦っているのだろう。自分よりも年下で、小さくて、なのにいつも私の手を引いてくれるあの子。
二人でこの村を守ろうと約束した。クエストだからだけじゃなく、この村を好きになったから、と。
そんな彼女が戦う中、私は恐怖に立ちすくんでいる。自分の弱さが嫌になる。だけど―――
(任せたよリーナ!!)
別れ際、かけられた声を思い出す。こんな私に、任せると言ってくれた。
(……そうだよね、テトちゃん)
今ゴブリンを撃退できるのは、私たちだけなのだ。なら、どうすればいいかは自ずと決まった。
リーナは、キッと決意した表情で前へと出る。
「ちょ、ちょっと待て!お前さんどうする気だ!?」
「私が迎え撃ちます。皆さんは別方向からの警戒を。」
長手袋を脱ぎ捨てながら答える。腕を覆う、硬質な鱗が露になった。
「無茶言うな!いくらなんでも多すぎる!!」
イリーナは自分の前に集まるゴブリンの集団を見る。ざっと見ただけでも五十匹はいそうだ。
(……でも、私には関係ない。)
「おい、冒険者の娘が正面張ってんだ!俺たちも行くぞ!」
男たちも武器を構え前線に立とうとする、が。
「来ないでくださいッッッ!!!」
ビリビリと空気が震える。
あまりの威圧感に、村人たちはおろか、目の前のゴブリンどもすら足が止まる。
「貴方たちは後ろの警戒をお願いします。絶対に、前には出ないでください」
ブーツを脱ぎ捨て、顔の包帯も解く。包帯の下に厳重に隠していた、竜の顔が現れる。
「でないと……巻き込んでしまいますから。」
そして、残ったワンピースの結び目を解くと。
―――勢いよく脱ぎ捨てた。
「「!!?」」
これには村の男たちもゴブリンも度肝を抜かれた。ぴっちりとしたインナーに包まれた、発育の良い肢体がさらけ出される。見とれるほどの身体であるがそれ以上に、手足全体と全身を所々覆う鱗が目を引く。
が、次の瞬間。村人とゴブリンたちは、再び別の意味で目を奪われる。
ビキ…ビキ…と音を立てながら。イリーナから角が。翼が。尻尾が生える。
その姿は間違うことなき竜のもの。
禍々しくも美しく、特に透き通るような蒼い翼膜は芸術品のようである。
イリーナが、一歩前に出る。
踏みしめた地面がヒビ割れ、彼女の周囲の空間が青く煌めき出す。空気中の水分が凍り付き結晶となったものが、松明に照らされ輝いているのだ。
その圧倒的な存在感に、誰もが息を呑むことしか出来ない。
そこで突然、イリーナは思い出したように村人の方へと振り向き、口を開いた。瞳孔は縦にひび割れ、口には鋭い牙が生え揃った竜のそれだったが。
「その……できればあまり見ないで貰えると、助かります……」
その表情はどこまでも穏やかで。少しだけ困ったようにはにかんでいた。
◆
「うわぁ……すごいなぁ……」
テトラたち、外柵へと向かった人員が村へと戻って来た頃。ゴブリンの本隊が押し寄せた筈の村の入口は、静寂に包まれていた。
そこにはただ、一人の少女が立ち尽くしているだけ。辺りはゴブリンどもの死体が転がっている。その死体もほとんどが凍り付くか、原型を留めないほどの肉片となって崩れている。
「あっ、テトちゃん」
リーナは竜体の姿のまま、振り返る。
「リーナ、お疲れ様!」
「うん、テトちゃんも。」
テトラはイリーナが脱ぎ捨てたワンピースを拾い上げると駆け寄り、身体を抱き締めた。
「冷たっ!へへ……ところで、この惨状は?」
「あはは……ちょっと張り切りすぎちゃった。」
照れ笑いを浮かべるイリーナに、テトラは苦笑するしかなかった。
そこへ村長が、恐る恐る近づいてくる。
「こ、これは……お二人とも、ご無事で?」
「はい、こちらに怪我人はいません。ゴブリンは皆死にました。」
「そうですか……それは良かった。」
ホッとした様子を見せる村長。
「あの……テトちゃん。」
「ん、どしたの?」
「そろそろ離してもらってもいい?服着たいな……」
「あ、ごめん」
テトラは離れ、ワンピースを手渡す。竜化を解き人型に戻るイリーナ。
「なるほど、竜の魔人とはこういう……」
「あ、あの……あんまり見られるのは……」
「ああ、失礼しました。しかし素晴らしい力だ、助かりましたとも。」
「いえ、そんなことないです。……本当に」
苦い顔をするイリーナ。
村を守ることが出来て良かった。が、やはりこの力は忌まわしいものだった。賛辞を素直に受けとるには彼女はまだ、自分の力について割り切れていないようだ。
「それで、テトちゃんの方はどうだったの?」
「あっ、そうそう!大変だよリーナ、ハイ・ゴブリンが出たんだ!」
テトラの言葉を聞いた瞬間、イリーナの表情が変わる。
「……テトちゃん、詳しく聞かせて。」
「ハイ・ゴブリン……ゴブリンどもの変異種ですな、これは思ったよりも大事になりそうだ。どうぞ私の家で話しましょう。村の者たちは、後の始末と柵の修繕を!!」
村人たちが散っていく中、テトラたちは村長の家に向かうのだった。
◆
「なるほど、ではハイ・ゴブリンが再び村を襲うかもしれないと……」
「あれの率いる群れは、場合によっては銀級の魔物に並ぶと言われてます。本当なら、今すぐギルドに連絡して増援を望むところなんですけど……」
「待ってる間にもう一回来るだろうね。今度はもっと、狡猾なやり方で」
「うん、きっと。」
村長とテトラ、イリーナは、深刻な顔で話す。
「ですが、襲撃してきた通常のゴブリンはすべてイリーナ様が仕留めたはず。もはや余力など……」
「ゴブリンは、その……繁殖力が異常ですから、楽観はできないと思います。それに、今回はひと塊に攻めてきたお陰で迎撃できただけです。例えば、村全体を囲むように来られたら私ひとりでは……」
「そんな……それではどうすれば……」
村長の顔が青ざめる。
「……やっぱり、こっちから討って出るしかないよ。」
テトラが力強く言う。普段の子ども然とした快活さはなく、襲いかかる驚異に対して冷静に対処する”冒険者”の顔だった。
「ですが!ハイ・ゴブリンの群れは銀級に匹敵するのでしょう?確かお二人はまだ銅級冒険者で―――」
「普通ならね。でもあいつらは今、襲撃を派手に失敗して数が減った。もうすぐ夜も明けるから、あの大量の足跡を辿れば巣も簡単に見つけられる。これ以上ないチャンスだよ!」
「テトちゃんの言う通りだと思います。村を守るには、これしか無いかと。」
二人は力強く言いきる。その言葉には、確固たる意志が宿っていた。
「それにボク、まんまとあいつに逃げられちゃったからね。やられっぱなしは嫌だもん。」
「……わかりました。この村の代表として、お願い致します。どうかご武運を……そしてご無事で。」
「はい!」
「うん!」
こうして二人が村長の家を後にした頃には、東の空が白く、明け始めていた。
村の入口に押しかけたゴブリンどもの足跡も、はっきりわかることだろう。
「じゃあテトちゃん、行こうか。」
「うん!ゴブリン退治だ!」
村長の家から村の入口までの間、周りの村人たちが遠巻きに二人のことを見ているのに気づいた。二人が目を向けると、さっと顔を逸らされる。
「うぅ……やっぱり私、怖がられてる。あんなに暴れたから……」
「んー……見られてるけど、それとはちょっと違う感じ。なんだろね?」
事実、村人たちの視線からは怯えや恐怖といった感情は感じられない。強いて言うなら、特に若い男たちからの視線が強い。それに彼らの顔が若干赤い、ような。
村の入口まで来ると、先ほどの後始末をしている村人たちのひとりが声をかけてきた。
「おお、嬢ちゃんたち!ちょっといいかい?」
「はい?」
「実は俺たち、そっちのデカい嬢ちゃんが戦うのを見てたんだがよ」
「あぁ…はい……」
イリーナは俯く。やはり自分の竜の身体が気持ち悪くて、酷いことを言いに来たのだろう。どんな罵詈雑言が飛び出してくるのかと身構える。だが。
「その、一言礼を言いたくてな。」
「え?お礼、ですか……?」
イリーナは思わず、顔を跳ね上げた。
「ああ。あのゴブリンどもが村の前を埋め尽くしたときはもうダメかと思ったが、お嬢ちゃんが全部ぶっ飛ばしてくれた。おかげで助かったぜ。」
「いえそれは……私も、村を守りたかったので……」
イリーナは消え入りそうな声で答える。
「そっちの子も、襲われた若いのを助けてくれたんだってな。あんたらがいなかったら、今頃この村はどうなってたか。だから改めてありがとう。」
「いえ、その……お役に立てたなら幸いです。」
「フフン、おじちゃん。お礼にはまだちょっと早いよ?ボクたちこれから巣まで行ってぜーんぶ壊してきちゃうから!」
「へぇ、そりゃすごいな!……でもな、ひとつだけ言わせてくれ。」
「うん?」
「無茶だけはするなよ。危なくなったらすぐに逃げろ。俺のガキと同じ年頃の子に何かあったときちゃ、目覚めが悪いからな。……ほんとは、大人の俺たちに任せろって言ってやりたいんだけどな。情けないったらねぇや。」
「……ん、そう言ってくれるだけで嬉しいよ。それじゃ行ってくる!」
テトラとイリーナは歩き出す。村人たちが、歓声を上げて二人を見送っていた。
ゴブリンの足跡を追って森へ入ったところで。
「ねぇ、テトちゃん」
「どうしたの?リーナ」
「……私今、すごく嬉しい。こんな私の力でも、ありがとうって言ってくれる人がいた。」
「……うん、そうだね。」
テトラは少し考える素振りを見せ、それから意を決したように口を開く。
「絶対このクエスト、成功させよう。二人とも無事で。」
「うん。頑張ろうテトちゃん。」
「リーナは強いけど油断しちゃだめだよ。リーナが怪我したら、ボク泣いちゃうかも。」
「ふふ、わかった。気をつける。」
「よし、それじゃやるぞ~!」
「お~!」
イリーナの体型ですが、身長だけじゃなくあちこちデカイので、そら(男どもの前でインナー一丁になったら)そうよって感じです。