東方時空伝〜The Girl Who Leapt Through Time we〜   作:めるりあ

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ちゆりさん登場でございます!

一日一話が少しづつ厳しくなってきました。


第十一話 時をかける夢幻の住人

ちゆり「いやぁ、私たちの船よりでかいのをみつけたんでね。おや、あんたは...」

魔理沙「ちゆりか!久し振りだな。」

ちゆり「そんな服着てたっけ?まあいいや。少し相手してくれないか?」

魔理沙「断っても聞かないだろうしな。ただ、この剣持ってるヤツと先にやってくれないか?」

ちゆり「私の一撃を捉えたのは見事だと思うよ。弾幕勝負でいいんだな?」

魔理沙「いや、」

 

「格闘戦だ。」

 

 

 

 

 

霧の湖へ移動した一向。

早苗「あの人拳銃持ってるんですけど...」

魔理沙「妖夢なら大丈夫だろう。今のあいつは本気モードだ。」

 

静まり返った空間。

響き渡るのは風の音だろうか。

その風がピタリと止んだ瞬間、ちゆりが動いた。

 

バババババッ!

 

風をも切り裂くスピードで、銃弾が妖夢に迫る。

 

早苗「危ない‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

だが、その銃弾は妖夢の目の前でぽとりと落ちた。

全て、真っ二つに割れて。

 

魔理沙「流石だな。剣を抜くのが全然見えなかった。」

早苗「今、何が起こったんですか?妖夢さん動きました?」

魔理沙「簡単な事だ。妖夢は剣を抜き、銃弾を斬り、」

 

「そして剣を戻した。」

 

早苗「そんな事が...」

 

 

ちゆりは動揺を隠せなかった。

自分は今、人が避ける事が非常に難しい位置に撃った。

それを全て斬り落としたのだ。

今まで戦った相手にも、こんな奴はいなかった。

 

妖夢「それじゃ、私から行きますよ。」

 

妖夢は二本の剣を匠に操り、ちゆりに迫る。

ちゆりは攻撃どころではなく、避ける事しかできない。

 

だが、その時は一瞬だった。

妖夢の鋭い一撃が、ちゆりの首に迫る。

 

魔理沙「終わりか...。」

早苗は目を逸らした。

魔理沙は帽子を被り直した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

硬くつむっていた目を開いた早苗は驚愕した。

予想では、目の前に生首があることを覚悟していたからだ。

 

 

 

 

 

そこには、一滴の血も流さず気を失ったちゆりがいた。

早苗「そんな...どうして?」

 

妖夢「私の剣は、人を斬らない。」

 

魔理沙「峰打ちか...。見事だな。」

 

 

峰打ち。それは、殺さずに相手を倒す術。

日本刀の刃の無い側で斬りつけること。

 

早苗「でも今、刃の面を向けていたような...」

魔理沙「当たる瞬間に向きをかえた。そうだろ?」

妖夢「はい。首筋を強打する事と、『斬られた』と錯覚させる為です。」

 

魔理沙「少し、ハンデがあり過ぎたかな。少しすれば、目を覚ますだろう。

 

早苗「凄いですね、妖夢さん!全くみえませんでした!」

 

妖夢「そ、そうですか?い、いやーそんな...」

 

魔理沙(戦闘時だけは別人の様だったな...。スイッチが入った妖夢は恐ろしいな。)

 

 

 

早苗「あれ、あの人...」

 

「ちゆり〜大丈夫〜?」

 




妖夢が強過ぎるかな?でもこの位強くないと勝てないボスなんですよね。

魔理沙のカリスマ感が凄いです。かっこいいです。

お分かりかと思いますが、次回は教授vs早苗のハズです。

星輦船に残った連中は、こっち側がひと段落ついてから。
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