『VARの結果、相手選手及びプレーへの正当性を認め、士道龍聖のゴールとする』
「当たり前だぴょん♪」
「こえー、ディフェンスの時は慎重に」
「うるせぇよ、雑魚共。ささっと終わらせて次行くぞ」
士道、糸師、日一のチームREDDによる先制。士道龍聖による予測不能のシュートは見事、ゴールを捉えた。これにより3人の勝率が上がる。
「次もお願いします。2人とも」
「お溢れやディフェスは任せたぜ。おチビちゃん」
「は? てめーも働け。雑兵1人でもいねーよりはマシだ」
「……そうですか」
士気は上がらなかった。
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「ふー、取られたね先制点」
「……あれは自分のミスです。ただ、あの士道君は危険です。ファールプレーも厭わない凶暴性」
「そやね。あれは二子君のターン決まったと思ったで。ラフプレー覚悟で対峙しなあかんなぁ」
「……すまん。俺のクリアミスだ。次はもっと飛躍的に長く遠く飛ばす」
氷織がゴールに入ったボールを手に取り、ピッチ中央に向かう。
「なら次は頼むわ。切り替えていこう」
「了解です。剣城君、ポジショニングについて話しが」
「なんだ? 二子」
氷織、二子、剣城がポジションに着く。試合再開までもう少しの様だ。
【スコア 1ー0】
3人の士気と気持ちが高まる。彼等も生粋のエゴイスト。勝ちだけに拘る。
「ほな反撃行こか」
氷織羊は負ける訳にはいかない。氷織は見据えている勝つ未来を。
(僕は負ける訳にはいかん。僕はまだ
時計の針は進む。試合再開と共に笛の音が鳴った。
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ピー。と試合再開の笛が鳴った。
相手ボールからのリスタート。3人対3人の数敵同数。こう言ったフットサル形式の試合ではマンツーマンディフェンスが多い。コートのスペースが狭い事から、近い相手をマークするのは戦術的にも精神的にも楽だからだ。
「リベンジか氷織? 次も勝つ」
「目の前の事に囚われん時や。負けるつもりはないで」
「よし、ノッた」
氷織の挑発を乗りボールを奪いに行く。俺が足をだしたら右、左、と足首でスペースを作るキーププレイ。相変わらず足首柔らけぇ。それを可能としてるのは氷織の落ち着きと観察眼。やっぱこいつからボール取れねぇわ。
「相変わらず上手い事で『静のテクニシャン』」
「君の場合まだ守備も単調や。突っ込み癖は相変わらずやね」
「舐めんなハゲ」
「フサフサやし」
一瞬、脚を大きく出してしまった。次の動作に反動が加わる。
────氷織はその一瞬を見逃さない。
「キープするだけが武器とちゃうで。出来た時間で僕はチャンスを作る」
「ツっ!?」
あぁ、この独特の
「おい2人共! マーク警戒!」
「俺に指示するな」
「りょりょのりょ」
ピッチを駆け抜ける2人は剣城と二子だ。それに並走する凛、士道。
大丈夫、2人の身体能力なら走り空いで負ける事はないだろう。だからこそ俺は迷う。氷織のボールを奪いに行くか、自陣に全力で戻るか。その葛藤を
「受け取ってや。ストライカー」
放たれたパスは弧を描くカーブ性。球質に速度。どれも
「ジャスコだ。氷織羊」
「な!?、だと」
そこには凛のマークを解く
なんだあの速さ。背後から来たボールに脱力したようなトラップ。やっぱり基礎技術が高い。でもこのプレーを実現しているのは
圧倒的な個を持つ者が実現出来る武器だ。
くそ、やっぱりコイツら鬼強い。
「最速で撃ち抜く」
スコアと共に時は進み出す。
【スコア 1ー1】
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「悪い。俺のプレッシャーが緩かった」
「あ? 何言ってんだお前。この攻撃を予測できなかった俺の落ち度だ。次は止める」
凛に詫びを入れ謝罪する。
絵心は、エゴイストでなければ1番の選手になれないと言うがサッカーはチームプレーだ。例えどんな凄い奴でも11対1には勝てない。だから俺は必要最低限のチームプレイは必要だしコミュニケーションは大切だと考える。だが、
「おい凛ちゃん。キックオフしたら俺にボールくれ」
「は? 渡すわけねーだろ。そんな非効率のプレーはさせねぇ。球遊びなら外でしとけ」
「よし。まずはてめーから奪ってやる」
この通り凛と士道の体制は壊滅的。
ボールを前線に運ぶ動きや守備面での協力的な構図はまだない。ここまで壊滅的だと感心する。自己中心的な士道もそうだが、凛も非効率なプレーや無駄な労力を避ける能率プレイヤー。士道には読めないプレーが多いがそれ以上に爆発力があるという事。サッカーはアドリブで動くスポーツだ。
───────────絶対なんてない。
……よし、考えたら実戦あるのみ。
「ほな反撃と行こか」
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これを投稿したのが氷織君の過去回より以前だったので設定の矛盾……。サッカーに対する姿勢とかだいぶ違いますよね。……なんとかしなきゃ。
またよろしくお願いします。
奪敵決戦チーム
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二子、氷織
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士道、糸師凛
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時光、蟻生、
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剣城、我牙丸
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烏、乙也