自分達が戦った謎のMSに子供が生体ユニットとして使われた事やテロリスト達と同類扱いされていた事で不穏な空気を漂う事になってしまった祐誠達。このまま自分達が戦ってしまったら関係ない人々まで巻き込まれる事を恐れ、大いに悩んでいた
【キャンプ用ドローンキャリア】
「…これからどうするんだよ?まさか俺達何もしない方がいいと思ってんじゃないのか?」
「元はと言えば俺達が難民を疎かにした事が原因だからな」
「私達はデザストロイアの治安維持のために奮闘しましたが結局は難民の一人や二人すら守れなかったからこうなってしまうのも仕方ありませんわ」
ヒュウガはこのまま何もしない方がいい訳ないのかと言い、その問いに応えるべくリョウマとカナエデは自分達が難民を疎かにし、守れなかった事で罪悪感を抱えている事を言う
「……皆ごめん、僕は席を離れるよ…香澄、蘭穂、行こう」
「祐誠くん?」
「一体どうしたのよ?」
このまま不穏な空気で気まずくなるのを絶えられなくなった祐誠は香澄と蘭穂共に席を離れる事になる。二人はそんな祐誠が心に影を落としている事を勘づいているため寄り添う事になった
「……仕方がないよな、祐誠は」
「あの凄惨な光景を見てしまったのも無理ないわね」
「問題はその後なんだけど一体どうしたらいいのかな?」
総悟、結那、彩璃がそう言いながら今の自分達に何ができるのかを模索する。ドローンキャリアの屋上で祐誠は夜空の星を見ながら自分達のして来た事の責任の重さを実感する
「はぁ…この一か月間僕達は一体何だったんだろう…?僕達のして来た事って結局無駄な事なのかな…?」
「私達が奮闘した一ヶ月はいつも焼け石に水だったね…」
「やっぱり戦力が小規模だから手に負えないのかしら…?」
大いに悩む祐誠をよそに、香澄と蘭穂はいくら自分達が奮闘しても結局は無駄な事に等しいと思っていた。このまま自分達はテロリスト達と同類扱いされて孤立無援になるのを懸念していたその時…
「祐誠、あれは何かしら?」
「もしかしてあの時の難民じゃ…」
「…まさか!?」
蘭穂と香澄がドローンキャリアに向かっている難民が何をする気か伺っていた所、祐誠はある事を勘づいた。3人は急いで仲間たちの所へ戻り、祐誠は仲間たちに対し、ある事を言い放つ
「皆!難民たちが何かをしでかすつもりだ!!気を付けろ!!」
「何だって!?」
祐誠の言った事を聞いたコウタを始めとした仲間たちは何かにしがみ付くようにしたその時、難民たちは祐誠等に対する非難の声を上げながら爆発物を投げる
「テロリストめ!俺達の前から消えろ!!」
「疫病神は地獄に堕ちろ!!」
「お前達の存在そのものが不幸なんだよ!!」
「出てけ悪魔!!」
爆発物がドローンキャリアに被害を及ぼし、中にいる祐誠達はまるで震災に見舞われるかのように翻弄されながら堪えていた
「あの難民共ふざけやがって…テロリスト達と同類と言いながらそのテロリストを匿った事を正当化するなんて許せねぇ…!レオナ、ルイジア、行くぜ!!」
「結局こうなっちゃうの!?」
「はぁ…」
難民たちの怒りに業を煮やしたヒュウガはレオナやルイジアと共にブレイブマシンで迎撃するべく行動を開始する
「ヒュウガ!!」
「祐誠、ヒュウガの事は俺達に任せてくれ!!」
「リョウマさんの弟である以上放って置く訳には行きませんわ!」
「いくら難民に非があるからといって当たったところで解決できる訳ないもの」
「…わかった、君達に任せる」
行動を開始するヒュウガ達に向かって叫ぶ祐誠だが兄であるリョウマはカナエデやハルカと共にヒュウガの勝手な行動をやめさせるべく祐誠に話した結果、彼の意見を認める
非難轟々で爆発物を投げつける難民らの前に現れるヒュウガのカイゼルシアン、そしてヒュウガは難民たちに対しこう言い放つ
「自分達が可哀想だからと言ってこんな事をするなんて図々しいにも程がある…!!本当は自分達は悪くないと思ってるだけだろ!!そんな身勝手な事をするお前達を俺達が絶対に許さねぇ!!」
怒りに駆られたヒュウガのカイゼルシアンは難民たちに対しては徹底的に叩くべく、武器を使わず拳一つスレスレで威嚇する。目の前に自分達より強い相手がいる事を察した難民たちは恐怖のあまり逃げ出した
「あいつらキャンプに逃げ込むつもりだな!逃がしゃしねぇぞ!!」
最早難民キャンプをテロリストを匿っていると信じ込み、難民キャンプをテロリスト隠匿罪により大義名分で爆発物を投げた難民たちがいるキャンプに着いたカイゼルシアンだが、そこへリョウマのカイゼルグレンが立ちふさがる
「やめろヒュウガ!!難民たちに当たったところで解決できると思っているのか!?むしろ、後味が悪くなるだけだ!!」
「どけよ兄さん!悔しくないのかよ!?あいつ等はテロリストを匿った上で俺達をその同類とみなしてこんな事をするなんて許されると思ってんのか!?」
「確かに悔しいさ、しかし難民たちに対しては徹底的に叩くという偏った正義論で何とかなるとでも思ってるのか!?」
「例えそうだとしても自分達の非を棚上げする奴等をを野放しにできるかよ!!」
リョウマは兄として怒りに駆られた弟であるヒュウガを制止するべく説得するも、怒りに囚われテロリストを隠匿してると決めつけて頑なに聞き入れようとしない
「レオナさんにルイジアさん、ヒュウガさんを止める事は出来ませんか!?」
「このままだと大変な事になってしまうわ!!」
「無理よ、ヒュウガは難民キャンプをテロリスト隠匿罪で排除するつもりよ」
「こうなってしまったら流石の私達も手に負えないわね…操縦系をロックされたんだから」
カナエデとハルカは何としてもヒュウガを止めないと説得するがヒュウガのパートナーであるレオナとルイジアは既に難民キャンプがテロリスト達を匿う輩と決めつけているヒュウガに何をいっても伝わらないと諦め、操縦系もコチラから干渉できないようにされてるか仕方ない
怒りの化身にも見えるカイゼルシアンは、難民キャンプへ拳を殴りつけようと逃げる難民へ叩き込もうとした寸前で、カイゼルグレンがカイゼルシアンを殴り飛ばす
「いい加減にしろヒュウガ!!こうなったら兄としてお前を腕ずくで止めなければならないそうだな…!!」
「いくら兄さんが相手だからと言って容赦はしないぞ!!」
完全に怒り狂いながら偏った勧善懲悪思考に囚われたヒュウガを腕ずくで止めるべくリョウマは実力行使に出ようとした時、センサーに警報が鳴り響く
「リョウマさん!何かが近づいて来ますわ!!」
「何!?」
カナエデとリョウマがそう言った後、カイゼルグレンとカイゼルシアンの目の前に現れた
「あれは厄祭戦時のMA!?どうしてここに!?」
「先程のMSといい、オレイワルドスがこのような物までも生み出せるようになってるそうね…」
「ヒュウガ、どうせあなたの事だから難民たちがどうなろうと知った事じゃないとでも言うつもりでしょうね?」
何故、厄祭戦時に滅んだ筈のMAが出て来るのかと言うハルカとそのMAまでも生み出すオレイワルドスの技術力を知る事になるルイジアをよそに、レオナはヒュウガに対し、自分の手を下さずとも弱いものにしか高圧的な態度をとらず、強いものが現れた時はとっさに手のひら返して他人に責任転嫁する身勝手な難民たちが凄惨な目に遭っていい気味とでも思っているのかと問い始める。その問いに応じたヒュウガの返答は…
「あいつ等を放って置く訳ないだろ!!XVGSである以上見過ごすわけには行かない!!」
ヒュウガはカイゼルシアンを動かし、カイゼルグレンと共に3体のハシュマルと対峙する
「これが済んだら後で説教だからな」
「わかってるよ…この怒りを叩き込んでやるよ!」
偏った勧善懲悪思考に囚われたヒュウガに対して辛辣な物言いをするリョウマだったが今はこっちが先だとヒュウガはリョウマに言い放つと、コウタのノブナガラティンがコンテナと共に着地した
「ドローンキャリアのレーダーにMAが…」
「その事なら既に知っている」
「あいつ等がどうなろうと関係ないけど…俺に非があるからな」
「そうでしょうね、あのMAは厄祭戦の元凶にして人間を殺すことに特化した兵器です」
「何としても倒さないといけないと!!」
コウタはリョウマとヒュウガに喧嘩してる場合じゃないと告げるが当の本人は既にこの事を知っており、ヒュウガは後で説教する事になると同時にミリヤとカレンは3体のハシュマルが殺戮に特化した兵器である事から倒さなければならないとそう言った
そのためコンテナに積んだ3本の大剣を装備する事でカイゼルグレンとカイゼルシアン、ノブナガラティンは3体のハシュマルに立ち向かった…カイゼルグレンが一体目のハシュマルに斬りかかろうとしたが何故かダメージを与える事は出来なかった
「攻撃が効かない!?ならばこれでどうだ!?」
そう言ったリョウマのカイゼルグレンは激昂斬の如くハシュマルに斬りかかるが強固なナノラミネートアーマーに傷一つすらない
「くっ…!」
苦言するリョウマのカイゼルグレンに追い打ちをかけるようにハシュマルは猛禽類の脚部のような大型のクローで切り刻み、更には機体背部に搭載された尾のような超硬ワイヤーブレードで痛めつける
「うわああああああああ!!」
「きゃああああああ!!」
ダメージを受けるリョウマ達、一方のガルドラシアンとノブナガラティンも何故かハシュマルに苦戦を強いられていた
「くそっ!!このMA俺達が知ってる奴なのに何故か攻撃が通らないぞ!!」
「きっと改造を施されているわ!!」
「奴等もここまで私達の上に行くような事をしてくれたわね…」
そう言いながらヒュウガとレオナとルイジアはハシュマルがブレイブマシンを遥かに凌駕する性能を得てると気づいた…改造したオレイワルドスは自分達のグランストライア側の技術を遥かに凌駕してると
「オレイワルドスの奴等、生体ユニットのMSだけではなくMAを強化改造するなんてどこまでやるつもりだ!?」
「今のところ分かりませんが自分達の目的の為なら何だってやるのが奴等の心情という事でしょうね…」
「どちらにしてもやっている事が全部酷過ぎます!!何としても倒さないと!!」
コウタとミリヤとカレンはオレイワルドスの独善的で悪辣なやり方に対して業を煮やし、憤りを感じていた。しかし相手はブレイブマシンを凌駕するモビルアーマーの猛追にブレイブマシンでも防戦一方時すぎない。そこへ3体のハシュマルは追い詰められたカイゼルグレン、カイゼルシアン、ノブナガラティンに向けて
頭部を展開した箇所に搭載された大出力のビーム砲を放つ
カイゼルグレン、カイゼルシアン、ノブナガラティンの3体はこれ状被害を拡大させない為にも機体を張ってビーム砲を凌ぎ切る事にした。しかし凌ぎ切った機体で弾いたビームの反射が周辺に撒き散らされた
「ぎあ……」
「熱い、あついよおお……」
「う、うでが、うでがあああ!」
「あいつら!なんでこんなトコで戦うんだよ!ふざけるなあー------」
ビームに妬かれ原子のチリに帰る少年、我が子だけはと身を持って庇うも無慈悲に焼かれていく様は地獄だ…
「くっ…皆大丈夫か!?」
「俺達は大丈夫…しかしブレイブマシンが…!!」
「いくら凌いだとしても周辺に被害が及んでしまった…!!」
状況確認をするリョウマだがヒュウガとコウタは全員大丈夫だが機体は中破、更に難民キャンプに被害が及んでしまった…生き残った人々の怨嗟に満ちた眼差しが突き刺さり、コックピットに座るリョウマは身震いした
「前門の虎後門の狼とはこの事か…一体俺達に何が出来るんだ…!?」
最悪な状況を生み出した自分達に諦めの色が見えた時、再びセンサーが鳴り、通信が開いた
〘……XVGS、当戦闘エリアから離れろ…〙
底冷えするような声にリョウマが空を見た…赤熱化する突入カプセルがパージ、弾けた外装から見えたのは“濃紺と朱に彩られた機体…リョウマたちのブレイブマシンよりも小型、つまり鉄血世界であるデザストロイアに存在するモノだ
「リョウマさん、あれはもしかしてガンダム・フレームじゃありませんか?」
「でも敵か味方か気になるわね…」
「ガンダム・フレーム…あのMAにどう対処するとしたら…」
カナエデ、ハルカ、リョウマの順に言った後、濃紺と朱に彩られたガンダム・フレームがもし厄祭戦時のMAと戦う事が可能になったらどうなるかと思っていた。ガンダム・フレームは減速すらせず、更に加速し降下、3体のハシュマルに肉薄する
『…力をみせろベリアル』
ベリアル、ガンダムフレームの名を現す“シジルシンボル”が煌々サブモニターに示され、操縦桿を握り締め小さくつぶやいた
…一体目のハシュマルの懐に潜り込むが、クローで襲い掛かる、ベリアルは軌道を読みながら腰部サイドアーマーから小太刀でハシュマルのクローを切りすてた。が、尾のような超硬ワイヤーブレードが迫る
『………』
両腕手首に接続した盾が180回転、ブレードの軌跡をすり抜け背後に回るや、翼のような部位の片方を叩き斬り、翼を切られたハシュマルがバランスを崩し、口蓋部ビーム砲を発射しようとした所へ盾を力任せに貫き両断し完全に息の音を止めた
〘!!!〙
2体目のハシュマルはベリアルに向けて頭部ビーム砲を放とうとしたが姿が消えた…いや地を蹴りバーニア全開で変則的機動で迫り、反応が追いつかないハシュマルの胴体部へ深々と盾を打ち込むが身動きできない…ワイヤーブレードがうねり迫ろうとした時もハシュマルの胴体が消し飛んだように爆ぜた
「あ、あれってダインスレイヴ!?」
「ナノラミネートアーマーを切り裂くなんて…何なんだよあのガンダムフレームは!!」
自らが苦戦しでも足も出せなかったヒュウガ、リョウマが思わず声を上げる中、二体目のハシュマルが沈黙したのを見て唸るような雄叫びを上げ最後のハシュマルが迫るのを見て腰部に収めた小太刀を投げ、残骸を足場代わりに蹴り上げ飛翔加速するベリアル
の姿は悪魔そのものだ
〘!!!!!〙
改造されたとはいえ三百年前に駆逐されたMAの一体“ハシュマル”は恐怖する!自らの体を引き裂き魂を食らう悪魔の姿にブログラムされた知性がざわめき立ち、配下のプルマーに指令を出す…あの悪魔を駆逐しろと
『……プルマーか…無駄だ』
迫る数十機のプルマーに淡々と小太刀で斬り伏せ、腰部サイドアーマーレールガンで駆逐…自らのレンジ外からの攻撃にすら対応する超絶機動に誰もが息を呑む…数を減らしていく様に怯えたようにハシュマルはビームを放つ…いや放たれなかった…深々と突き刺さるのはレアアロイ製の小太刀に突き刺さるプルマー、そして影が見えた
『さあ、見せてみろベリアル、お前の力をよこせ…』
赤い光を溢れさせ野獣のよう迫るベリアルの両腕に装備された盾…厄祭戦時に開発されたアンチナノラミネート反応を起こしラミネートアーマを破壊するために生み出されたγナノラミネートカタールソード”が振りかぶられ纏めて貫く…オイルが血しぶきのように吹き出しながらもがくハシュマル
『……砕けろ』
γナネラミートカタール基部にある砲口から高硬度レアアロイ製の砲弾“ダインスレイヴ”が頭から胴体を容赦なく貫通、3体目のハシュマルは弾け粉砕される様に誰もが息を呑んだ
「あのガンダム・フレーム、俺たちでさえ手に負えなかったMAを圧倒しちゃったぞ…」
「悪魔の名を冠したMS、ガンダム・フレーム…」
「人類の脅威たる天使の名を冠したMAへの対抗手段という事ね…」
「しかしこの戦いで俺達の機体が中破してしまった…」
「難民たちもな…良かったじゃないかヒュウガ、あのような連中に報いを受けて」
「報いって…そりゃないんじゃないのかなぁ!?」
ヒュウガとレオナとルイジアはガンダム・フレームの強さを実感した後、コウタは自分達のブレイブマシンが中破してしまった事を言い、リョウマは難民たちに被害を受けた事を機にヒュウガに向けて言うが当のヒュウガはそうであってそうでない事を言い返した…
(……このクソガキ(ヒュウガ)……しかし、今は…)
心もないヒュウガの声に苛立ちを覚えたのは誰だろうか?生き残った難民たちが更に怒りや憎しみを募らせてしまった事も無理もない…その間に割り込むようにガンダムフレーム“ベリアル”が膝をつき、ハッチが開き出てきたのは白髪に赤いメッシュ、赤金に輝く瞳を持つ少年だった…様々な視線が突き刺さるような中で静かに降り立つ
「私はサンジェルマンファウンデーションCEO“アレス・ルセディス…」
(な、こ、子供?いやオレや兄さんよりも若い?)
「此度のXVGSの一連の行動は非はすべて私にあります…彼等は幼い正義のもとに動いたゆえだが、それらは私の不在により起きたのです。君たちが彼等を許せないなら、手にした武器を使いXVGSへの怒りと憎しみ全てをこの“アレス・ルセディス”を刺すなり、撃つなり気が済むまでやればいい」
その事を聞いたリョウマたちは驚愕する、アレスは自分達の一連の行動を許す代わりに恨まれても憎まれてもいい覚悟で難民たちの怒りを晴らしてもいいと告げたのだ
「うおおおおおおお!!」
「ぬあああああああ!!」
黙って聞いていた難民の一人がアレスの殴るのを切掛掛け怒りに染まった瞳に映るのは怒り、憎しみ、悲しみ、苦しみが入り混じった暴走はまるで大事なものを奪われ全てを失った怪物の破壊行為だ
「あいつらまだそんな事を…!!」
「やめろヒュウガ。いくら難民たちが怒りや憎しみを理由に悪と決めつけて排除するのは言うまでもなく独り善がりの正義中毒そのものだ。あのパイロットはその怒りや憎しみだけじゃなく苦しみや悲しみをあえて受け止めるためにわざと殴られる事にしたんだ。お前ならあのパイロットと同じ立場だったらどうしていた?お前も彼と同じことをする…そうだろう?」
ヒュウガは怒りや憎しみを悪と決めつけ、正義を理由でそう言った相手を徹底的に痛めつけた上で何をしても許されるあまり暴走してしまった事を兄であるリョウマの指摘によってようやく気付いた。リョウマ達は難民から殴られ蹴られ、踏みつけられるもだまって受けるアレスの姿に目を離すことを出来なかった…