エクシヴァルワールド ヒーローズ   作:銀祐

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惨劇の後日談

デザストロイアにおける難民キャンプの惨劇の後、祐誠達がいなくなった事を機に謎の部隊が難民キャンプの跡地に訪れた

 

「オレイワルドスめ、よもや難民たちを怪物化させようとするとはとんでもない事をしてくれたそうだな」

 

「サンジェルマンの連中があのような怪物を処理してくれたのは好都合だった。後は奴等に感づかれずそういった連中の死体を回収するのが私達に課せられた任務であると…」

 

「最近のXVGSもつくづく愚かな事をしでかしたそうね、自分たちは正しい、何をしても悪くない、勝てば正義、負ければ悪という思想が巻き込まれた被害者達を理解しても無駄だと言うのに…」

 

「それだけじゃねぇ、XVGSもそうだがオレイワルドスのようなご都合主義等の不正チートでいい気になってるゴロツキ以下の連中はどうしても許し難い。所謂転生特典やご都合主義や自己投影のようなインチキの類に頼る参した連中は何としても断罪しねぇとな」

 

「そう焦るな、俺達が動くのはまだ先だ。それよりも被害者達の遺体を全て回収しなければならない、なぜならそういった連中にはこれから我等の手で再活用しなければならないからだ」

 

謎の部隊を指揮する5人組はお互いを騙りながら部隊の兵士たちによる遺体回収作業の様子を見ていた。それだけではなくサンジェルマン・ファウンデーションだ来ることを警戒する事を怠らずに目的を成し遂げようとしている

 

「被害者達の死体を全て回収したわティム、急いでここから離れましょう」

 

「了解したロゼッタ。マギーノ、オルソン、ジョエル、兵士たちを呼び出して撤収するぞ」

 

「わかっている。この事をネメシウス様に報告しないと…」

 

「そうだな、回収した遺体をヴィルム化しなければ意味がないからな」

 

「ヒヒヒ!これ程の遺体が俺達の手駒として働くのが楽しみだぜ!」

 

ティム・アーチボルド、ロゼッタ・カテレシア、マギーノ・シャルバーニ、オルソン・クルゼレイツ、ジョエル・マプティバスの5人組が順番に言った後、回収した難民たちの遺体を乗せた輸送艦は撤退していく

 

「オレイワルドスにグランストライアよ、世界はヴィルメンドによって支配される。我々ヴィルメンドの使徒であるドローディウムが全てを喪い、非業の死を遂げた者の苦しみや悲しみ、憎しみを持って断罪してやろう!!」

 

そう言ったティムの言うヴィルメンドとその使徒であるドローディウムはオレイワルドスによって大事なものを奪われ、全てを失った挙句の果てにXVGSことグランストライアに対して和解不能レベルに憎悪する者や「自分だけが正しく、それを認めないモノは間違っている」という状態に陥っていた者、更にはおそらくだけどもうこうすることしか出来ない、もう戻れないんだと言う諦めがある者や信じる事も出来ず、誰からも理解や賛同を得られなかった者などといった精神状態を顧みてもそれは覆らない事実で負の側面に囚われた人間を率いて何をするのかわからないがその時が来るのはまだ先である…

 

そして回収した難民たちの死体を一体何をするつもりなのか今の所不明であるがヴィルム化のいうキーワードが何なのか今はその時ではない…

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