エクシヴァルワールド ヒーローズ   作:銀祐

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本編のプロローグです。


プロローグ
始まりの日


エクシヴァルワールド。

それは数多くの地方が存在する美しくも豊かな大陸。

 

しかし今この大陸は管理という名の支配で自分たちの都合の良い理想郷を創造し秩序を齎そうとする神々の軍勢「オレイワルドス」によって蹂躙され、人権や尊厳を踏みにじられていた

 

オレイワルドスが望んだ理想郷とはあらゆる多元世界を犠牲にするとう恐ろしいものであった。

自分達が望んだ世界の為に誰かが犠牲になるのを良しとするならば、救いとは?理想郷とは?…と、疑問に思わざるを得ない

 

しかし、オレイワルドスに唯一対抗できる多くの特殊組織が存在した。

その中の一つがXVGS(エクシヴァル・グランストライア)である

 

これは、人として精一杯生き抜く者たちを守るべく、外部や異次元からの侵略者、自分たちの都合の良い理想郷を創造する上層部や英雄達を初めとする人間達の独裁国家や悪の権力者などを倒し、この世界の平和を守りし勇者たちの物語である…

 

 

神聖王国グランストライアの中心にある王都グランセイロス。

大陸全体が一つに纏まり、オレイワルドスによる侵略からあらゆる世界の人々を守るために結成した多元世界特殊防衛隊XVGSの本拠地

 

グランセイロス城はかなりの巨大な施設があり、居住区やトレーニング場、更には機動兵器開発エリアが存在している。勿論食堂も忘れてはならない

 

この物語の主人公であるユウキ・ミカドグニルは親友であるタクヤ・キヨスミールとその従兄弟である双子の兄弟、モロハとトウマと共にトレーニング場で訓練をしていた

 

ユウキ「シミュレーション用モンスターを相手に戦ってる僕達ってなんかモンハンみたいな感じかな?」

タクヤ「実戦の方が本番だと思えばいい、今の俺達はまだまだヒヨッコだからな。」

モロハ「そういう事だ。俺達は日々の対応を怠らずに知力や体力を維持するために毎日欠かさずやっている。これから戦う奴らに向けてな。」

トウマ「そういうのはもう少し先の事でいいから今はこっちが先だろう!」

 

そう、4人はシミュレーション用リオレウス、リオレイア、レイギエナ、ライゼクスとの戦いの最中だった。それぞれの得意となる武器を使いながらモンスター達を追い詰めていくが…

 

タクヤ「このままじゃキリがないな、どうする?」

ユウキ「こうなったらみんなで一緒に必殺技で決めるしかない!」

トウマ「成程、兄さんはどう思う?」

モロハ「悪くないな、ただし同時に同じ技でないと意味がない。それでいいな?」

ユウキ「勿論!!」

 

4人はモンスター達に同じ必殺技を同時に叩き込む事を考えていた。チャンスは一度きり、失敗したら後がない事を承知でやるつもりだった

 

4人「サザンクロスエンド!!!」

サザンクロスエンドとは大剣やスラッシュアックス、チャージアックスの必殺技で闘気を纏った剣で十字に切り裂く必殺技だ

 

ユウキ達4人はこの技を同時に放つ事でモンスター達を爆散させた。

これによりトレーニングは終了となった

 

タクヤ「何とかなったそうだな…」

トウマ「しかしみんなで一緒とは考えたものだな」

ユウキ「まあ、それしか思いつかなかったもので」

モロハ「トレーニングだからといって浮かれてる場合じゃないぞ、俺達はまだまだ未熟、これからもっと強くならないといけないからな」

???「その通りですわ」

 

そこへ現れたのはグランストライアの王女、ユースティアナ・グレースヴァルトにシズノ・エインフェリス、サツキ・スターフィリア、ヒマリ・コマドリーシャら4人のヒロイン達である

 

ユウキ「ティアナ達もトレーニング終わったのか?」

ティアナ「ええ、今終えた所ですので私たちも先程のユウ君達と同じようにしましたから。それよりも強敵などが多くいる限りは油断できない事はわかっていますわよね?」

ユウキ「分かってるよ…」

シズノ「にしてもモロハ達の方が早かったのは意外でしたよね」

モロハ「ああ、俺達の場合は色々と能力が高いからな」

サツキ「もし私達だけじゃ苦戦しそうな敵が現れたとしたらその時は…」

トウマ「男女平等で強力し合えると言う訳じゃないかなそこは?」

サツキ「今言おうとしたのにィィ!!」

ヒマリ「私達XVGSはまだまだこれからなのは分かってるけど更に強くなれるとそう信じているのは確かなんだけどね」

タクヤ「そうだな、何にせよここから先は俺達の英雄譚だからな。それに似非英雄達の好きにはさせないとあの時からそう願っていたんだ」

 

そう、XVGSは来るべきオレイワルドスへの戦いに向けて戦力を備えていた。武装や装備、そしてそれらを扱える者たちの鍛錬を怠らず日々精進する事で成長し、時に自分の非を認めて考えを改めたり、味方同士の反目は理解すべく向き合い何度も説得、それでも相手に譲れぬもの、信念があるもぶつかるならば競い合って語り合うなど信頼し結束する力や男女の恋愛によって身も心も強くなっていた

 

その頃、XVGSの年長者にして上司であるユウキの兄、ギンユウ・ミカドグニルとそのパートナーであるヒイロ・クラノスピカはユウヤ達を見てまだまだ強くなれると確信をしていた

 

ギンユウ「みんなで一緒に必殺技で決めるのは見事だったがまだまだ未熟でもこれから強くなれるそうだ」

ヒイロ「いくら過酷な運命を背負って修羅場を潜り抜けただけ上に立つのはよろしくないものね。私やギンさん、それに同じ仲間たちもそう思ってるし」

ギンユウ「今思えば才能も人脈も運も何もかもが恵まれ過ぎた者が何かしらの至上主義やら特権やらで慢心している。そのためには許されない悪い事を平気で行うなどまるで身勝手な綺麗事に夢想しているようだ」

ヒイロ「上辺だけ綺麗というのはこの事ね…、でも私達は違う。そうでしょう?」

ギンユウ「ああ、英雄とその身内である上層部率いるオレイワルドスから人として精一杯生き抜く者たちを守るのが俺達XVGSだ」

 

そういった二人はオレイワルドスの英雄やその身内である上層部に対し怒りを感じながら自分達をより強くするべく精進する事になった。全ては来るべき時のために…

 

 




予告

オレイワルドスのイエスマン達がグランストライアに侵攻する事になった。迫りくる脅威に立ち向かうべくXVGSの若き勇者たちが今立ち上がる!
そしていずれ解る事になるこの戦いがその始まりとなるのだと…
エクシヴァルワールド ヒーローズ
NEXT「勇者たちの初陣」
次回もこの小説で、XVGSの活躍にご期待ください
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