選ばれたメンバー達を乗せたグランストレーガーは北へ進み、キャンプ用のドローンキャリアを使ってブレイブマシンごと目的のエリアへとそれぞれ運ばせた
今回はユウキ達がレガシードルでレジスタンスのメンバーと邂逅し、更には同盟を結ぶまでの物語となる…
辺境伯の傭兵
エクシヴァルワールドの西にある大陸レガシードル
古の技術と科学が融合した独自の技術体系を有し、オレイワルドスにはない魔鉱石を採掘、ソレを特殊加工し輸出、同時に他国との技術交換により栄えていたが、オレイドワルスによる武力侵攻により王族全てが公開処刑されてから弾圧、圧政により国内情勢が悪化の一途を辿っている
レガシードルには数多のレジスタンス組織がいてオレイワルドスの管理という名の弾圧と圧政に苦しむレガシードルの神官、魔導考古学、神秘学者、魔導騎士、闘士等が民間有志らが集まり設立した特殊組織が抵抗運動を続けている
そんなユウキ達が降り立ったのは言うまでもなくムゲンザークと四天女神の忠実な僕にしてオレイワルドスの最高責任者であるディード辺境伯の居城から遠く離れた所だった
何故このようになったのかそれは、ユウキ達がレガシードルに出発する前になる
【グランストレーガー 艦橋】
ユウキ「僕達が辺境伯の居城に潜入ですか?」
タスク「そう、君達はこれからディード辺境伯の居城に潜入してレジスタンスのメンバーと邂逅しなければならない。潜入というか敵情視察だからね、ただ全員で行くつもりはないがここからは二組で行く事になるし後の三組は通信のやり取りをして状況を把握するようにしておかないとね」
ナガラ「それでその二組は何でしょうか?」
タスク「ユウキ君、ティアナさん、ヒマリさん、モロハ君、サツキさん、シズノさんの六人だよ。」
ユウキ「僕達がモロハ達と一緒に潜入ですか…」
モロハ「ここは俺達の出番という訳ですね」
タスク「そういう事だからブレイブマシンで行ったら奴らに感づかれてしまうのでなるべく正体を隠すようにしなければならないのでここは6人だけで潜入する事になる」
サツキ「つまりレジスタンスのメンバーに会うまで正体を隠すという事ですよね?」
タスク「その通り!」
ヒマリ「私達でうまくいけるのかな…?」
ティアナ「ディード辺境伯…!」
シズノ「ティアナさん?様子が変ですけど何かあったんですか?」
ティアナ「いえ、別に何でもありませんわ」
こうして、ユウキ達はレジスタンスのメンバーと邂逅するべくディード辺境伯の居城の近くまでブレイブマシンをキャンプ用ドローンキャリアで運び、選ばれた二組は変装して居城へと向かい、残りの三組はベースキャンプの準備をしていた
辺境伯の居城から離れたベースキャンプ
トウマ、タクヤ、ナガラ、アリサ、コトナ、チサキ、マシロ、リシア、ルキナの9人はベースキャンプ用ドローンキャリアを使ってユウキ達に連絡したり、更には敵に感づかれないようにアンチバリアフィールドを張る事にした
アンチバリアフィールドとは言うまでもなく安全地帯バリアの略で不可視状態となり視認できなくするものである
トウマ「ユウキや兄さん達、大丈夫だろうか?敵の居城に潜入して…」
アリサ「あたし達の目的は言うまでもなくレジスタンスのメンバーと邂逅だからな、それに敵地に潜入して何か意味があるのだろうか?」
コトナ「あるとしたら他でもないわ、反辺境伯レジスタンスはオレイワルドスの管理という名の弾圧と圧政に苦しむレガシードルの神官、魔導考古学、神秘学者、魔導騎士、闘士等が民間有志らが集まり設立した特殊組織が抵抗運動を続ける組織だから簡単には会えないけどオレイワルドスに動きがあれば必ず現れるとタスクさんから聞いたわよ」
タクヤ「オレイワルドスに動きがあれば出て来るレジスタンス組織って…一体何だろうな…」
ナガラ「しかし俺達はユウキ達と連絡を取るまで待機するとはなぁ、色々と大変な事になるもんだ」
マシロ「ユウキ君達これからどうなるのだろう…?」
リシア「ディード辺境伯、お父様達の知ってる通りとんでもない大悪党なのは確かだな」
ルキナ「そのようですね、何故なら彼こそが二年前の惨劇の元凶で先程ティアナの様子がおかしかったのは他でもありません」
チサキ「一体何があったのか気になるわ…」
その頃のユウキ達は変装してディード辺境伯の居城の前にいた
兵士1「お前達は何者だ?まさか例のレジスタンスではあるまいな?」
兵士2「ここをディード様の居城と知っての事か?」
兵士1「傭兵か…、そう言うと思ってこちらも募集していた所だがお前達の名は?」
ここからのユウキ達は偽名としてディード辺境伯の傭兵となる
ユウタロウ(ユウキ)、アルキノ(ティアナ)、フィオナ(ヒマリ)
ブラウム(モロハ)、シェラハ(サツキ)、ミレイア(シズノ)
兵士2「よろしい!では諸君らをディード辺境伯の所へ連れていくとしよう!」
何とか偽名でディード辺境伯のいる所へ向かうユウタロウユウキ達は兵士に着いていく事にした
兵士1「そろそろディード辺境伯のいる王座の間だ、くれぐれも失礼のない様に」
ディード「遠路はるばるご苦労であった…私が辺境伯ディードだ、君達が私に会うのは他でもなく傭兵として志願したいと言うのかね…?」
ディード「実はこのところ我々を仇なしたレジスタンス達の襲撃が続いてな…それで我々も厳戒態勢が続いておる」
ディード「…構わぬよ、この所奴らによる襲撃で心に余裕がないものでな」
ディード「…左様、奴らは言うまでもなく自分達は大事なものを奪われた悲しみで憎悪を抱き、怒りを滾らせながら声高に否定する自分勝手な正義へと成り下がった連中だ…」
ディード「その通りだ…、奴らは言うなれば許されざることではない連中であるからして身勝手だからこそ、屠るべきなのだよ。あのような奴等はいなくなればいいと思ってね…そなたらも良く知っているはずだ」
ディードが城中にいる兵士たちを見て何やらレジスタンスを迎撃しようとする準備をしている様子を見ながらユウタロウユウキ達に語り出す。
ディード「故に愚かな被害者は言うまでもなく我々に刃向かう事しか能がない…あまりにも哀れなものであろう…。だがお前達は違う、あのような輩とは違い我々と同じ志を持つとしたら我らの為に尽力してくれるだろう…。誰か彼らに部屋を案内して貰えないか…?」
兵士「わかりました」
話を終えた後、ユウタロウユウキ達はディードの命令を受けた兵士によって部屋を案内する事になった
部屋は三人までとなっているため一行にとっては好都合で二部屋に別れる事となる
それから別の部屋では…
ベースキャンプ用ドローンキャリアには高性能のルーターが備えておりいつでもWi-Fiに繋げる事が可能である
トウマ『やっと繋がったか、どうやら潜入は成功だな』
アリサ『今の所問題はないそうだけどあの辺境伯には気をつけろよ、何か同じ人間とはとても思えないものがあるからな』
コトナ『これ以上話したら感づかれちゃうから続きはまた今度にするわ』
トウマ『兄さん達は引き続き潜入捜査に専念してくれ』
そう言った後通信を終える
そして兵士が
兵士「傭兵たちに告ぐ、ディード様がお呼びだ」
一行はディードのいる謁見の間へと向かった
ディード「そなたらにある指令を下す事にした、それは…この城の周辺に何か怪しい奴らがいないのか見回りをしてくれないか…?」
ディード「左様…もし怪しい奴らを見つけたら言うまでもないが煮るなり焼くなり好きにすればいい…」
傭兵としての初任務は居城周辺の見回りである。先ほど言ってたように辺境伯を仇なしたレジスタンスの襲撃が続いており、厳戒態勢が続いているため兵士たちも苛立っているのは無理もないが
そう言った後だった、そこへ何者かに遭遇してしまう事になる
現在
そしてその仲間であるマルス・レディーレも一緒である
アスカ「お前達、何者だ?」
マルス「辺境伯の仲間か?」
アスカ「知れた事を……!!」
マルス「斬る…!!」
そう言いながらアスカは
そう言いながら偽装用の剣を持つ事になった
まずは先に仕掛けて来たのはアスカとマルスだった。しかし
アスカ「…お前達が辺境伯の傭兵なら情けは無用」
マルス「何故愚かな事をする?」
激しい斬り合いの中
周囲の砂煙が消えた後、ユウタロウユウキとブラウムモロハは体制を立て直し、アスカとマルスは傭兵でありながらここまで強い事を知るようになる
マルス「傭兵にしては手強いがなかなかやるな…」
アスカ「俺達をここまで本気にさせたのは他でもない…しかしこんな所で負けるわけにはいかない」
アスカ「愚かな…、ディード辺境伯はこのレガシードルに圧政を強いらせた暴君にして暗君だとわからないのか?」
マルス「そうか…ならここで葬る」
そう言った後このまま戦闘を続行するその時である
???「やめなさい!」
そこへ現れたのはアスカとマルスの仲間であるマリエラ・ヴァルチェルである
アスカ「マリエラか…?」
マルス「何で邪魔をするんだ?」
マリエラ「あたし達の目的は言うまでもなくあの辺境伯の打倒なんだからここで戦う必要ないでしょう?もしこのまま続けたら辺境伯の兵士に見つかっちゃうわよ」
アスカは「障害となるなら排除する…」
マルス「たしかに。ディード辺境伯は力を増してる。僕らが相手した彼らをみたらね」
マリエラ「もう〜のんびり話してる暇ないんだから…アマネも愛しの彼氏のぶっそうブッ飛び発言に突っ込んで〜」
アマネ〘そうですね…アスカ、帰ってきたら私の部屋に来なさい…もちろん報告を終わってからですよ?〙
アスカ「……了解…」
マルス「その前にお前達の名は?」
アスカ「俺の名はアスカ・セガウル」
マルス「マルス・レディーレだ」
マリエラ「マリエラ・ヴァルチェル、また会いましょう傭兵の皆さん」
そう言った後アスカ達は去っていった
潜入捜査でありながらまさかレジスタンスかもしれない少年達と戦うという事になってしまったが
それから見回りを終えた一行はこの事をディード辺境伯に報告した
ディード「見回りご苦労だった…。傭兵にしては中々いい働きだったぞ、しかしレジスタンスの奴らが出て来るのは想定外だったがくれぐれも精進してもらおう…」
そういわれた後、
潜入捜査の身でありながらレジスタンスであるアスカ達と敵対してしまった
その頃、
アマネ「それで辺境伯の居城を調べている内に見知らぬ傭兵と交戦したという訳ですね?」
アスカ「そうだ、奴らは今までのとは違う」
マリエラ「ユウタロウにブラウム…辺境伯はとんでもない連中を雇ってしまったけど大丈夫かしら?」
マルス「例え相手が何を考えている以上僕達の邪魔をするわけにはいかない。僕達の目的は言うまでもなくこのレガシードルに圧政を強いらせた暴君にして暗君であるディードの打倒なんだ」
アスカ「そのためなら俺達は後戻りが出来なくても構わない…、だからこそやるしかないんだ」
思いもよらぬ邂逅で対立する
両者がどのように対話するのかそれはまだわからない…
次回予告
レジスタンス拠点へ攻撃する中、空を超高速で飛来する巨大な双竜ロボを目にする
そこへアスカ、マルス、マリエラが機神召喚器でそれぞれ機神を召喚し参戦し、辺境伯軍を押し返す
まさかのブレイブマシンに驚きながらも
そしてディード辺境伯の恐るべき本性が明らかになる
次回、エクシヴァルワールド ヒーローズ
進撃の辺境伯軍
戦雲がユウキ達を呼ぶ…