予告通り、プロローグだった『始まり』を前話に移動しました。
あとついでに、他者視点がある話のサブタイトル横に人物名を追加しました。
2024/04/14
10月9日、最初の競技である100メートル走開始の約10分前。
清隆が僕に向けてくる戦意を削ぐ為、追いかけて限りある時間でデバフを仕掛けることにする。
僕に対してなにかするのは別にいいが、彼に限っては秘密主義を拗らせたりしてるので、逆に限界まで手を抜く可能性がある。なのでワンテンポ前の根回し必須なのだ。
なぜなら、それをしないと素直に楽しむこともしない面倒くさい性格をしているとすでに割れている。
だから何故か四方まで付いてきてしまったが、気にせず愛里がDクラスの奴らに紛れるのを待ち、清隆一人になったタイミングで仕掛けた。
「先程、早苗に言葉で遅れを取ったのが悔しくて一泡吹かせたい。で、チョッパヤでやらないとケツカッチンだけど、清隆に意見を聞きたくてな」
意味が伝わらないよう某魔方陣な漫画に倣って無駄に死語?な用語を使いつつ、適当な理由で早々に話を切り出す。
「遅れっていうか自爆だったけどな」
「てか、なんだよその変な言葉」
「ノリだ、気にするな。
ともかく今度は僕のコミュ力を見せつけてやろうと、とっておきの奇策を炸裂させるつもりで、これからある計画を実行に移そうとしているんだ」
「む。夢月の計画で、実行か。
……少し興味があるな。どんなものかオレにも教えてくれるのか?」
「ああ、もちろん。成功率がいかほどか聞く為に清隆の所に来た」
「成功率? オレに対してじゃないのにか?」
「清隆でも四方でもない。対象は早苗だ」
「東風谷相手の奇策なのに、清隆に聞く? なんだそれ」
「というわけで、いくぞ? ……コホン」
二人とも流石にわからないようだ。
無理もない。いかにコイツらだろうと、逆にこれだけで察せられたら罠足り得ない。
僕は咳払いして息を吸い込み、他に聞こえないよう注意しながら策を言い放った。
「このメスガキがっ! いつも僕をコケにしやがってクソが! 特製催眠アプリを食らいやがれ! と言って自己暗示アプリ画面の端末を早苗に向け」
「教材が最低すぎるだろ。効くと思ってるのか」
「お前、もう船を降りろ。犯罪を犯す前にな」
かかった。
「……ほう? 清隆、四方。
―――お前らは知ってるんだな『これ』を」
「「はっ! まさか」」
「ははは。冗談に決まってるだろう。早苗相手に効かないとは思ってるが、万が一効いたらエラいことになるじゃないか。それでもマヌケ共は見つかったようだがな」
そう。これを知っていること自体で、マイナスの結果に持っていかれるのだ。
更に知らなくとも、推測と想像でエロ系だと察しが付いてしまう清隆と四方には、二段構えになっていたようだがな。
「あ、あぶり出しだと!?」
「まぁ? 変態力最高クラスな清隆はともかく、四方までかかるとはお笑いだったよ。やはりエロは男子共通の話題だな。大爆笑(棒)」
「う、く……こいつ」
「誰が変態力最高だっt……」
ふっ。無駄な足掻きを。
この流れになった以上、特に対清隆の手札なら溢れんばかりである。
友達のよしみだ。トドメを刺してやろうか。
「初対面の屋上。おっぱい星人」
「……」
「あげようと思えばまだまだあるぞ。清隆の黒歴史の貯蔵は充分だ。本格的に論戦を張ってみるか? 修学旅行編で黒歴史上映会をされた殺○ンセーみたくしてやろう」
尤も、今それをやる時間はもうないわけだが。
「く、黒歴史。まさかオレが……」
敗勢を悟ったのだろう。清隆は言葉が出てこない様子。
最初の競技、100メートル走まで時間がないので、余韻を惜しむ間もなくただ清隆を狙い撃つ。すぐ回復されるとわかっていようと、コイツにデバフをかけてやれば、回復する時に無駄な戦意も一緒に緩和できるかもしれないからだ。
それはそれとして、頭が回る奴は余計な部分まで全て見抜いてくれるから、最短最速での撹乱が可能となる。頭の良さを逆手に取ってからかうのは、なんと楽しきことか。
「あっひゃっひゃ。自分の仕掛けた罠に格上がかかるこの爽快感……! たまらないでおじゃるな!」
「そんなにはしないけど、こいつってやる時は絶妙な罠を仕掛けるんだよなぁ」
四方の諦め混じりの称賛が心地良い。
「…………なんだよ、その笑いは。しかも、おじゃるなって。てか、格上……からかうなら少しはオレを低く見積もれよ」
「断る。僕は他人の視点でモノを見ることができるからな。高く見積もって、おちょくりが成功した方が楽しい」
「その言葉を悪用する奴、初めて見たぞ」
この撹乱により、まだ体育祭は始まったばかりだと言うのに、疲れたような雰囲気になった清隆と別れることができた。
体育祭最初の競技、100メートル走の順番待ちになっても、やることはあまり変わらなかった。
僕と同じく1番手だった須藤や渡辺相手に、パロディ演説について聞かれ、リクエストにお応えして競技が始まるまで暇つぶししていた。
「もうこれで(人間関係が)終わってもいい……。だから―――ありったけを…!」
「最低最悪のゴンさんじゃん!」
「僕はこれからの良好な評判を諦めることで、さっきの演説力を引き出した!」
「そんな誓約あるか! あんなに盛り上げといて裏はこれかよ!?」
「どんなに汚くたって、誰に称賛されなくてもいい。ただひたすらに一番を!」
「ゴンさんか裸エプロン先輩のどっちかに絞れやっ!」
「どこか憎めないタイプの敵キャラムーブしてんじゃねぇよ! つか、俺が1位確定だっつーの!」
「それはどうかな? 敗北感は僕の最も親しき友のようなモノ。案外、気まぐれで須藤に取り憑くかもしれんぞ」
「わかりにくいところで史上最強の弟子まで混ぜんじゃねぇ! わけわからなくなってんだろうが!」
一緒に走る奴らからはいちいちツッコまれてたが。力が有り余ってんな。いや、2番手以降からももの言いたげな視線が飛んできてたから、みんなのテンションがおかしくなってるのかもしれない。
演説前まで僕のアレな風評が蔓延してたから、どう接すれば良いのかわからないのもあるんだろうね。大変なことである(確信犯)。
いやぁ、ネタ消費しつつ、適当に思い付いたセリフで遊ぶのは実にいい。
須藤と渡辺は知らない仲じゃない奴らだし、だいたいのノリも把握してると、こういう事もできて楽しいものだ。
それに渡辺はともかく、須藤は清隆とは違う意味で気合のノリが半端なかったので、彼の空回りを避けるには力を抜かせるのも必要だろう。普通に気合が入ってるだけなら気にしないが、どこか空元気気味というかヤケクソ感みたいなモノが漂ってくるのだ。
その正体を探ろうといくつか聞いたところ、須藤は体育祭限定でリーダーをやっているらしく、しかも誰かと何かの賭けをしたとのこと。
どおりで、やけに力が入ってると思った。須藤みたいな体育会系は、得意分野で賭けとかを持ちかけられると必要以上に力が入る印象があるからな。力のベクトルが決まっている単純馬鹿(褒め言葉)は純粋に強い。
それにしては、不調…とまでいえなくとも、なんか前と違う雰囲気な気がするのは気になるが。
なお、100メートル走は順当に須藤が1位、渡辺が3位、僕は4位に終わった。
ナポレオン・ボナパルト。
言わずともしれた評価の高い歴史評論家が多い一方、本職の歴史家や戦略・戦術家からはう~んとなってしまうこともある偉人である。
何故そのようなことになっているかと言うと、彼の活躍した18世紀にはすでに銃火器が登場していた。だが、新しいものに手を出さない保守的な将軍が多かったのか、剣の時代の陣形や戦術を変えていない背景がある。
そこで大砲を後方に下げて前線の支援に回し、銃兵を集中運用して中央突破する新戦術を考案したのがナポレオンだ。初期に常勝を欲しいままにした彼は、まさに天才の名に相応しいだろう。周辺国が対抗するため、一斉にその戦術を学びだすのもよくわかる。
そして周辺国が対抗できるほどこの新戦術が浸透した時こそが、ナポレオンが凡庸以下…勝てなくなった彼の斜陽の時代である。後年、老害に等しくなってしまった英雄を、僕は一発屋に極めて近しいんじゃないかと勝手に思っている。
ビジネスで例えるなら、新規事業に成功して一世を風靡したけど、時代の波に乗れず、それどころか成功体験が邪魔して変化から取り残されてしまったというところか。
こういった歴史的社会科やついでに地理的社会科『じゃない』社会科はあまり授業などで触れられないが、歴史上の出来事はどこの部分を切り取るかで印象や評価がものすごく変わるので面白い。
だが年代や用語、観光ガイドみたいな暗記系統しか学校で教えてくれないのは、歴史好きの一人として間口が狭くなってるようで残念に思う。地理も儲かりそうな部分や産業関係だけだしな。
社会背景を学ぶのは、多様性を作る上で重要な要素だと思うのだが……。
しかし思考力や多様性を生み出す可能性を潰すのは、ブラック…いや、もっと根本的な部分に問題が発生するように思えてならない。
こうした教育方針になってる理由は、多様な人物を形作る背景を教えないことで、操りやすい画一的な人材を育成してる、とかだろうか。
物事の表面しか……表面すら見ていない奴は結構見てきたからなぁ。表面でさえ多様性を受け入れられない奴は、自分の狭い了見でしか物事を見られなくなるだろうに。
うんまぁ、なんでこんな思考になってるかというと。
松雄や理事長から得た情報からすると、清隆の父親は了見が狭いナポレオンタイプなんだよなぁ。
違う見方をするなら、自信家で考え方をけっして変えない頑固者タイプ。対抗した場合、話の落とし所がほとんどないタイプとも言う。
これの何が関係してくるかというとアレだ。
父小路の破滅に至る網は張り巡らせていたのだが、余裕ができて冷静になり、指向分析が大方終わった後にふと思ったのだ。
清隆に協力してもらえないだろうか? と。
だって攻撃してきた理由すら知らないまま、友達の父親を地獄に叩き落としてもいいものだろうか。直接的にはともかく、少なくとも清隆の考えと意思を確認しないとスッキリしない結末を迎えかねない。なら、話くらいは通しておくべきだろう。
勿論、この期に及んで和解などと言うつもりもないが、勝者総取りの資本主義的な冷たさを嫌悪する僕としては、『ソレら』の同類になることは御免被る。たとえ向こうがそのつもりだったとしてもだ。
なので、父親の目的の中でも大きい部類と思われる清隆関係を材料に、撃退しつつなあなあにする道も模索しておきたい。
これが甘い判断だと自分でもわかってはいる。実際、被害にあった松雄親子からすれば後顧の憂いを失くしておきたいだろうが、どうにか納得のいく着地点はないものか。
一度、清隆・栄一郎・僕の3人で集まって、認識のすり合わせと対策を練り直すのもいいかもしれないな。
僕以外から見た思わぬ落とし穴があるかもだし、清隆や担任、南雲なんかで日頃から趣味と実益を兼ねて予行演習はしてるが、理事長の時みたく本番で冷静さを保てなくなってはコトだ。天才と秀才の見解を聞き、受け入れられる要望を調整するにはこれが一番楽そうな気がした。
最初に走って暇ができたので、つらつらとそんなさして重要じゃない考え事をしながら、残りのレースを気楽に観戦していた。
とりあえず思索から現実に回帰して、僕的に特筆すべきは7組目。
四方に戸塚、清隆・平田、栄一郎と知り合いが多くておっ、と思って見ていたが、四方と平田のデッドヒート…となる予想を外れ、そこそこの距離を離して四方が1位、平田が2位、ダークホースの編入生・栄一郎が3位に。
平田に負けたものの追い縋れていた栄一郎は、なかなかの身体能力を持つようである。
ちなみに清隆は何らかの理由か体力の温存のためか5位。戸塚はそのすぐ後ろで6位だ。
あと他の流れを知り合いだけ抜粋すると、3組目に葛城と神崎が走っていて神崎が1位、葛城が3位になっている。
9組目では龍園以外の強者がいなくて龍園の独壇場。
ラストの10組目では、最下位になった金田を筆頭にほぼ全員置き去りにする柴田の独走状態だった。
この結果を見て思うことがある。
……圧倒的じゃないか、我が軍は。
勿論、僕含め負けている試合はあるが、エース級の3人全てが1位。他の2レースでも1位を取っていたので、1年男子の半数のレースで勝っている。
まだ始まったばかりとはいえ、幸先の良い出だしである。そりゃ、こんな感想が出る気分にもなろうというもの。
息継ぐ間もなく、女子のレースになってもうちのクラスの勢いは止まらない。
1組目の一之瀬こそ、Cクラスの矢島?木下?という女子2人の後塵を拝して3位だが、4組目の安藤、8組目の南方?、9組目の網倉が1位を獲得していた。一之瀬の結果に関してはまだ調子が良くないのかと一瞬思ったが、単純に『運悪く』陸上部でCクラスの女子エース級2人と当たってしまったみたいだ。
余談でかつ人が悪いが、少し助かった。
白組総大将が初っぱな4位なので、バツが悪かったのだ。これはクラスリーダーの一之瀬もだが、他クラスのエース級と当たって中位なら言い訳、というか敗因がわかりやすい。
巡り合わせとはいえ、総大将やリーダーがともに1位を取れなかったのは結果的によかったといえる。
一之瀬はともかく、僕には元々1位を取れるほどの身体能力はないけども。
注意して見ていた愛里と椎名は奇遇にも女子5組目で当たり、愛里が僅差でブービーを勝ち取った。あの重そうな乳の分の不利をよく覆したものだ。
早苗がサラシとかで胸を固定するといい、みたいなアドバイスをしていたのでそれが実ったのかもしれない。胸だけに。
ついでに彼女らと一緒に走った櫛田は1位を取っていた。
「夢月君っ! 見てた!? わたし、頑張ったよ!」
色んな方面に感心していると、愛里が息切らせて駆け寄ってきた。
今日も眩しい笑顔である。アイリニウム補給ありがたい。
しかし、ここ救護用のコテージ近くなんだけど、よく見つけられたな。他人と関わりが少ない人間絶縁体同士には、引力でも発生してるのだろうか。
てか、真っ先に一応は敵方の総大将のとこに来て話してて大丈夫なんだろうか。
勿論僕は嬉しいし、何故かコテージ内にいた高円寺の近くとはいえ……。あ、高円寺はさっき走ってなかったから別に不思議でもないのか。
でも、まいっか。コテージが影になってるし、騒がなければ見つかりにくいだろう。
切り替えた僕と愛里は声量を落として息を整えつつ、しばらく一緒にその後の競技を観戦することにした。
「おう。よく椎名に勝てたな」
「うんっ! わたし、初めてドベじゃなかったよ! えへへ」
「よし、ご褒美に椎名への煽りを伝授してやろう。まずはドベであることを当てこすりつつ、最弱決定戦で負けてどんな気持ち? ねえ、悔しい? ねえねえ、と周囲でウザく……」
「しないよ!? わたしはひよりちゃんにそんなことしないから!」
「え? 1に煽り、2に毒舌、3・4がなくて、5に感謝の我が天文部員がそれではいかんな。僕でも早苗でもいいから手ほどきを受けとかないと対抗できないぞ?」
「しなくていいから! 感謝以外初めて知ったよ、そんな決まり!」
あ、感謝はことある事に言ってたから、浸透してるっぽい。それなら煽りと毒舌の必要性もわかってそうなものだが、愛里の性格的に不向きなのはわかるのでしかたないか。
「あっ、早苗さん! ……と、堀北さんに伊吹さん」
「堀北さんも早苗と同じ女子最終組なんだな。てか、伊吹さん? 愛里と同じクラスの奴?」
承諾しないとわかってからかっていると、愛里が1年女子の最終レースに目を向け、オマケ?付きで早苗の名前を口に出す。それと初めて聞く名前が飛び出したので聞いてみた。
「うぅん。伊吹さんはCクラスなんだけど、無人島で…ちょっとね。夢月君も会ってるよ」
「へぇ。全く覚えがない。どいつ?」
「3コースで堀北さんを睨んでる人。なにかあったみたいで、練習の時も堀北さんを睨んでることがあったよ」
3コースにいるのはショートカットの女子で、彼女が伊吹さんだろう。確かに堀北さんを睨んでいる。その堀北さんは早苗を睨んでいて、早苗は不思議そうに堀北さんを見返している。
というか、あれは顔か名前を思い出せないって顔だ。まったく。もっと興味を持ってやれよ。僕が言えた義理もないけども。
「なに、あの面倒臭さそうな人間関係。絶対巻き込まれたくないんだけど」
「あ、あはは」
それを除くと、ひと目見ただけで、早苗以外はメビウスの輪のごとく意識してるのが見て取れる。
殴り合いでも発生しそうな女の争い(ガチ)には、関わりたくないものである。愛里すら苦笑している理由もわかるというものだ。
その、ある意味注目の一戦。
伊吹さんの好スタート……をぶっ千切ったのは早苗だった。
スタート自体は伊吹さんの方が早かったのだが、意識していたのが関係していたのか、伊吹さんが振り返ろうとした(おそらく対象は堀北さんだろう)その一瞬で早苗が抜き去ったのだ。そして中盤になる頃にはあっさり後続を引き離し、追いすがることも許さず、早苗が1位でゴールした。
また驚愕した面持ちの伊吹さんが隙を見せたことで2位争いは熾烈を極め、堀北さんの猛追もあって勝敗はビデオ判定に委ねられるほどになる。
結果は伊吹さんが2位、堀北さんが3位だった。
「は、速ぁ……」
「怖ぁ。アイツら、戦争でもしてんのか。後半は競技する気迫と顔じゃなかったぞ、あれ」
特に伊吹さん・堀北さんは修羅道に足を踏み入れてそうだった。
「……さっき大戦争とか演説してた夢月君が言っても説得力ないよ。そして早苗さんには驚かないんだね。わたしも慣れてきたけど」
「ふっ。異常とか意味不明なのはそのまま受け入れるが吉。これが一番楽になれるぞ」
「…………そうかも?」
愛里はすでに早苗と付き合う時は無意識にそうしてるし、これは言いくるめではない。
大事なことなので、繰り返す。
素直な愛里を僕の仲間に引き込もうと言いくるめたのではない。受け入れると諦めるが実はイコールで結ばれるのも関係ない。
友達同士だろうと、愛里まで早苗の同類になる必要はないだろう。
前話の移動。
意外と手間取ったので、できた途端に投稿を忘れてしまった。すいません。