終わり無き異世界への旅路   作:ユキネコネ

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こんにちは、ユキネコネです。長らくお待たせしました、本当に申し訳ございません。
引き続き頑張っていきますので、皆様宜しくお願い致します。


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”白亜の宮殿最奥”

 

 

「ま、まずいです―――――!?」

『ガアァァァァァァ!!』

 

キュイィィィィィィン!ドオン!!

 

アルゴルの魔王の攻撃が迫ってくる。黒ウサギはジンを守ろうと自身もろ共体を

倒す。十六夜はその場に立ったまま、最低限の動きで避ける。雪音は、跳ぶ事で

避ける。

 

 

(な!?仲間を何だと思っているんですか!?)

〚えぇ、そうですね。あの外道は何としても倒さなくてはなりません〛

(雪花がそんな事を言うなんて珍しいですね?)

〚いいえ、マスター。この私でも流石に怒ります〛

 

 

雪音達が避けた方を見ると、ペルセウスの団員が全員石に変えられていた。その

中には、飛鳥や耀の姿も確認できる。そんな中、ルイオスは口を開く。

 

 

「ハハハ、今頃お前たちの仲間も皆石になってるかもな?」

「そんな・・・・・・・」

「そんな事・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”サウザンドアイズ白夜叉の和室”

 

 

サウザンドアイズ、店舗では白夜叉と店員が先の戦いを見ていた。白夜叉は、ル   

イオスがアルゴルの悪魔を使ったことに苛立ちを見せていた。

 

 

「ルイオスのアホめ、やはりアレを使いおったか」

「はぁ、やはりペルセウスのリーダーですね。ノーネームでは相手になりません」

「さて、そうとも限らんぞ?」

 

 

白夜叉は、店員のこぼした言葉に僅かに微笑を浮かべながら返すのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルゴルの悪魔は翼の拘束具を引きちぎり、攻撃に転じる。雪音は、どうするか   

を考えながら避ける。十六夜は何かをジンに話しているようだ。

 

 

「あてが外れたな、おチビ。レティシアが戻れば、何とか魔王に対抗できると踏

んだんだろう?」

「でも、僕らにはまだ貴方達が居ます!!十六夜さん、貴方の力をこの場で証明

してください」

「ハ、オーケー。よく見てな!!」

 

 

どうやら、ジンは十六夜の納得する言葉を言ったらしい。十六夜はアルゴルの悪

魔の目の前に立った。何かするようだ。

 

 

『ガアァァァァァァ!!』

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥン!!ドオォォォォォン

 

アルゴルの引きちぎった翼の拘束具が十六夜に飛来する。勢い良く向かっていき

煙を上げる。

 

 

「ハハ、所詮は名無しか」

 

 

ルイオスはもう勝った気でいるらしい。衝撃による煙が晴れた場所には、無傷の

十六夜が立っていた。十六夜は笑顔で告げる―――――

 

 

「な!?」

「さあ、始めようぜ?元魔王様!!」

「どうした、アルゴール!?人間なんか捻り潰してしまえ!!」

『ガアァァァァァァ!』

(このボンボン、自分で戦わないんでしょうか?それに、少々飽きてきましたね)

〚そのような事言ってやるな主さま。あやつが可哀そうではないか〛

〚マスター?もしかしてそろそろ限界が近いですか?〛

(よく分かりましたね!三割とはいえ、この戦闘中ずっと解放状態だったのでそ

ろそろ鍵関係なく昔に戻りそうです)

〚やはり、ソレは雪代家に来る前の物か?〛

(そうですね。これも如何にかしないといけませんし)

〚やはり話してはくれぬのか?〛

(話すのメンドイから嫌です。そんな事より久しぶりにやるとしようか)

 

 

そんな事を話していた。雪花の言う限界とは、ある事情による物であった。突然

だが雪音の住んでいた場所では、魔術と言う物が存在していた。雪音はその世界

でちょっとしたイレギュラーだった。旅の途中ある組織に狙われた為、力を封じ

ていたのだ。そして、狙ってきた組織の名は聖堂協会である。そんな雪音も久し

ぶりに力を解いた結果歯止めが効かなくなったらしい。

 

 

『双方、止まるが良い』

「「!?」」

 

 

雪音の言葉により、十六夜とアルゴールは強制的に行動を停止させられる。十六

夜は雰囲気の変わった雪音に、イラついた様子で話す。

 

 

「おい、せっかくの楽しい時間なのに何てことしてくれる。覚悟できてんだろう

な?事と次第によっては―――――」

「ふむ、そうでしたか?それはすまなかった。今度殺ってやるから今回は譲っ

くれ」

「ゆ、雪音さん?」

「おい、どういう事だ!!アルゴールを止めるなんてお前何―――――!?」

『口を閉じろ。貴様とは話していない、しばらく静かにしてもらおう。ああ、

もう貴様らは動いて良いぞ?』

「ハ、そうかよ」

 

 

動けるようになった十六夜は、まず雪音に注目した。目は血の様な赤色で髪はい

つもの黒い色から上から下に白と空色のグラデーション、口調もどこか変わっている。

 

 

『ふむ、完全では無いか、昔よりもマシになったな。どうした、何か言いたそうじゃな

いか?』

「おう、どうして口調が変わったんだ?それに今までのお前らしくない」

『そうか?まあ良い、少し舞台を整えようか』 

 

パチン!

 

そう言いながら雪音が指を鳴らす。すると一瞬で白亜の宮殿の周りにバリアが張られた。

 

 

『これで耀達に被害が行かないですね、アルゴルの悪魔だったか?私の友と同じ名か・・

・・・・興覚めだな、爆ぜよ。』

 

 

その言霊と共に、アルゴールの四肢が爆散したのだった。その後、つまらなそうにルイオ

スを元に戻し、十六夜がぶちのめして少しの疑問を残して終わったのだった。そして、

勝負が終わった後のノーネーム本拠地で新たにレティシアをまじえて雪音は説明をどうす

るか決めかねていた。

 

 

「「「じゃあ、これからよろしくメイドさん?」」」

「「えぇ!?」」

「えぇ!?じゃないわよ、今回のゲームで活躍したのは私達よ?」

「私なんて力一杯殴られたし」

「つう訳で、挑戦権を持ってきた俺と雪音に協力してくれた耀達で4:4:2:2:で所

有権は俺達にある!」

「なに言っちゃってるんですか!そんな話、あるわけが―――――」

「でも、仕方ない。今回の事で君たちには恩がある。家政婦をしろと言うのなら、喜んで

やろうじゃないか」

「レティシア様!?」

「私、金髪の使用人に憧れてたのよ」

「そうか。いや、そうですか、嫌々、そうでございますか?」

「喋りやすい言葉を使えば良いよ」

「箱庭の騎士が・・・・」

「め、メイドさん・・・・・」

「さて、この話は終わったな?じゃあ次は雪音の番だな」

「・・・・・・・話してくれない?」

「それは私も気になるな」

「・・・・・ほ、本当に話さなきゃ駄目?」

「駄目よ、それとも私達は信用できない?」

「そう言う訳では―――――」

 

 

結局、雪音の説明は、歓迎会兼ペルセウス撃破記念に話すことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”雪音の自室”

 

 

「取りあえず宴会で話すことになりましたが、どうしましょう」

〚わしらも気になっておったのじゃ。それに、これは主さまの問題じゃ。今回我らは

関与せぬぞ〛

〚すみません、マスター。私も気になります〛

「そうですよね、ですが、流石にアレは話せませんから、アレとアレは見せましょう。

幸いにもアレは雪花達でも干渉できないおかげでギフトネーム自体を隠蔽できました

から」

 

ガチャ、キィィィィ

 

「雪音さん、準備が出来ましたので来てくれませんか?」

「分かりました。先に初めてください」

 

 

そうして雪音は会場に行くのだった。そこには、ノーネームの全員が笑顔で話したり

している光景だった。雪音は一瞬ためらったが、一歩踏み出した。その時―――――

 

 

「・・・・・雪音、話してくれる?」

「よ、耀さん、驚かさないでください」

「雪音さん、それではなしてくれるのかしら?」

「そうですね、まずはこれを見てください」

 

 

雪音は、十六夜達にギフトカードを渡した。そこには、こう書いてあった。

 

 

 

 

 

プラチナにスカイブルーのカード  皐月 雪音(????)

         ギフトネーム  全てを飲み込む仄暗き厄災

                 世界を旅する者<ワールドウォーカー>

                 英雄達の友人

                 高性能AI搭載アームドデバイス”スノーレイン”

                 戦術人形化

                 冠位魔術師 緋

                 ??????

                 ??????

                 ??????

                 白銀と鏡海鍵<はくぎんときょうかいのかぎ>

                 宝具光■えぬ■■の聖剣

                 宝具忘れ■■た龍と■の永遠の■

                 

 

 

と書かれていた。何個か分かるようになっていたので黒ウサギ達が疑問を口にする。

 

 

「あの、この白銀と鏡海鍵とは何でございましょうか?」

「これは、私の本来の力を抑える目的のものですね」

「じゃあ、これは何かしら?」

「どれですか?」

 

 

飛鳥が指さしたのは、インテリジェントデバイスモドキなスノーレインだった。雪音

はデバイスを取り出し皆に見えるように持った。

 

 

「ルイオスとの戦いの前に持ってたヤツだよな?それ」

「そうですね」

「それは、剣なのかしら?それとも銃かしら?」

「ああ、これは剣ですね。因みにこれで魔法が使えます」

「まあ、そうなのね。今度みせてもらいましょう」

「他に聞きたいことは無いですか?」

「では私からだ。冠位魔術師とはなんだ?」

「これを説明するには私が箱庭に来る前の事を皆様に分かってもらう必要がありますね」

「お、おぅ」

「・・・・・・ヤケ?」

「そうね、いっそ清々しいわね」

「そこ、うるさいですよ!まず最初に言っておくと私は色々な世界を旅してまわっていま

す。この冠位魔術師というのは箱庭に来る前にいた世界でのものですね」

 

 

雪音は淡々と説明を始める。最初のしおらしさが吹き飛ぶほどの清々しさで説明を始める

ので、説明を求めた本人達も驚いている。そんな事知らんとばかりに説明は続けられる。

 

 

「箱庭に来る前の世界は飛鳥さん達となんら変わりない世の中ですね。一つ変わっている

ことは、神秘や魔術と言う物がありそれを行使する集団が居た位ですかね?」

「それは何ら変わりないとは言わないわよ?」

「表は変わっていないですよ?変わっているのは裏の方です。私はその中で魔術師の集団

が居る時計塔で色々と凄いことをした功績に冠位魔術師の称号をもらったんです!」

「冠位ってことはまだあるのか?」

「そうですね、上から冠位(グランド)色位(ブランド)典位(プライド)祭位(フェス)

開位(コーズ)長子(カウント)末子(フレーム)がありますね」

「て事は一番高い位な訳か」

「では。この緋と言うのはなんでございますか?」

「冠位になった魔術師はそれぞれに色を貰うんですよ。私の場合は緋の色ですね。その他に

赤、青、黄、橙などがありますね。それでは、これで質問は以上ですね?」

「「「「「「ありがとうございました」」」」」」

「では、引き続き宴会を楽しみましょう!」

 

 

こうして、雪音の説明会は終わりを告げたのだった―――――




今回はなんと、雪音さんの過去をちょこっとだけお見せしました。雪音さんが第一話で居た
世界はFateの世界でした。因みに雪音さんが手紙を受け取った場所は某正義の味方も通った
あの砂漠であったりなかったり・・・・・・・・・
そんな訳で、アンケート結果ではFGOが多いので火龍誕生祭に出す武器はFGO内の宝具に決定
しました。皆様、選んでくださりありがとうございます。今後も次の世界でアンケートを取ろうと思っております。では、また次のお話で!
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