現在雪音が居る場所は関市よりは都会な原宿にある青砥館である。青砥館は来た事があったのですぐに来ることができた。現在は調査隊を待ちながら青砥館の手伝いをしている。
「すみません、陽司さん。菊一文字の調子を見てもらって」
「いやぁ、良いって事よ!祐奈さんには贔屓にしてもらってたからな、そうだろう陽菜?」
「そうですね、それに祐奈さん自体が刀匠でもあるので手伝ってもらうとたすかるんです」
「と、どうやら来たようだぞ?祐奈さんも来るか?」
「遠慮します。それと雪音でお願いします」
「そうでしたね。それでは少し待っていてください、雪音さん」
そうして陽司さんと陽菜ちゃんが店の外に出ていく。外で調査隊の声が聞こえてくる。どうやら調査隊の面々も手伝いをするようだ。雪音はサプライズで明日登場することにした。
翌日
陽司さんに頼み任務内容を聞かれたら出て来ることにした雪音は話を聞く。
(それじゃあ任務について聞きましょうかね)
「ありがとうございます、青砥陽司さん。泊めていただいただけでは無く、全員分の御刀の調子までただで見ていただいてしまって」
「良いってことよ、忙しい時期に手伝ってもらったんだ。これ位させてくれや、嬢ちゃん」
「おう、それよりも呼び方だ。俺は陽司でいいんだぜ?あんた、仲間の事をフルネームで呼んでただろ?」
(まぁた、はじまりましたよ)
〚そう言ってやるな〛
「慣れ合う事は役目ではありませんから」
「なるほどな、まぁほどほどにしとけよ。だが、俺の事は陽司さん、もしくはヨージだ」
「ヨー・・・・・・やはり無理です。今後も青砥陽司さんで」
「ま、しゃあねえか」
(誰でも最初はそうなると思うんですが)
「それはさておき、実はお聞きしたいことがあるのですが。
「あぁ・・・・・・銘は・・・・・・・確か」
(ここで出ましょうか)
ここで雪音は後ろから南薬師景光の銘を喋る。
「銘は、
「貴女は、いつの間に!?」
「もう出て来るのか?」
「ええ、説明を続けます。富士山にある
「貴女は?」
「私の名前は皐月雪音、好きに呼んでよ。学長から協力者がくるって聞いてない?」
「そうでしたか!貴女が、では皐月雪音さん。貴女は写しについて知っていますか?もちろん刀使が使う
「そっちは陽司さんが知ってるよ」
「そうだな、写しがあるのは知っているがそれだけだ。何にしろ、そいつの実物が出てきたなら俺も一度位は拝んでおきたいものだな」
こうして南无薬師景光の話は終わったのだった。実を言うと雪音は巫女の仕事で実物を見た事があるのだが、それは黙っていようと決める。数分がたち智恵が来たのでその話をする。
「そうですか・・・・南无薬師景光。教えていただきありがとうございます。でも、何の意味があって木寅さんは特定の御刀の事を・・・・・・」
「おれにもさっぱりわからんよ・・・・・それよりもだ!智恵ちゃんも、雪音の嬢ちゃんも来るなら来るって言ってくれりゃあいいのに。
「いえ、そもそも来るつもりは無かったので。そう言えば、本当に雪音さんに聞かせて良かったんですか?」
「ああ、そうだったな?おい、言ってもいいかい、嬢ちゃん」
「はい、良いですよ?どうせ舞草には最終的に行くので」
「舞草の事を知ってるの!?どういう事ですか、陽司さん?」
「嬢ちゃんの本名は「言わないでください」そうか、なら舞草でファインマンに協力していた人だと言っておこう。ほらよ、雪音の嬢ちゃんの御刀、完璧に調整を終わらせたぜ」
「ありがとうございます」
カチャカチャ、カシャン、ジャコン!
「良し!もうパーカーをぬいでからで良いね。陽司さん、ギターケースを私名義で舞草に送っておいてもらえますか?」
「おうよ、任せとけ!」
自身の御刀を受け取り改めてパーカーをぬいでから帯刀用ストッパーを取り付ける。その姿に智恵は驚いている。
「雪音さん、刀使だったの!?」
「そうだよ、後私はバイクで伊豆に行くから遅れると思うけどよろしくね」
「わかりました。では後ほど合流しましょう。皆に行った方が良いですか?」
「お願いするよ。じゃあ、向かいにバイクと荷物を纏めてるから私は先に行くよ」
こうして雪音はバイクで新幹線の位置情報を雪花に表示してもらい久しぶりの追跡ミッションを始める。
ブオォォォォォォ!
「少し速いですね」
〚マスター、荒魂です!〛
「こっちでもスペクトラムファインダーが反応した!救援に行く!とこよ、バイクを戻しておいてくれない?」
〚仕方ないの、戻してきてやろう〛
「写シ!」
キイィィィィ、シュイィィン!
雪音はバイクを破棄して急いで現場に向かう。現場では既に戦闘が始まっていた。その中には調査隊だけでは無く、なぜかエレンと薫がいた。
「助太刀に来ました!あの数体は任せてください!」
「へ、雪音さん!?」
「はあ!」
キィンキィン、ガキャァン!ザシュ、ザシュ、ザシュ。
『ガアァァァァァァ』
バシュウ、バシュウ、バシュウ、バシュウ。
「ふう、戦闘終了!」
スゥ―――、カチャ。キン!
突然御刀を持って乱入してきた雪音に皆固まっているとエレンが話しかけてきた。
「Oh!美濃関のミホノさん、雪音さん!二日ぶりデスね!」
「・・・・・誰だ?」
「おとといに鎌倉で一緒に戦った、美濃関のミホミホさんと面白い戦い方だったユキさんデスよ。覚えてないデスか?」
「ねー?」
「み、ミホミホ?」
(ユキですか、小さい頃と同じ呼び方をしてくれるんですね)
〚名が違うと言うのに凄い奇跡もあったものだな〛
(お、ねねが美炎に近づいてる・・・・尻尾を持つのは可哀そうだな)
「「薫!尻尾を掴んだらカワイソウですよ」」
「「え?」」
「あなたとは気が合いそうデスね!」
「そうですね、ねねちゃんは荒魂なんですか?」
「馬鹿ねね、だから出て来るなと。・・・・こいつは”ねね”荒魂だが代々オレの家、益子家を護る守護獣だ」
「ねねはホーリービーストなのデスよ!・・・・・とは言え、ねねを連れてみなさんとご一緒するワケにもいきませんしネ。と言う訳で私たちはここからウォーキン!徒歩でこの先に向かいまース!」
そうしてエレン達は歩き出したが皆が実は行き先が同じだった為雪音は自身の事を説明しながらエレンの話も聞いていた。
「そうですか、なら今この場だけの協力になる可能性もあるのですか」
「ああ、ちゃんと陰で支えるから大丈夫だよ?」
「そうですか、それは頼もしいですね」
「伊豆って道を外れるとすぐ山の中なのね。もうすぐ日も暮れちゃうし、宿を探すなりしないといけないわね」
「シッ、待ってください。また荒魂デス、それに一匹や二匹ではアリマセン」
「囲まれてる?どういうこと?まだ向こうは気づいていないようだけど・・・・・」
「分からないデスけど、荒魂が出てきたのが民家のそばじゃ無いのはラッキーでしたネ」
「馬鹿共が、これは違うんだっての」
「What?フッキ―それはどういうことデスカ?」
「うっせぇな、何でもないってんだよ」
(親衛隊のか、趣味の悪いことをしてくれる)
その夜、智恵がエレン達に何か話しているようなので聞き耳を立てる。
「ちょっといいかしら、エレンさんと薫さん」
「ハイ!なんですか?」
「オブラートに包ますに質問させてもらうわね。親衛隊がこの付近に来てるみたいなのだけど、もしかしてあなた達、ここにいるのがバレるとまずいんじゃないかしら?」
「おい。おまえ、なにを知っているんだ?」
「長船の”源流”たる地のこと。真庭紗南学長の指示で、あなた達のサポートするため、わたしはここに来た・・・・・これでいいかしら?」
「なるほど、アンダスタンです。お仲間でしたか。では、質問に答え無いとデスね。私達も長船の源流から来まシタ。新しい同志の仲間入りテストをする為デース!」バキィ!
(やばぁ!事実を話せば良いけど今はまずい)
「誰ですか、姿を見せないナラ切り伏せマスよ?」
「私です、雪音です・・・・・はぁ、バレてしまいました」
「おい、お前は何者だ?答えによってはただじゃ済まさないぞ」
「私は長船の源流では無いですがファインマンの協力者と言えば理解できますか、エレンちゃん、まっしー?」
「な、その呼び名は!?」
「貴女はゆ「シィ―――、まだ秘密だよ」そうデスか。では、雪音は私達といきマスか?」
「じゃあ、親衛隊は私達が引き付けるから、雪音さん達は組織の役目を果たしてちょうだい。雪音さんのことはミルヤに伝えておくわね」
「ありがとうゴザイマース、恩に着るのデスね」
「・・・・・助かる。あとまっしーはやめろ」
「じゃあ皆といる時はやめてあげます」
智恵が状況を大雑把にミルヤに伝えてくれるらしいので、雪音はエレン達と目的の場所に向かう。
「まさか、祐奈さんが居たとは驚きデース」
「ああ、そうだなところで何故名前をかえているんだ?」
「まっしー、エレンちゃん。仕事、当主オーケー?」
「そういう事デスか、それでは出発デース」
雪音はエレン達が用意したバンに乗りこみ先を急ぐ。目的の場所に到着した雪音たちはバンから降りる。現在はエレン達は可奈美さん達の方に行き雪音は近くで待機という構図になっている。
「お、アレが話に出ていたS装備かな?多分ここに来るだろうから部屋の中に退避しておこ」
こうして雪音はパーキング内の部屋の一角で休憩するのだった―――――
こんにちは、ユキネコネです。今回はゲームからアニメに移行しました。雪音さんのいる部屋はアニメ内で可奈美達の死角になる場所にあります。次回がどうなるのか楽しみですね。
それでは、また次の話でお会いしましょう
刀使ノ巫女の世界はいつまで滞在する?
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ゲーム版の最終回まで居る!
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アニメ版の最終回だけで良いかな。