終わり無き異世界への旅路   作:ユキネコネ

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どうも、ユキネコネです。突然ですが昨日の8月13日は衛藤 可奈美の誕生日でした。因みに私が好きなキャラは山城 由依です。皆さんも良ければ好きな刀使のキャラをコメントしてください。それでは本編スタートです。




朱音様の演説に合わせて射出されたS装備のコンテナ内。雪音は折神家に着くまでの間に何をするかを考えていた。紗南から聞いた話で折神家に調査隊が居ると聞かされたので調査隊の所に協力しに行くか迷っている。考えていると凄い衝撃が体を襲った。

 

 

ズドン!ズドン!ズズン!!カシュー

 

 

「・・・・・・・・・・」

「どうしたんだ、可奈美?」

「ここで出会ったみんなと、また戻って来たんだなぁ・・・・・って」

(私は会ってないんだよな・・・・)

「そうだな。此処に戻ってこれるとは思わなかった・・・・・」

「・・・・・感慨にふけるのは早い」

「サーヤの言うとうりデス。ストームアーマーの稼働時間は予備電源を含めても30分。それまでに大荒魂を討たないといけマセン!」

「時間は私たちの味方じゃないんですね」

「ねねっ!」

「そっちか、ねね?」

「あっちは・・・・・祭殿の方向」

「じゃあ、大荒魂が居るのは・・・・・・」

「見~つぅけたぁ!」

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

 

声の方向には、親衛隊第五席の燕結芽(つばくろゆめ)が立っていた。何やら辺りを見渡して対戦相手を探しているようだ。

 

 

「――――決めた。千鳥のお姉ーさんに遊んでもらおっと!」

「!!」

 

キィン!

 

「くっ!!」

 

 

結芽が可奈美に突貫する。各自散開して行動を開始する。雪音は調査隊の協力に行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”同時刻、調査隊Aチーム”

 

 

「あっちの方からドーンってすっごい音したね。ビックリしちゃったよ!」

「どうやら始まったようね。それじゃ、私達もできる限り暴れて警護の注意を引き付けましょう」

「うん!大暴れして可奈美達を援護しなきゃ!」

「何者だ、そこで何をしている!?」

「さぁ、戦闘開始よ!」

 

キィン!キィン!ザシュ!

 

「くっ・・・・・!!」ドサ!

「あ~あ、かったりーな」

「どうしたんですか?荒魂相手なら嬉々として突っ込んで行くのに?」

「アタシは戦闘狂じゃねぇよ。いまコイツが言ったように荒魂ちゃんと戯れるのがすきなだけだ。人間相手にやり合ったって面白・・・・・・お前誰だ?」

「やあ、青砥館ぶりだね!」

「雪音さん!?」

「S装備と言う事は、あなた達だったのねあの音」

「ここからは制限時間まで協力します」

「頼もしいのだけれど、ミルヤの所にも行ってくれないかしら?」

「わかりました。では戦いながら行きますのでここはよろしくお願いします」ダッ!

 

 

雪音は智恵に頼まれてBチームの方に向かう。S装備活動限界まであと27分。

 

 

 

”調査隊Bチーム”

 

 

「あっちだ!あっちに賊がいるそ!紫様のお膝元で、これ以上の狼藉を許すな!!」

「Aチームも行動を開始したようですね。こちらも始めましょう」

「は、はい・・・・・・スーハ―、スーハー・・・・・・」

「くぅ~、緊張して深呼吸している清香ちゃんもか~わゆ~い!お持ち帰りして部屋に飾っておきたいレベルだよ!」

「山城由依。どうやらあなたは、緊張とは無縁のようですね。実に頼もしい限りです」

「ミルヤさんみたいな美人に頼りにされる日が来るなんて、この感動は一生モノにします!」

「そのメンタルの強さ、少し分けて欲しいです・・・・・・・」

「清香ちゃんになら、メンタルどころか身も心も魂さえもぜ~んぶ捧げちゃうんだけどなぁ」

「あはは・・・・それは要らないかな・・・・」

「六角清香の緊張も、少しほぐれたようですね。それでは行動開始しましょう」

「賊はどこだ!?」

「は、ヤバイ!伏せて伏せて!ほら早く、見つかっちゃうって!」ガサガサ。

 

 

そこには清香とミルヤ、それと何か変態発言をしている少女が居た。彼女も調査隊の一人なのだろうか。雪音は今年の刀使は個性的だなと思いながらやって来た刀使を倒していく。一つ疑問なのはなぜ隠れているのかだが。

S装備活動限界まで24分

 

 

「賊が居たぞ!連携して対処しろ!!」

「と、考え事は今は無しだね!」ダッ!

「あれは・・・・・・誰でしょうか?」

「S装備を装備してますよ?」

「警護お刀使を倒しているんだし味方でしょ!そんなことよりどんな子なのかが気になるよ!」

 

キィン!キィン!ガシャキン!ザシュ!ザシュ!バッ、バッ、ザシュ!バタ、バタ。

 

(制限は22分・・・・・速く行こう)

「ミルヤ!終わったから出てきてください!」

「分かりました何故ここにいるかは後で教えてもらいますよ?」

「了解。それでそっちの子は?」

「はいはーい!私、山城由依って言います!」

「げ、元気な人ですね・・・・・・・私は可奈美の方に行きます。あなた達も早く行ってください!」

 

 

こうして雪音は祭殿の方に急ぐ。途中、雪音はとこよにある話を持ち掛けていた。

 

 

「とこよ、私は力を使いこなせるようになったんですよね?」

〚主さまがわしらを拒まなければな?なぜそんな事を聞くのじゃ?〛

「もし作戦が失敗してタギツヒメが逃げた場合の為に万全の状態にしておきたいんです」

〚アレか・・・・・悪いことは言わん、今は止めておけ。主さまはまだ人で居られる。もし失敗すれば人間では無くなるのじゃぞ!?〛

「それでも私は・・・・・・・タギツヒメも助けたいんです・・・・・・もう後悔したくない!!」

〚分かったのじゃ。だが、もしもの時には強制的に止めるからの?〛

「ええ、やってください・・・・・」

〚忠告じゃ、この試練は力に適応する為のものじゃ。力を使えば使うほど進行がはやまりもし失敗すれば主さまは最悪荒魂と大差ない状態になる。それでも良いかの?辞めるなら今の内じゃぞ?〛

「覚悟の上です。それに美炎の中に居る誰かが今後起きないとも限らないので」

〚ではいくぞ?〛

 

ドクン、ドクン、ドクン!ズキン!

 

「!?―――――!アァァァ!!」

(痛い痛い痛い痛い痛い!?)

 

 

瞬間、雪音の体を焼けるような痛みが襲う。血液が全て燃えているようだ、視界が段々と霞んでいくが根性で踏み止まる。体が熱を帯びて今にも全身が燃えそうなほどだ、いつの間にかそこにあった不知火はその赤黒かった刀身を澄んだ朱色にし、桜の波紋が綺麗に映っていた。ジャラジャラ、バキィン!何かが壊れた音がした。鎖だ、不知火と雪音の体をいつの間にか縛っていた半透明の鎖が一本、また一本と壊れていく。いくつもあった鎖が少なくなり音を止める。それをかわぎりに意識を無くす。何分たっただろうか?意識も戻り数分S装備もとっくに限界を超え外れていた。痛みも引いている。恐らくあの鎖が無くなった時が本番なのだろう。雪音は不知火を引き抜き祭殿に急ぐ。

 

 

「フ―――!フ――――!」

(行かなきゃ・・・・・)

 

シュイィィン!

 

「あれは、結芽さん!!」

「・・・・・・誰?」

「覚えているか分かりませんが私は祐奈です」

「え?祐奈お姉ーさん・・・・・・なの?」

「はい、祐奈お姉ちゃんですよ」

「祐奈お姉ーさん、私・・・・・げほっ!げほっ!」

「ゆっくりで良いですよ?」

「はあ・・・・・・はあ・・・・・・私、沢山凄いってことを見せつけたんだよ?」

「そうですね・・・・・結芽はとても頑張りましたよ」

「もう、お終いかぁ。まだ、全然足りないのに。もっとすごい私を皆に、焼き付けたいのに。何にも要らないから。覚えてくれれば・・・・・・それでいいんだよ・・・・・」

「私はもちろん・・・・・真希さんや皆覚えてくれますよ」

「そうだったらいいんだけどなぁ・・・・・・・」

「きっと助けてあげますから・・・・・少し休んでください。貴女はたくさんの人に覚えてもらえますよ・・・・・私が、保証します」

「・・・・・・・・・・・・」バタ!

「おっと!・・・・・・・真希さん。居るのでしたら結芽をお願いします」

 

 

雪音は真希に任せて紫の方に向かおうとする。だが真希に止められた。

 

 

「祐奈さん・・・・・結局、ぼくたちが得た力は、なんだったんだろうね・・・・・・ねえ、結芽?」

「それは誰にも分かりません。色々な考え方があり個性があるんです、それにまだ助ける手立てがあるはずですので気を落とさないでください」

「分かりました、ありがとうございます祐奈さん」

「それでは私は行きます」

 

 

雪音は更に奥へと歩いていく。歩いている時に衝撃が来た事で少しよろけるが引き続き祭殿の方に向かう。

 

 

「あれは、可奈美と姫和か・・・・・・あれは、不味い!」ダッ!!

 

 

可奈美と姫和の同時攻撃が防がれた。よく見ると紫様の目が金色に変化している。雪音はアレを使われるとヤバい事を知っていた為すぐに紫に向かって走る。走っている間にも可奈美達の剣はまるで全て見透かされたように防がれていた。あれは龍眼と言い、未来から相手の身体能力、思考、全ての可能性を見通し最良の一手を選択できる最悪な目だ。雪音も限定的だが使う事が出来た。今は枷が無いに等しい状態な為無制限で使用できる。枷がまた壊れない程度に力を使う。雪音の目は紫とは違い自身の目と同じ赤色、それより濃い色に変化する。いつあの鎖が壊れるか分からない為慎重になる。

 

 

「私が折神紫か、タギツヒメか。先ほどの問いに答えよう。我はタギツヒメ。だが、折神紫でもある。我らは既に一つだ」

(遅かったか!?・・・・・・皆が来たがどうしようか・・・・・・!?)

「可奈美ちゃん!」

「舞衣ちゃん、それに紗耶香ちゃん!」

「あれが、大荒魂・・・・・・可奈美、私、怖い・・・・・・相手を怖いと思ったの初めて・・・・・」

「あ、雪音ちゃん!」

「危ない、床が崩れるぞ!!」

「「「「!?」」」」

 

 

タギツヒメの攻撃に耐えられなくなった床、もといノロ貯蔵庫の天井が崩落する。ノロ貯蔵庫には先ほどまで戦っていた可奈美達の他に真希とエレン達が居た。

 

 

「うぅ・・・・・床が抜けて・・・・・何?祭殿の地下にこんなモノが・・・・・えぇ?あれは・・・・薫ちゃん!エレンちゃん!」

「はぁはぁ・・・・・舞衣、大丈夫?」

「えぇ、なんとかね」

「・・・・・敵は六刀流。対してこちらは七デス!」

「プラス一匹だ」

「ねー!」

 

ザッ!

 

「あれが紫様・・・・?いや、あれは・・・・そんなはずは・・・」

「みんな、呼吸を合わせて。里での集団戦を思い出して!」

「よく見る、よく聴く、よく感じ取る」

「これまでの全部をこの剣に・・・・・・」

「倒して、ハッピーエンドです」

「今度こそ長期休暇だな」

「荒魂を生み出したのは、貴様ら人だ。かつて一つであった物を、お前たち引き裂いたのだ。我を穢れと呼び、恐れ忌み嫌った。珠鋼とノロ、御刀と荒魂、清と濁。元は全て一つ、同じものだ。人が勝手に分別したに過ぎない。厄災を振りまきながらも、我の知能は進化し続けた。やがて、一つの結末を予見した。禍神と化した我も、いずれは人の手によって駆逐されるという事だ。我は生存の道を模索した。それを実行したのが二十年前の相模湾岸大災厄だ」

 

 

そう、タギツヒメが言ったように元は人が招いたものだ。その最たる例が、あの二十年前の大災厄だ。

 




こんにちは、ユキネコネです。今回はやっとタギツヒメとの決戦です。雪音さん、少し様子が変でしたね。次回は過去から話が始まります。また次のお話でお会いしましょう。

刀使ノ巫女の世界はいつまで滞在する?

  • ゲーム版の最終回まで居る!
  • アニメ版の最終回だけで良いかな。
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