東方多重碌   作:セイント

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恐「俺主人公!!俺主人公!!俺主人公!!」

勝「うるせぇ…」

魔理沙「うぜぇ…」

霊夢「もう退治対象ね。」

優「は、始まるよーー」



「キョンシーと邪仙とわたし(俺)」By恐

 side 邪仙

「暇、暇ねぇどうしようもなく暇だわ。」

 私、霍 青娥(かく せいが)は暇を持て余している。なので今日も屠自古か布都をおもt…遊ぼうとしているが外出中らしい。太子様も例の寺に出かけている、芳香と何か暇つぶそうと思う今日この頃で墓地に散歩なう。

 暇だから散歩しようと思ったものの、散歩といってもそんなに楽しいものではなく、相変わらず墓ばかりで余計に退屈になる。しばらくあたりを見渡してみると私のキョンシー(愛玩具)芳香の姿が見えた。相変わらずキョンシーらしく、それと愛らしく両腕を胸のあたりまで上げて、口をもぐもぐと何かを咀嚼している。死体をあさって食べているのかしら。

「芳香、こんなところで何を食べて…え?」

「(´~`)モグモグ・・・」

「」チーン

 芳香が今食べているのはそこに寝転がってる死体。いつもの事だが、明らかに違うのはまず芳香と同じ肌色ということと、明らかに幻想郷にしては珍しい服装(コートかしら)、外来人と推理しますが、それよりも、それ以上に・・・。

 

 

「………あ、どうも、こんにちは」

「え、あ、どうもはじめまして。」

「(´~`)モグモグゴックン…あ、起きた。」

「………ど、どうして生きているのですか?」

 そう生きているのだ。血を大量に流しながら芳香に骨や内臓が見えるくらいまで食べつくされているにも関わらず、私に挨拶をかわして来た。人間という種族ではないと判断する。

「生きてるも何も、ゾンビが大量の血を浴びようが食べられようがちゃんと生きていけますが?何か?」

「………」

 ゾンビって生きているものでしたっけ?キョンシーと同様ほぼ死んでいるようなものだからそういうものとしましょう。

「ところで芳香」

「はむ、ガブリ、ぶちちっ「アッ」もにゅもにゅ…ゴクン。何?青娥」

「どういう経緯でこれを見つけたのですか?」

「これとは失礼な!!俺は「ブチッ」痛ッッッツ横腹逝ったッッ!!」

「(´~`)モグモグ…それはだな。」

 この寝転んでいる餌を無視しつつ芳香に説明を求める。ひょっとしたらいい暇つぶしになるかもしれない。

 三時間前

 side芳香

 いつもみたいにここで適当に飛んでたらな、急に上から何か落ちてきて、そのまま墓地へ突っ込んできたんだ。その落下速度はかなり早かったぞ。天狗ほどではないにしろ白黒くらいの早さだった。落ちたところに言ってのぞいてみるとそこに上半身だけ土に埋まっていた人間がいた。うん。死んだと思ったよ。

 だからそのままこいつの足を食べようとして近づこうとしたら、急に両手を地面についてな、無理やり自分の体を引っこ抜いたんだ。力ずくで、そのあと逆立ちした状態で、「生まれた!!」とかわけのわからんこと言って、そのまま腕を使ってジャンプしたんだ。高く。うん。すごい高く。ちょうどあの森林くらい。

 そして私がここに立っていることを知ってか知らずかちょうど目の前に着地したんだ。

 変わった服を着たその青白の男は周りを見渡し、私と目があい、そして第一声が、

「誰だ!何だお前!!」

 …こっちのセリフだ。腹立つ奴だな。

「そういうお前は誰なんだ?ここは私の縄張りだぞ。」

「俺はふじみ野 恐という最強最悪空前絶後の切れたナイフの新参妖怪だ。お前は?」

「何言ってんだお前?私は宮古芳香(みやこ よしか)だ。ところでお前。」

「なんだいヨッシー」

「変な呼び方するな馴れ馴れしい。芳香だ。悪いが私はお腹が空いている。そしてここは私の縄張り、だから…」

「うん??」

「お前を食べてやる」

「…え?いやいや食べるってあんた俺達は出会って間もないぜ」

「関係ない」

「いやでもさぁ…」

「なんだ?」イライラ

「いきなり(性的な意味で)たべるって///」

 ハハハと手を振りながら笑うこのふざけた男にもう…。

「………」ブチン

「俺ゾンビだからそういうのないし「もう怒った」……はい?」

 私は彼のその手をかぶりつき。文字どうり食い散らかした。

 最初は「アァァァァァァァァァ!!」だの「肉がァァァァァァァ!」だの叫んでいたがしばらく食べていたらようやく黙った。ざまぁと思って泣き顔見ようとこいつの顔覗くと…。

「…………」

「モグモグもにゅもにゅ」

「……気が済んだかい?」

「………ゴクン」

 真顔でそんなこと言ったんだ。別に苦しそうな顔でもなくまるでご飯を食べるペットを見るような目で、何の威圧もなく私に行ってきたんだ。

 思わず私はこいつの一部を飲み込み

「まだ…」

 と言って食べ続けてしまった。

 こちらが食べているはずなのになぜが奴の態度にゾクッとした感覚が芽生えてしまった。

 そして青娥とあって今に至る。

 side青娥

「以上」

「………大体わかったわ。けどおかしいわね、あなたは食欲があっても感覚も感情もないんだけど。」

 まさか…芳香がこの餌、恐という男が食べたことによって…

「まさかね…ありえないわ。」

「……なぁヨッシーもういいだろ?」

「むぅ」MGMG

「芳香、もうその辺にしなさいな、手足はもうないし内臓がほぼ丸見えよ。」

「…ごちそうさま」

 名残惜しそうにしていたが食事をやめる芳香。

「ところであなた?」

「なんだい?髪が水色で服が水色っぽい人」

「適当な説明結構ですわ。申し遅れました。私は邪仙、霍 青娥(かく せいが)といいますわ。」

「……カクセイガー」

「その呼び方やめてもらいます?ところであなたはどうしてこちらに?」

「博麗神社で宴会やるから人呼ぶがてらに幻想郷を時速100キロで回ってました。目隠しで。」

「それ楽しいか?」

「…それで?」

「空飛ぶ船に轢かれてここに落ちてきました。」

「明らかにお前が悪いな」

「…なるほど」

 何がなるほどなのかは彼の事ではなく最初の宴会という言葉。この時点で暇をつぶしになるものが見つかったわ。

 それともう一つ気になることがある。

「ねえあなた、ゾンビだと自分は言っているけど…、実際何者なの?」

「…総理大臣です。」

「真面目に答えろ、いい加減にしろお前。」

 まあまあ芳香いいじゃない。面白そうな玩具が手に入るんだから。

「ひとまず、太子様たちにはこのことを報告するとして…。」

 私は彼が動けないことをいいことに近づき、よく観察してみる。

 まず芳香に食べられたはずの部分がどこぞの不老不死よろしくの如く感知している。

 体中に巻いてある包帯はおしゃれなのか何か理由があるのか、後者だったら余計に調べたくなる。

 そして目をよく観察してみると本当に元は人間なのかと思うくらいに瞳孔が狂気的に赤い。

「何じろじろ見てんだ?惚れた?」

「なわけないd「ええ」…は?」

 ペタンと私は芳香と同じように彼の額に札を張り付けた。

「へ?……なにこれ?」

 私はにっこり笑い

「ねえあなた、私のキョンシーになりさい。」

「「はい?」」

 この男は何か面白いことをしでかすに違いない。

 私の今までの経験と勘がそう告げた。

 




芳香「青娥、マジか」

青娥「ええ、マジよ」

恐「よろしくなーヨッシーと娘々」

芳香「その呼び方アウト、先輩と呼べ」

青娥「娘々?」

恐「雰囲気で呼んでみた。」

青娥「娘々////」
芳香「青娥ェ…」
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