side勝
恐の作ったご飯(?)を食べて早速出発する俺たち。ルーミア曰くここは幻想強という世界らしい。外の世界(俺の世界かな?)で忘れられた存在が存在する世界である。又、外の世界から来た俺たちのことを外来人と呼ぶらしい。そんな世界の中これから俺たちが向かうのは幻想強を管理しているという博麗神社というところで、そこの巫女さんに相談するという流れだ。そのためにルーミアに道案内して移動している俺たちだが…。
「いいか!優!もうお前はアタイの友達だからな!」
「チ、チルノちゃん!そんな強引にしちゃダメだよ!ごめんね優君」
「そうそう。いたずらしようとしているのに誘ってくれた優に一緒に食べてあげたのにさ」
「ルナがこけて失敗しちゃったけどねー」
「うー悪かったわよ」
「春ですよー!」ダキッ
「わっ!えーと…///。」
「………」
いやどうしてこうなった!!こいつあれか?妖精を引き付けるホルモン的な何かを持っているのか?全や恐は微笑ましそうに見てるけど、ルーミアの奴めっちゃ不機嫌だよ。目に光がねえよ。
…まあ、何があったかと言うとあの妖精たちが俺たちにいたずらをしようとしたんだが、栗のような口をした妖精、ルナがこけて失敗し、優が一緒に食べるかと言いだしてそれから仲良くなったそうだ。ちなみにルーミアとその妖精たちは友達らしい。
仲良くなるのはいいことだが、くっつきすぎじゃね?あいつら、後ろから抱きついてるやつもいるし、…いや、別に羨ましくないぞ?ただ子供にしては刺激強くね?と思っただけだし気にしてないからね?
なんやかんやで俺たちは森を抜け長い階段を上り、博麗神社に着いた。
「誰もいねぇな。留守か?」
「いや、人の気配は感じるよ?」
「どうしよう。」
「そんなことより優!弾幕ごっこしよう!」
「え?」
「だ、だめだよチルノちゃん!ここは霊夢さんの神社だよ!それに優君はできないから他のにしよう!?」
俺たちが悩んでいるときにチルノが優の腕を引っ張って妖精たちと遊びだした。
「さて、どうするか…」
「くっくっく、ここは俺の出番だな!」
「なに?何か考えあるの?」
「まあ、見とけって」
そう言って恐は神社の前に立ち。
「ごめんくださーい!!誰かいませんかー!!」
「いや普通!!」
「ごめん下さーい!!お金下さーい!!」
「失礼すぎだろ!!」
その時、
ドダドダドダドダドダドダドダ!!
とこちらに走ってくる音が聞こえて、
「誰が出すかーーーーーー!!」バァァァァァァァァァァァァン
「ギャーーーーーーーーーー」バキッ!!
巫女さんらしき人が飛び出してきた。
「…ねえ、全さん」
「なんだい?勝君」
「あの人がここの神社の巫女さん?腋出てるけど」
「きっとそうだよ。紅白だし。腋出てるけど」
「ん?あんたら誰?」
恐を蹴飛ばした巫女は俺たちに気づき、だが興味無さそうに訪ねてきた。
「あ、ああ、俺は鴻巣 勝、普通の人間だ」
「僕は赤羽 全だよ。普通の転生者さ」
「…なにそれ?勝はわかるけどあんたは何者?人間だけど違うような感じがするわ。ま、どうでもいいけど、そこの妖怪は何なのかしら?場合によっては退治だけど」
巫女はそう言って、妖怪退治らしい札を持って、恐を睨む。これから退治される妖怪の馬鹿は起き上がり、
「アナタハ、THE神ヲシンジマスカー?」
「…は?」
いつから神父のような格好したのかツッコミたいが俺は頭を抱える。何言ってんだこいつ、妖怪だろお前。てゆうか巫女の前でそれはまずいだろ。案の定巫女は戸惑った後すごい威圧出し、
「色んな意味で敵確定ね。夢想封印!!」
「え?ちょ?」ドカーン!!
「やな感じー!!」
そう言って、巫女は恐を遠くに飛ばしていった。何となくだが、あいつなら大丈夫だろうと思ってしまった。巫女は何かに気づいたのか俺たちに向き直り、
「そうそうまだ名乗ってないわね。私は博麗 霊夢この神社の巫女よ。」
霊夢はそう名乗った。
霊夢「ところで聞きたいんだけど?」
勝「なんだ?」
霊夢「あの子襲われてない?」
優「助けてー」(涙)
チルノ「コラー男は逃げずに憂患に闘え!」
大妖精「駄目だよチルノちゃん!鬼ごっこだから弾幕はだめだよ!あと言い方がおかしい!」
全「微笑ましいねぇ」ニコニコ
霊夢・勝「いや違うでしょ!」