side 勝
霊夢に神社の中に招かれた俺たちは遠慮なく、しかし礼儀良く中に入った。
「そういえば優、他の妖精たちは?」
「森の方に帰ったよ。霊夢に退治されるからって、後また遊ぼうって。」
子供の独特の純粋な笑顔を浮かべて優は言った。確かに霊夢は妖怪退治専門の巫女とルーミアは言っていたけど、妖精も対象内なのかもしれない。
まあどっち道人の敷地で暴れていたから退治されるだろうけど…
「ルーミアは大丈夫なのか?妖怪なのに神社の中に入って」
「私は霊夢に説明しろと言われたから残ってるの」
ルーミアは不機嫌そうな顔しながら、しかし優の腕にしっかりを組んでいながらそうい言った。
そうこう話しているうちに部屋についた俺たちは、ちゃぶ台の前に腰を下ろし、霊夢にお茶(薄い)を出され彼女も腰を下ろした。
「さて、改めて自己紹介するけど私がこの博麗神社の巫女、博麗 霊夢よ。霊夢でいいわ。この世界が一体何なのかそこにいるルーミアに聞いているから端折るけど、単刀直入に聞くわ。貴方達は自分の世界に帰りたい?それとも残る?まあ、大体は前者が多いけどね」
霊夢ははっきりと俺たちにそう言った。だが、俺は死んだのか生きているのかすら正直わからない。飛行機が真っ逆さまに落ちていったのだ。そして気がつけばここにいる。
「帰るも何も帰ったら俺はどうなるかわからないから残るしかないだろ…」
「僕は帰る気なまったくないよ。むしろ自分から来たんだから」
「えっと…。僕は残るよ。ここに来る前の記憶はないし、友達と約束したし」
「俺は、ここに残ってレッツパーリーしてハジケようと思う」
「…………」
「「なんでお前(恐)がここにいるんだ!!」」ドカ!!バキ!!
「ギャー痛ぇ!!」
こいつ霊夢にブッ飛ばされたんじゃないのか、何気に復活早いしよく神社の中に入れたなこいつ。
そのあと彼は霊夢にしばかれ、縛られ封印されました。
「んーーーー!!」(俺はあきらめないぞ!何度でも蘇るさ!!)
「ところで勝、帰ったらどうなるかわからないとはどういうこと?」
「ああ、俺はここに来る前に死にかけたんだよ」
「どういうこと?」
恐のことをスルーし、俺は幻想強に来る前のことと来た後のことを霊夢に話した。飛行機のことを説明するのは大変だったが、
「なるほど、外の世界はそんなものがあるなんて、にわか信じがたいわね」
「…だろうな」
「でもあなた生きてるじゃない。死ぬ瞬間にスキマの中に入ったか、それ以外ね。」
「「スキマ?」」
俺と優は疑問に思い説明を求めようとしたその時だった。
「それは私が説明するわ」
「!?」
「わ!」
驚いて声のする方を探した時、突然何もないところからスキマ?みたいなものがでてきて、その奥にはいくつかの目玉がこちらに向けていて気味が悪かった。しかし、その中から金髪の紫のドレスを着た女性がこちらを見つめながら言い放った。
「はじめましてこんにちは。妖怪の賢者であり、幻想卿の管理者、八雲 紫といいますわ。宜しくね、勝、優、全、そして腐れゾンビ」
「え?」
「なんで知っているんだ?」
「んー!んーーーー!!」(腐れゾンビって俺のことだろ!このBb)ヒュウー
「スキマに落とされたーーーー!」
なぜ名前を知っているのか気になるが、恐、哀れなり
「スキマについては見てのとおりよ。それであなたをここに連れてきて、このスキマでこっそり覗いたわ。あともう帰れないわよ。」
「え?覗いた?」
「そのことに関してはどうでもいいけど、どういうことかしら、紫」
覗いたという単語を聞いて気になったが、霊夢がそれを端折り本題に入った。
「理由は二つ、一つは今彼は生きているけど、彼の世界ではもう死んでいることになっている事よ。今頃もうニュースになっているでしょうね乗客と乗組員全員死亡って」
「なるほど、残りの一つは?」
「それはあなたにも能力が目覚めつつあるということよ。この二つの理由がある限りあなたは帰れない。いいえ、正しく言えば帰れてもそこの世界で、普通の生活には戻れないということよ。」
紫が俺に厳しい現実を、そう告げる。
「…そっか。まあそこの世界にはもう未練はないし、ここの方が面白そうだから残るとするよ。」
まあ、俺からしたら大したことじゃないから大丈夫だろう。
ジャンプ読めないのはちょっとつらいが…
「まあ、あんたがそう言うならそういうことにするわ。」
「幻想卿は何でも受け入れるわ。さて、それより問題なのは」
「え?ぼ、僕?」
紫はそう言いながら優の方を見た。
というかルーミアよ、いつまで優にくっついているんだ。
ルーミア「むー…」
優「えっと…」
紫「子供にしては早すぎない?」
霊夢「私もそう思うわ」
全・恐「微笑ましいねぇ」
勝「いやお前(恐)いつからここに来たの!?復活はや!」
恐「何度でもよm「それはもういい!!」」