東方多重碌   作:セイント

9 / 10
恐「みんな、またせたな。とうとう俺の出番が来たZE」
勝「流石に誰も待ってねーよ…何年たったと思ってんだよ…化石と化してるよこの作品」
全「しょうがないよ、やっと作者は黒い企業の住人として慣れてきたから。」
優(やめてないんだ…)
勝「それじゃあ久々にはじまるよ~」
勝「あと恐お前の出番ねーから。」
恐「なん…だと?…」



「メインはスイーツで決まりだろぉぉぉぉがぁぁぁぁぁ!!!」by勝

 side勝

 突然の出来事により周りが沈黙、優の奴が女の子二人を担いでいて右肩にいるのはさらにちっちゃい女の子をのせて階段を上ってきたと思ったら見たことない化け物が現れて、優たちを食べようとしたところを全がワンパンで化け物粉砕。

 どういう事?

「どういう事?」

 あ、霊夢と被った。

「何が?」

 当の沈黙させた本人はあっけらかんと口を開ける

「いやいやいやさっきお前が…」

「まあいいわ。あともう少しでみんなが来るから、宴会の準備をしてちょうだい。話はそのあとにしましょう。」

 魔理沙が言おうとしたところで霊夢がそれをいったん止める。確かにいろいろ聞きたい事があるがだいぶ日が沈んでいるし、そのほうがいいだろう。

「それにしてもお前ら大丈夫…じゃあないよな。」

「うん。でも全さんが助けてくれたから安心して立てなくなっちゃった。」

「そうそう無事で何より!」

「そうかい…」

 優が心配で思わず声かけたが何とか大丈夫そうだ。

「「…優」」

「阿求、小鈴、二人とも怪我はなかった?」

「私たちは全然平気よ。あんたのおかげでね。」

「命を助けていただきありがとうございました。お礼に何か必ずお返します。」

「お礼だなんてそんな…二人が無事で本当によかった。針妙丸もありがとう。助かったよ。」

「私のことは丸ちゃんでいいですよ優さん。お礼には及びません!」

 優を心配そうに見ている少女二人に安心させる優、そして優の顔の目の前で宙を浮き胸を張るちっこい少女を見て俺は思う。

 またフラグがたったなと。

 だって少女二人はずっと優のことしか見てないし、エプロンのツインテ少女は何とか立たそうと手を取るだけでいいのに体を抱きしめて起き上げようとしているし、薄紫少女は「どこか悪いところはないですか?」だの「痛い所ありませんか?」だの過剰に優を気を遣うのだ。

 この光景を見て俺が今やるべきことは、

「優立てるか?とりあえず神社の中に入ってゆっくり休みな。その二人と一緒に」

「「え?//////」」

「僕のほうは大丈夫だよ。ほらもう自分で立てるし、阿求と小鈴に悪いから…。」

「念のためだ。妖怪に襲われたんだろう?だったら少しの時間だけでいいから安静にするべきだ。」

「そうだね。僕もそのほうがいいと思うよ。二人もそう思うでしょ?」

「は、はいそうですね…どこか悪い所があるかもしれませんし。」

(優さんの事もっと知りたいし、いろいろ覚えておきたいし)

「そうね、いろいろ聞きたい事たくさんあるんだから!迷惑だなんてこれっぽちも思ってなわよ!」

(どんな能力なのかどんな本が好きなのかとか趣味とか特技とか!!)

 優を安静にしつつその二人に攻略させる。だってそのほうが個人的に面白そうだ。何気に全も便乗してるし。

 少女二人、阿求と小鈴はチャンスとばかりに流れに乗って優を神社の中へ搬送していった。

「あと私も忘れないでください!小さいとはいえ、きずいてもらわないと空気になりますよう!」(涙)

 丸ちゃんがなんか言っているけど、あとは頑張れよ優。

「弟を見守るお兄ちゃんの顔してるよ勝君」

「誰がお兄ちゃんだ。」

 そんなこんなで俺は再び霊夢の手伝い、全は妖怪の死体処理及び神社の掃除をすることにした。

「…ところであんた」

「ん?なに?」

「デザート作っているように見えるけど「スイーツな?」どっちでもいいわよそんなの、何なのそのスイーツの量、多すぎない?うちでもそんな材料なかったけど」

 俺が今作っているのおはぎだのケーキだのとにかくジャンル問わずの甘味達だ。周りからは超スイーツ男子と言われるほどの甘党である俺にとっては全く問題のない量だ。

「これか?これは事前に紫に頼んでおいてガンガン作ってるんだよ。結構人来るんだろ?」

「確かにそうだけど…」

(レミリア達が大体甘いもの持ってくるから、こんなに作ると甘味だらけになると思うんだけど…)

「うまいぞ?食ってみる?」

「マジで!?食べるぜ!」パク

「あ、魔理沙いつの間に!」

「ウマ!このおはぎ超美味いぞ霊夢!」

「え?どれどれ?はむっ…おいしい!?」

「だろ?」

 外の世界で知り合った一流のパティシエを目指す学生から叩き込んでくれたんだ。これぐらいの量は楽勝である。

「でもあまり作りすぎないでね?あくまで酒が主役でわき役がおつまみなんだから。」

「わかってるって、あとはヒロイン(スイーツ)を大量生産すれば華があるだろ?」

「「話聞いてた?」」

「聞いてる聞いてる、要するに主人公(酒)をアプローチする為に脇役(おつまみ)をも勝るヒロインたち(スイーツ)を投下させればいいんだろ?」

「「違うわ!」」

「それじゃあバランスが悪いだろ!ヒロインは一人に絞るべきだろ!」

「そこじゃないわよ!お酒とおつまみのことを考えてスイーツを作りすぎないようにしなさいってことよ!」

「いや、男同士はちょっと…。」(ドン引き)

「へ!?//お…男同士って///」(赤面)

「その例えはもういい!!!」(怒)

 その後霊夢はおつまみ、俺はスイーツ(作る)と宴会会場の掃除。魔理沙はスイーツ(つまみ食い)とおつまみ(キノコのみ)を用意し、しばらく時間がって準備が整った。

 そして

「おーいお客さんがいっぱい来たよーいろんな人、いや、いろんな種族が」

 全が俺たちにそう伝えて、優たちも宴会会場に来てみんな揃ったところで霊夢と魔理沙の知り合いたちを合うために外を出た瞬間に見た光景は…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「女しか………いねぇ」

 俺の初めて超アウェーな宴会が始まった。

 




阿求「優さん優さん本は好きですか?」
優「えっと…簡単な本だったら…」
小鈴「ねぇ優!どんな本が好き?冒険もの?恋愛もの?ミステリー?」
優「えっと…恋愛かな?ハッピーエンドの」
針妙丸「優さ~ん私小さくても目立てますよね!?そうですよね!」
優「う、うん。だいじょうぶだよきっと。」
阿求「優さんそれから…」
小鈴「好きな食べ物は?生年月日は?趣味は?外の世界のどこで暮らしてるの!?」
針妙丸「優さんあなたはお優しいですね。私のことは大体の人がきずいてもらえなくて…」(涙)
優(どうしよう…全然休めないよう…)
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