機動戦士ガンダムSEED カガリの兄様奮闘記   作:水玉模様

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幕間 それは抱いた心と共に

 

 

 

 それは正に、宇宙を引き裂く光であった。

 

 斜線上にあるもの全てを呑み込み、跡形もなく消滅させていく破壊の光。

 威力などと言う概念は必要ない。防ぐこと敵わぬ終末の光が、地球軍の悉くを呑み込んでいく。

 

 

「くっ、面舵! 機関最大!! 宙域を離脱する!」

 

 ナタルは最速で指示を飛ばした。

 斜線を僅かに外れていたドミニオンは幸運だったのだろう。

 だがそれでも、すぐ傍を通り過ぎていく光に息を呑み、たちまちバラバラにされていく友軍に彼等は恐怖を覚えた。

 

 ナタルの指示で傍を通り過ぎた破壊の光から退避したドミニオンはそのまま反転。宙域を離脱していく。

 

 

 

「こんな……こんなの……」

「そん……な」

「ちち、うえ……」

 

 必死に核ミサイルを防いだというのに。

 プラントへと放たれた砲火を止められたというのに。

 核ミサイルという最悪を塗り替えた目の前の光景に、タケルもキラも、アスランも。

 攻撃を止めるよう訴えていたラクスとカガリも。

 艦を指揮するマリュー等も皆。

 

 誰もがその光景に言葉を失った。

 

 もはやそれは、人の所業に非ず。

 まだ神に裁きを下されたと言われた方が信じられる。それ程に埒外な破壊の爪痕を宇宙に遺していった。

 

 イザークが寸前でキラとアスランに呼び掛けていなければ、彼等も巻き添えを喰らって消滅していただろう。

 

 

 ────だが、悪夢の光景はこれで終わりではない。

 

『勇敢なるザフトの兵士よ』

 

 全周波で届くパトリック・ザラの言葉。

 

『傲慢なるナチュラル共の暴挙を、これ以上許してはならない。プラントに向かって放たれた核、これはもはや戦争ではない! 虐殺だ!』

 

 破壊の光に慄いていたのはタケル達と地球連合だけである。

 

『このような行為を平然と行うナチュラル共を、もはや我等は決して許すことは出来ない!』

 

 ザフトは神の裁き如き、ジェネシスの威力に狂喜していた。

 ボアズの焼き増しとなる光景へと、戦場は遷移していく。

 後退して逃げ惑う地球軍をザフトの部隊が追い込み、追い回して蹂躙していく。

 

 容赦は無い。情けは無い。躊躇は無い────それらは先に、地球軍が捨てていた。

 既にプラントは、核ミサイルという非情な兵器を撃ち込まれているのだ。

 

 追いすがるザフト兵士の引き金は驚くほど軽く、しかし憎しみの分だけより強い力が込められた。

 

 

「うぉおお!!」

「よくも再び核など!!」

「ボアズにいた、弟の仇だ!!」

 

 

 幕は上がった。

 

 核ミサイルが放たれ、破壊の光が宇宙を裂いた。

 地球軍もザフトも──互いに超えてはならない最後の一線を超えてしまったのだ。

 

 戦争が──人類が、互いを滅ぼすまで止まれない段階へと至った。

 

 

 

 

 

「ふふ……あはは! あはははは!! 最っ高!!」

 

 

 そんな世界を見て、彼女は嗤う。

 狂喜に触れて心底嬉しそうに嗤う。

 

「さぁ、舞台は整ったよ兄さん────後は最後まで、一緒に踊ろう」

 

 次々と討たれていく友軍機には見向きもせずに、ディザスターはドミニオンへと撤退していった。

 

 世界の行く末は定まった。

 ユリス・ラングベルトに残る願いはあと一つだけ。

 

 抑えきれない歪んだ笑みをこぼしながら、ユリスはその時を今か今かと待ち侘びるのだった。

 

 

 

 散々に追い討ちを掛けられた地球軍は、這う這うの体で撤退していく。

 こうしてヤキン・ドゥーエの攻防戦は一時の着地を迎えた。

 

 3隻同盟の面々も状況を把握し、態勢を整えるために一度撤退。

 

 

 戦場には無数の残骸が漂い、ジェネシスが齎した破壊の爪痕が深々と刻まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああそう、そうだよ! 冗談じゃない! これは今までノタクタやってたあんた達トップの怠慢だよ!」

 

 恐らくは地球連合上層部へ向けたものだろう。ドミニオン艦橋にアズラエルの怒号が飛んでいた。

 ナタルはそれを聞きながら、拳を握り震わせる。

 

 先刻切り出そうとした話を飲み込み、今のナタルは軍人としての自身に戻っていた。

 否、戻らざるを得なかった。

 

 手元の端末を操作してデータを表示させる。

 先程ザフトから放たれた大量破壊兵器の光──ーそれは射程など存在しない様なものである。

 あの位置から、どの艦隊も狙える。それどころか遠く離れた月基地や、更には地球でさえも。

 

 軍人である前に、地球に住む人間の1人として。

 地球の絶対的脅威となるあの兵器を見過ごすわけにはいかなかった。

 既に賽は投げられた。

 核攻撃を指揮した己に、途中で下りる事は許されないのだ。

 

 

「くっ、何というものを!」

「艦長、ワシントンの識別コード消失しています」

「ヘレネーは?」

「無事の様ではありますが、通信状況が悪く……」

「信号弾撃て! 周囲の残存艦に打診、本艦を目標に集結! 現宙域を離脱してヘレネーと合流する!」

「ちょっと待て、合流だと! ふざけた事を言うな。無事な艦は今すぐ再度の総攻撃に出る! 余計な事をしないで、補給と整備を急げよ!」

 

 激昂するアズラエルだが、ナタルはその視線を受けながらも怯まずに返す。

 

「今の我が軍の状態では無理です! 先の攻撃でどれだけの被害が出たのか……理事にだってお判りのはずでしょう!」

「月基地からすぐ、補給も増援も来る! 君こそ何を言っているんだ! 今の状況を分かっているのか! あそこにあんなもの、残しておくわけにはいかないんだよ!!」

「だからと言って、遮二無二攻めてもあれは破壊できません! ザフトとて全力で防衛線を敷いています。準備を整え、最大限の戦力を揃えなくては、徒に消耗してさらに攻略を難しくするだけです!」

「そんな事を言うなら戦力を揃えれば破壊できるんだろうな!!」

 

 変わらぬ怒号を向けられ、ナタルは顔を険しくさせた。

 

 地球軍は元々、戦局を決めるつもりでここまで攻め込んできたのだ。大半の戦力を伴ってきているし、鍵となる主力MS部隊は可能な限り搭載してきた。

 先の攻撃でその大半が失われた以上、増援が来たところで主力となるMSの補充は少ない。

 あの兵器を破壊できるか、ナタルには見通しが立たなかった。

 

「────できるか何て、わかりませんよ」

 

 小さく、だが悔しそうに述べるナタルに、アズラエルも少しずつ状況を理解し落ち着きを取り戻していく。

 吐き捨てる様に小さく悪態をつくと、手元の端末でジェネシスの情報を洗った。

 

「ふんっ、何がナチュラルの野蛮な核だ。あそこから地球を撃てる奴らの兵器の方が遥かに野蛮じゃないか。無理でも何でも、絶対に破壊してもらう。あれとプラントを……必ず!!」

「っ、アズラエル理事まだそんな事を! 

 プラントを落とした所で、あれを残しては脅威の排除にはなりません! 核ミサイルも含めて全ての戦力を、あれの攻略に充てるべきです!」

 

 再び、ナタルとアズラエルの視線がぶつかり合う。

 

 今度ばかりは、ナタルも一歩も引く気は無かった。

 核ミサイルさえ持ち出さなければ、あの様な兵器が放たれることもなかったはずだ。

 あれの引き金を引いたのは、ザフトであり地球軍なのだ。

 

「────できるんだろうな、バジルール」

「さっきも言ったはずです。できるか何て、わかりませんよ」

「ちっ! お前のできる最大限で作戦を完遂させろ。あれの破壊が……最優先だ」

 

 この事態を引き起こした咎を、何の罪もない地球の人々に背負わせるわけにはいかない。

 

 地球軍はここで、ジェネシスを破壊するしかないのだ。

 

 

 地球が撃たれる前に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エターナル、クサナギ、アークエンジェルも、一時撤退し、近くの小惑星群の影に隠れていた。

 

 状況は混乱の一途。

 皆で集まり、知恵を絞るべく、主だったメンバーはエターナルの艦橋へと上がった。

 

『発射されたのはγ線です。線源には核爆発を用い、発振したエネルギーを直接コヒーレント化したもので、つまりあれは巨大なγ線レーザー砲なんです。地球に向けられれば強烈なエネルギー輻射は地表全土を焼き払い、あらゆる生物を一掃してしまうでしょう』

 

 観測データから導き出したジェネシスの詳細を、エリカ・シモンズが述べていく。

 

「撃ってくるでしょうか……地球を」

「マリュー……」

 

 不安を隠しきれないマリューの声に、自然とムウは彼女の肩を抱いた。

 母なる地球が、人の手で滅ぶ──その道筋を見せつけられて、不安を抱かない方がおかしいだろう。

 ムウとて、胸中の不安は同じであった。

 

「強力な遠距離大量破壊兵器保持の本来の目的は抑止だ。だがもう、撃たれちまったからな。核も、あれも────どちらももう躊躇わんだろうよ」

 

 バルトフェルドの言葉に、緊張と不安の空気が増していく。

 互いに撃ち、撃たれた。

 もはや止まることはない──それはつまり、皆が恐れる地球への発射が現実になる事を示していた。

 

 

「戦場で、始めて人を撃った時、俺は震えたよ」

 

 

 徐に、バルトフェルドは語り出した。

 ひどく実感の籠った声であった。

 

「────だが、直ぐ慣れると言われて、確かに直ぐ慣れた」

「あれのボタンも同じだと?」

「違うのか? 人はすぐ慣れる。戦いにも──殺し合いにも」

 

 それは、ここに居る皆が知ってることであった。

 キラも、タケルも。最初は敵を討つことが辛く苦しかった。

 だが、戦いを重ねるたびに乗り越えられる様になった────敵を討つ事に、慣れていったのだ。

 

「兵器が、争いを生むのでしょうか。それとも──人の心が、争いを」

 

 辛く悲しそうに、ラクスは呟く。

 わかり合おうと願うも、振り払われ続ける手。

 目の前の現実に、自信が願う世界が夢物語なのではないかと揺れ動く。

 

「核も、あの光も……絶対に互いを撃たせちゃダメだ」

「あぁ……そうなったら、全てが終わる」

 

 キラとアスランは再び決意を胸に宿す。

 止めなきゃならないものが増え、彼らの戦いは厳しさを増したが、それでも引く気は無かった。

 変わらない目的を確認して、その場に居た皆が、沈んだ顔を上げていく。

 

 

「ごめん、皆……ちょっと……気分が優れないから、少し席を外すね」

 

 

 そんな中、タケル・アマノだけは、酷く疲れた顔で一言を告げて、その場を後にしていく。

 

「タケル?」

「お、おい大丈夫なのか?」

「うん、大丈夫だから──少し休むだけ。そしたら、すぐ戦う準備をするから」

 

 驚き惑う彼らを気にする事なく、艦橋へのドアから出ていくタケルに、皆どこか嫌な気配を感じた。

 

「カガリ、わかる?」

「まずい事だけはわかる」

「見慣れた顔ね。背負い混みすぎてる時のアマノ二尉の顔よ」

「何を背負い込み過ぎてるかまでは、俺たちにもわからないけどな」

 

 アークエンジェルでよく見た顔だった。

 タケル・アマノが自責の念に囚われる時の、苦しそうな顔。

 背負い込みがちな彼をよく見ていたマリューとムウには、その雰囲気がわかる。

 

 ただ、カガリがまずいと察した様に、マリューとムウもこれまでにない程ただならぬ雰囲気は察していた。

 

「サヤ、兄様の様子──」

「指示頂かなくともサヤが見に行きます故、心配には及びません」

 

 カガリの機先を制する様に、サヤがタケルの後を追って艦橋を出ていく。

 

 そんな彼女の微笑ましい姿に、一同小さな笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ガツンと拳が通路の壁を叩く。

 

 その反動で漂い始める自身の身体を抱きながら、タケルは小さく震えていた。

 

 脳裏に浮かぶ、破壊の光。

 幻視する、消えた人達の嘆き。

 

 胸の内に溜まり、蝕んでいく自責の念が、タケルの心身を共に震わせていた。

 

 

 ユリスを討てなかった。

 逃していなければ、こんな事にはならなかった。

 自身の失態が、世界を滅ぼそうとしていた。

 

 

 もう、背負いきれないと涙が浮かんでいく。

 

 

 限界であった。

 これまで乗り越えてきた、自身が招いた悲劇。

 

 シャトルを撃たせた衛星軌道での戦い。

 父を死なせたオーブの戦い。

 

 そしてここにきて最後に──世界に核の引き金を引かせてしまった。

 

 

 討てたはずだった。止められたはずだった。

 

 ユリスを──核を。

 

 引き金を引かせたのはいつも、自分であった。

 

 

 

 

「苦しいよ…………」

 

 

「もう、無理だよ」

 

 

「誰か…………助けてよ」

 

 

 

 

 

 

 

「またお兄様は……そうして1人で泣くのですね」

 

 

 ビクリと肩を震わせる。

 

 そこにいたのは大切な妹。

 少し小さめの白とオレンジのパイロットスーツ。長い黒髪を無重力に流して、黒曜の瞳がタケルを見つめていた。

 

「さ、や……」

「生まれを聞かされたあの日も、お兄様は1人で家を出ていってしまわれて……サヤは酷く心配しました。今回は逃しませんよ、お兄様」

「──何でここに。話は終わったの?」

 

 隠す様に涙を拭って、タケルは飛んでくるサヤを受け止めた。

 

「もう終わっていました。それに、お兄様がそんな顔をしてるのにサヤがじっとしていられるわけがありません」

「僕の事は気にしないで。話が終わったのなら、オオトリの準備でも──」

 

 瞬間、タケルの頭はサヤの腕に抱えられていた。

 

「サ、ヤ?」

「何故……お兄様は私の前では泣いてくださらないのですか?」

「そ、んな、の…………サヤに泣いてる姿なんて見せたく」

「サヤを子供扱いしないでくださいませ。サヤ・アマノがそんな事で、お兄様から離れる事はありません!」

 

 突きつける様に言葉を投げられ、タケルは目を見開いて押し黙った。

 

 ずっと胸の内にあった。

 捨てられたアスハの子────その引け目から逃れるために、新しくできた妹の前では必死に強い兄であろうとした。頼れる兄であろうとした。

 サヤに寄り掛かろうとはしなかった。

 寄りかかってもらおうと必死に生きてきた。

 寄りかかったら、捨てられた時に辛いから……だから彼女には寄りかからないで生きてきたのだ。

 

「まだ、信じてくださらないのですか…………サヤは心の底から、お兄様をお慕いしております。

 サヤはお兄様に、サヤの胸で泣いて欲しいです。そうして泣いて、また立ち上がって、必死に頑張るお兄様を目にしたいです────サヤは、そんなお兄様の姿が好きなのです!」

 

 やめろと身体は振り払おうとした。

 だが、心は大切な妹の真っ直ぐな想いを受けて、涙を流そうとしてくる。

 結局、今この時まで。タケルはサヤの愛情を信じ切ることができないでいたのだ。

 離れて欲しく無かったから。捨てられたく無かったから。

 だから、彼女の前では兄でいたかった。妹を愛する兄でしか、いたくなかった。

 

「サヤには、お兄様がどれほど辛いものを抱えているのかわかりません。共に背負うことも、抱えることも、きっとお兄様は許してくれないのでしょう。

 ですが! ならばせめて────お兄様の心の受け皿に、サヤを使ってくださいませ」

 

 

 タケルの目からは既に涙が溢れていた。

 諭され、解きほぐされた心が、すがる様にサヤを求めた。

 背負いきれない自責の念を少しでも御すために、滂沱の涙で心を洗った。

 

 

 

 辛かった。苦しかった。重たかった。

 

 

 全容の知れぬ言葉に、サヤは小さく頷きながら兄の深い嘆きを受け止めた。

 

 

 助けてくれと乞う兄に、サヤは応える様に腕に力を込めた。

 

 

 ごめん……ごめんねと呟く声に、サヤは震える兄の身体を撫でつけた。

 

 

 

 

「泣いてくださいお兄様────それでお兄様の苦しみが少しでも和らぐのでしたら、サヤがずっと、こうして受け止めますから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「照準ミラーブロックの換装はまだか?」

 

 ヤキン・ドゥーエ内部の管制室で、パトリックはどこか不機嫌そうに問いかけた。

 

「あと、1時間程であります」

「急がせろ」

 

 ジェネシスは1射ごとに1次反射ミラーブロックがγ線レーザーによって焼かれるため交換が必要であった。

 ブロックごと破棄して新しいミラーブロックを配置するがサイズがサイズである。

 簡単に交換できる様な代物ではなく、勝利を目前にして待たされることに僅かな苛立ちを覚えているのだ。

 

「地球軍に動きは?」

「無いようですな。まだ居るには居ますが」

 

 背後で控えていたクルーゼの報告に、パトリックは鼻で笑う。

 

「ふんっ、月基地にも帰らずまだ頑張っているか」

「奴らも必死でしょう。あの威力を見せつけられては……恐らく補給を待っているのではと。

 こちらから仕掛けますか?」

「そのような事をせずとも、2射目で全て終わる。我らの勝ちだ」

「では地球を?」

「月基地を撃たれてもなお、奴らが抗うならな」

 

 勝ち誇るパトリックの言葉に、クルーゼも笑みを深めた。

 もはや目の前の男は止まらないだろう。

 そして地球軍もまた、ジェネシスを破壊するまでは止まれないだろう。

 

 終末は、間もなく成る。

 

 胸の内で、クルーゼの嗤いは絶えることが無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 その数十分後。

 

 月基地からの増援を編成した地球軍はドミニオンを中心に集結し、2度目の進行を開始した。

 

 

 

 この世界の行く末を決める──最後の戦いが始まった。

 

 

 




乗り越えた。それは一時の苦しみに過ぎず。


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