まぁ、ここら辺はほぼほぼ戦闘に関われないので。
ミネルバ艦長タリア・グラディスの要請に従い、クルー達が発進に向けて動く中、アーモリーワン管制局も同様にミネルバの発進シークエンスを進めていく。
『システムコントロール、全要員に伝達。現時点を以て、LHM-BB01、ミネルバの識別コードは有効となった。ミネルバ緊急発進シークエンス進行中。A55デフロック警報発令。ゲートコントロールオンライン。ミネルバリフトダウン継続中。モニターBチームは減圧フェイズを開始せよ』
動作に入ったリフトによりミネルバが置かれていた場所が下降していき、プラント構造体からゆっくりと宇宙を目前とするゲート内へ運ばれていく。
「発進ゲート内、減圧完了。いつでもいけます!」
オペレーターの報告に小さく頷くと、タリアはミネルバの第一歩を踏み出す声を挙げた。
「機関始動、ミネルバ発進する。コンディションレッド!」
「ミネルバ発進。コンディションレッド発令、コンディションレッド発令。パイロットは直ちにブリーフィングルームへ集合して下さい」
メイリンのアナウンスと共に、小さな振動が艦を揺らす。
クルー達が慌ただしく動き始める中、しかしミネルバの格納庫に居るタケル・アマノと、ルナマリア・ホーク。
そして……タケルがサヤと呼ぶ少女、ヤヨイ・キサラギだけは微動だにせず動きを止めていた。
「サヤ……生きて……生きていたの?」
軍人の仮面を剥ぎ、タケルは信じられない様でありながら嬉しそうにサヤへと手を伸ばした。
喪ったはずの最愛の妹。それがこうして目の前で生きている。降って湧いた様な現実だが、こうして相対して存在している確かな姿に、嬉しさの涙が浮かぶ。
間違いがない。
時をおいて少し成長が見られるが、綺麗な黒髪と黒曜の瞳。少し同年代からは小柄な細身の肢体に、声や雰囲気――全てがタケルが知る彼女である。
しかし歩み寄ろうとするタケルとは対称的に、ヤヨイは怪訝な表情と共に銃を手にした。
「動かないでください。何ですか貴方は……誰かと見間違えているのではありませんか?」
向けられた銃口に、タケルは再び息を呑んだ。
未だ嘗て無い……ありえない光景。
サヤ・アマノが、タケル・アマノに銃を突きつける――目の前の現実に、タケルの心は撃たれてもいないのに穿たれた様であった。
「──サ、ヤ?」
「私の名前はヤヨイ・キサラギです。貴方が呼ぶその名に覚えなどありません」
突き返される言葉に、タケルは表に出さない様にしながら必死で混乱の胸中を卸し切った。
否定するサヤ──否、ヤヨイの言葉に演技があるとは思えなかった。
サヤが、タケルに対してその様な演技をする必要は皆無であるし、そんな酷い事をするはずもない。
そもそも本当に彼女が生きていたのなら、いの一番にオーブへと戻って来るはずなのだ。
プラントに……それもザフトにいるという事は、今の彼女がサヤ・アマノでない証明とも言える。
──記憶喪失。
それが、タケルの脳裏に過ぎった。
「ルナマリア、この人をお願いします。私はセイバーを見てきますので」
「サヤ、待っ──」
「あっ、アマノさん! 勝手をしないでください」
どこか逃げるように去っていくヤヨイを追いかけようとするタケルへ、ルナマリアは割り込んで待ったをかけた。
再び突きつけられる銃口に、タケルは一歩下がる。
「2人の間に何があるのかは知りませんが、貴方は我が軍の機体から降りてきた民間人。素性の確認が取れるまでは拘束させてもらいます」
「くっ────妥当な判断だろうね。両手は後手に縛るのかな?」
「そこまではしません。但し、バカな真似はしないでもらいたいです」
嘗められてるのか、まるで甘い対応だとは思うものの、タケルは素直にルナマリアの言葉に従った。
敵対するために乗り込んだわけでもないし、本当の目的はカガリとの合流。
素直に従い、取り次いでもらうのが得策である。
だが、そうは言っても。
先のヤヨイと呼ばれる少女の事が、タケルの頭から離れる事はなかった。
「ルナマリア、だったか……歩きながらで良いから聞かせてもらえないか。彼女について」
保安員に背後から銃を突きつけられながら、格納庫を出ていくところで、タケルはルナマリアへと問いかけた。
「私的な発言は無用願いたい──」
やはり無理か、とタケルに俄かに諦めが過ぎる。
「ですが────私も気になるので、是非聞かせてください!」
「へっ?」
思わぬ返答にタケルが顔をあげると、そこには妙に顔を輝かせるザフトレッドの少女がいた。
アーモリーワンより発進したミネルバ。
一先ず問題なく航行を開始したことにそれぞれが小さな安堵を覚えるも、目的はただ宇宙へ出ることではない。
「気密正常、FCSコンタクト、ミネルバ全ステーション異常なし」
「索敵急いで。インパルス、ザクの位置は?」
目的は強奪部隊の追撃に出てしまったインパルスとザクの回収、そして強奪部隊とその母艦の撃破である。
宇宙へ躍り出ると同時に、作戦行動を開始しなくてはならない。
「インディゴ53、マーク22ブラボーに不明艦1、距離150!」
センサーに感有り。ミネルバがガーティー・ルーを捕捉した。
「敵母艦の様だな……」
「所見をデータベースに登録。以降、対象をボギーワンとする!」
「同157、マーク80アルファにインパルスとザク、交戦中の模様!」
「メイリン、2人を呼び出せる?」
「ダメです、電波障害激しく通信不能」
「数は?」
「1機です。でもこれは……MAです!」
メイリンの報告に、僅かに緊張感が走った。
嘗ては地球軍の主力であったMAだが、戦場で主力となる機体がMSに移り変わって久しい昨今。
MAと人型機動兵器であるMSの戦力比は1:5とも言われており、この時代でMA乗りとなれば、歴戦の勇士か相当に奇特な奴か、あるいはその両方だ。
どう転んでも厄介な敵であることには変わりがない。
その証拠に、1:5などと言う通説を軽く覆して、インパルスとザクを相手に抗戦状態であると言うのだ。
彼らが抱く危機感は、間違ってはいないだろう。
「MA乗り、か……」
「フラガの事でも思い出したか?」
小さく呟いたアスランの声に、同じ様に声を潜めてカガリは返した。
懐かしいと思えるくらいには、2人にとって親しく存在であった。
カガリはアークエンジェルにいた時から。アスランは短い時間ではあったが、それでも共にクサナギで訓練をし、仲を深めた戦友である。
「あのガンバレルメビウスで、俺達と戦ってたあの人は本当に厄介だった。同じ様なやつが敵にいると思うと、正直嫌な予感が拭えないよ」
「それ絶対聞かれない様にしろよ。ミネルバの皆は初陣らしいし、下手に脅かしても良い事無いぞ」
「あぁ、わかってるさ」
「アスハ代表、何か?」
「い、いや、MAとはまた珍しい相手だなと思った次第だ。それで何か思い至る事はないかアレックスに聞いていたところで……」
ヒソヒソと話してる2人の姿に、デュランダルから怪しむ視線を投げられて、2人は慌てて居住まいを正した。
「それで何か気になる事でも。アレックス君?」
「気になる事、ではないですが……少なくともザフトの最新鋭機達と渡り合うMAという事を考えると、やはり地球軍か、それに通ずる組織かと。MA開発に関しては、連合が1番進んでいるでしょうし」
「確かにそうね。わざわざこちらの機体を強奪していく理由も、それなら納得がいくと言うものだわ」
「だが、そうであるなら尚のこと、このまま逃すわけにはいかなくなった」
「仰るとおりです。正に乗り掛かった船ですがこうなったら以上、もう下船は許せませんよ、議長」
「覚悟の上だ。私も、アスハ代表もな」
静かに、カガリも頷いて見せる。同時に、タリアの気配は戦闘を見据えて厳しいものとなった。
「ボギーワンを討つ。ブリッジ遮蔽、進路インディゴデルタ、加速20%、信号弾及びアンチビーム爆雷、発射用意!」
驟雨の如き光の雨に翻弄される。
「くっ、あっ……はっ!」
四苦八苦と言う様で、必死に閃光を避け防ぐインパルス。
インパルスのコクピットで、シンは冷や汗を流していた。
アーモリーワンを飛び出して、例の3機を索敵していたインパルスとザクに襲いかかったのは、ネオ・ロアノークが駆る紫のMA“エグザス”。
嘗てムウ・ラ・フラガが乗っていたメビウス・ゼロの後継発展機として開発された機体である。
元の機構はそのまま有線式のガンバレルを備えつつ、本体へのミサイルランチャーやガンバレルのビームブレイドと言った追加兵装と、メイン武装を実弾からビーム兵装へと変えることで大きく火力を向上。
不得手としていたPS装甲持ちの機体相手にも十分に通じる機体となっている。
相変わらず使い手を選ぶ機体ではあるが、その真価を発揮すれば今この場での戦いの様に、インパルスやザクを翻弄することすら容易い。
「何をしているシン! ボーっとしていたらただの的だ! この敵は普通とは違う!」
ギリギリで受けているインパルスと違い、レイが乗るザクはまだ射線を読んで対応ができていた。
それでも囲んでくる砲門の数に圧倒されそうではあるが、全方位から放たれる閃光を確実に躱していく。
「ほぅ、なかなかやる──白いボウズ君!」
「くっ!」
「レイ!」
一層苛烈さを増して放たれる閃光がザクを襲う。
徐々に追い詰められそうになるかと思いきや、しかしレイは順応していき、振り向き様の一瞬でエグザスのガンバレルを1基落として見せた。
「むっ、本当にやるねぇ」
「──何だ、この感覚」
どこか通じ合う様な感覚がレイを襲う。
言ってしまえば、相手の動きが読める──そんな感触。
次の射線が。次の攻撃が。うっすらと勘に近い感覚で捉えられた。
「さっきからこっちを覗き見てるんじゃないよ、白ボウズ!」
「ちっ、えぇい!!」
ガンバレルを1基失ったとて、驟雨の光はまるで衰えを知らない。
シンとレイはそのまま、エグザスに翻弄され続けるのであった。
ボギーワン──ガーティ・ルーを目前にして、ミネルバが戦闘準備に入っていく。
艦橋が昇降機によって下降し、戦闘用のCICと一体化。
艦橋に新たに現れるCIC席には、副長のアーサー・トラインが着いた。
「アーサー、しっかりなさい! 艦載砲の準備よ!」
「あ、あぁはい!
ランチャーエイト、1番から4番、ナイトハルト装填。トリスタン、1番2番、イゾルデ起動! 照準ボギーワン!」
「タリア、母艦よりも先に彼らを助けるべきではないのか?」
いきなり敵母艦を狙う指示に、デュランダルは疑問を覚えた。
第一目標は確かに強奪部隊の撃破ではあるが、それよりもまずこれ以上何も失わないのが先決だろう。
交戦中のインパルスとザクの援護が急務ではないか──そう問いかけるデュランダルに、タリアは静かに被りを振った。
「そうですよ、だから母艦を討つんです。あちらは既に十分な戦果を手に入れている……母艦へ危機が迫れば、無理にインパルスを手に入れようとはしないでしょうから」
「──艦長、いつでも撃てます!」
一方その頃、ガーティー・ルーでも、アーモリーワンより発進してきたミネルバを捕捉。
対応に追われていた。
「戦艦と思しき熱源接近。類別不明、レッド53、マーク80デルタ!」
「例の新型艦か? 面舵15、加速30%、イーゲルシュテルン起動────エグザスは?」
「敵MSと交戦中です!」
指揮官であるネオの帰還を待ってる間、ミネルバからの火線をどうにか凌ぎ切る必要があるだろう。
ガーティー・ルー艦橋内にも、緊張が漂う。
「攻撃開始!」
「ナイトハルト、てぇー!」
タリアの指示とアーサーの号令の下、ミネルバよりミサイルが発射。艦船同士の争いの火蓋が落とされる。
「迎撃ー!」
イーゲルシュテルンで接近してくるミサイルを迎撃。ミネルバの初弾のミサイルが全て撃ち落とされた。
「ちぃ、例の新型艦か……流石にこれ以上はマズイな」
ガーティー・ルーを狙うミネルバを視認して、インパルスとザクを翻弄し続けていたネオは、舌打ちと共にエグザスを転身させた。
ネオとしては情報になかったインパルスもできれば鹵獲か破壊をしておきたかったのが本音だが、タリアの目論見通りこれ以上欲張って戦果を求めるのも愚行だと判断したのだ。
「ちっ、逃すか!」
「待てシン、闇雲に追って敵艦に突撃するつもりか! 先程ミネルバから帰投命令が打電されている──戻るぞ」
「くっ、でも──」
「命令だ。勝手は慎め」
「──わかった」
逃すわけにはと、シンは必死に食らいつこうとするもの、レイに嗜められてようやく冷静さを取り戻す。
見ればインパルスのエネルギーレベルも危険なラインだった。
レイが言う通り、このまま敵艦に向かうのは闇雲な突撃と変わらなかっただろう。
「くそっ、届かなかった……」
小さく悪態をついて、シンはレイと共にミネルバへと帰投するのだった。
「エンジンを狙って、足を止めるのよ!」
「トリスタン、てぇー!」
ミネルバの艦尾にある2連装高エネルギー収束火線砲、トリスタンが火を噴いた。
が、寸でのところで、ガーティー・ルーは回避。近くにあった撃沈されたナスカ級の残骸が撃ち抜かれ、爆発が艦体を揺らした。
ちょうどその時に、開放されていたハッチへとエグザスが飛び込み帰投。
「エグザス、着艦!」
「撤収す──待て、ユリスは戻ってるか?」
「えぇ、彼等の帰投に合わせて、いつの間にか帰還しています」
「抜け目ないねぇ全く。それなら万事OKだ、撤収するぞ、リー!」
「了解、機関最大!」
ハッチを閉じてガーティー・ルーのスラスターに火が灯る。
全力で宙域を離脱し始めるガーティー・ルーを見て、ミネルバも対応に追われた。
「ボギーワン、離脱します! イエロー71、アルファ!」
「逃がさない……メイリン、インパルスとザクは?」
「帰投、収容中です!」
「急がせて! このまま一気にボギーワンを討つ! 進路イエローアルファ、機関最大!」
戻ってきたインパルスとザクを収容すると同時に、ミネルバの艦底部にある巨大な推力機関も唸りをあげた。
ミネルバは先の大戦で活躍したアークエンジェル等戦闘艦を参考にして高い戦闘力を持たせつつも、エターナルやナスカ級の様に宇宙空間における高速艦としての流れも汲んでおり、現存する艦船の中ではトップレベルの速度を誇る。
多少の出遅れなら、眼前の敵を逃す事もない。
足を早めたミネルバが、ガーティー・ルーに迫っていく。
「大佐!」
「すまない、少し遊びすぎた──状況は?」
艦橋へと上がってきたネオは、真っ先にオペレーターへと状況の確認をしていく。
これで自身の帰投が遅かったせいで撃沈などと言うことになれば洒落にならないだろう。
今この時だけは、普段の軽い空気も出せなかった。
「敵艦、尚も接近! ブルー0、距離110!」
「かなり足の速い艦のようです。厄介ですぞ」
「だろうな──ミサイル来るぞ、迎撃!」
「取り舵、躱せー!」
ガーティー・ルー後方に居並ぶミサイル群を迎撃。
しかしギリギリの迎撃網は、爆発の衝撃までは殺してくれず、再び艦体が揺れた。
「ちぃ、両舷の推進剤予備タンクを分離後爆破! アームごとでいい、鼻っ面に喰らわせてやれ!
同時に上げ舵35、取り舵10、機関最大!」
ネオの指示に従い、ガーティー・ルーから艦体の一部が切り離された。
「ボギーワン、船体の一部を分離!」
それを目前にしてミネルバの艦橋は疑念、焦り、そして恐怖に染まる。
「あれは──撃ち方待て! 面舵10、機関最大!」
「ダメだ、間に合わない!」
「全員衝撃に備えろ!」
状況を察知できたのは艦長のタリアと、警告の声を上げたアスランとカガリだけだった。
次の瞬間、ミネルバの艦尾付近に、ガーティー・ルーの推進剤タンクが直撃。
ミネルバの眼前で大きな爆発が起こり、その衝撃が艦を大きく揺らした。
「きゃぁぁぁ!」
思わず、悲鳴を挙げるメイリン。
他のクルー達も声こそ上げないものの恐怖に身体を強張らせる。
格納庫でも機材などが飛び交い、衝撃は艦橋に留まらず、艦内全域に大きな影響を与えた。
「各ステーション、状況を報告せよ!」
「バート! 敵艦の位置は!?」
「待って下さい、まだ……」
「CIWS起動、アンチビーム爆雷発射! 次が来るわよ!」
爆炎で視界を奪われたこの状況を危惧しながらダメージコントロール。
同時に追撃を想定してタリアは指示を下していく。
「ボギーワン、見つけました。レッド88、マーク6チャーリー、距離500!」
バートの報告に一同目を丸くした。
報告の内容は、彼我の距離を大きく取られた事を意味していた。
「やってくれるわ、こんな手で逃げようとは……」
一先ずの戦闘の終了となってしまった事に、安堵半分悔しさ半分でタリアは大きく息をついた。
「──だいぶ手強い部隊のようだな」
「ならば尚の事このまま逃がすわけにはいきません。そんな連中にあの機体が渡れば……」
プラントが……ザフトが粋を集めて開発した最新鋭の機体達だ。
それを手練れの部隊が持って行ったとなれば、今後どれだけ悪用されるかわからない。
確認の意図を込めたタリアの言葉と視線に、デュランダルは静かに頷いた。
「私のことは気にしないでくれたまえ、艦長。私だってこの火種、放置したらどれほどの大火になって戻ってくるか……それを考えるのは怖い。あれの奪還、もしくは破壊は現時点での最優先責務だ」
「アスハ代表も──本当によろしいのですね?」
次いで、今度はカガリへと視線を向ける。
向けられた確認の意に、カガリもまたデュランダルと同様に頷いて返す。
「構わない。今この時、我々の下船の為に時間を取られる状況でないことは重々理解している。そちらに取っては扱いにくい客となるだろうが、私としてもどうにかあれ等を抑えてもらいたい──どうか、よろしく頼む」
「ご配慮に感謝いたします」
静かに頭を下げるカガリの声に、腹は決まった。
タリアは今一度大きく深呼吸を一つしてから、眼前の宇宙を見つめる。
「バート、トレースできる?」
「はい、まだ追えます!」
「では本艦は此より更なるボギーワンの追撃戦を開始する。進路イエローアルファ、機関最大!」
「進路イエローアルファ、機関最大!」
こうして突然の初陣となったミネルバは、ボギーワン追撃任務へと就くのであった。
次回は幕間で補完回。
感想よろしくお願いします。