『どうか皆さん、失わないで下さい』
流れていた映像が途切れていく。
オーブ首長国連邦代表カガリ・ユラ・アスハと、平和の歌姫ラクス・クラインの声明は、こうして終わりを告げた。
人で在る事を失うな…………投げかけられた言葉は、確実な実感を以て聞く者達皆の心に波紋を呼んでいた。
鵜呑みにしていた平和な世界。打ち出されたデスティニープランが本当に正しい選択なのかを。
世界中の人々も、そして彼等も今一度考えなおすに至るだけの声であった。
「──してやられた」
不意に声を漏らしたのは、彼等が一番気にかけていた彼……タケル・アマノである。
「してやられた? 何を言ってんだタケル」
「ミゲル、彼女は今どこにいる?」
「彼女?」
少し焦った様に問いかえすタケルに、皆が一様に疑問に思う。
たった今聞かされた声明より先に、気にすること等あるのだろうか。ミゲルは訝しんだ。
「
「どこで何をって……恐らく議長と今後の話を詰めてるはずだ。それでしばらくは護衛も要らないだろうって俺もこうして家に帰って来れた」
「まずい……ミゲル、車をだして。直ぐに議長の所へ!」
「何だってんだよタケル。一先ず説明しろって!」
「今は説明する時間が惜しい! とにかく急いでくれ!」
一喝する様にミゲルへ告げてからタケルは通信端末を開き、通信を繋げていく。
「──ユリス、聞こえる?」
『えぇ、聞こえてる』
「メイリンは一緒にいるよね?』
『はい、私も一緒です』
「監視システムでもなんでも良い。議長がどこにいるか拾えない? 大至急情報が欲しい」
『えっ? わ、わかりました……とにかくやってみます』
「責任は全部僕が取る。何としてもお願い!」
『はい!』
通信を切るのと同時に、車を準備しに出ていったミゲルに代わり、イザークはタケルへと詰め寄った。
「タケル・アマノ、どういう事だ貴様。一体何を考えて──」
「君達も感づいてはいるはずだ。今プラントに居るラクス・クラインと、さっきの声明のラクス・クラインの違和感に」
ぱたっと問い詰める気配がしぼんでいき、イザーク、ディアッカ、ハイネの3人はタケルが言った言葉を脳内に反芻した。
違和感────それは皆が感じ取っていた“変化”として確かに存在していた。
2年前に比べ快活な雰囲気へと変貌した彼女。高嶺の花を思わせる淑やかな気配から一転し、親しみやすいアイドルへと変貌した彼女。
それを変化と取るか違和感と取るかは人によって違うだろう。彼女を知らぬ者は変化と捉えたし、彼女を良く知る者は違和感と捉える。
悲しい事に、世界では彼女を知らぬ者が大半であったと言うだけの話だ。
だが、ここに居る彼等は戦火の中で生きた彼女の事を知る者達。違和感を抱くには十分な事を知っていた。
タケルの言葉に、イザーク達の表情は移り変わっていく。
「察しの通り、今プラントに居るラクス・クラインは別人だ。そして本物は映像に出ていたオーブに居る方。ディアッカは分かるよね」
「あ、あぁ……確かに、俺が知ってるラクス様はあっちだ」
「だから、それがそうだとして一体何を慌てているんだよクルース」
「さっきの声明、ラクスとカガリは釘を刺したんだ────ラクス・クラインは
2年前に、カガリとラクスが懇意であった事は周知の事実。カガリと共に世界へと発信する事で、ラクス・クラインは議長とデスティニープランから離れた事を世界に高い信憑性と共に知らしめたんだよ。
こうなれば、議長はもうこっちに居る彼女を使う事はできない。むしろ偽物である彼女の存在は議長とデスティニープランにとって絶対的な弱みとなる」
「そうか、今まで皆を納得させてきたラクス・クラインが、実は議長が用意した偽物でした……となりゃあな。そんな人間が打ち出した計画を信じられるはずもないってわけか」
「そうだ。そしてこうなった以上最悪は──」
「表沙汰となる前に葬られる……貴様はそう言いたいのかタケル・アマノ! 仮にもプラントの最高指導者にそのような疑い──」
「僕はそこまで議長を信じてはいない!」
「何ぃ!」
掴みかかろうとするイザークを払いのけ、タケルは厳しい声音で声を張り上げた。
「貴様、議長を信じたからデスティニープランに賛同しているのではないのか!」
「そんな事は一言も言っていない。僕は、デスティニープランがこの世界には必要だと思っているだけだ。オーブを本当の意味で平和にする為に。
議長は清濁併せ吞む事ができる人だ。目的の為なら手段を択ばない……僕は、それを知っている」
漂流したサヤ・アマノを利用し、己を利用し、そして世界に巻き起こる戦争さえも利用してきた。
その答えがデスティニープランなのである。
ラクス・クラインの偽物と言う不安要素によって己の求心力が脅かされるのなら、その可能性を摘むことは彼ならば辞さないだろうという懸念が、タケルにはあった。
「おし、用意できたぞダチ公!」
飛び込んで来たミゲルの声に、タケルはすぐさま踵を返した。
「イザーク、ディアッカ、ハイネ。言うまでもないと思うけど、今日聞いたことは他言無用で頼むよ」
「分かっている」
「当然だろ」
「軽口は得意だが分別は弁えてる。安心しな」
三者三様に肯定してくる彼等に、僅か笑みを溢す。
最後は中途半端に終わってしまったが、伝えたい事は伝えた。
プランの必要性と己の想い。それはきっと彼等の胸の中に確かに居着いてくれているだろうと信じて、タケルはミゲルのもとへと向かう。
「悪いお前等。一先ず今日はこれで解散だ! 盗られる様な物も無いからそのまま帰ってくれていい!」
「それじゃ急ごう、ミゲル」
「あぁ」
ミゲル宅の門を出ていき、2人が乗った車が疾走していく。
イザーク達はそれを見送りながら、今日ここで見聞きしたことを改めて胸の中で嚙み砕きながら、帰宅の途に就くのであった。
「ふぅ……緊張しましたわ」
大きく安堵の息を吐き、ラクスは近くの椅子へとへたり込んだ。
慌ててキラが傍に駆け寄る中、映像の発信を終えた会見場ではどこか粛々とした時間が流れていた。
「ラクス、大丈夫?」
「えぇ、なんとか……。今までにもカメラの前に出た事はありましたが、歌や宣伝の映像撮影が殆どだったので。
今この時の自分の声が世界に届くと考えると、随分と緊張してしまいました」
「あぁ、そっか……確かに、歌手だとそういう撮影ばっかりだよね」
「こんな事をいつも堂々と……カガリさんは本当に凄いのですね」
「よく言うよ、まるで緊張何か表に出してない癖に」
言って共にラクスの傍に寄ってきたカガリは口を小さく尖らせた。
先のラクスの姿はそれこそ堂々たるものであった。とても初めての緊張を内包していたとは思えない姿勢と声に、今言ったラクスの言葉を疑るくらいだ。
「皆の前で自分の考えを述べる……それがこんなにも恐ろしく、緊張する事だとは思いませんでした」
平和の歌姫。穏健派の象徴。
課せられた肩書の為に言葉を紡ぐことはこれまでに幾度となくあった。ラクスは己に掛けられた期待に応えるべく声を挙げ続けてきた。
しかし1人の人間……ラクス・クラインとしての言葉を紡いだのは今回が初めて。返ってくるだろう同意、反発、その他様々な声がこれまで背負い続けて来た肩書ではなく自身に返ってくるという事実に、ラクスの心と足は震えていた。
「────本当に、凄いですわね。カガリさんは」
「いや、私の場合は何て言うか……兄様がスパルタだったからなぁ」
ラクスの素直な感嘆の声に、カガリはどこか居心地悪く答えた。
「スパルタ?」
「私の良い所は着飾った言葉を投げる事じゃないだろうって……代表就任の挨拶に原稿無しのぶっつけ本番。何なら、マイクの前に立つまで余計な事は考えるなとまで言ってきたんだぞ。信じられないだろこんなの」
「あぁ、そう言えばそんな事あったね」
「2年前アカツキに乗って大西洋連邦を前にしたときだって、思うままに、感じるままに言葉にすればいいんだとか言ってさ……。私の心は便利な原稿マシーンか全く」
「ははっ、タケルらしいと言えばタケルらしいけど……」
過大評価なんだよなぁ、とカガリは不貞腐れる様にごちた。
それを聞いたキラとラクスは微笑ましいものを見る様な目で見合って小さく笑った。
過大評価ではなくそれが正しい評価だろうと2人は思った。
カガリ・ユラ・アスハは率直な人間である。
思った事があればすぐに口にしてしまう……なんなら、思う所あれば口より先に身体が動いてしまうタイプの人間だ。
実際にキラは、ヘリオポリスでカガリのその素直過ぎる行動に巻き込まれて戦火に身を投じる事になっている。
アークエンジェルに乗ってからもそれは変わらず、コーディネーターのキラを敵と見るクルー達に声を挙げたり、フレイと言い合いになったりと、その実例は枚挙に暇がない。
だが、そんな彼女を真に理解しているからこそ。タケルはきっと彼女に無茶を振り続けて来たのだろう。
誰かに何かを伝える時、脳内でこねくり回された言葉よりも、心の底から真っ直ぐ飛び出してきた言葉の方がよく伝わる事を知っている────想いが伝わる事を知っているから。
タケルが言う”そのままのカガリで良い”と言うのはそう言う事なのだと。
「カガリさん……私の言葉は、彼に届いたでしょうか?」
物憂げに、ラクスは呟いた。
自身が投げた言葉と想いは届いているだろうか。
平和の歌姫としてではなく、彼を良く知り共に生きる事を願う身内として、ラクスは先程想いの丈を言葉に込めて電子の波に乗せたのだ。
どうか届いて欲しいと、切に願っていた。
「届いたさ。絶対」
「僕も、そう思うよ」
「そう……だと良いのですが」
確信を持って頷く2人に、ラクスは曖昧に笑う。
しかし、そんなラクスの笑みにカガリもまた表情を曇らせた。
「兄様に、ラクスの言葉は届いたと思う……でも、きっと兄様は帰って来ないよ」
静かに、カガリは告げた。
「カガリ、なんで──」
「兄様は宇宙で、サヤと義姉さんの声にも背を向けた。声も、言葉も、想いも……届いているはずなのに、それでも兄様はザフトへ行ったんだ。
断言して良い。兄様はもう、オーブに戻ってはこない。ユリス・ラングベルトだって、そう言ったんだろ?」
「それは──」
「そうですが」
「兄様は義姉さんとサヤの言う事なら何でも聞くだろうさ。2人が願っても戻ってこなかったなら、それはもう兄様にとって絶対にできない事なんだ」
タケルがカガリを真に理解している様に、逆もまた然りである。
言葉は届けども、戻って気はしない。カガリの言葉に、キラとラクスは納得しながら俯いた。
「あぁ、そんな顔するなよ2人共。私は兄様が戻ってこないと言っただけだろ? ただそれだけじゃないか」
「それだけって」
「それが問題なのではありませんか?」
「兄様が戻ってこないとわかっただけだ。戻ってこないなら連れ戻すだけさ……私は何1つ、諦めちゃいないぞ」
何でもない様にあっけらかんとした表情で、カガリは言ってのけた。
今や亡国の不屈姫と呼ばれるカガリの、厳しい現実をまるで感じさせない強い代表としての顔がそこにはあった。
カガリからすれば、国の一大事にどこをほっつき歩いている放蕩兄貴め、と言ったところか。精々が家出息子とその母親くらいの出来事にしか思っていない様な気配である。
「はは、これもまたカガリらしいね」
「ふふ、そうですわね」
「なっ、何だよお前等。私は兄様を諦める気は更々無いって事を──」
「はいはい。ホント、カガリとタケルはずっと変わらないね」
「これではアスランが妬いてしまうのも、仕方ありませんもの」
カガリのこんな言葉を聞けば、彼女に想いを寄せる彼がまた嫉妬の感情を露わにしそうである。
ちなみにアスランは現在、ジャスティスに乗って会場周辺を厳戒態勢で警備に当たっている。残存の国防軍も総出の、ミサイル一発通さない超警備体制を敷いている。
ここに彼が居たらまたきっと、俺の方がカガリを、とかカガリはまたタケルの事ばかり、とか言い出して拗ねるに違いなかった。
昔の生真面目で好青年なアスランはどこに行ってしまったのか……古くから彼を知るキラとラクスは、揃ってそんな事を考えては苦笑いを溢しすのだった。
「うぅ……2人共、その生暖かい笑いは止めろぉ!」
「──なるほどな。お前は議長の事をそこまで疑っていたわけか」
メイリンからの報告でデュランダルが最高評議会の庁舎に居る事が分かり、向かう車中の中でミゲルは小さく毒吐いた。
今の状況を伝えるべく、タケルが語ったのはこれまでを見たギルバート・デュランダルの人物像。
ヤヨイ・キサラギとしてザフトに所属していたサヤの事から始まり、アーモリーワンでのミネルバへの乗艦。ユニウスセブンへの淀みの無い対応に、早すぎるブレイク・ザ・ワールドへの救助支援。
そこから端を発する、此度の大戦とロゴスとの戦い。
全ては、先日公表されたデスティニープランへの布石。
ギルバート・デュランダルは、目的の為なら後ろ暗い事を厭わない人間だと言う話である。
勿論、これらは状況証拠に過ぎずあくまで憶測の域を出ない話だ。
しかし、それを可能性だと切り捨てられる状況に、今はなかった。
事実だとすれば、彼に利用されるだけされて命を奪われるやもしれぬ人間が居るのだから。
「彼は手放しに信じられる人間だとは思えない」
「だからミーアが危険かもしれないってんだな。漸く理解したぜ」
「まぁ信じられないのは、議長にとっての僕にも同じ事が言えるかもしれないけどね」
「はっ、違いねぇ!」
先程ミゲルの家で、タケルははっきりオーブの為と口にした。デュランダルの為でも、世界の為でも無い。ずっと胸にあるたった1つの想い……愛する故郷の為だと。
それは恐らく、デュランダルにも伝わっている事だろう。タケルとデュランダルの関係は、求むる世界の一致でしかなかった。
互いが自分の目的の為に相手を利用する関係である。
「ところで、ミゲル。さっき言ったミーアって言うのは……」
「あぁ、アイツの本当の名前だ。ミーア・キャンベル……元々はデビューもままならなかった歌手志望の女の子だよ」
「歌手志望、か……なら地上で聞いたあの歌声は自前だったんだね」
「あぁ、本物と遜色なかっただろ?」
「比べるものじゃないと思うけど……元気の出る良い歌声だったと思う。あれはラクスではなく彼女の歌だよ。だからこそ、彼女はこのまま利用されて終わるべきじゃない」
「その通りだ!」
逸る気持ちを乗せる様に、ミゲルはアクセルを踏みつけた。
街中を構わず駆け抜けて、目的地である最高評議会の庁舎へと辿り着くと、2人は一足飛びに車を飛び出して建屋へと入っていった。
相変わらずの静かで厳かな雰囲気に、以前に来た時の記憶を呼び起こしながら、タケルはミゲルと共に受付へと向かう。
「特務隊、ミゲル・アイマンだ。火急の用件で議長に会いたい!」
「えっ、しかし議長は今──」
「特務隊クルース・ラウラです。直近で保安局や警備に動きはありますか?」
「えっ!? いえ、そんな話は何も──」
「それなら後手には回ってない筈だ、ミゲル!」
「あ、あぁ!」
背後から聞こえてくる受付嬢の制止の声を聞き流してエレベーターへと乗り込んでいくタケル。一瞬の迷いを見せながらミゲルもそれに続いていく。
目指すは上階の、議長執務室であった。
“こんな事になって申し訳ないね”
────やめて。
“だが本物の彼女が出てきた以上、もう君に頼る事はできなくなった”
────私の役目を、奪わないで。
“君の身の安全を保障する為なんだ。どうかわかって欲しい”
────私が、ラクス・クラインなのだから。
涙を溢し、ミーア・キャンベルはその場に蹲った。
たった今、この場に呼び出されデュランダルから聞かされた事実。
その意味するところは、自分はもう用済みであると言う事。
いつかこんな日が来ることを、ミーア・キャンベルは理解していた。
誰かの……否、憧れであったラクス・クラインの替え玉。元より当初は、彼女がプラントに帰ってくるまでの一時的な代役の予定であったのだ。
ミーア自身、全くの成り代わりになるつもりは露ほどもなかった。
しかし、状況は変わった。ミーアが意図しない方向へと。
終わらない争い。戻らない彼女。そして高まり続ける、ラクス・クラインの名が持つ意味。
見た目を用意され、言葉を用意され。ただそれを読み上げるだけの筈であったミーアは、自らが持っていた声と歌にいつしか己の想いを乗せる様になっていた。
平和を願う気持ちは、きっと本物の彼女と変わらないはず────ミーアは、自身をラクス・クラインへと重ね、この世界に置き換えていった。
ラクス・クラインの名に乗せられた自分の言葉を、世界中の皆が聞いてくれる。
きっと彼女もまた同じ想いなのだと。そう思い込むことで、ミーアはラクスを演じる事へのめり込んでいった。
そうして今。その役目と。演じる柱であった想いを────ミーア・キャンベルは否定されてしまったのだ。
「────いや、です。議長」
溢した声に、デュランダルは困ったような笑みを浮かべた。
蹲るミーアはその表情を目にしていないが、なんとなくその気配は感じられる気がした。
無理だろう────その答えは自ずとミーアの脳裏に過る。
彼女が戻るまでの話であった。戻る場所がプラントではなくとも、彼女が表舞台に立った時点で打ち切りなのは当然だ。
これ以上は、ミーアの我儘でしかない。
そんな事は分かっていた。
「ミーア・キャンベル、君は私の為に十分よくやってくれた────今回の事は、別に君のせいではない」
嫌に冷たい声音の様な気がして、ミーアはひゅっと息が詰まった。
責めているわけではない。ただ、利用価値がなくなっただけ。そう言っている様な気がする声音である。
「私は……私が!」
見上げたミーアに、デュランダルは首を横へと振った。見下ろしてくるデュランダルの瞳に、以前まで感じていた温かさは無く、ミーアは目を見開いて願いの届かぬ現実を悟る。
また、戻るのか……嘗ての、何も叶わぬ空虚な日々に。
否、それすら可能なのだろうか。様々な事情を抱えてしまった今の自分に。
次々と過る不安に、ミーアの身体は震えていく。
「おまちください!!」
「緊急だと言ってるだろうが────議長!」
飛び込んでくる喧騒の声。
同時に、執務室の扉が開かれ、ミゲル・アイマンとクルース・ラウラが来着する。
ミーアを見て、ミゲルは一先ず彼女が無事である事に安堵した。一方で、彼女が身を震わせ、その傍で見下ろしていたであろうデュランダルとの構図を見て、今何を話していたのか。その予想が幾つも過った。
「議長、ミーアに何を──」
「あぁ、ミゲル。それにクルースも。良く来てくれたね。丁度呼ぼうと思っていた所だ」
ミゲルの言葉を遮る様にして、デュランダルは2人へと向き直った。
「特務隊ミゲル・アイマン。本日付けで君をラクス・クライン護衛の任から解任とする」
投げられた通達にミゲルも、そしてミーアも。
再び目を見開くのだった。
次回更新したら、温めていたオリジナル機体の設定資料公開の予定。どうぞお楽しみに。
最近とんと更新できてなくてごめんなさい。
どうにか更新速度取り戻したいけど、最近めっきり書く元気が無くなってしまってます。
少しのんびり更新させていただければと思います。
モチベとしては書かなきゃ、ではなく書きたいって気持ちで書いていきたいので。
なので是非とも感想等で応援をよろしくお願いいたします。
この組み合わせ気持ち良すぎだろ!!
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タケル&ユリス
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キラ&アスラン
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シン&サヤ
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イザーク&ディアッカ
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ミゲル&ハイネ
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タケル&キラ(SEED編より
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ラウ&ユリス(SEED編より
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アサギ&マユラ&ジュリ