あの時と同じだ。
“でも、僕はもう前を向けないから────あの人と同じように、自分の未来なんか夢見れなくなっちゃたから”
2年前、オーブの浜辺で再会したあの時と同じ。
“僕の事は忘れて、ちゃんと自分の人生を──”
また、未来を見失ってしまった彼の声に、思わず身体は動いていた。
「──忘れてなどと言ってくれるな。君を忘れることなど、できるわけがないだろう」
胸の内で、彼は静かに身を震わせた。
「(はぁ……我ながらファインプレーだったわね)」
目の前で再会を果たした2人を見て、背後でミゲル等と佇むユリスは1人ごちた。
運が良かったのは果たして自分か、それともおセンチな片割れか。
どちらにしても、コペルニクスでナタルと相見える事ができたのは僥倖だった。
彼女はタケル・アマノにとって絶対的な精神安定剤だ。彼女が傍に居れば、もうタケルがあのような体たらくとなる事も無いだろう。
ここに来るまでの道中に、彼女の目的はタケルを連れ帰る事では無いのも聞き出している。
諭されて、今更こちら側から離反する可能性も考えれらない筈だ。
ユリスにとって1つの大きな懸念が消えた時であった。
「(とは言っても…………代わりにメイリン・ホークには悪い事しちゃったわね)」
覚悟はできていたのだろうが、目の前に現実として突き付けられる、大好きな人とその愛する人の触れ合い。
年頃の娘にとって、トラウマものだ。
「ステラ、あの子をこっちに連れて来てくれる?」
「──メイリン? うん、わかった」
純粋無垢な癒し担当を遣いに回し、出来るだけ辛い現実から離れさせてやる。
今思えば、随分とお優しくなったものだと、ユリスは胸の内で自嘲を浮かべた。
「へぇ、お前も気を遣うような事するんだな」
「当然ね、私があの子を巻き込んだのよ。兄さんを支えてくれる大切な駒として。そして、もっと良い駒が手に入ったからまるで使い捨てる様に目の前の状況を作った────罪悪感くらいはあるわよ」
「聞いてみればひでぇ話だな、オイ」
「全部情けない兄さんのせい」
「まぁ、ちげぇねえ」
苦笑で返すミゲルと共に、ステラに連れられて来たメイリンを出迎える。
目尻に涙が浮かんでいるのは決して見間違いでは無いだろう。
最近、彼との距離感を殊更縮めていただけに、少女の心傷は大きい筈であった。
「──ユリスさん、私」
「もう少しだけ我慢しなさい、メイリン・ホーク。貴女がここで泣いちゃったら、折角これまで支えて来た、貴女自身が兄さんの負担になるわ」
おいおい、と呆れた様子でミゲルは顔を顰めた。
言っている事は理解できるが、目の前の少女の心情を考えればそれは厳しすぎるだろうと。
「ほら、行くわよ────兄さんの居ない所まで行ったら、思いっきり泣いて良いから」
またも目を丸くして意外そうな顔を見せるミゲル。
二度目の珍しい……と言うか、彼女の印象に反する優しい気遣いである。
「ミゲル・アイマン。兄さん達を見てて」
「お、おう」
ステラ達と共に、メイリンをその場から連れ出していくユリス。
髪もバッサリ切ったその背は、ミゲルにとって無二の友とまるで変わらない背中に見えた。
「──俺もそろそろ、色眼鏡は止めねえと、だな」
どこか憑き物が落ちたような声で、ミゲルは親友と瓜二つの遠ざかっていく背中を見送るのであった。
アークエンジェル艦内食堂エリア。
「────以上が、私のこれまでです」
締めくくったミーアの声に、微かにため息が漏れる。
聞いたのはミーア・キャンベルが知る限りの、議長の動き。
歌手を夢見ていた彼女を見出し、ラクスの替え玉としてから今日に至るまでの、ミーアが見て来たギルバート・デュランダルの姿の全容であった。
「ミーアさん、ありがとうございました」
「辛い話もあった事だろう。協力に感謝する」
「い、いえそんな!」
静かに頭を下げるラクスとカガリに、ミーアは慌てて首を振った。
今やデュランダルと並んで世界を動かす様な立場に居るカガリ。ミーアにとっては正にカリスマで、プラントの象徴とも言えるラクス。
そんな2人に頭を下げられると言う、なんとも居心地の悪い光景に大慌てである。
「私はその……流されて生きてきてしまっただけですから」
己の才だけでは夢が叶わなくて。花が開かなくて。
だから、都合の良い現実をくれた他者に委ねてしまった。
得られたものは多くあれど、失ったものも多い────そして、奪ってしまったものも。
我慢できず、ミーアは立ち上がった。
どうしたのだろうと疑問符を浮かべる皆を尻目に、深く……深くラクスへと頭を下げた。
「ラクス様。私が、貴女の名を騙り、貴女の人生を変えてしまいました────本当に、申し訳ありません」
それが言われるがままに動いてしまった己の責。
先日、オーブの声明で表舞台に姿を現したラクスが曝した内に秘めたる想いを、踏みにじった事への謝罪である。
しん、と静まり返る食堂の中、カガリはラクスと一度視線を交わしてから立ち上がった。
「ラミアス艦長、一先ず話は以上だ。この場は解散として皆に出港準備の指示を」
「えぇ、分かったわ────彼女の事は?」
「とりあえずエターナルに乗ってもらおう。機を見てファクトリーへと預けようと思う」
「それが良いかしらね。私達は戦場へ向かう事になるし」
「あぁ……では、手配を頼む」
カガリの声を受け、食堂に集まった一同は解散となった。
これまでの動向は聞き及んだ以上、ここから先は彼女とラクスの個人的な話である。
意図を汲んで皆が退出するなか、その場にはラクスとカガリ、ミーアの三人が残った。
一応食堂の外には、護衛監視の目的でサヤとシンが待機している。
「ミーアさん、頭をお上げになって下さいな」
「──はい」
頭を上げたミーアの顔には、後悔の念が貼り付けられていた。
「お気になさらないで……とは、簡単に言えません。そんな言葉だけでは、貴女も納得できないでしょうから」
「それは…………勿論です。私がした事は、ラクス様の尊厳を踏みにじる許されない事です」
「そうですね。確かにその通りかもしれません。であれば、私も──」
今度はラクスが立ち上がり、ミーアへと深く頭を下げる番だった。
「ら、ラクス様!? 何を──」
「申し訳ありませんミーアさん。私の名と存在が……ミーア・キャンベルと言う1人の人間を殺しました。貴女の名を、声を、夢を……ラクス・クラインが全て奪い取ってしまったのです。本当に、ごめんなさい」
そう、見方を変えればそれはラクスの所為。
戦後プラントに残り、平和の為に尽力していたのなら。事が起こった時、彼女がプラントに存在していたのなら。
ミーア・キャンベルが議長に見いだされ、ラクス・クラインの名と役割を与えられること等無かっただろう。
強すぎた自身の名と声が、結果的に1人の夢追う少女の全てを奪ったのだと考えれば、ラクスにもまた強い罪悪感が募った。
「ラクス、様」
「こういう訳なんだ、ミーア・キャンベル。
ラクスからすれば、謝らなければいけないのは自分だと。そう言って聞かなくてな」
「カガリさん、その言い方ではまるでそれがおかしいと言うようではありませんか?」
「おかしいだろ? 普通に考えれば、自分の名を騙られて勝手な事をされたら怒って良い。許しちゃいけない話なんだ」
「はい……私もそう思います」
許しちゃいけない話────カガリからきっぱりと告げられ、ミーアは身を固くさせながらも同意する様に頷いた。
だから誠心誠意謝るべくこうしてここに来たのだ。辛くとも、カガリの言う事をミーアはちゃんと受け止めなければならなかった。
「でもさ、本人がこう言っているんだから良いんじゃないか?」
「え……?」
これまでのお堅い代表の仮面を剥がし、とっつきやすい同年代らしい口調と気配に変わる。
柔らかく笑むカガリに釣られる様に、ラクスはそうなのですと呟いて笑みを浮かべていた。
「いえ、そんな事……」
「幸い、貴女の存在は公にされてるわけじゃないしな。秘匿する事は可能だろう。勿論、もう二度とラクスの真似事なんかさせられないが、これから静かに生きる事くらい、許されて良いと私は思う。
望まれた貴女がそれをこなした事で……少なくとも救われた命はきっとある筈だから」
「貴女は確かに私の名を騙りました。ですが、貴女は表舞台に立ちたくなかった私の身代わりとなってくれたのです。そんな貴女を、責める理由など有りません」
「そんな、屁理屈を……」
どこか納得できなくて言い募ろうとするミーアに、ラクスは首を振って返した。
「貴女は、議長が目論んだ様に私の代わりを務めてくれました。ラクス・クラインとしてカメラの前に立つ貴女の声は、私と変わらず平和を願うものでした。それは紛れもなく、ラクス・クラインの存在を通して貴女が込めた想いではありませんか?」
ハッとする様に、ミーアは目を見開いた。
確かに彼女の名を騙った。その存在に成り代わった。
だが、ミーアはずっとラクス・クラインになり切ろうと必死であった。
ラクス・クラインとして、平和な世界を夢見て、必死に声と言葉に想いを載せた。
紛れもなくそれは、ミーア・キャンベルがラクス・クラインとして発信した、平和への祈りであった。
例え偽りの歌姫であったとしても、その時彼女は世界が望んだ平和の歌姫であったのだ。
責められるべき己の所業。断罪されるべき自らの行いを────他ならぬ本人に認められ、ミーアの蒼白の瞳に涙が浮かぶ。
憧れ、夢見て、追いかけ続けた、手が届かなかったはずの彼女に、手を差し伸べられていた。
「私は、貴女を認め、許します────ミーア・キャンベルさん」
「あ、あぁう……うぅ……」
嗚咽交じりの声と共に、少女は差し出された手を握って涙を流した。
ラクス・クラインとなったその日から抱え続けていた様々────責任、不安、罪悪感、後悔。
それらを払拭するラクスの言葉に。今漸く、ミーアはラクス・クラインの呪縛から解放されたと言えるだろう。
「ごめんなさい…………ありがとう、ございます」
涙交じりの謝罪と感謝は、ラクスの元に確かに届いた。
こうして2人のラクス・クラインは手と手を取り、互いの存在を認め合う。
その光景に、カガリはひっそりと立ち上がると、サヤとシンを連れて食堂を後にするのだった。
タケル・アマノは混乱の最中に在った。
聞こえる筈の無い、最愛の人の声。
届くはずの無い、最愛の人の温もり。
その身に伝わる、有り得ないはずの現実に、息を浅くした。
「────本当に、ナタルなの?」
「あぁ」
静かで、だが力強い声で返される。
「なんで、ここに」
「私の居場所は、君の傍だからな」
何でも無いように返される言葉に、タケルは僅か苛立ちを募らせた。
「ダメだよ……帰ってよ。僕なんかの為に──」
「思い上がるな。私は、私が君の傍に居たいからここに来たんだ。君の為じゃない」
ぎゅっと抱きしめる腕に力が籠められ、まるで放さんと意思を示す様なナタルの抱擁に、タケルは押し黙った。
「それよりも酷いじゃないか。勝手に私との未来を捨てるなんて」
僅かに怒りを込められた言葉に、タケルは頭を振った。
「それは……だってもう僕は」
「私はあの日誓った。もう二度と、君の傍を離れない。君を傍で支え続けると」
「でも僕は……もう君とは居られない」
治療中で眠るナタルを置き去りにして、プラントへと渡った。
もう二度と、オーブの地を踏む事は無い。その覚悟を以てプラントへと渡り、戦う力と立場を手に入れた。
その時タケルは、ナタルと生きる未来を捨てたのだ。
否。それはきっと、小さく弱い己の心を誤魔化すための自衛の行為。
憎しみに塗れ、ロゴスへと憎悪を募らせる。その為にはナタルの存在が邪魔だったから。
彼女なら諭してしまう。タケルの自責の念を許してしまうから。
だから、平和な世界を作り、彼女を守ると言う大義名分の下、タケルはナタルから逃げたのである。
「自分勝手に君を捨てた……僕に、ナタルと未来を生きる資格なんて」
「うるさい」
強く締められた身体が解放されると同時、タケルはぐるりと180度回され、ナタルと向き合わされる。
女性にしては高い身長のナタルを、少し見上げるタケルの表情は呆気にとられていたが、ナタルは見つめ合った瞬間に、愛する人へと唇を落とした。
「んっ──ナタ、ルっ!?」
驚きに目を見開くタケルの反応など意に介さない様に、深く交わっていく。
舌と唇を通して伝わる熱と共に、タケルの胸にはナタルが伝えようとしている想いが流れ込んで来る様であった。
驚きに見開かれた目はいつの間にか閉じていき、タケルはされるがままにナタルの愛を受け取った。
ちゅっ、と微かなリップノイズを残して離れた2人は、少しだけ酸素を求めて息を上げながら見つめ合う。
「そんな資格は存在しない。未来を生きてはいけないなんて……そんな話があってたまるものか」
「──ナタル」
交わされた口付けの余韻か、僅かに熱を帯びた頬と瞳がタケルの目の前に在った。
「私が求めてやまないのだ。君と生きる未来を。君が傍に居る世界を。
君がどんな世界を望んだとしても、私が望む世界は変わらない────君の傍が良い。君の傍に居させてくれ!」
再び、力一杯に抱きしめられる。
圧迫されるほどの勢いに、ナタルの気持ちが伝わり、タケルは勝手に未来を捨てた己を恥じた。
メイリンにしてもそうだ。こんな自分を欲し、愛してくれている。
だと言うのに、勝手に生きる希望から目を背け、生きる意味を見失っていた。
「ごめん……ごめんね、ナタル」
「謝る事などない。全部────私の身勝手だ」
「うん、うん……ありがとう」
腕を回して、タケルもナタルを抱き締め返す。
高さが足りず、どうしても寄りかかる様になってしまう己の身長が恨めしかった。
「────クルース。大変申し上げにくい事だが。ここがどこか、時と場所は考えてくれたまえ」
飛び込んでくる……上擦った陽気さを持つ声音。
言葉こそ厳しい物言いだが、思う存分楽しんでいるような節が感じられる声に、タケルは目を丸くして、ナタルを引き剥がした。
「ぎ、議長!? いつからそこにっ」
「いつから、か……そうだね、君がそちらの彼女に正面を向かされた辺りから、と言えば良いだろうか?」
ひゅっ、と奇妙な音を漏らしてタケルは呻いた。
肝心なところを全て見納めているではないか。
羞恥に染まるタケル。ナタルもまた、冷静を装いながらも顔は真っ赤である。
「議長……もう少し落ち着いてから声かけても良かったんじゃないですか?」
「ふっ、ミゲル。私が来るのを目にしていながら彼等を止めなかったのだから、君も同罪だよ」
ギンっ、と効果音付きでタケルはミゲルを見やった。
その形相に苦笑いで渇いた音を返したミゲルは、この後の言い訳をどうするかと形作った笑みを引き攣らせていた。
「──とりあえず、待たせてしまって申し訳なかったね。漸く諸々が終わったところだ」
気を取り直して、と言う様に気配を切り換えてデュランダルは口を開いた。
そもそもタケルがメイリンと共に評議会のエントランスホールに居たのは彼を待っていたからだ。
見せたいものがある。彼にそう言われて、この場に待機を命じられた居たのであった。
「分かりました。ミゲル、ナタルをお願い。こっちに在る僕の家に連れて──」
「いや、ミゲルにも同行して欲しい。彼にも関係のある事でね」
「では、一度ナタルを送ってから」
「構わないよ。彼女も一緒で」
驚きの言葉に、タケルとミゲルは訝しむ。
2人が関与するとなれば、間違いなくコンクルーダーズとしての話だ。
少なくとも、どこの誰とも知れぬ人間に見せて良いものの筈が無かった。
「クルース、君にとって大切な人だと言うのなら、見せておくべきだろう」
「良いのですか? 機密に触れるのでしょう」
「その時は君から口止めをしてくれれば良いさ」
「そんな、雑な事で」
「ふっ、良いじゃないか。先程を見るに、それだけで十分機密は守られる事だろう」
「──からかわないで下さい」
再び顔に熱を集めるタケルを笑いながら、デュランダルは1つ連絡を飛ばすと、政庁前に車を呼び出し彼等を連れ出した。
プラントの市街を暫くの時走れば、向かう先は工廠のあるエリアであった。
やはり、機密に大いに触れるであろう気配に、タケル達は目を細める。
「こちらです」
連絡は行き渡っていたのだろう。
辿り着いた工廠の先で案内を買って出る兵士の後に続いて4人は進んでいく。
向かう先は、MSを触ってきたタケルでもまだ入った事のない、艦船の建造エリアだ。
「では、私はこれで」
「あぁ、ありがとう」
細い通路を抜けた先────そこは、工廠内を見渡せる展望デッキであった。
そして、目の前に鎮座しているそれに、タケル達は息を呑んだ。
「────これは、ミネルバ?」
驚きの声はタケルから。だが、ミゲルもナタルも声に出さず同様の表情である。
白亜の特装艦。その色合いはどこか、アークエンジェルを彷彿とさせるが、その見た目はミネルバのものと変わらない。
「議長────これは?」
「LHM-BB02。ミネルバ級2番艦、“フォルトゥナ”だ」
「見せたいものっつーのは、これの事ですか?」
「あぁ、これが君達コンクルーダーズの母艦だよ。
流石に今後もミネルバに乗り込んで、と言うのは運用性に欠けるからね」
どこか誇らしそうに言うデュランダルから目を逸らし、タケルはミネルバ級2番艦フォルトゥナを見つめた。
恐らくはミネルバの運用データで多少のブラッシュアップはされているだろう。微妙に細部では意匠が異なる箇所もあるが、やはり大部分は同じだ。
「議長、ミネルバとは……」
「基本的な設計は変わらない。艦載砲等もそのままだ。唯一違うのは、インパルスの運用は想定していないのでね。専用カタパルトが無くなり、その分艦内スペースが広くなった。
コンクルーダーズはMS6機を載せるからね。整備性も考慮して格納庫のスペースにはミネルバより気を遣ったよ」
「何で、こんなものを──」
「先の作戦を失敗したからと言って、私の君への信頼は揺らがないよ────これは、その証だ」
また1つ。タケル・アマノを認め、求める声であった。
ナタルやメイリンの様に、手放しに信用できる人間ではない。タケルからすれば、未だ信頼とは程遠い。
それでも、最新鋭の艦船1隻を任されるのはMSとはわけが違う。
自身も彼も、求めるものは同じ。デスティニープランによる平和な世界。
その目的の為の力としてこれを託されるのであれば、それは信ずるに値する証であった。
「任されてくれるかな?」
「はい」
迷いのない答えに、デュランダルはいつもの柔和な笑みを浮かべた。
「では────クルース・ラウラ。本日を以てコンクルーダーズ隊長改め、艦船フォルトゥナを母艦とするフォルトゥナ隊の指揮官に命ずる」
「拝命します」
戦いの準備は、着々と整い始めるのだった。
ごめんなさい。散々ヒロインムーブをメイリンにさせておいてごめんなさい。
いや、多分戦後に責任取るからきっと。なんだかんだで報われると思うから。
だからメイリンスキーの皆さん、石を投げないでくださいお願いします。何でもしますから。
さて、アークエンジェルとドミニオンがあったし、ミネルバにもあって良いよねって言うところで2番艦。
まぁコンクルーダーズ運用するには必要だよねって話です。
ザフト側は治療によって覚醒したエクステンデッド組も加わるので大分補強されるかな。
対してオーブ側も原作よりずっと多くの戦力が集まって最終決戦に向けて動いております。
いよいよ運命編クライマックス。どうぞお楽しみくださいませ。
最近書けてるし年内完結、いけるかもしれません。
励みになりますので是非とも感想をお願いします。
完結後についてアンケートを実施。読者のお声をお聞かせください。
完結後、読みたい話は? (どれから書くか参考までに)
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後日談の日常回
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オリジナルプロットの劇場版
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SEED FREEDOM
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企画:タケルユリスinOO世界