〈電子音〉
「タケル・アマノ────ゲスト、シン・アスカ」
「うぅ……すっげぇ……」
「あんまりエレベーター内でキョロキョロしない方が良いよ。挙動不審は映像で認識されて、監視室に警報出されちゃうから」
「えぇ……そんなの、一体どこで見てるんすか」
「だからキョロキョロしないって。
カメラの位置は僕も知らないし、どの程度の動きで警報が出るかも、僕にだってわからない。だから無駄な動きはしないでって言ってるの」
「は、はい……」
「はぁ、それにしても────聞いたよシン、オーブに到着して早々アスランと揉めたんだって?」
「うっ、どこでその話を……?」
「フラガ大佐から。アークエンジェルの面々に挨拶に行って……だっけ? 全くどうして君はそう揉め事を起こすかなあ」
「いや、だってあれは──」
「一応だけど、今の君は大尉。アスランは少佐。階級の区別だって確りあるんだよ。これから正式に発足する機関のメンバーが、オーブ正規軍に喧嘩を売るなんて、不安要素も良いとこだ……違う?」
「それは、その通りなんですけど……」
「何が気に喰わないの? そりゃあ確かにアスランはちょっと手が早くていきなり殴ってきたり、
「いやもう俺以上にあの人の気に喰わない所全部出て来てるじゃないですか、隊長!」
「そりゃあそうさ。僕は今でもカガリをアスランに任せるとは認めてないし。
あっ、あともう僕は君の隊長じゃないよ。と言うか、実行部隊の各部隊長の中にシンを抜擢するつもりだから、今後は君の方こそ隊長だ」
「ホントですか? やった……じゃなくて!? 俺が隊長……良いんですか?」
「良いも何も、君みたいな高い実力者を部下に抱えさせたら、君の隊長となった人間の胃に穴が空くだろうさ。必然、適正どうこう関係なく君は抜擢させるのが組織運営上都合が良い。そう言う話」
「えっと……喜んでいいんすかそれ?」
「本当は馴染みのあるハイネの下でなら良いかとも思ったんだけどね……君の実力を考えたら遅かれ早かれ部下を率いる経験は必要だし。同じ隊長としてサヤも隣にいるだろうから少しは気楽にこなせると思って、って感じかな。
つまるところ君の実力はもう部下の立場に甘んじている場合ではないと言う事だ」
「つまり、喜んで……良いんすね?」
「立場の重み、部下の命の重みと、僕が寄せる君への期待の重み。これらを確り背負った上で無邪気に喜べるのなら、好きに喜んで良いよ?」
「あぁもう、なんでそう面倒な言い回しするんすか!」
「伝わらない? これから大変だろうけど頑張ってと言っているんだよ。
まぁ、ザフトレッドなんて階級統一の中では尉官にすら含まれないから、そう言う意味では君は大尉になったわけで、十分な昇進と喜んで良いんじゃない? 給料だって前線部隊の人間だから格段に大きな額がもらえるし」
「──別に俺お金は」
「喜ぶべきか否かを定量的に示すならそれが一番でしょ────っと、着いたよ。VIPフロアだ」
「あ、ちょっと──」
「うーん、流石に静かなフロアだね。まぁVIPが宿泊するエリアでガヤガヤ騒ぐのはウチのお姫様達くらいなんだろうけど」
「随分凶悪なラインナップのお姫様達ですね。アスハ代表にクライン議長。そしてアルスター総裁と……」
「で、そんなお姫様達に呼び出されたルナマリアが心配で、君はわざわざ僕を呼びつけてきたわけだ────というか、今更だけど心配って何が心配なの?」
「いや、それは…………だってその、ルナだけは最後までザフトで戦って敵対側に居たわけだし」
「それだけ? それを言うならいっそ僕の方が心配だらけになるよ? まぁ僕はもうたくさんお小言貰ってるけどさ。
そんな事の為にわざわざ呼び出すわけないでしょ。それもメイリンとサヤまで一緒に…………大体、君とルナマリアが懇意な関係であることはカガリ達にももう知れ渡っているんだ。わざわざ君の大切な人を害する様な真似、国家の代表達がすると思う?」
「ちょ、ちょっと待って下さい? 俺とルナの関係……代表達に知れ渡っているんですか!?」
「そりゃあ……あれだけ君を奪われるものかと、互いにいがみ合うサヤとルナマリアを見ればね」
「いやだって、サヤは隊長の──」
「そうだね、僕の大切な人。そこに偽りはないよ」
「だったら──」
「でも同時に僕にはナタルとメイリンも居るし。そんな僕が、サヤと君の関係性に口出しする資格も権利もない。だから君達は君達でちゃんと納得の関係性を構築してね」
「自由過ぎませんか!?」
「恋だの愛だのは自由なものでしょ? 僕にはナタルもメイリンもサヤも必要なだけ。同じように、サヤにとっては僕もシンも大切で手放せない存在なだけ。
まぁサヤの場合は、記憶を失った後のヤヨイ・キサラギで居た時の感情もあるんだろうけどね……ついでに言えば、歪みあってるルナマリアですら手中に収めておきたいみたいだし。
我が妹ながらすごい子だよホント」
「やっぱり自由過ぎませんか、隊長!?」
「節操無しとか言うならお門違いだよ。その理屈は軽い気持ちで弄ぶ様な関係性に充てるものだ。僕もサヤも、そんな軽い気持ちで誰かを愛する様な事はしていない。
シン・アスカ、君はサヤ・アマノに正しく愛されている男なんだからその自覚をもってルナマリアとの関係を定めるんだ、良いね?」
「えっと……それってつまり?」
「どのような結果であれ、あの子を泣かせる様な真似だけは承知しない」
「アッハイ────もうどうして良いかわかんないですよソレ」
「──っと、この部屋みたいだね」
〈ブザー音〉
「──うぅ」
「だからソワソワしない。落ち着きなって────あっ、急に来ちゃってごめんね。シンが」
「はーい、いらっしゃい! 待ってたよタケル、それにシンも」
「──えっと、キラ?」
「ヤマト大佐。なんなんですかその恰好?」
「何って、ネコだよ?」
「いや、ネコって…………確かにネコだけど」
「だぁから、何でそんな恰好してるんですか!?」
「これもパーティの一興、ってやつかな」
「なるほどね…………さては、ラクスとカガリの戯れだね?」
「ご明察だな。流石、良く理解してるじゃないか」
「アスラン? 君は…………ペンギン?」
「あぁ、そうだ。というわけでキラ、早く渡してやれ」
「そうだね。じゃあ2人はこれ着てから入ってよ」
「俺は……トラ、ですか? で、隊長は……」
「ちょっと待ってくれる? 電話で伝えたけど、僕はシンを連れてくるために来ただけだから。
別に僕は一緒になって部屋まで押入ろうなんてつもりないから────と言う訳で、僕はここでお暇させてもらうよ」
「えっ、ちょっと隊長!?」
「そう言う訳だからシン。君はゆっくり楽しんでくると良い。それじゃ──」
〈ガシッ〉
「──何、アスラン。この手は?」
「逃がすと、思っているのか?」
「逃げるなんて人聞き悪いね。僕は元々呼ばれてないから帰ると言ってるんだよ?」
「ふっ、そんなに嫌か? この────“ハムスター”のパジャマが?」
「ぶっ!? は、ハムスター!?」
「分かってて聞いてるよね? 嫌に決まってるでしょ。どこの世界に大の大人で男で、ハムスターのパジャマを着たがる男がいるの? って言うか、何でシンがトラで僕がハムスターなの!?」
「それはだって──」
「カガリとラクス。ついでに言えばこれを目にしたサヤとメイリンたっての希望だ」
「最初からこうなるって確信犯じゃんそれ! 悪ふざけが過ぎるって!? なんで止めてくれないのさ!」
「そんなの無理だよ。だって今日の僕達は給仕のネコとペンギンさんなんだから」
「あぁ、主人に物言う事なんか出来るわけもない」
「都合よく従順になるのやめようって。情けないと思わないの。君たち揃ってカガリとラクスの言いなりなんて。
とにかく! 僕はもう帰るから! 皆にはよろしく言っておいて! それじゃ──」
『へー、これがアマノ総括の小さい頃? 今のをまんま幼くした感じで可愛いじゃない! 良いネタ見せてもらったわ』
『まぁ、本当ですわね。まだ取り繕う事すら知らない様な無垢な姿。さぞかし今より素直だったのでしょう』
『こ、これは…………お兄様がいくつの年頃の画像ですかカガリ・ユラ・アスハ? 私はアマノに来てからのお兄様しか知らないので、できれば私と一応メイリンにもそれを譲って下さい!』
『一応って……でも確かに私もこの画像欲しいですよカガリさん。バジルールさんにも共有したいですし』
『ちょ、ちょっと良いんですかそれ? 本人の居ないところでこんな…………後で怒られますよ』
『なぁに気にするなルナマリア。こんなの、メディアに私の画像を流した兄様に比べれば軽い仕返しにしかならないさ』
「──あっ、あぁ」
「隊長……これって…………」
「良いの、タケル? 本当に帰っちゃって?」
「この後シンも含めて部屋に入って、俺達もあの場に加わるわけだが…………このまま帰って本当に良いんだな?」
「ちょっと待ってよ…………それは…………それはダメだってぇえええ!」
「────迷う事なくハムスター着て行っちゃったね」
「流石にこれは可哀想な気がするんですけど…………あの、もしかしてこれって?」
「あぁ、アイツが逃げ出すことなどカガリはお見通しに決まっているだろう」
「じゃあやっぱり、わざとあの会話を…………むごい」
「(でも隊長の小さい頃って、オレも気になるかも…………)」
「あっ、シンも見る? これがその画像」
「え、あどうも────これは、確かに」
「この年齢で見るなら、ユリス・ラングベルトの方が余程男らしい見た目してそうだよな」
「そう、ですね……」
「それじゃ僕達も行こうか、シン」
「入って右の部屋で着替えてきてくれ」
「あっはい、了解しました」
一方、オーブ本島繁華街では。
「それじゃあ、新たな出会いと絆を祝して──」
「「「乾杯!」」」
「ぷはぁっ、やっぱり堅苦しい仕事の後は格別だ! なぁ、マリュー?」
「ちょっとムウ、最初から飛ばし過ぎてハメ外さないでよ」
「へいへい了解ですって女神様」
「ふふ、フラガは相変わらずね。アンディは逆に落ち着き払っちゃって…………どうしたの、アンディ?」
「いやなに、今後も堅苦しい場で頑張るであろう君たちの中に、僕とアイシャが居て良いものかと思ってね。僕らはもう、キッパリ戦場からは足を洗ってしまったからな」
「そうね、せっかく坊やがアンディを誘ってくれたのに────断っちゃったものね」
「聞いた時は少し驚きましたよ。てっきりバルトフェルド隊長は、二つ返事で受けるものだとばかり」
「帰ってきたタケルは、少しばかり意気消沈していました」
「その…………アイシャさんの言う坊や、とは一体?」
「あぁ、ごめんなさいトラインさん。置いてけぼりにしてしまって」
「クルース・ラウラ、もといタケル・アマノのことですわね」
「そうそう。僕もアイシャも、彼からは機関への参加を望まれていたのさ。だが────二つ返事で断ってしまったわけだ」
「その──理由を、お聞きしても?」
〈カランと氷が音を鳴らす〉
「まっ、二つ返事で了承したグラディス艦長から見ると、大した理由ではないがね────端的に言えば、彼の枷にはなりたくなかったと言う所か」
「枷? 仰る意味がよくわかりませんが……」
「俺もアイシャも、自由人だからな。俺だって元はザフトだが、離脱してオーブへ亡命して。先の大戦も別に所属を確かにするでもなく、何となくエターナルに乗っていた」
「私も、坊やに頼まれてシロガネに一緒に乗ってたけど、オーブ軍ではなかったしね」
「これから世界中の軍隊を集めて統率する人間の傍に、そんな自由な人間が居たらトラブルの種だろう? ましてや彼は、俺達を重用したがっているわけだしな。周囲との軋轢は必至だ」
「ですがそれは、重用されるだけのものがあるからではないでしょうか?」
「それは違うなトライン君。指揮官としての僕なんて木っ端の1人でしかないさ。アイシャにしても同様。彼女より優秀なパイロット何てごまんといる」
「残念だけど、それが現実よね」
「彼は身内には甘い。そして信頼しすぎる。彼が僕達を重用するのは、それが知った仲だからだ。能力ではない」
「でも、これからの坊やに必要なのは見知った仲の皆ではなく、知らない仲の皆。世界規模で人を集める組織を束ねる側だもの。その度量が必要よ」
「──だから、お2人は機関への参加は見送ったと?」
「別に参加したラミアスとフラガに、思う所があるとかではないから安心してくれ。無論、そちらの2人にもな。
ただ俺達2人は、そこまで必要な人材でもないだろうと言う話だ」
「アンタらしいっちゃらしいが────随分と潔いな」
「謙遜のつもりもなく、元々君達とは肩を並べる器じゃなかったってことさ」
「逆にマリューとフラガは、何で機関に入らなかったのかしら?」
「私達はまぁ……似たようなものなのかもね」
「似たような? それはまたどう言う」
「アルスターにカガリの嬢ちゃん、でクライン議長だろう? 俺達は見知った仲で縁も深い。その分、舵取りをする連中の思考や選択を鈍らすんじゃないかと思ってな。
バルトフェルドみたいに潔く引退はしないが、一歩引いてオーブ軍でこれからも平和の助力になるって位置に収まる事にした」
「私達には、彼等を戦争と世界に巻き込んだ責任もある事だしね」
「お2人共、彼等はそんな事──」
「わかってるわ、ナタル──わかってる。でも、それが現実なのよ。
あの時ヘリオポリスであんなものを作ってなければ、彼等が戦争に巻き込まれることは無かった」
「俺達がもう少ししっかりしてりゃ、戦場に出る事無く避難民としてオーブに戻れていたはずだった」
「貴女だって、そんな風に考えたのは一度や二度ではないでしょ?」
「それは……否定できませんが……」
「んじゃま、折角だからグラディス艦長とトライン君の話も聞かせてもらおうかね?
君達は機関に参加したクチだろ?」
「あっ、はい、そうですが」
「やっぱり、タケルの奴から勧誘があったのか?」
「え、えぇ、まぁ……彼からの打診を受けて、我々は参加を決めてはいますが……」
「じ、自分は! 今後も艦長の下で働きたいと考え、クルース……ではなくアマノ総括のお誘いを受けた次第であります!」
「えっ、アーサー…………?」
「おやおや」
「これはこれは」
「アーサー、それ本気で……本当にそんな理由で、受けたと言うの?」
「本当です! 自分は艦長を心から慕い、尊敬しております」
「ふふ、大好きだってタリア?」
「何をバカな……」
「慕われてるねぇ。こっちの鬼の副長とは正反対だ」
「べ、別に私は……マリューを尊敬していないわけでは」
「良いのよナタル。自分でも情けなくて頼りない艦長だったと思うもの」
「ですから、そんな風には思っていません!!」
「ふふ、それじゃ。タリアさんはどうなのですか? 貴女も、タケル君から話を受けて機関への参加を決めたのはトラインさんと同じなんでしょ?」
「そう、ですわね。ですが私の場合勧誘は次いでだったのかもしれませんが……」
「次いで? そりゃまたどういう)
「彼に呼ばれ、彼が最初に私に伝えてくれたのはギルバートの────デュランダル議長の最後の言葉でした」
「デュランダル、議長の……」
「巨大戦艦レーヴァテイン。あれに呑み込まれたメサイアから最後に、タケル・アマノへと届けられた通信が最後だったと。彼は私とギルバートの関係を聞かされていたのでしょうね……貴女にだけは伝えるべきだと思いましたって、そう言われました」
「失礼ですが……議長とタリアさんはもしかして」
「はい、以前ではありますが……深い関係でした」
「え、えぇー!?」
「おぉい、煩いぞトライン」
「いちいち騒ぎ過ぎだ」
「あっ、す、すいません……」
「議長は最後に、彼へと願ったそうです。自分達がプランの先に見た一時の平和は目の前だと。そしてその先で……遺伝子では実現できない本当の平和を実現できるだろう、と」
「遺伝子では実現できない……それってつまり」
「デスティニープランでは平和は訪れないと……デュランダル議長はそう考えていたと言う事かしら?」
「そのようですね。そしてその先の未来を、彼はギルバートから託されたそうです」
『さぁ…………あとは……君、が…………平和な、世界を』
「タケル君は、また」
「あいつ…………」
「そんな……また1人でそのような重荷を」
「いえ、違うのよバジル―ル少佐」
「──違う?」
「ギルバートの言葉を伝えた彼は、私を機関へと誘う時、こう言ったのです」
『僕は未だに、あの人の考えが深すぎて理解できていないんです。
あの人の見た世界がどんなものだったのか。それを見つけるために、今必死に遺伝子工学にも目を向けていますけど……全然わからなくて。答えに辿り着けなくて。
だから、ちょっと助けてもらえませんか──タリア・グラディスさん。
あの人を良く知る貴方となら、もう少しあの人の夢見た世界が見える気がするんです』
「──そんな事を」
「どうやら、背負い込む癖も少しは解消されたみたいだな。良かったじゃないか副長」
「その様ね……それで、タリアさんはタケル君の誘いを受けて機関へ?」
「はい。彼の願いと────そしてギルバートが夢見た世界の実現のために。
私もまた、前に進み続けなければならないと。そう考えましたので」
「はぁ、こんな話聞かされちゃ俺達の責任も重大だな」
「えぇ、そうね。今度こそ私達は彼らと一緒に、本当に平和へと進まなければならないわね」
「ふふ、アンディ。ちょっと後悔の顔してるわよ」
「少し早まった決断だったかもしれんな。若人が必死に世界を見つめてると言うのに、世捨て人になるには俺もまだ若過ぎたわけだ」
「まだ機会はあります。タケルとアルスターなら、一度断った相手でも受け入れてくれるでしょう」
「そいつはありがたい。明日一番で少年には一報を入れさせてもらうとしよう」
「なんだか今日は、気分の良い酒が飲めそうだな────すいませーん! ハウメアビール、ジョッキで7つ追加!!」
『はーい、ただいまー!』
「タリアさん、タケル君のことお願いしますね。彼はどうにも背負い込みがちなので」
「今は副長達がそばに居るが、またいつ崩れるとも知れないだろうしな」
「大丈夫。これからは私も見張ってるわ」
「見張らなくて良い!」
「アイシャ、君はバジルール君と揉めるから程々にしてくれないかね? 先ほどの決意を不意にされたらたまったもんじゃないぞ」
「皆さん…………」
「今日は少しでも語らいましょう? 互いにこれからを応援し、助け合う関係の始まりとして」
「────えぇ、そうですね。今日はとことん、付き合わせていただきますわ」
「よっしゃ!? それじゃあ景気付けだ、飲むぞトライン!」
「えっ!? は、はい!?」
「尊敬する艦長の前だ。情けない姿は見せられんだろう! ホレジョッキだ!」
「えっ、えぇ──!?」
「「そーれ、イッキ、イッキ!!」」
「おごっ、うぶっ、べ────オロロロロ」
こうしてオーブの夜は、まだまだ更けていくのだった。
若者達が楽しそうな分、、アダルト組はしっとりと。
トライン君は昭和ノリのおっさん2人に挟まれて撃沈。
次回でドラマCDネタは最終回。
なんだかんだセリフだけのこの形式の方がいっそ難しいと思う今日この頃。
ザラ隊オーブ旅行記は割とあっさり書いてたんですけどね。
感想、どうぞよろしくお願いします。