[ウマ娘×TOUGHシリーズ] オグリ家と宮沢家との日常シリーズ 作:日常系好き
“此処”は神戸の宮沢家が住まう団地の一室。
今の時間は食卓の準備を進める母と、手伝おうとしたら『私がやりますから』と言われ、シュンとした表情でテーブルで新聞を読んでいる父との“二人だけのひと時”である。
「あら、もうこんな時間? 熹一ったらまだ寝てるのかしら」
「あきまへん、熹一はもう高校生 一人で起きれるようにならんと」
「ふふっ ハイハイ、ところでオグリは?」
「あの子はいつも通り早くに起きて走り込みを終え今は風呂です 全く…熹一もあの勤勉さを少しは見習って欲しいわ」
「そう…静虎さんもいつもありがとう 子供の頃からあの子の日課に付き合ってくれて」
「いえ、オグリはもう私では練習相手にも……(サッ」
“少し褒めただけで照れて新聞で顔を隠してしまう”…結婚して大分経つというのに変わらない
「あっ、お母さんおはよう シャンプーがそろそろ無くなりそうなんだけど…お父さんはどうしたんだ?」
「それがね聞いてよオグリ、静虎さんったら……」
「だぁあああ! アカン、遅刻や遅刻!! 何で
「熹一、朝から大きな声を上げない! ご近所さんに迷惑でしょう!」
「うぐっ!
「せや熹一、
「すまないお父さん、少し席を詰めてくれないか?」
「お、おうっ…これくらいでええか?」
「ニヤニヤ)鬼みたい怖~い
「キー坊もおはよう そろそろ登校時間だろう、大丈夫か?」
「がぁああ! せやったわ!
「もう準備できてるわよ 喉に詰まらせないようにゆっくり食べなさい」
「イヤ、
「うん、宜しい」
「外では喧嘩ばかりのキー坊も家ではお母さんに敵わないんだな」
“二人だけのひと時”はあっさりと終わりを告げ、いつも通りの宮沢家の今日が始まったのであった。
オマケ
その頃の灘カルテット
「チチチッ」
「うむ、鳥達よ…ありがとう オグリ達は無事に学校へ向かったようだな 折角、久しぶりに日本へ帰って来たのだ…今日は宮沢家にお邪魔して皆を驚かせてみようか」
“バトル・キング”宮沢尊鷹!!
「た…助けてく…(ボゴンッ」
「フンっ、お前のようなクズ…殺すにも値しない さて…これでこの神戸のゴミ掃除はあらかた終わったな…どれ、今日は久しぶりに甥と姪でも可愛がってやりに行くとするか クククッ…」
“悪魔を超えた悪魔”宮沢鬼龍!!
「せ、先生…急な来院だっていうのに施術して頂き、ありがとうございますっ! お陰様ですっかり腰が良くなりました」
「エエのよぉ、北原さんもそろそろいい年なんやからあまりムリせんといてね……さてと、今日はこれから何も無ければ、キー坊とオグリ達の所へなにか差し入れでも持って行ってあげようかねェ…」
“宮沢家の常識人”宮沢由美子!!
「もう、おじいちゃん あんまりくっつくのはセクハラですよ!?」
「なんじゃい、老い先短いワシを邪険にせんでくれや! 家ではオグリ達が居るんで色々な事をガマンしとるんじゃから、ちょっとくらいエエやろ?」
“美人親子への悪影響の塊”宮沢金時!!
本日の宮沢兄妹の帰宅後、この面子が一堂に会する事となるのである…。
このシリーズでは尊鷹おじさんはオグリのお蔭で修羅には落ちず、世界中を回ってトレーナー業や戦いに明け暮れ、鬼龍おじさんは静虎を原作通り廃人に陥れるも直ぐに回復させ、外伝であるデビデビ位の愛嬌はあり、由美子おばさんは話位には出る猿ベージが行われ、金時ジイちゃんは多分ほとんど出ないです。