[ウマ娘×TOUGHシリーズ] オグリ家と宮沢家との日常シリーズ   作:日常系好き

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文字数の関係で二本立てです。


二人の少女と中山レース場、宮沢家の墓参り事情

 中山レース場に到着してはしゃぐオグリキャップとベルノライト。

 微笑ましい日常の一コマである。

 

「見て見てオグリちゃん、あのターフビジョンすごい大きい!」

「ああ、本当だ 来る途中で食べ物屋さんも充実していたし本当にすごい所だな中山レース場は」

 

 そして笑顔の二人を遠目にみる尊鷹と六平

 

「オグリのあんなに楽しそうな顔を見れるとは…それだけでも帰国した甲斐があったというものだ」

「いきなり幽霊みたいに現れやがって、携帯持ってるなら連絡しろって昔っから言ってるだろ」

「押しかけてすまないな銀次郎さん、風の噂でオグリの事を聞いたら居ても立っても居られなくなったんだ」

「お前の神出鬼没ぶりは出会った頃からだろ、気にすんな…いや、やっぱりしろ しかし…世界を股に掛ける名トレーナー、バトル・キングと呼ばれたお前の姪がオグリキャップとはな…アイツの独特な走りはお前が教えたのか?」

「いや、オグリのスタイルは私の弟と暮らして身に付いた物だ 私がした事と言えばたまに会って土産物を渡すか習得した武術をあの子の前で披露した位だな」

「ああ…お前が俺達の前でたまに見せた人外染みた動きか、道理でな 俺もトレーナーとしての手腕を魔術と評された事もあったがお前の存在も大概だったよ」

「尊鷹おじさんは本当にすごいんだぞ 視界の端に居たと思ったら一瞬で距離を詰めれるし、夏はスイカをきれいに蹴って四等分にして私たち家族に振る舞ってくれたんだ」

「え? 蹴って? 切ってじゃなくて? オグリちゃん、その人本当に人間?」

 

 

 

宮沢家の居間にて

 

「これを押して…なにっ 動かへん!」

「違うぞお父さん、これは長押ししないと動かせないんだ」

「帰ったでー…ってお袋(おかん)、あの二人は何やっとんのや?」

「あら熹一、お帰りなさい 静虎さんったら尊鷹さんにタブレットの使い方を教えて貰ったから新聞の為にって買ったらしいんだけど、まだおぼつかないみたいでね…そうしたらオグリが最近友達に習ったからって教えてあげてるみたいなの」

「はーっ ご苦労なこっちゃ オグリのお人好しは親父(おとん)譲りなんかのぉ」

「ふふっ ところで熹一、お墓掃除はどうだったの?」

「おうっ バッチリや! 特に墓石に関してはワシの顔が映り込むくらいピッカピカに磨いてきたわい!」

「あら、そうなの なら…後はもち米は足りてるし、おはぎ用の小豆も買い足さないとね 今年のお墓参りもオグリの分を考えてたくさん用意しないと」

「それなんやけど、お袋(おかん)お袋(おかん)が良かったらなんやけどな…」

「? どうしたの熹一」

「今年の墓参りはお袋(おかん)も一緒に来てくれんか?」

「!」

お袋(おかん)が毎年ワシや親父(おとん)に気ぃ遣ってワシ等の後にお参りに来とるのは知っとる…けれど、ワシ等にとっては生んでくれたお母ちゃんも、育ててくれたお袋(おかん)も同じくらい大切な人やから…そない気ぃ遣って欲しくないんや」

「熹一…」

「いや! もちろん、お袋(おかん)の気持ちが一番大事なのは分かっとる ただオグリも最近は気にしとったように思うたし、ワシも親父(おとん)お袋(おかん)の事をだ、大好きやっちゅう事を伝えたかっただけで…」

「…ありがとう、熹一 そうね、そろそろ喜恵さんにも逆に不義理な事をしてるように思っていたし、今年から私も参加させて貰おうかな」

 

 

「そうだ、指を一点に集中してそのまま動かしてくれ」

「一点…一点に集中を…」

「しゃあっ! 親父(おとん)喜べや! 今年から墓参りはお袋(おかん)も同時参加じゃあっ!!」

「なにっ(バキィ! ホンマか熹一!」

「お父さん、力を入れ過ぎだ! タブレットが貫通したぞ!!」

「うぁぁぁ(PC書き文字) 何やっとんねん親父(おとん)!!」

「…当分の間、新聞は紙のままね」

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