[ウマ娘×TOUGHシリーズ] オグリ家と宮沢家との日常シリーズ 作:日常系好き
現在、正午を回ろうという頃に中央で“怪物”と呼ばれたアスリートであるウマ娘、オグリキャップは自身の実家でもある“灘・真・神影流”の道場、神戸支部を訪れていた。
目的らしい目的こそ持ち合わせていなかったが本道場に顔を出す理由と同じで頑張っている者達の姿を見る事は彼女にとって力を分けて貰えるような感覚があり、暇が出来ると中央の寮から外出して様子を見に来ていたのだった。
「…ん? 龍星、姫次、もう来てたんだな」
「…アタタ 内臓と関節がマズイな いえ…オグリさん、お邪魔してます」
「殴られ過ぎて体中がイテェ…こりゃ明日まで引きずるぜ……」
「来て早々にボロボロだな…今日は道場に“三人”が来てくれるというから君達も来るのは分かってたけど、早速手合わせを頼んだのか?」
道場内のマットに横たわって屈辱に顔を歪ませながら腹や体の節々を擦っていた長岡龍星。
『顔を傷付けられるのはプライドを傷付けられるも同然』と宣言していた顔は見事に腫れ上がり、氷嚢で部分部分を冷やしていた鬼塚姫次。
オグリが二人の親戚の状態を把握した上で原因となった現在、道場中央でスパークリングを終えて此方へ向かってくる三人に視線を移した。
「来ていたか、オグリ 君のお母さんには来る時に挨拶を済ませて道場を使わせて貰ったが…龍星と姫次には悪い事をしたな」
「…二人共、ワタシ達の想像以上に強い上に何度倒しても向かって来るのでこの様な事になった…済まない」
「………(コクッ」
本日の来客であるエドガード・C・ガルシアとガルシア28号が状況説明と共に謝罪を行い、彼らの横に居たマーシオ“ジェット”内藤が肯定の意味を込めて頷いた。
「気にしなくて良いよ 龍星と姫次は鬼龍おじさんの息子だけあって“負けず嫌い”だからな 三人が手加減してくれてこの程度で済んでいるんだし、明日にはご飯も食べられるだろう」
「いや、オグリさん…確かに言う通りなんですが、ガルシアさん達の“ボーン・コントロール”は反則ですよ 俺が掛けた関節技を無効化したばかりかあっさり抜け出して逆に“ボーン・トルネード”を仕掛けられたんですから…手加減されて無かったら普通に死んでましたね」
「で、手加減されたと分かれば腹が立つから何度も向かって行くワケだ……俺もそのタイプなんだけどね」
「姫次もキー坊から習った“幽玄のかわし”という不思議な回避方法を見せたが、ジェットも直ぐに対応して灘の霞突きの応用…“ステルス・コンビネーション”での滅多打ちだからな、アレは痛かったろう」
「
「そうだったのか、やっぱりジェットは相変わらず強いんだな」
“強者”であるガルシア達からの評価を聞いたオグリの賞賛を受けるジェットは彼女の目を見据えて自分の意思を示す。
「(…二人のガルシアと闘って分かったが、彼等の反応速度は人間を超えているな 俺もつい、本気になった)」
「分かるよ、ジェットに負けない位ガルシア達も強いんだ 私はその場に居なかったけど、ジェットが楽しそうにしているんだからきっと“分かり合えた”んだろ?」
「(オグリにはお見通しなんだな…ああ、そうだ キー坊程の理解は得る事が出来なかったが、彼等の人柄を…『良い人間』だというのは伝わったよ)」
「うん、そうだろう でもな…龍星と姫次だって『良い人』なんだ ジェットにもそれは分かって欲しいな」
「(安心してくれ、それも分かっているさ 俺がまともに敗北したのはキー坊との闘いが初めてだったが、その時の悔しさは相当な物だった…龍星と姫次もそれぞれ同じ気持ちで俺達に向かって来たんだ “腹違いの兄弟”らしさに嬉しさを感じたよ)」
「ジェット達の関係も複雑だからな…今日がまともな顔合わせになるんだが、みんなが仲良くなれそうで私も嬉しいよ」
傍から見ればオグリがジェットに一方的に話しかけているという“奇怪な状況”ではあるのだが、ジェットの方も彼女の目を見て時折頷くというコミュニケーションが成立しており、それを疑問に感じた龍星が疑問を投げかけた。
「あの…オグリさん? ジェットさんが読唇術を出来るのは俺達も分かっているんですが、喋れないジェットさんの伝えたい事をオグリさんが分かるのは何でなんですか?」
「…思えば、ジェットと初めて会った時から目を見れば何となくだが言いたい事が分かるんだ それが顕著になったのはキー坊と闘ったハイパー・バトル決勝後だったな」
「………(カタカタ」
オグリの言葉の補強を行う様にジェットが近くに置いてあったタブレットを手に取って文章を打ち込み、皆の前にそれを見せる。
【あの時俺は鬼龍に迫る弾丸によって死にかけ、地獄門を見た そこから戻って来た後はオグリを初めとした“勘の良い人達”には俺の言いたい事が伝わるようになったんだ 臨死体験というのも一度は経験してみる物だな】
「サラっと言って…書いてるが、トンデモねぇな
「実は…私も拳を交えなくても何となくだが、ジェットの伝えたい事が分かるんだ 一度死んで甦ったからなのか…28号はどうだ?」
「…ワタシも死にかけた事は多々あれど、死亡した経験は無いが……ジェットの拳から常に感じる“純粋さ”には好感を抱いている」
「……(カタカタ」
【28号も俺と同じで表情をあまり変えないが拳に乗せる感情は多彩だ ある意味で一番親近感を感じているよ】
ジェットの文章を見て『そうなのか?』と首を横に倒す28号と『その筈だ』と同じ動作をするジェットに周りが思わず吹き出してしまい、その場を和やかな空気が包んだ。
その空気感を変えるように道場へ山盛りのおにぎりを大皿に乗せたオグリの母親が来訪する。
「おまたせ、皆! オグリも来るって言うし、沢山握ったから遠慮せずに食べてね…って、オグリ アンタ来てたのね?」
「ごめん、お母さん 先に道場に来てたんだ」
「まぁ良いわ 来たっていうなら皆と食べて行きなさい この後は都内の道場に顔を出すんでしょ?」
「うん 今日は本道場に戻ってる“ネルドリップ”から『都内の皆が元気にしてるか聞いて来てね』って言われてたし、キー坊も居るらしいから顔を出して来るよ」
「ネルドリップ…静虎さん達がブラジルから連れて来て、今は由美子さんの所に居る子ね だったら、なおさら腹ごしらえはして行きなさい 皆も遠慮しないでね、お代わりもあるし冷たいお茶も用意してるからたくさん食べていって」
「は、ハイ! お母さん、有難くいただきますね!」
「貰えるってんならエンリョなく……その、いつもありがとうっス」
「ありがとうございます お母さんのお気遣いに感謝して頂きます」
「…久しぶりにアナタの料理を食べれるのは嬉しい 味わわせて貰う」
「……(カタカタ」
【オグリや鬼龍からあなたの料理は絶品だと聞いている 日本食は食べ慣れていないが、逆に楽しみだ】
こうして、身体や顔の痛みに顔をしかめつつもおにぎりを口にする者、食べ方が独特でそれを指摘されて交流を深める者、瞬く間に皿を空にして周りから呆れた視線を向けられて恥ずかしそうにする者がそれぞれ笑顔を見せて昼の時間が過ぎて行くのであった。
◇◇◇◇◇
神戸の道場に集まっていた母と鬼龍の息子達に別れを告げたオグリは新幹線に乗り込み都内を目指す。
約二時間半という道程の中で彼女のお腹は母からのおにぎりでは足りなかったのか音を鳴らし、カートが通る度に運ばれていた駅弁を購入しては変わりゆく景色と共にそれを楽しむ。
そんな“怪物”の姿を目の前に居た男は興味深そうに眺めていた。
「ハッ、相変わらず良く食うね 見てるだけで腹一杯になっちまいそうだ」
「そうなのか…“
そう言ってオグリが積んでいた駅弁を差し出そうとした相手は彼女の叔父である宮沢鬼龍の遺伝子を使った“人間兵器ガルシア11号”として誕生したが自らの意志でその立場を脱却し、現在は『悪魔王子』を自称する男であった。
「遠慮させて貰おうか 俺がお前に施す事はあっても、お前が俺に施すなんてのはプライドが許さないんでね」
「そうか、なら仕方ないな…ところで、今日は何の用なんだ? わざわざ私が乗る座席の前を指定して待っていたんだ、新しい“オグリ・ラッシュ”の予告でもしに来たのか?」
オグリが予約した座席に辿り着くと其処には悪魔王子が向かい側の席に腰掛けており、人によっては『ストーカー』と嫌悪感を示す行動力を見せるも、オグリからすれば『またか』といった慣れ切った態度で今回の目的を尋ねた。
「いや、今日は都内に個人的な用があったから丁度お前が乗る新幹線に座席を合わせただけだ それに…今度からレースが始まるお前に対してちょっかい掛ける様なマネを俺がやるとでも思ったのか? 見くびらないでくれよ」
「何だ、私を心配してくれるのか?」
「ハッ! 勘違いするなよ 俺との“遊び”でお前が本領を発揮出来ないなんて結果になれば、灘の男共が本腰を入れて俺を狙って来るだろうからな……まぁ、それはそれで面白そうだけどね」
「それは…嫌だな お前は相手に深い後遺症を残す“幻魔”を使うんだろ? お父さんから詳細は聞いたよ」
「俺が使うのはお前のお花畑みたいな物でも、静虎さんの様な相手に当てない温い物でもない“真・幻魔拳”さ 直接拳と幻覚を打ち込まれた相手はその後、再び俺を前にした時に恐怖で心を縛られる事は確実だ」
「…それはどうだろうな?」
「ふぅん…それはどういう意味だ?」
「お父さんからは『幻魔の抜き方は心得てる』と聞いたし、最近では見込みがあるキー坊や龍星に幻魔の指導を行ってるんだ みんなと闘う事があったとしてもお前の思い通りにはならないと思うぞ」
オグリからのある種、挑発にも思える言葉に悪魔王子は皮肉気な笑みを返す。
「ハッ! 不思議だね! 普段なら俺にそんな舐めた口を聞く奴は例外無くブチのめすと決めてるが…
「“それ”をしたら私はお前を軽蔑する、とも前に言ったぞ」
「…なーんてね、冗談冗談 お前の“その顔”を引き出したくて言っただけさ」
悪魔王子が指差すオグリの顔は“焦り”と“悲しさ”が入り混じっており、それを見れた事で彼は逆に満足気な表情を見せる。
「あんな連中を相手にするより
「…私に暴力なしでちょっかいを掛けて来るならそれで良い 私はお父さん達や“お前にも”無駄に傷付いて欲しくなんか無いんだからな」
「……“そういう所”なんだぜ? 俺がお前の神経を逆撫でしてやりたくなるのはな」
「別にそれは気にして無いよ 私にだって未だに自覚出来てない感情はあるんだ それをお前が教えてくれると言うのなら望む所さ」
「…またこのパターンか お前と話すとどうにも調子が狂うな…これ以上は“ムカつき度合い”が増しそうだから、そろそろお暇するかな」
僅かながらも毒気を抜かれた悪魔王子はつまらなそうな顔をオグリに見せると丁度良く到着間近を伝えるアナウンスが新幹線内に鳴り響いたのもあり、座席から立ち上がる。
そんな彼に対し、オグリは最後の機会とばかりに今まではぐらかされていた事を尋ねる事にした。
「そう言えばなんだが悪魔王子…お前は今日、何の目的で都内に足を運ぶんだ?」
「決まってるだろ、“ゴミ掃除”さ
「鬼龍おじさん…そんな事をしてくれてたのか 悪魔王子もありがとう、おじさんを手伝ってくれて」
「ハッ! 俺は“龍を継ぐ男”だぜ? パパのやってる事を引き継ぐのは当然さ “幻魔拳の試し打ち”にもなって丁度良いしね」
「…『殴られないと分からない』って人達が居るのは私も重々承知しているが、やり過ぎるのはダメだぞ? 私はお前の事も心配しているんだからな」
「……俺はこの世の誰よりも強い“悪”なんだ お前みたいな“甘ちゃん”が心配なんて烏滸がましいんだよ」
悪魔王子はそう言ってオグリに背を向けた後に降車口へと歩き出す。
表情こそ見えない物の悪魔王子の背中から迸る“やる気”を感じて安心したのかオグリのお腹は再び音を鳴らし、新幹線の速度も落ちて来た事もあって積んでいた弁当の残りを急いで片付けるのであった。
◇◇◇◇◇
「イクヨ キー坊」
「うっし! 来いや!! 戸田亜ッ!!」
「イキマース(ボッ!」
「しゃあっ!(ピタッ!」
オグリが都内の支部道場に到着した頃…丁度兄である宮沢熹一と叔母の家の居候であるロボット、宮沢戸田亜とのスパーリングを行っていたが戸田亜の放つ超音速パンチに対し、見事に寸止めのカウンターを決めている最中であった。
「おっし! やっぱ慣れたらヘッドギア無しの方が調子出るのォ!!」
「昔、クロちゃんとやったピッチングマシ―ンの時と同じでキー坊は慣れたら直ぐにハードルを上げるんだな…心配になるからやめて欲しいんだが?」
「げっ!? お、オグリ…来とったんか」
「オグリ、良ク来タナ 歓迎スルゾ」
「戸田亜もありがとう、キー坊に付き合ってくれて キー坊がヘッドギアを外したから“本気”で打ち込まなかったんだろ?」
「…(コクッ」
オグリの言葉に戸田亜は肯定の意味で首を縦に振り、それを見た熹一は驚きの声を上げる。
「んなっ!? 製作者のゴアから聞いてたMAXスピードは間違いなく出とったやん! どこら辺が手加減しとったんや!?」
「そのゴア博士から中央で聞いてたんだ、『この前OSと可動域をバージョンアップした』とな キー坊が物足りなくなるだろうからという配慮らしいが…伝わってなかったのか?」
「いや、ワシは聞いとらんぞ ちゅう事はや……
「アイッ」
「こらキー坊! 八つ当たりで戸田亜を叩くな! 悪い事もしていないのに叩くなんて可哀そうだろ!!」
己の無知と達成感がフイになった悔しさで戸田亜の頭を小突く
「すまないな、戸田亜…ロボットだから痛みを感じなくても君は気遣いが出来る子なんだ 叩かれて嫌な気分はしなかったか?(ナデナデ」
「大丈夫ダ、オグリ キー坊モ手加減シテ殴ッテイタカラ、オアイコダヨ」
「あー…済まんかった 練習に付き合ってくれとる相手にやる態度やなかったな、勘弁してくれや」
「細カイ事ハ気ニスルナ」
「まったく…それで? 今日は神戸の道場にガルシア達やジェットも来てたというのに何で戸田亜にスパーリングを頼んだんだ?」
「…しゃーないやん 前にアイツ等とスパーリングやってたら段々と楽しく…熱が入って“ガチ”で闘りたくなって来たんじゃ そうなりゃ下手したらお互いに入院コースで最悪、中央をクビになりかねんわい」
「相変わらず厄介なんだな、“闘う人”っていうのは…だからって戸田亜とのスパーリングだって危険なのは変わりないんだ 出来る事なら程々にしてくれ」
「分かった “程々に”…やな?」
「オグリ キー坊ノ奴、アマリ反省シテナイゾ」
「戸田亜! 余計な事言わんでエエ!!」
「フフッ…何だ二人とも、良いコンビじゃないか」
熹一と戸田亜の漫才めいた掛け合いにオグリが笑顔を見せていると道場のドアが開き、親戚である小倉優希が愛犬デゴイチと共に現れた。
「キー坊、スパーリング終わった……ってオグリ、来てたんなら先にこっちに顔出してよ」
「バウッ!(タッタッタッ」
「ごめん、優希 先に寄ろうと思ったんだが何やら台所で忙しそうにしていたから声が掛けづらくて…うわっ! デゴイチ、顔を舐めないでくれ!! くすぐったいぞ!!」
「ワフッ!(ペロペロ」
「相変わらずデゴイチはオグリが大好きやのォ…で、優希ちゃん? オグリが言ってた台所で作ってた言うんは手に持ってる“ソレ”の事か?」
熹一が指差す優希の手に持っているジョッキの中身は形容しがたい色と臭いを放っており、距離を取っていたオグリも眉を顰める代物であった。
「そ、“小倉優希特製ドリンク”だよ 見た目はちょっと悪いけど身体に良い物しか入ってないし、一気に飲んじゃって」
「ホンマか…? オグリやデゴイチがジリジリ距離取ってるがホンマに大丈夫なんか…?」
「いいからさっさと飲めよッ!」
「……見とけやオグリ、宮沢熹一の男気見せたるわ せいっ!(グイッ ……うぉっぷ!(バタッ」
特製ドリンクを一気に呷った兄が次の瞬間、のたうち回る姿にオグリは尊敬と共に恐怖を覚えて無意識の内に傍に居たデゴイチを抱きしめ、生まれたての小鹿の様に震えていた。
「ちょっと大丈夫!? やっぱり…もうちょっと甘くした方が良かったかな? 今晩のカレーもオグリが居るし、思い切って今日は甘口にチャレンジしよっか」
「! …今日の夕飯は優希が作るのか? 由美子おばさんはどうしたんだ?」
「オバさん? 今日は尊鷹さんが来たからせっかくだし、『兄妹水入らずでご飯でも行って来たら』って送り出したんだ だから夕飯の献立は私が考える事になったんだけど…二人とも、カレーで良いよね?」
以前に優希に振る舞われた辛さしか感じないカレーの味を思い出したオグリとドリンクの後遺症が抜けた熹一は同時に身体を震わせ、兄妹間でのアイコンタクトを済ませると本日の夕食の変更の為に動き出すのであった。
「優希、君が良ければ私が今日の夕食を作っても良いだろうか?」
「いやいや、今日は二人ともお客さんなんだしゆっくりしてて良いんだよ」
「そ、それは…そうなんだが……」
「いや! 二人共、スマンのォ! 実は今日の礼にワシが出資しとる店に予約を頼んでたんじゃ! ワシの顔を立てると思ってそこで飯を食わんか?」
「……まだ材料も買ってなかったし、そっちの方が良いか 分かった、キー坊のご馳走になるよ」
「流石、準備が良いなキー坊!(…場所は大丈夫か?)」
「ナハハ! ワシに任せとけやオグリ!(今からならジンギスカン屋がイケるで)」
「そうか、それは楽しみだな!」
「二人共、遠慮せんと腹一杯食べるんやぞ!」
こうして、会話をする度にアイコンタクトを交わす兄妹に訝し気な視線を向けるも外食の誘いに乗った優希を連れて道場を出る事になった熹一とオグリであったが、店へ向かう途中で珍しく並んで歩いていた鬼龍と静虎…宮沢兄弟と会ったので合流して店に入ると店内には尊鷹と由美子が来店して食事を行っており、結局は宮沢一族が揃っての食事会となったがその場に居た全員が和やかな雰囲気で肉や野菜を楽しむ空間になったのであった。
今回書いてみたオリジナルのウマ娘、“ネルドリップ”ですが元ネタはブラジル出身の競走馬“サイフォン”をイメージしています。