[ウマ娘×TOUGHシリーズ] オグリ家と宮沢家との日常シリーズ   作:日常系好き

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優希ちゃん何処にいるのか…由美子おばさんは龍継ぐでも整体道場やってるのか…という疑問を概念として抽出した結果こうなりました。
折角だからと龍星も入れてみた結果このような事に。


宮沢家に鬼の子供達がやってきた

「こんにちはーっ!」

「お、お邪魔します」

 

 陰りの無い笑顔が眩しい女性と坊主頭に眼帯を付け、顔中が傷だらけながらもあどけなさが僅かに残り、整った顔立ちが印象的な男性が宮沢家に来客していた。

 

「優希ちゃん、龍星君いらっしゃい 静虎さん達はまだ戻らないけどゆっくりしていって」

「いや、大丈夫ですよお母さん 下宿先の由美子さんからオジさん達の様子を見に行ってくれって言われたけど、私はお母さんが見れただけでもう満足ですから」

「いやいや優希ちゃん、そういうわけには行かないだろ…あっ、コレは由美子さんから皆さんへって渡されたお土産です どうぞ」

「あら、これはどうも 由美子さんったら本当に静虎さんの事が大事なのね」

「ええ、『姉からしたら弟なんて幾つになっても弟やからねぇ』だそうで 俺には…良く分からないですけど」

「龍星君……」

 

 育った家庭環境の影響か、来て早々に落ち込んだ様子を見せる龍星にオグリのお母さんがなんと声を掛ければ良いか考えあぐねていると……

 

「グイッ)こら龍星っ! お母さんの前で辛気臭い顔なんてするな!!」

「アタタタッ! 優希ちゃん、いきなりヘッドロックはやめてっ!」

「ふふっ 相変わらず二人とも仲良し姉弟だね」

「「いえ……母親は違いますけどね」」

 

 “小倉優希”と“長岡龍星”、鬼龍の数多く居る子供である二人は息もピッタリにウンザリとした表情を見せた。

 

「そもそも…私は母親が子供の頃に蒸発して施設暮らし、それでも頑張って生きてた矢先に男に襲われそうになるわで散々ですよ あの時、現れたお母さんがアイツを蹴り飛ばしてくれてなかったら私、今頃どうなってたか…」

「ゆ、優希ちゃん!! その話はちょっと、色々と…」

「何言ってんですか! あの時のお母さん、本当に格好良かったんだから! ウマ娘の法律なんて、この際忘れて胸張って!」

「あの時程、私もすっかり宮沢家の一員になったんだなって思った事は無かったけれど…優希ちゃん? この話、静虎さんには…」

「いや、流石にオジさんには言ってませんよ で、私の身の上を聞いて鬼龍(アイツ)の娘だって分かったから由美子オバさんの整体道場を紹介してくれて…本当に感謝してるんですよ?」

「由美子さんが快く引き受けてくれたから良かったけど、優希ちゃんが楽しそうで本当に良かった」

「俺も母が亡くなってから鬼龍が父親だと知って色々あって…その後、静虎さんと出会ってしばらくの間皆さんのお世話になり、今は由美子さんの所へ…でしたね」

「オグリも弟が出来たみたいで楽しそうにしていたし、もっと居てくれても良かったのに」

「い、いえっ! 日を増す毎に熹一さんと静虎さんの目が据わってくるあの状況はちょっと…」

「まったく、あの二人はもう…それで由美子さんの所へ行って、今じゃ坊主頭に眼帯まで付けちゃって、向こうで一体どんな生活してるの?」

「いや、頭は優希ちゃんに何ですがそれ以外はまぁ…本当に、色々あって」

「男の子だからってあんまり無茶しないでね 私は鬼龍(あの人)の事は好きじゃないけれど、アナタ達二人の事は大事な親戚だって思ってるんだから」

「「お母さん…」」

 

 “母に捨てられ”、“母に先立たれた”二人へ急に浴びせられた母性。

 各々が感じ入っているとその母性を一身に受けて育った一人娘が宮沢家へ帰宅した。

 

「お母さん、ただいま…ん? 何だ優希と龍星、来てたのか?」

「オグリ、お帰り! この前のレース見たよ、凄かったね」

「オ、オグリさん!? お久し…お久しぶりです!!」

「ありがとう、優希 龍星はどうしたんだ? 顔が赤いぞ」

「あら…由美子さんの所へ行ったのは、二人だけの所為じゃないみたいね?」

 

 龍星の急な変化を訝しむ娘と違い、全てを察した母は微笑みながら娘の分のお茶菓子を用意する為、立ち上がることにしたのだった。




女性に乱暴するような男はウマ娘に蹴られるべきだと思い、このような設定にしました。
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