このライバーを出して欲しい、こんなデッキが合うんじゃないか?など
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デュエルを終えた加賀美たちがアジトに向かうと、アカリの横に眠っていたはずの遊我たちが立っていた。
遊我は加賀美と目が合うと小さくお辞儀をした。
「良かった。目が覚めたんですね」
「あ、あの……話はアカリ先生から聞きました。助けてくれて、ありがとうございます」
「いえ、私もたまたまあそこにいただけなので」
加賀美は照れ隠しをするように頭を掻くと、横にいたレイが遊我に近づいて軽く頭を叩いた。
「あれほど外出しちゃアカンって言ったのにどうして出ていったん?」
「待って、レイちゃん! お兄ちゃんは悪くないの!」
遊我の隣に立っていた少女、未来がレイに抱き着いた。
「私が外で遊びたいって言っておばあちゃんと外に出ちゃったの……そうしたらロボットが出てきて」
未来の言葉を聞いたレイは二人の祖母であるトメ子の方を向いた。トメ子は黙ってうなずいた。
「なるほどな……んで、心配で様子を見に行った遊我君がハンターと戦って負けたと……」
「「…………」」
遊我と未来は黙ってうなずいた。
「ごめんね。レイちゃん、私がしっかりしていれば」
「良いんですよ。未来ちゃんの頼みを断れなかったんですよね。ですが、次からはウチか先生に相談してくださいな」
「そうよね……ごめんね」
「俺が強ければ」
「…………」
遊我は自分の拳を強く握っていた。
その様子を見ていた加賀美は遊我に近づいた。
「遊我さん、良ければデッキを見せてくれませんか?」
「良いの?」
「えぇ、微力ではございますがお力添えできれば」
「本当!? ありがとう!」
加賀美と遊我はテーブルにデッキを広げた。
遊我のデッキは戦士族の主軸にしたデッキだった。しかし、気になる点が複数あった。
(EXデッキは無いようですね。それに特殊召喚できる上級モンスターもいない。ビートダウンしながら上級モンスターをアドバンス召喚するようですね)
「どう?」
「そうですね……基礎的な構築になっていると思いますが、基礎的なデッキだからこそ相手にテンポを取られると動けなくなるかと」
「うん。ハンターにも妨害されて、何もできなかった」
加賀美は腕を組んで長考した。
スマホを取り出し、アプリをタップすると自分のデッキが現れた。
自分のデッキと遊我のデッキを見比べた。
(自分のデッキと遊我さんのデッキのシナジーはありますね……というか、よく見ると私のデッキは遊我さんのデッキを強化するためのカードが無数に入っています……これは……)
「遊我さん。良ければ私のカードを差し上げます」
「え、良いの!?」
「はい。私のデッキと遊我さんのデッキは相性が良いみたいですからね」
加賀美は自分のデッキから何枚かカードを引き抜くと遊我に差し出した。
「このカードとか遊我さんのデッキと合いますし」
「本当だ!!」
「お兄ちゃんズルい! 未来もカード欲しい!」
未来も加わり、和気あいあいとしている三人をアカリとレイは眺めていた。
「レイ、良いの?」
「何がや?」
「加賀美さんって即戦力として加入したのでしょ? 遊我君にカードを渡すってことはデッキパワーも……」
「ハヤトが好きでやっていることや。ウチが口出しすることやない。それに」
「それに」
「あんなに笑う遊我君を見るのも久しぶりや」
加賀美と笑顔で話している遊我を見て、レイは微笑んだ。その様子を見たアカリはクスっと笑みをこぼした。
「えぇ、そうね」
和やかな雰囲気を打ち壊すようにアジトに警報が鳴り響いた。
「っ!?」
警報にいち早く反応したレイは慌ててPCを開き、ディスプレイに映像を映し出した。
「何事や!!」
『ウィ』
別室にいるジョーから通信が入る。
『た、多数のハンターが……こ、こ、ここに向かってる』
「何やてッ!」
レイは周辺のカメラの映像を映すと、そこには20体は優に超える数のハンターがアジトである校舎に向かって行進していた。
「数は!?」
『は、反応には50体』
「50やと!?」
予想よりも遥かに多い数字に驚愕し、レイは机を叩いた。
「さっきのデュエルで場所がバレたか……くそったれ! どうする……戦うにしても数が多すぎる……ウチやレン、ハヤトがおっても不可能や……」
「レイ、落ち着きなさい」
慌てるレイを見ていたアカリはレイに近づき、レイの両頬を軽く叩いた。
「今はあなたがリーダーよ。あなたの決定に私たちは従うわ」
その言葉を聞いたレイはハッとした顔をして、周辺を見た。遊我も未来もトメ子も、そして加賀美も頷いた。
「皆……分かった!」
レイはアカリの手を払うと自分の頬を強く叩いた。
「このアジトは破棄する!」
「「ッ!!」」
レイの言葉に全員が驚愕した。
「ここに籠ってもジリ貧になるだけや! なら、一目散に逃げる! これが一番や!」
「逃げるって言ってもどこへ」
「難波重工や」
「……難波重工?」
加賀美が首をかしげるとアカリがその様子を見て、PCを操作してディスプレイに地図を表示してくれた。
「ここから南の方角。海岸沿いにある大きな鉄工所よ。インベリア襲撃前は主に重機や飛行機、車などの骨組みの加工をしていたけど、今は対インベリア用の武器を作っている組織よ」
「対インベリア用の武器ですか」
「えぇ、その武器を各地域に存在するレジスタンスに売っているわ。もちろん、難波重工自体もインベリアと戦っているわ。まぁ、結構な過激派だから距離を取っていたのだけど……それに……」
アカリは心配そうな表情でレイを見つめた。
「レイ、難波重工に逃げ込むってことは……良いのね?」
「その話は別や。取り敢えず、逃げる準備や! 遊我達は荷物をまとめて逃げる支度をせい! アカリもや!」
「うん! 行くよ、未来!」
「え? お、お兄ちゃん!?」
遊我は未来の手を掴んで奥の部屋に走っていった。その後ろをトメ子も付いていった。
「ジョーは難波重工とボスに連絡や!」
『ウィ』
「ウチ、レン、ハヤトは時間稼ぎや! 遊我達が安全な場所に付くまでハンター達を狩りまくるで!」
「かしこまりました!」
『既に向かっている』
PCからレンの声が聞こえ、レンは既にハンターの元に向かっているようだった。
レイと加賀美もデュエルディスクを装着させ、ハンターの元へ向かった。
―――――――――。
校門前に三人は到着すると、ハンターの大群は既に目の前まで迫っていた。
「さぁて……二人とも覚悟はえぇか!」
「ふん。俺が全部、倒してやる」
「流石ですね……私も頑張らないと」
三人がデュエルディスクを構えた瞬間、行進していたハンター達が一斉に止まった。
「ん? 何や?」
静止したハンターは左右に分かれるように動き出し、道が開けた。その開けた先には軍服を着た男が立っていた。
「あれは?」
「アカン!? 何でこんな所におるんや! ハヤト、レン! 作戦変更や! ウチらも逃げるで!」
「え?」
突然の作戦変更に加賀美は戸惑った。
二人の顔を見るとレイの表情は青ざめており、冷や汗をかいていた。一方、レンは殺意が浮かぶような怒りで表情を歪ませていた。
「ど、どうしたんですか!?」
「説明したろ! よく見い!」
加賀美は先にいる軍服の男をよく見ると青い髪に顔には氷の結晶のような赤い痣、そして額には2本の角が生えていた。
「……赤い痣に……角……もしかして」
「そうや! インベリアや! しかも、アイツはインベリアの中でも上位の強さを誇る、『氷獄のランス』や!! よりにもよってレンの前に出てくるとは……」
「え?」
ランスは三人の方にゆっくりと一歩踏み出した瞬間、三人に目の前に一瞬で現れた。ランスと三人の距離は800mはあったはずなのにランスはほんの一瞬で距離を詰めたのだ。
「なっ!?」
「くそ! 逃げきれんか!!」
レイは驚いている加賀美の襟を掴んで後退しようとするが、加賀美はバランスを崩して倒れてしまった。
「ここを根城にしていたのか。上手く隠れたつもりかもしれんが、ここまでだ。命令により、貴様らを掃討する」
倒れ込んだ加賀美を上から睨みつけるランス。その圧倒的な存在感に加賀美は潰されそうになっていた。レイも冷や汗をかきながら全身が震えていた。
(何というプレッシャーですか!?)
「……やっと会ったな」
ランスのプレッシャーに圧倒されている二人を尻目にレンがランスに近づき、ランスの胸ぐらを掴んだ。
「何だ?」
「俺を忘れたとは言わせないぞ」
「……あぁ、思い出した。貴様、白い竜使いの息子か」
「貴様を倒すために俺は今まで生きてきた! 今、ここで貴様を殺す! 父さんの仇だ!」
「白神さん!?」
「諦めろ、ハヤト! 今のレンは冷静じゃない! あぁー、もう! こうなったらレンの援護や!」
レイはデュエルディスクを構えるとハンター達もデュエルディスクを構えた。
「どういった状況か読み込めませんが、仕方ありません」
ハヤトもデュエルディスクを構えた。
「『氷獄のランス』! 俺と戦え!」
「良いだろ」
レンはポケットからキューブのような機械を取り出すと、キューブのような機械がデュエルディスクに変形した。ランスは顔の赤い痣に触れると、痣が赤く光り出し左腕にデュエルディスクが現れた。
「「デュエル!」」
白神レン LP:4000
vs
氷獄のランス LP:4000
「先攻は貰うぞ!」
「好きにしろ」
「俺のターン! 手札から【
天体観測
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
○手札の光属性モンスター1体を除外することで発動できる。デッキから「コズミック」モンスター1体を手札に加える。その後、デッキから手札に加えたモンスターとは名前の異なる「コズミック」モンスター1体を除外することができる。
「俺は手札の【銀河眼の光子竜】を墓地に送ることで、デッキから【
天体複写機
レベル4/光属性/機械族/攻1400/守備300
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
○このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に除外されている光属性モンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターの攻撃力は0になり、効果も無効化される。その後、このカードのレベルは特殊召喚したモンスターと同じレベルになる。
「【天体複写機】の効果発動! 除外されている【銀河眼の光子竜】を特殊召喚させる! そして、自身のレベルが8となる!」
レンのフィールドに七色に輝く【銀河眼の光子竜】が現れた。
「俺はレベル8となった【天体複写機】と【銀河眼の光子竜】のの2体をオーバーレイネットワークに構築! エクシーズ召喚!」
2体のモンスターが光となり、渦となって一つとなる。
「闇を切り裂く銀河よ、星々を駆け巡り我が僕に宿れ!」
やがて光の渦が輝きを増すと、そこから光で覆われた美しくも雄々しい姿をしたドラゴンが現れた。
光り輝く翼はまるで星が散りばめられたような輝きを放っていた。
「光の使者、ここに降臨! 現れろ、【
レンがドラゴンの名を叫ぶとドラゴンも共鳴するように咆哮を放つ。
「俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」
「私のターン、ドロー。【フローズン・ゴーレム】を召喚」
フローズン・ゴーレム
レベル4/水属性/岩石族/攻1600/守備1000
○このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。相手フィールドの表側表示モンスター1体にアイスカウンターを1つ置く。
○このカードが墓地に送られた時に発動できる。相手フィールドの表側表示モンスター1体にアイスカウンターを1つ置く。
ランスのフィールドに氷で出来た巨人が現れた。氷の巨人からは冷気が漂っていた。
「【フローズン・ゴーレム】の効果発動。貴様の【銀河眼の天体竜】にアイスカウンターを置く」
【フローズン・ゴーレム】の冷気が強まると【銀河眼の天体竜】の足元が凍り付き、【銀河眼の天体竜】は身動きが取れなくなってしまった。
「さらに俺は手札から【テラ・フォーミング】を発動。デッキから【
氷天獄の霊峰
フィールド魔法
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
○フィールドの水属性モンスターは相手のモンスター効果では破壊されない。
○このカードがフィールドに存在する限り、アイスカウンターが置かれている相手モンスターは攻撃ができない。
○フィールドのアイスカウンターを1つ取り除くことで発動できる。手札の水属性モンスター1体を特殊召喚する。
【氷天獄の霊峰】が発動されるとグランドが一変し、無数の氷山が立ち上る草原となった。草原には薄っすらと霜が付いていた。
「【氷天獄の霊峰】は招かれざる客を全て凍てつかせる。貴様の竜もだ」
「ッ!?」
レンが【銀河眼の天体竜】の方を振り向くと、先程まで足元だけ凍らされていたはずなのに、いつの間に【銀河眼の天体竜】の全身が凍り付いていた。
「【氷天獄の霊峰】の効果でアイスカウンターが置いてあるモンスターは攻撃ができない。貴様の竜は何もすることができなくなったわけだ。さらに手札の【ブリザード・ワイバーン】の効果を発動」
ブリザード・ワイバーン
レベル4/水属性/ドラゴン族/攻1800/守備1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
○フィールドにアイスカウンターが置かれたカードが存在する時に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する。
○このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「アイスカウンター」が記されたカード1枚を手札に加える。
ランスのフィールドに氷でできた翼を持った飛竜が現れた。
「自身を特殊召喚し、【ブリザード・ワイバーン】のもう一つの効果発動。デッキから【アイスバーン・ウォリアー】を手札に加え、【氷天獄の霊峰】の効果を発動」
アイスバーン・ウォリアー
チューナー/レベル2/水属性/戦士族/攻1000/守備1000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
○手札を捨て、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターにアイスカウンターを1つ置く。その後、カードを1枚ドローする。
「手札に加えた【アイスバーン・ウォリアー】を特殊召喚する」
「……アイスカウンターが消えたことにより、俺の【銀河眼の天体竜】が解き放たれる」
「いいや、それは一瞬に過ぎない。私はレベル4の【フローズン・ゴーレム】と【ブリザード・ワイバーン】にレベル2の【アイスバーン・ウォリアー】をチューニング」
「シンクロか!!」
「シンクロ召喚。現れよ、レベル10【
白夜の氷騎士-ミネルヴァ
シンクロ/レベル10/水属性/戦士族/攻3000/守備2400
水属性チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
○1ターンに1度、フィールドのアイスカウンターが置かれたカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
○相手のモンスター・魔法・罠の効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、相手フィールドの表側表示カードにアイスカウンターを1つ置く。
○このカードが破壊された時に発動できる。自分の墓地から「白夜の氷騎士-ミネルヴァ」以外の水属性モンスター1体を特殊召喚する。
8つの光の玉と2つの光の輪が現れ、交差すると一筋の光となった。光から猛烈な吹雪が吹き荒れると、そこから氷の馬が飛び出してきた。氷の上には白銀の騎士が跨っており、手には冷気を纏った槍と盾を持っていた。
「墓地に送られた【フローズン・ゴーレム】の効果を発動。貴様の竜にアイスカウンターを1つ置く。そして、【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】の効果発動。貴様の【銀河眼の天体竜】を破壊する」
「させるか! リバースカードオープン! 【
天体防壁
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
○自分フィールドの「コズミック」Xモンスター1体を対象として発動できる。このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材として、そのモンスターはこのターン戦闘・効果では破壊されない。
「無駄だ。【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】の効果発動。貴様の罠を無効にする」
「まだだ! 俺はもう一枚のリバースカードを発動! 【
天体加速
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
○自分フィールドの「コズミック」Xモンスター1体のX素材を取り除くことで発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
「【銀河眼の天体竜】のエクシーズ素材を取り除くことで、貴様の【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】を破壊する!」
「詰めが甘いな。手札から速攻魔法【絶対零度の裁き】を発動」
絶対零度の裁き
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
○フィールドにアイスカウンターが置かれたカードが存在し、相手がモンスター・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にする。
「【天体加速】の効果を無効にする」
「くっ……」
「【天体加速】が無効になったことにより、私の【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】は破壊されず、貴様の【天体防壁】は無効。さらに【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】の効果で貴様の竜は破壊される」
白夜の氷騎士-ミネルヴァが槍を天に向かって突き上げると、空が暗くなり、嵐のような吹雪が吹き上がった。吹雪は【銀河眼の天体竜】を飲み込み、一瞬で氷漬けにして粉砕させた。
「タダではやられん! 破壊された【銀河眼の天体竜】の効果を発動させる」
「だが、その効果はエンドフェイズに適応される。バトルだ。【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】でダイレクトアタック」
【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】が槍を構えてレンに向かって突進をしてきた。冷気を纏った槍はレンの体を貫いた。
白神レン LP:4000→1000
「ぐおぉぉ……」
「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
「エンドフェイズ時に墓地の【銀河眼の光子竜】を特殊召喚する! 俺は……俺は負けるわけにはいかない! 俺のターン、ドロー! 俺は手札から【天体の軌跡】を発動!」
天体の軌跡
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
○墓地の「コズミック」カード2枚を除外することで発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
「墓地の【天体防壁】と【天体観測】を除外することでドローする! 俺は【
天体回収
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
○除外されている「コズミック」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「無駄だ。【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】の効果発動。貴様の魔法カードの効果を無効にする」
「それは分かり切っていたことだ! 俺は手札から速攻魔法【
「何?」
天体光輪
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
○相手がモンスター効果を発動した時にフィールドの光属性モンスター1体を除外することで発動できる。その効果を無効にし、そのモンスターの攻撃力を0にする。
「俺はフィールドの【銀河眼の光子竜】を除外! これで貴様の【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】の効果を無効にし、弱体化させる!!」
「…………ほぉ」
「俺は除外されている【
レンの背後に巨大な玉座が現れた。3体のモンスターが赤い閃光となって玉座に集約されると、光の粒子が人型になって1体の巨大なモンスターとなった。【ギャラクシーアイズ・コズミック・エンペラー】は持っていた剣を地面に突き刺し、腕を組んでその圧倒的な存在感を放つ。
「【ギャラクシーアイズ・コズミック・エンペラー】の効果を発動! 蘇れ! 【銀河眼の天体竜】!」
【ギャラクシーアイズ・コズミック・エンペラー】の横に再び、【銀河眼の天体竜】が現れえた。
「バトルだ! 【ギャラクシーアイズ・コズミック・エンペラー】で【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】に攻撃!」
「……一手……」
「何?」
「あと一手が足りなかったな。リバースカードオープン。永続罠【氷天獄の牢獄】」
「何だとッ!?」
氷天獄の牢獄
永続罠
○このカードの発動処理として、相手フィールドの全ての表側表示モンスターにアイスカウンターを1つ置く。
○このカードが表側表示で存在する限り、アイスカウンターが置かれている相手の表側表示のカードは効果を発動できない。
「【氷天獄の牢獄】の効果処理により、貴様のモンスター全てにアイスカウンターが置かれる。……この意味が分かるか?」
「しまった! 【氷天獄の霊峰】の効果か!」
「そうだ。【氷天獄の霊峰】の効果で貴様のモンスターは攻撃できず、さらに【氷天獄の牢獄】の効果で効果も発動できない」
【氷天獄の牢獄】が発動されると、そこから冷気が吹き荒れ、レイのモンスター達を凍られ、身動きを封じた。
身動きが取れなくったモンスター達は攻撃することができなかった。
「…………くそ。俺はこれでターンエンドだ」
「私のターン、ドロー。貴様に私の切り札を見せてやろう」
「何?」
「手札から【死者蘇生】を発動。墓地の【アイスバーン・ウォリアー】を特殊召喚する。私はレベル10の【白夜の氷騎士-ミネルヴァ】にレベル2の【アイスバーン・ウォリアー】をチューニング」
10つの光の玉と2つの光の輪が現れ、交差すると一筋の光となった。
「凍てつく嵐よ、全てを飲み込み絶対零度の世界を作り出せ。シンクロ召喚。レベル12【
極氷結晶の双槍騎士
シンクロ/レベル12/水属性/戦士族/攻3500/守備2400
水属性チューナー+チューナー以外の水属性Sモンスター1体以上
○1ターン1度、自分のメインフェイズに発動できる。アイスカウンターが乗ったモンスターを全て破壊する。
○このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
○S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。自分の墓地から合計のレベルが12以下になるように水属性モンスター3体まで選んで特殊召喚する。
一筋の光から強烈な吹雪が吹き荒れると、そこから四足歩行の氷の竜が飛び出してきた。竜の上には白銀の騎士が跨っており、両手には大きな槍を2本構えていた。
「【極氷結晶の双槍騎士】の効果を発動。貴様のモンスターを全て破壊する」
「何ッ!?」
【極氷結晶の双槍騎士】が槍を交差させると、そこから吹雪が吹き荒れ、氷の礫を放った。氷の礫はレンのモンスターを一掃させた。
「くそ!」
「ここまでだな。バトル。【極氷結晶の双槍騎士】でダイレクトアタック」
氷の竜の手綱を引きとレンに向かって突っ込んだ。2本の槍を構え、冷気を纏わせた。冷気を纏った槍はレンの体を貫いた。
白神レン LP:1000→0
貫かれたレンはその場で倒れ込んだ。
「その程度の実力か……さて」
氷獄のランス
インベリアの幹部
アイスカウンターを主軸にした水属性シンクロデッキ。
冷静沈着で命令は忠実に遂行する。