銀魂×ウマ娘 作:サンデーサイレンス
起きろ…
起きろ…
おい、起きろ天パ
「ぎゃーぎゃーうるせぇな…銀さんだって好きで天パじゃないの」
なんだ…聞こえてるじゃねぇか。まあ、1つ謝らせてくれ。1週間だけとは言えお前の身体を借りて好き勝手にした。まあ、悪いことだけじゃない。この世界にお前の居場所を用意した。
だから眼を開けて俺を見ろ、そして俺の話を依頼を聞け。カフェ以外で俺の事が分かる奴が見付かったんだ…こんなチャンスは2度と無い。だから…
「あー、家賃、新八と神楽の給料やべーな…寝るか」
此方を見ろや、この腐れ天パがぁぁぁあ!!
その瞬間…銀さんの登頂部に隕石でも直撃したような衝撃が襲い掛かり、銀さんは慌てて眼を開けた。
「いっえぇえ!?誰だか知らんが、いきなり殴ることは無いだろ!!銀さんだって人間なんだよ!?」
そんな銀さんの目の前には丸い机を挟み、向かい側には灰色のコートに身を包んだ少し小柄な黒髪の男性が座っていた。だが、その男性は普通の男性ではない…と言うのもその男性には馬の耳と馬の尻尾が生えており、顔は女顔であったが鍛えられた肉体はスーツの上から分かる程であり…体格からした超絶絶壁でもない限り男性だろう。そして…その男性はウッスラと透けていたのだ。
「うぉぉぉお!?スタンド!?クレイジーダイヤモンド!?それとも無敵のスタープラチナ!?銀さん、遂にスタンドが使えるようになったの!?」
『俺様の何処を見て空条承太郎のスタンドなんだよ。俺はざっくり言えばお化けだよ、お化け。霊感ないと見えないんだよ。ジャンプで言えばお前さんにシャーマン能力有ったらから、1週間問答無用で憑依合体した訳だ。オーケー?銀魂の主人公の坂田銀時くん?』
そう、その男性はお化け…幽霊である。ずいぶん前に亡くなっているが訳有って成仏せずに現世をプラプラと徘徊していたのだ。
『クッククク…しかし誰が信じるよ?完結した銀魂の主人公 坂田銀時が異世界転生するって。まあ、俺様はその瞬間を見てしまったからしょうがないけどな』
男性は語る。何でも、男性は目に入れても痛くない程に可愛い愛娘の大事なレースを幽霊としての特権を用いて無断で観戦していた。しかし、レースの結果は2着…男性の愛娘はセイウンスカイという葦毛の少女を差しきれず…負けてしまったのだ。
しかも愛娘のトレーナーは愛娘の才能を活かしきれず、あろうことか専用の勝負服も用意させず学校から支給される汎用勝負服で疾走させるという有り様。1人の父親としてぶちギレ、そのトレーナーは金縛りの刑に処す予定だった。
「おい、怖いこと言うなおっさん」
『誰がおっさんだ。俺様はこう見えて享年はお前より若い』
だが、そんな時…ふと路地を見れば突如として銀魂の銀さんが現れたのだ。しかも、銀さんは霊感を持っており…シャーマン能力も持っていると見た。そこで男性は銀さんに憑依合体して1週間身体を借りたのである。
『しかし…面白いな。銀魂世界の俺様は動物なんだな?こりゃ奇妙だ』
幽霊とは言え男性は銀さんの登頂部に拳骨を落とせた。と言うことは物に触れることが出来るのだろう。男性は銀さんのスマホを勝手に操作して、1枚の画像を画面に映した。その画面には余りにも偉大すぎる種牡馬 サンデーサイレンスが映し出された。
「お前…まさか」
『オフコース。俺様の名前はサンデーサイレンス…世界で初めて男性として産まれたウマ娘だ』
「嫁さん沢山で種付け両がヤヴェー奴じゃん。てか、それならウマ娘じゃなくてウマ息子じゃないの?」
『男性のウマ娘は俺の知る限りでもほぼ居ないから…ウマ息子とは呼ばれないな』
そう、彼はサンデーサイレンス。銀さんの世界でも調べれば直ぐに名前が出てくる程に有名な種牡馬であり、最盛期は出場馬の殆んどの親がサンデーサイレンスと書いてあった事も有ったのだ。
子供達は有名処でフジキセキ、サイレンススズカ、マーベラスサンデー、アグネスタキオン、アドマイヤベガ、マンハッタンカフェ、スペシャルウィーク、そして英雄ディープインパクト。彼の子供達は時代を風靡したと言える伝説の名馬が沢山であった。
『お前…いや銀時。お前の身体を借りた時にそっちの俺を調べたよ。男として見れば羨ましいけど、セックス見られてるとか嫌だな…恋愛も出来ないんじゃよ。因みに俺は子供は3人しか居ないさ』
だが、この世界ではサンデーサイレンスは子供は3人しか居ないそうだ。
『その中でも俺を覚えてるのは長男だけ。長女は物心が着く前に俺は心臓の病で死んだ。そして次男が産まれる前に俺は死んだ…まあ、遺言通りの名前なら間違いなく世界を変える素質が有るんだろうな』
と寂しげにそう言ったサンデーサイレンス。と言うのも…
『次男を守るためにとは言え、子供達はバラバラに育ってるからな。娘は弟の事を知らない…長男だって人種を隠してる。次男は…俺処か皇帝さえも通過点として越える伝説に成るだろうな』
子供達は全員バラバラに成っているのだ。その真相を知っているのは既に物心が着いている長男だけであった。
『話が逸れたな。依頼の前にこの1週間、俺様が銀時の身体でやっていた事を言おうか。お前も気になるだろ』
「気になる処か、銀さんマジで1週間も身体乗っ取られちゃったの!?」
そしてサンデーサイレンスは銀さんの身体を乗っ取っていた1週間の出来事を教えてくれた。
先ず1つ。愛娘のトレーナーに覇王色の覇気をぶつけてトラウマを植え付ける。
「ちょっとまってぇぇぇ!!最初にやったのが犯罪スレスレの脅し!?俺、犯罪者に成っちゃうよ!!」
『スペに専用勝負服を与えず、弱点を気付かせたり克服させるようなアドバイスを言わない管理主義など滅んでしまぇぇ!!食べることが好きな可愛いスペの食事を管理することはパパがゆるしゃぁぁぁん!!』
次に銀さんの中央URAトレーナー資格を満点で取得させ、理事長に頼み万事屋メンバー全員の戸籍を発行。因みに銀さんとサンデーサイレンスが今居るのはウマ娘プリティーダービーの舞台となるトレセン学園の敷地内に存在している職員寮であり、トレーナーや教員なら家賃タダで住める。
『神楽ちゃんと眼鏡の分も一応作っておいた。流石にトレーナー免許は此方に来てるお前だけだがな』
「えっ?銀さんトレーナーになるの?」
あと銀さんの為にトレーナーマニュアルを作成。これが有ればサンデーサイレンスが近くに居なくても、銀さんがどう子供達を導けば良いのか分かる。
「俺…英語読めないんだけど」
『オーマイガ~』
だが英語であった。
そして愛娘スペシャルウィークを引き抜き、銀さんと専属契約を結ぶ。なお、その際にサンデーサイレンスは銀さんを演技し、父親が取りついているとは思われていない。
「おい、親バカ」
『最高の褒め言葉と受け取っておこう』
最後に一部の人物に事情を説明し、情報共有。有事の際は銀さんのサポートを頼んでいるのだ。そんな人物の紹介の為かサンデーサイレンスは5枚の写真を持っている。
「その人って?」
『先ずは俺様最期の教え子、駿川たづな。本名は別に有るが、困ったら頼れ。若いが色々と凄い』
先ず1人は緑色の女性スーツと緑色の帽子を被った若い美女 駿川たづな。左利きなのか、右手に腕時計を着けている。
『俺様の親友 メジロマックイーン。もうメジロは財閥一家じゃないから金銭面では頼るな…次男の養母でもあるしな』
次は白髪の若い美女メジロマックイーン。とは言え、銀さんがゲームやアニメの広告で知っているメジロマックイーンは子供だった為か…紹介されたメジロマックイーンは背丈もそこそこあり、胸もあった。あと、サンデーサイレンスの次男の養母らしい。
『続いて俺の長男 ステイゴールド。史上最年少でトレーナー免許を取得したやベー奴。ただ、勉強は出来るが問題児だ』
次は帽子を被った少年と青年の間に居る高校生程の男 ステイゴールド。まあ、帽子を被っている訳だが…恐らくはサンデーサイレンスと同じ人種なのだろう。
「まあ、俺の知るステイゴールドも色々とやばかったしな」
『気軽にステゴと呼んでやれ。そんでこの子はマンハッタンカフェ、銀時以外で俺の事が見える。トレセン学園の学生だしな』
次にサンデーサイレンスが紹介したのは黒いロングヘアーの少女。彼女はマンハッタンカフェ、正史ではサンデーサイレンスの息子の一人であるが此処では血の繋がりは無い上に性別は当然の如く女の子となっている。
『そして長女と次男が通うトレセン学園の理事長。しょうちゃんだ』
そして最後の人物は……
「将軍かよぉぉぉぉぉぉぉおよ!!」
銀さんも良く知る人物、将軍こと徳川茂茂だったのだ。
次回…銀さん。サンデーサイレンスの長女と出会う。
なお、ウマ娘万事屋は基本的にサンデー一族です。
他の銀魂キャラ参戦させる?因みにあのお方は確定済み
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ヅラではない、桂だ
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近藤さん
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マダオ