銀魂×ウマ娘 作:サンデーサイレンス
『依頼を説明する。報酬は前払いとして銀時達、万事屋メンバーの居場所と職を用意した。お前で言うならば、職員寮とトレーナーとしての職だな。こうでもしないと今のご時世は野垂れ死にするデンジャラスがある。
そして銀時達が元の世界に戻れるようにサポートする。財布の中に入っていた免許証を勝手に拝見させてもらったが、お前は未だ27歳の時だろ?だったらアニメか…はたまたif展開か知らんが元の場所に戻りたいのは確かだろう?安心しろ、全力で協力する』
サンデーサイレンスが銀さんに指示した報酬は前払いとして銀さん達万事屋の戸籍と居場所の提供。銀さんの居た江戸と異なり、この時代では戸籍がしっかりと登録されてるし医療保険を受けるためにも必要だ。それに職と住居も無ければ野垂れ死にしてしまう危険も高い。その為か、サンデーサイレンスは強引だが銀さんの身体を乗っ取った時にトレーナー免許を取得させて職と住居…そして収入が入るようにしてくれたのだ。
「おいおいスタンドさんよ、住めところと職はマジで有り難いが…依頼はなんだよ」
『URA…銀時の世界で言えばJRAとスポーツ庁が合体した組織の腐敗を完全に取り除き、子供達の未来を守りたい』
サンデーサイレンスは語りだした。競馬ではなくウマ娘の競技と成っており、この世界にはJRAの代わりにURAと呼ばれる組織が存在している。ウマ娘達が通うトレセン学園もURAが運営していると言っても過言ではないのだが、組織と言うのは長い年月で腐敗してしまう。
「腐敗だ?」
『トレセン学園はぶっちゃけ敷居が高い。貴族とも言えるような金持ちの家の子がどうしても優遇される傾向にあり、庶民や地方出身の子供達は入学のチャンスさえも与えられない場合がある。
だけど…そうじゃない。夢は誰だって思って良い筈だ…チャンスは誰にも有るんだ。だが、長い年月で金の亡者と化したURAの理事会どもはそんなの気にしない。俺は病気で死んでそれが出来なかった。
将ちゃんもマックイーンも手伝ってくれるが、それでも変わらないだろう。だから手を貸してくれ』
「しかたないな…でっ?もし断れば?」
『俺が銀時の身体に憑依して理事会どもを皆殺しにする。安心しろ、証拠は残さんさ!!』
こうして、自身の身体を人質に取られてしまい…銀さんのトレーナーライフは始まったのであった。
「改めて初めましてで良いんですよね?駿川たづなです。いやー、驚きましたよ…サンデー先生が坂田さんの肉体に憑依して目の前に現れたんですから」
トレセン学園。そこは中等部~高等部~大学部からなる国立の原則的にウマ娘の学校であり、基本的にウマ娘しか通わない中等部と高等部は必然的に女子校と成っているウマ娘の為の学舎である。
そんなトレセン学園に初出勤した銀さんだが、正門前でサンデーサイレンスから銀さんの事を事前に聞いている駿川たづなと出会っていた。
「気軽に銀ちゃん、銀さんって呼んでくれよ」
「では銀さんと呼びますね。銀さんにはこれからトレーナーとしての仕事は勿論ですが、万事屋としての活動はどうしますか?部活動という形に成りますが…」
トレセン学園は当たり前だが青少年が通う学園であり、当然ながら部活動も行われている。とは言え、通っている生徒の殆んどがウマ娘としての競技者という事も有ってか運動部はサークル活動に近いそうだ。
「俺は此処でも万事屋だ。依頼されたしたな」
「ですよね。それでは申請しておきます。では、銀さんがトレーナーを務めるチーム万事屋の部室に案内しますね」
案内されたのは冷暖房完備されたプレハブ小屋であった。
「トレーナーの皆様は各々のチームを率いています。ウマ娘の生徒さんもチームに所属しないと試合には出れないんです。チームの申請はサンデー先生がやってくれたので、銀さんは手続きを踏む必要は無いですよ」
「チーム万事屋ね…」
プレハブ小屋の扉には表札として「チーム万事屋」と書かれており、手続きは全てサンデーサイレンスがやってくれたようだ…銀さんの身体を使って。
「ただし銀さん。万事屋としての報酬で、生徒から金品を貰うのはNGですよ!!」
当然である。
そしてたづなさんは1枚の冊子を手渡してきた。
「此方はトレセン学園に所属している他のチームの資料に成ります。参考にでもどうぞ」
「おう、暇潰し程度に見ておくわ」
たづなさんは一礼してその場を去っていく。なんでも彼女は理事長である将軍の秘書であり、同時に教員らしい。銀さんと違って忙しいのだ。
「これなら新八みたいにウマ娘やっとくんだったな…」
万事屋の部室小屋の中に入り、ソファーでごろ寝しながらたづなさんから貰った資料を読む銀さん。
有力チームとしてはチームリギル、チームスピカ、チームファースト等の非常に優秀なチームが沢山有ったのだ。む?チーム万事屋?出来立てであり、選手が1人しか居ないのでランク外である。
「リギルにはテイエムオペラオー、グラスワンダー、エルコンドルパサー、タイキシャトル、トウカイテイオー?おいおいチートか」
「スピカはゴールドシップ、ジャスタウェイ、ウオッカ、オツウ、パンデモニウム。えっ?ジャスタウェイィィィィイ!!お前、もう此処に居るのかよぉぉぉお!!」
「んで、ファーストは来年度のクラシックの注目選手としてビターグラッセとリトルココンね。いや、誰だよ」
と有力選手やチームの情報や概要を見る銀さん。だが、1つだけ思ったことはある。
「最近の中学生…発育良すぎじゃね?いや、マジで神楽が可哀相に成ってくる程なんだが。このイナリワンやマーベラスサンデーって本当に中学生か!?でかすぎだろ、お妙の奴が発狂するわ」
今の中学生の発育は余りにも宜しかった。お前のような中等部が居るか、と言いたげに発育が良かった。
「あとネズコ、タンジロウ、ミズノコキュウ、ヒノカミカグラってなんだよ?鬼滅ブームに乗りすぎじゃね」
なお、ネズコ、タンジロウ、ミズノコキュウ、ヒノカミカグラという名前の競走馬は実在します。
そんな時だった。部室の扉が軽く叩かれて1人の少女が入ってきた。
「あっ!トレーナーさん!!今日からまた宜しくお願いしますね!!」
その少女はスペシャルウィーク。銀さんの世界と異なり少女として産まれたスペシャルウィークであり、御存知サンデーサイレンスの愛娘である。
因みにサンデーサイレンスが銀さんの肉体を乗っ取っている時に会ってるので、スペシャルウィークからすれば初めましてではない。
「おう。部活動としての万事屋にも強制入部だから宜しくな」
「はい!!私、授業が始まっちゃいますので失礼します!!」
とは言え、授業の時間が迫ってきている。その為なのか、スペシャルウィークは挨拶を行って直ぐに部室を出ていった。
「お前と全く似てなくて可愛い子じゃない」
『スペに性的な事をしてみろ…殺す』
「出さねぇーよ」
しかし、悲しい事にサンデーサイレンスの姿は可愛い愛娘には見えない…声も届かないのだ。
「そういや、次男って誰よ?ゼンノロブロイ?ダイワメジャー?」
『ディープインパクト。ディープは世界を変える力が有るんだよ』
サンデーサイレンスの次男の名前はディープインパクト。その名前を聞いた銀さんは…
「競馬知らない奴でも知ってる最強がアンタの次男なのぉぉぉお!!」
その知名度故か、叫んでしまった。
「眼鏡!!ここ処アル!?」
「神楽ちゃん…うわ!?ウマ娘が居る!?」
「どうかしたんですか?あっ!!自己紹介が先でしたね。僕はディープインパクト。メジロマックイーンの息子です」
後の英雄、他の万事屋と遭遇。
次回は万事屋の合流。そして…新八は嬉しさのあまり発狂するとか
他の銀魂キャラ参戦させる?因みにあのお方は確定済み
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ヅラではない、桂だ
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近藤さん
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マダオ