銀魂×ウマ娘   作:サンデーサイレンス

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新八と神楽…合流!!


この世界での万事屋スタート その2

ジャスタウェイ(馬)がジェンティルドンナ(馬)を差しきり、数多の馬券+銀さんの馬券が空を舞った将軍杯(秋)から1週間後。

 

銀さんは行方不明と成っているが、その従業員である少年と少女は相変わらずの日常を送っていた。

 

「うぉぉぉぉお!!カレンチャンンンンン!!行け行けイケェェェェーー!!」

 

しかし、1つだけ変わっていることが有った。それは今から数ヵ月前にリリースされたばかりの大人気アプリ ウマ娘プリティーダービーにツッコミ係の眼鏡がハマってしまった事だ。ウマ娘にハマってしまった眼鏡は月に一万は必ず課金しており、オシキャラが出来てしまえば…実装されてしまえば出るまで(天井200、課金額に表すと約6万)回してしまう程なのだ。ウマ娘プリティーダービーには天井が有るから良いが、アプリによっては天井が無いソシャゲアプリも存在しており…そんなアプリなら間違いなく破産しているだろう。

 

「ちょ!!眼鏡うるさいアル!!ゲームにハマりすぎネ!!」

 

そんなウマ娘プリティーダービーにハマってしまったのは万事屋のツッコミ係 志村新八…通称眼鏡。未だ16歳なので課金には限度額が存在しており、オシは未だ揃えきれていない。

 

そして眼鏡ことツッコミ柱こと新八に注意するのは赤髪にチャイナ服の美少女である神楽である。因みに神楽は地球人と全く同じ外見をしているが、夜兎と呼ばれる戦闘民族の生き残りである。

 

「神楽ちゃんもやればハマるよ。本当に面白いんだから」

「クリフジ出たらやるアル」

「戦前の馬は実装されるか!!マルゼンスキーが現時点で最古だよ!?時代考えて時代を!!」

 

因みにクリフジとは戦前に存在した伝説の名馬であり、牝馬でありながら菊花賞を勝利したレジェンドである。

 

「じゃセントライトね!!」

「それも戦前!!」

「だったらトキノミノルね!!」

「ディープインパクトとオルフェーヴル呼んでこい!!出走レースの殆んどで日本記録を連続更新して、その上3本足でしか踏ん張れなかったリアルチートなんか実装されたら、パワーバランス壊れるわぁ!!」

 

セントライトは初の三冠馬であり、此方も戦前。

トキノミノルは日本で唯一…10戦以上を疾走しその全てを無敗で勝利し、尚且つその殆んどで日本記録を更新した伝説である。因みにトキノミノルは生まれつき膝が悪く三本足でしか踏ん張れなくてこれである。アーモンドアイとディープインパクト、そしてオルフェーヴルでないと先ず勝てないだろう。

 

「てか、新八!!なんでそんなに馬に詳しいネ?銀ちゃんみたいに競馬でもやるアルか?」

「ウマ娘にハマってからね。でも僕は課金はしても競馬はしないよ、レースはYouTuberで見るけど」

 

そう、新八のようにウマ娘のアプリやアニメから競馬を知ってしまい競馬の知識や好きな競走馬が出来る人がここ最近増えてきているのだ。事実、新八のような若い青年達もネット競馬をアクセスする機会が物凄く増えてきている。

 

「よしよし!!カレンチャンのAランクがやっと出来た!!流石は僕の妹よ!!」

「眼鏡、遂にキモオタに成ったアルか?二次元の妹なんか居ないアルよ」

 

だが、そんな時だった。突如として…新八のスマホが輝きだし…スマホから眩い光が放出されて新八と神楽を包み込む。やがて光がやむと、新八と神楽の姿は何処にもなかった。

 

「くーん!?」

 

そしてそんな光景を見てしまった万事屋のマスコットキャラとも言える巨大なワンちゃんの定春。彼は新八と神楽が消えてしまった事に驚き、1匹取り残されてしまう。彼がウマ娘ワールドに向かうのはどうやら…少し先に成ってしまうだろう。

 

 

 

 

 

 

そして新八と神楽はウマ娘の世界に飛ばされてしまったのであった。

 

『マックイーン。人生初の一生にお願いを使うわ…今度産まれる次男を頼む。俺には時間がない…もう心臓病を根性では抑えられない』

 

『ですが、宜しいの?ステイゴールドとスペシャルウィークはティナさんに預けるのでしょ?だったら…その子も』

 

『俺の感が囁くんだ。そして…もし、妻が俺の遺言通りに…産まれた次男にディープインパクトって名付けたら戸籍上は私生児にしてくれ。

俺との関係があると判断すれば間違いなく俺の故郷はちょっかいをかける。それに、糞理事会も黙っていない』

 

『ステゴにも言ったが、次男の事はティナにも言うな姉貴にも言うな。次男が世界に誇れる選手に育てば…かの国や糞理事会がちょっかいを出してもファンや多くの仲間に囲まれたなら次男に真実を伝えてくれ。

きっと次男は世界から魅了される選手になるさ。実力は有っても、産まれた国が国だった為かファン3人の俺と違って多くのファンに囲まれる……はは、アイツが世界の頂点に立つ所とスペの花嫁ドレス姿を見たかったな』

 

『ええ…任せてください』

 

『頼んだぜ、相棒。婆さんに成るまであの世に来るんじゃねぇよ』

 

サンデーサイレンスとその親友メジロマックイーンの最期の会話であった。

 

 

メジロマックイーン。新八もウマ娘プリティーダービーの育成で何度も育てた時代を風靡した伝説のステイヤー。かつてはメジロ家の最高傑作とも言われており、かつて存在していたチームシリウスに留学生だったサンデーサイレンスと共に所属していてサンデーサイレンスと共に異次元の活躍をしていた。

 

しかし、メジロマックイーンが現役を引退し…暫くたったあと悲劇が起きた。

メジロマックイーンの実家はメジロ家と呼ばれる優秀なウマ娘を代々送り出してきた財閥一家なのだが、その財閥が崩壊してしまったのだ。理由は大きく分けて2つ存在している。1つ、URAのレースが年々高速スピード化してきており、メジロ家のウマ娘達はその高速スピードに乗ることが出来ず勝ち星を上げることが難しくなった。そしてメジロ家の主要地点が2度に渡る噴火の影響を受けて事業撤退等を受けて…今から約10年前にメジロ家は財閥一家からそこそこのお金持ちの家に成ってしまったのだ。

 

ではそんなメジロマックイーンは現在、どうしているのか?彼女はトレセン学園高等部を卒業後、シリウスの若手トレーナーと結婚して一女の子宝に恵まれてサンデーサイレンス夫妻から託された次男を息子として育てながら幸せに暮らしている。

 

東京府中、トレセン学園まで徒歩30分圏内のある住宅街。そこの「メジロ」と書かれた表札がある一軒家が母親と成ったマックイーンが暮らしている家である。

 

「ゴールドシップ宝塚記念を2連覇出来るか?ジャスタウェイVSタイキシャトルどちらが安田記念を制するのか?

しかし、ゴールドシップとジャスタウェイって何者なんですの?私とサンデーがトレセン学園の生徒だった時にも居た筈ですのに」

 

学生時代の少し紫がかった葦毛から綺麗な白髪の葦毛へと成った美女と成ったマックイーンの朝は珈琲を飲みながら優雅に新聞を読むことから始まる。

マックイーンは料理を作ることが残念ながら出来ず、料理はもっぱら夫とサンデーサイレンスから託された息子の仕事である。因みに長女のポイントフラッグはトレセン学園に通っている為に、今は学生寮で暮らしている。まあ、息子もトレセン学園の生徒なのだが、訳あって自宅から通学している。

 

「お母さん。問題です、今日はオムレツ?スクランブルエッグ?」

 

ひょこっと台所から1人の少年が顔を出してきた。サンデーサイレンスと瓜二つと言える程の顔立ちをしているが、サンデーサイレンスと違って眼は鋭くなく男の娘と言える人物。彼こそがサンデーサイレンスとその妻が最期に此の世に遺した息子 ディープインパクトである。

血筋は勿論、実の父親の事も未だ財閥の権力があったメジロ家の力を用いて秘匿し…マックイーンが私生児として育てた男として産まれたウマ娘。マックイーンと夫は本当の両親が居たことはディープインパクトには伝えているが、それが誰なのかは未だ伝えていない。

 

「オムレツですわね?」

「ざーんねんでした!!スクランブルエッグでーす!!」

 

まだ母親に甘えたいこの少年を見つめ、マックイーンはサンデーサイレンスを思い出す。

 

(本当に…そっくりですね。性格や目付きは全く似てませんが、生き写しですわ)

 

と…先日に銀さんの肉体に乗り移ったサンデーサイレンスと再会した事も有ってか、メジロマックイーンは少し感情に浸ってしまう。

 

 

 

「行ってきます」

 

そして暫くしてディープインパクトは制服に着替えて登校していった。他のトレセン学園の生徒と異なり、唯一の男子故かスカートではなくズボンを履いているが…まあそれは仕方ない。誰だって男のスカートは見たくない、男の娘なら別だが…見ようとすればメジロマックイーンとサンデーサイレンスの手でマッスルドッキングの餌食と成るだろう。

 

 

「はぁ~そろそろ何処かのチームに入らないとな。でも、僕のような母親が偉大すぎて素質が無い選手でも入れるチームなんか、有るかな?」

 

史実でもそうだ。英雄ディープインパクトは殆んどの人物に期待されておらず、セレクトセールでも後の偉大すぎる功績から考えれば余りにも安すぎる値段で取引された程だ。これは子供の頃から期待されていたシンボリルドルフとは余りにも正反対と言えるだろう。

その為か、ウマ娘の世界でも未だディープインパクトは周囲の期待が向けられていない。彼が世間から注目されるのはデビューしてからなのだから。

 

「同じ学年のリトルココンやビターグラッセは既に注目されてるし、2つ歳上でライアン叔母さんの娘であるドーベルさんも人気が凄いし…それに比べて僕は」

 

未だその身に宿る全てを置き去りにする素質に気付かないディープインパクト。事実、風邪を引いて負けた有馬記念と凱旋門賞以外は圧勝で勝利した史実の英雄。彼に勝てるのはオルフェーヴルやアーモンドアイと言った英雄と同じく時代の頂点に降臨した存在だけだろう。

 

「む?」

 

そんな登校途中のディープインパクト。彼は有ることに気付いた。それは見知らぬ2人組…小栗旬主演の映画で見たことがある服装をした少年と少女が困惑しながらソワソワしていたのだ。まあ、新八と神楽なのだが。

 

「神楽ちゃん!!神楽ちゃん!!ウマ娘が…ウマ娘が本当に居るよ!!凄いよ!!」

「眼鏡うるさいアル」

 

「木刀提げてるな…銃刀法違反になりそう」

 

とディープインパクトが苦笑いを浮かべていると…新八と神楽がディープインパクトに近付いた。

 

「君!!トレセン学園の生徒だろ!?凄いよ!!感激だよ!!」

「えっ…あっはい。確かに僕はトレセン学園の生徒ですが」

「メジロマックイーンやトウカイテイオーはやっぱり可愛い!?あと、カレンチャンいる!?」

 

今ハマっている大人気ゲームの世界に飛び込んだ為か、新八はツッコミを忘れて大興奮。

 

「母のファンの方ですか?」

「母?」

「はい。メジロマックイーンは僕の養母です。僕はディープインパクト、中等部Bクラス(学年のこと)に在籍していて…メジロマックイーンの息子です」

 

だが、銀さんと違ってウマ娘プリティーダービーにのめり込んでいる新八はディープインパクトが出てこない事を知っている…本心から言えば実装されてほしいと願っている。そして、男のウマ娘は存在しない筈なのだから。

 

「ふぁぁぁあ!?ディープインパクトォォォオ!?実装されてないでしょ!?てか、マックイーンの息子ってどういうこと!?男のウマ娘は存在しない筈だろうがぁぁあ!!」

「えっ!?急にどうしたんですか!?実装!?なんのことですか!?」

「ディープインパクト!!私知ってるアル!!世界最強の馬ね!!誰でも知ってるアル!!」

「えっ!?僕って有名人!?世界最強ってどういうこと!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「私ですわ。()()()()()()、どうやら坂田銀時の他にもツッコミ眼鏡と神楽さんもやって来たみたいなので、トレセン学園に彼等が来たら通してさしあげて」

 

家の前から新八とディープインパクトの騒動をこっそりと見守っていたマックイーンお母さん。彼女はスマホを出して、駿川たづなに伝えたのだった。

 

 

 

「とっトレセン学園に僕も連れてってくれないかい!?カレンチャン、ライスが僕を待っている!!お兄ちゃんだぞぉぉ!!」

「眼鏡!!鼻血が出てるアル。ぶっちゃけ下心満載で気持ち悪いネ。あっ!私は連れていけアル」

「僕は別に良いですけど…そこの眼鏡は入れるか分かりませんよ?木刀持ってますし」

 

こうして新八と神楽はディープインパクトと共にトレセン学園に向かったのだった。

 

 

 

 

 

「そこの眼鏡。木刀持っているようなので此方に来てくれないかい?従わない場合は取り押さえるが」

「えっ!?ちょっと神楽ちゃん!!ディープインパクト!!助けて!!」

 

ツッコミ柱。トレセン学園のガードマンに確保される。




次回!!神楽ちゃん…転入!?そして万事屋が始まる。

神楽「私、ハリボテエレジーアル!!」
ディープ「ハリボテエレジーィィィィイ!?どっから見てもダンボール!!」

新八「お通ちゃん!?お通ちゃんが居る!!銀さん!!僕はスピカに入りますよぉぉぉ!!」
オツウ「えっ?はい…ウマドルのオツウです」

因みにオツウという競走馬は実在しており、ジャスタウェイの妹です。マジで。

他の銀魂キャラ参戦させる?因みにあのお方は確定済み

  • ヅラではない、桂だ
  • 近藤さん
  • マダオ
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