銀魂×ウマ娘 作:サンデーサイレンス
ディープインパクトが万事屋に加入し、神楽が謎のハリボテウマ娘 ハリボテエレジーとしてトレセン学園Bクラスに編入してから2日後。スペシャルウィークの次のレースである日本ダービーまで刻々と時は進んでいくのだが、トレセン学園は何時も通りの日常が進んでいた。
「ご依頼箱に依頼や相談事は入ってないな」
そんなある日のこと。ディープインパクトは職員室前にセットされた投票箱のような物の中身を確認していた。この箱はご依頼箱、部活である万事屋に依頼や相談事を頼みたい生徒が依頼を紙に書いて投函する仕組みと成っているのだ。勿論、直接万事屋のメンバーに言うのも有であるが、こっそりと…誰かに伝えたい場合はこのご依頼箱に投函するのだ。ご依頼箱のカギは万事屋メンバーしか持っていないのでご安心である。
「部室に行って練習しよ」
ご依頼箱のカギを閉めてディープインパクトは部室である小屋に向かっていった。
「遅かったな少年。残念だが、旦那とチャイナ娘は偵察に出て居ないぞ」
部室小屋の前に辿り着いたディープインパクト。しかし、そこにはトレーナーである銀さん、メンバーである神楽の姿はない。代わりに黒いジャージ姿で、頭に帽子を被った青年が立っていたのだ。その青年の手にはストップウォッチとトレーナーノートが握られており、髪型の都合なのか分からないがヒト耳が見えないし…何処か違和感を感じてしまう。
「えーと…貴方は?」
「初めましてだな(俺様からすれば知ってるけどな)。俺様はステイゴールド、そこのスペシャルウィークのお兄ちゃんで史上最年少でトレーナー資格をゲットした天才様だ」
彼こそはステイゴールド。この世界では訳有って素性を隠しているが、スペシャルウィークは勿論のこと目の前のディープインパクトの兄である。ステイゴールドは近くの高校に通っており、トレーナー資格を利用して職員寮で一人暮らししているのだ。
「ステイゴールドさんですね!僕はディープインパクトです!!」
「ああ、知ってる。とっとと荷物を置いてアップしてこい。もうスペはアップしててもうすぐ終わるぞ」
ステイゴールドが指示した方を見るとスペシャルウィークはアップの殆んどを終えており、今は股関節の動きを意識するためかハードルを用いて股関節を動かしながら動いていた。
「じゃあ、行ってきます!!」
と…アップを始めるディープインパクト。それを見てステイゴールドは本当に小さく、小さな声で…
「本当に大きくなったな…弟よ」
死んだ父との約束で弟とは呼べない弟に向けてそう言ったのだった。
一方の銀さんと神楽ちゃん。
「HQ、HQ!!こちらパトロールアル!!」
「こちらHQ!!パトロールどうぞ!!」
銀さんと神楽はダンボール箱を被り、トレセン学園の数ある運動場の1つにやって来ていた。伝説の傭兵 ソリッド・スネークのようにダンボール箱を被ってはステゴとスペシャルウィークに冷ややかに見られようが関係無しに進んでいた。事実、此処まで彼等は誰からも声をかけられずに此処まで進むことが出来たのだ。ダンボールは伊達ではない!!
彼等が此処までやって来た理由はただ1つ。新八がチーム万事屋を抜けてまで加入したチームスピカの情報を確かめるためだ。
「銀ちゃん。スペちゃん大丈夫アル?」
「スタンドに憑依されてトレーナーに成った俺は兎も角、兄貴であるステゴが付いてるんだろ?なら俺よりマシな筈だ。銀さん素人よ素人」
その時だった。
「うひょょぉぉおーーーい!!葦毛だぁぁあ!!」
突如として茶髪で可愛らしいウマ娘の手で銀さんのダンボールが剥ぎ取られてしまう。
「なっ!?俺のダンボール!!このダンボールを手に入れるために、いちご牛乳を箱買いしたんだよ!!江戸は兎も角、この東京ダンボールが手にはいらなさ過ぎるだろ!!」
「ウマ娘ちゃんではなく、おっさんの葦毛だ!!しかも天パだぜ!!」
そのウマ娘は高校生程だろうか?少なくともディープインパクトやスイープトウショウ、神楽よりも歳上である。そんなウマ娘は銀さんの頭をワシャワシャと揉みくちゃにしだしてしまう。
「やっぱり葦毛はさいこうだぜぇぇぇ!!ウポポポイ!!」
「なにやっとんじゃおんどれ!!」
そんなウマ娘を誰かがドロップキックで吹き飛ばした。それは葦毛で長身美女で何処かマックイーンに似た美女である。
「ふふふ、葦毛こそ此の世の至高。クロノジェネシス、オグリキャップ、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ…ああ、葦毛は素晴らしい。私には葦毛が必要だ!!
てか、ゴルシ。マイフレンドよ、お前がツッコミを入れるなんて珍しいじゃないか」
「アニメではゴルシちゃんもツッコミを入れるんだよ」
銀さんの頭をワシャワシャとしたのはジャスタウェイ。銀さんは知らないが世界最強のマイラーと登り詰める伝説の名馬の1人である。
「あっ!!私知ってるネ!!ゴールドシップアル!!」
「ふふふ!!私はやっぱり有名人だな!!」
「12000000000の馬券を紙屑に変えたけどな」
そしてジャスタウェイをぶっ飛ばしたウマ娘はゴールドシップ。学年不詳、年齢国家機密、家族も国家機密のウマ娘である。
「アンタ達!!ぱっつぁんの仲間だろ?案内するぜ?」
「眼鏡はこのジャスタウェイの妹のマネージャーをしているんだ!!」
「「マネージャー?」」
ゴルシとジャスタウェイ曰くだが、新八はジャスタウェイの妹のマネージャーをしているそうだ。まあ、彼としてはトレーナーをしたかったが、サンデーサイレンスというチートの力で合格した銀さんと違い、新八はトレーナー免許を取得できていない。まあ、国家資格なので当然と言えば当然だが。
「お通!?いや…そっくりの他人か」
「お通ちゃんそっくりアル!!」
案内された先には銀魂世界での大人気アイドル 寺門通ことお通ちゃんにそっくりなウマ娘。そして金髪で物凄い美女だが、芋虫のコスプレをしたウマ娘が居たのだ。そんな2人のウマ娘に対して、新八は嬉しそうに指導している。
「芋虫のコスプレをしてるのがパンデモニウム。そんで、もう1人の子がオツウ。どっちも私の妹だよ」
「てっことはお父さんはハーツクライか」
「「なんでだよ」」
お通ちゃんそっくりのウマ娘はオツウ。芋虫のコスプレをしている美女ウマ娘はパンデモニウム。どちらも実在しているジャスタウェイの妹である。
「オツウとパンデモニウムも近々デビューするんだぜ」
「へー、じゃあディープと同期か」
その瞬間…ゴルシとジャスタウェイは何処か寂しげな表情をした。
「ああ…アンタ、英雄のトレーナーだろ?頼んだぜ」
「む?ああ」
「アンタ。歴史を変えちまったみたいだから言うが、私の叔父さん達の運命を救ってくれよ。万事屋、ゴルシちゃんから真面目な依頼だ。ディープインパクト叔父さんの退学と、スペシャルウィーク叔母さんの先輩の事故を防いでくれ」
次回!!ゴルシちゃんからの依頼
他の銀魂キャラ参戦させる?因みにあのお方は確定済み
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ヅラではない、桂だ
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近藤さん
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マダオ