銀魂×ウマ娘   作:サンデーサイレンス

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ゴルシちゃんだぜ!!


ゴルシちゃんからの依頼

チームスピカの部室。そこはチーム万事屋と同じであり、空調整備が整ったプレハブ小屋であった。

 

そんなスピカの部室に案内された銀さん、神楽、新八の3人。3人の前にはゴールドシップ、ジャスタウェイが先程とはうって変わって大真面目な顔付きと成っており、その2人の後ろにはオツウとパンデモニウムが控えている。

 

「アンタ達も似たようなもんだと思うからぶっちゃけるが、私達は普通のウマ娘じゃない。自分達の目的の為に、未来からやって来た未来人だ」

 

だが、そこで語られたのは予想外の話だった。それはゴールドシップ、ジャスタウェイ、オツウ、パンデモニウムが未来からやって来たウマ娘であり自分達の目的の為にやって来たそうだ。そしてゴールドシップはスペシャルウィークとディープインパクトの兄であるステイゴールドの娘だそうで、母親はディープインパクトの義姉でマックイーンの娘であるポイントフラッグだそうだ。

 

「成るほどな。確かにゴールドシップとジャスタウェイがスペシャルウィークやディープインパクトより先輩なのは可笑しいと思ったけどな」

「銀さん?」

「ぱっつぁんと神楽の為に言うが、俺達の世界じゃディープインパクトやウオッカは既に引退してる。だが、ジャスタウェイとゴールドシップは未だ現役なんだよ」

「でも銀さん、ゴールドシップはアプリに出てましたよ」

「なんでだよ」

 

しかし考えてほしい。ゴールドシップとジャスタウェイは銀魂世界では未だに現役であり、チープインパクト(銀魂に実際に出てくた競走馬)やジェンティルドンナと共に未だ現役バリバリなのだ。

 

「で…さっき俺が未来を変えたって言ったよな?それは…」

「ディープ叔父さんは何処にもチームに入れず、私の母方の祖父がチームシリウスを復活させてそこに入る筈だった」

 

ゴールドシップはそう告げて1枚の写真を銀さん達に見せる。そこには銀さんが無意識に変えてしまった歴史とは別に銀さん達が加入しなかった場合の未来の姿が写っていた。

チームシリウス。メジロマックイーンの卒業と結婚を機に解散した伝説のチームであり、本来なら身体的特徴で何処にも入れなかったディープインパクトの為にマックイーンの夫であるシリウスのトレーナーが復活させたのだ。

 

「ディープの他にサイレンススズカ、スペ、ダイワスカーレット、キタサンブラック、おいおい普通にぶっ壊れじゃないかよ」

 

英雄ディープインパクトをリーダーとし、異次元の逃亡者サイレンススズカ、日本総大将スペシャルウィーク、緋色の女王ダイワスカーレット、そして賞金女王キタサンブラック。

 

「ああ…だが新生シリウスは2つの事件で崩壊した」

 

ジャスタウェイは悲しそうにそう告げて語り出す。

 

「その事件は現地の医師にディープインパクトさんがはめられた凱旋門賞でのドーピング違反事件。サイレンススズカさんの天皇賞(秋)でのクラッシュ事故だ」

「銀さんの世界でだが良く覚えてるぞ。あれだろ?ディープの件は風邪薬がたまたまフランスでアウトだっただけだろ。

サイレンススズカの事故は…まあ、俺も言いたくないが」

 

ディープインパクト、ドーピング事件。銀さんもこれは非常に良く覚えている。ディープインパクトはフランスの凱旋門賞に挑むためか長い空の旅を経てフランスに向かった。しかし大きな動物である競走馬を輸送するのは人間と比べて遥かに大変であり、過酷な旅でディープインパクトは風邪を引いてしまい…風邪薬を現地の医師から勧められて服用する。だが、その風邪薬は日本とフランスでは合法だが…医薬品のほぼ全部が禁止されている凱旋門賞ではドーピング扱いであり…ディープインパクトは失格に成ってしまったのだ。

 

「ああ、そうだよ。だけど…だけど!!ディープインパクト叔父さんが余りにも強すぎるのが面白くなかったのか、当時の理事長の反対を押しきってURA理事会はディープインパクトを今年度で除籍処分…選手権限の剥奪を決行したんだ!!」

 

だが、ディープインパクトは余りにも強すぎた。強くなりすぎた。因みに除籍とは退学より重い処分であり、在籍していた証しさえも全てが無くなり…所属していない事にされる処分である。

 

「URA理事会と理事会に煽てられたメディア、ディープインパクトさんがサンデーサイレンスさんの息子だと勘づいたアメリカ政府は英雄の名誉を陥れるために…ディープインパクトはドーピングで強くなったと嘘のニュースを流しまくる!!

するとディープさんへの世間の風当たりが強くなりすぎて…ディープインパクトはその年の有馬記念を圧勝して学園から姿を消したんだ」

 

URA理事会とアメリカはディープインパクトの風邪薬、ドーピング検査に引っ掛かった事件を利用してディープを精神的に追い詰める。やがてその風当たりはディープインパクトだけで収まらず、チームシリウス全体に及び…ディープインパクトは有馬記念を最後に世間から姿を消したのだ。

 

「ディープインパクト叔父さんが抜けたシリウスは…URA理事会とアメリカが流した印象操作も有ってか新規が入らず自然消滅した。

そして……沈黙の日曜日だ」

 

沈黙の日曜日。銀さんはそれを覚えている。銀さんが万事屋を改行したばかりの頃、何気なしにテレビを着ければ当時大人気だったサイレンススズカという逃げの競走馬の活躍が目立っていたが…サイレンススズカは天皇賞(秋)で故障を起こしてしまい此の世を去ってしまう。

 

「サイレンススズカさんはスペシャルウィーク叔母さんと親しく…学年は違えど親友と言える関係だった。

ディープインパクト叔父さんが弟だと分かり、その弟を守れなかったスペシャルウィーク叔母さんの心の拠り所でもあった。だけど、サイレンススズカさんは天皇賞(秋)でクラッシュを起こして……」

「亡くなったのか?」

「いや、生きてはいるが…2度と目覚めない。植物人間だな」

 

しかし、史実通り…時期は違えどサイレンススズカは天皇賞(秋)で事故を起こしてしまい…2度と目覚めなくなってしまった。競走馬から人間に近いウマ娘と成っているためか、安楽死はしなくて良いのだが…時速60キロ以上で転倒してしまった為か植物人間と成ってしまい再起不能と成ってしまったのだ。

 

「弟と慕っていた先輩…2人を失った…守れなかったスペシャルウィーク叔母さんは心が死んでしまった。

お願いだ!!未来を変えたいんだよ!!私達だって出来ることは全部手伝うから…お願いだ!!」

「良いぜ…(後ろのスタンドが物凄く恐いんですけどぉぉぉぉ!!)」

『アメリカか…姉貴と俺の故郷だったから潰さずにしていたが…URAくそ理事会と共に滅ぼしてやろうか』

 

頑張れ銀さん!!ディープとスペの未来!!そして理事会とアメリカの人命は貴方にかかっている!!




スピカと友好条約?を結んだチーム万事屋。そんな万事屋であったが、遂にスペの勝負服が出来たと連絡が?

???「ヅラではない…桂だ。そしてクリークは私の母親に成ってくれるかもしれない女性なのだ!!」
「なにがあったぁぁぁあ!!」


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